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結婚編
引っ越しました
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城から帰る途中の馬車で、ジークハルト様に誘われたことを父に話した。もちろん、護衛は魔物たちが一緒に来るということと、出発準備はジークハルト様がしてくださるということも。
「のちほど手紙をくださると仰っていたので、あとでお父様のところにも行くと思いますよ?」
「ああ、そうだろうな。婚約者とはいえ夜会や茶会に行くわけではないから、当主の許可が必要になるんだ」
「そうなのですね」
女性を連れ出すわけだし、何かあったら困るということなのだろう。場合によっては、茶会や夜会などでも護衛が付くと聞いているので、当然の結果なのだろう。
家に帰りつくと、バルドさんが出迎えてくれた。すぐに夕食になるというので着替えるために部屋に戻ると、机の上に置いてあった魔法陣が書かれている紙の上に手紙が乗っていた。
「まあ、ジークハルト様ったら」
その魔法陣はジークハルト様にいただいた、手紙を交換するものだ。中を開けて読みたいところだけれど、これから食事なのでとりあえず我慢する。内容次第では父にも見てもらわなければならないから。
着替えて髪を整えてもらい、結局は我慢できなくてその間に簡単に手紙の内容に目を通す。迎えは我が家まで来てくださることとその時間、お弁当にリージェを使ったものとハンバーグが食べたいと書かれていた。
相当気に入ったのだなあ、と思いながら手紙を机の引き出しに入れ、食堂まで行く。すぐに侍女たちがご飯の用意をしてくれた。
「そうだ、実花。私にもグラナート殿下から手紙が来ていた。実花が言っていた話のことだった」
「私にも手紙が来ていました。モーントシュタイン家まで迎えに来ると書かれていましたよ」
「そのことなのだが、実は王都にある邸宅が思いの外早くリフォームが終わったらしくてね。明後日の休みにそちらに移動する」
「……はい?」
つい最近話した時はもっとかかると言っていたような……。そんなことを呟いたら、私が来たこととジークハルト様と婚約したことで、ジークハルト様に負担をかけないようにしようと職人たちが頑張った結果、思ったよりも早く出来上がったのだという。
もちろん内装なども全て終わっていて、城に許可さえもらえれば、転移陣の使用も可能だという。まあ、我が家は父と兄が転移できるし、荷物は全てインベントリに入れてしまえば転移だけで済むので、今回は転移陣の許可は求めなかったそうだ。
本来ならば領地でもいいのだそうだけれど、もうじき社交シーズンだということもあり、王都の家に行くという。
そして翌日は朝から登城して兄と一緒にジークハルト様の執務室で書類整理をし、お昼の時に明日王都の家に引っ越すことを兄が伝えていた。
「ああ、あの家か。やっと完成したのだな」
「ああ。思いの外早くてな。実花とデートしに行くんだろう? だから迎えに来るなら、王都の屋敷に来るか城で合流したほうがいい」
「そうだな。なら、今回は城での待ち合わせにしよう。それでいいだろうか、ミカ」
「構いませんけれど、その新しいモーントシュタイン家か王城まで、どれくらいの時間で着くのですか?」
「馬車で二十分くらいだよ、実花。だから、時間的にはこれまでど変わらない」
「意外と近いのですね。わかりました」
食事をしながらの雑談でそんな話をし、城で待ち合わせることになった。ただ、私一人でということはなく、どのみち父と兄も仕事があるというので、その時に一緒に連れて行ってくれることになった。
「楽しみにしていますね、ジークハルト様」
「ああ、俺も楽しみにしている」
ベンさんが紅茶を淹れてくれたり、城で焼かれたエプレンジュパイを食べる皆さんや魔物たち。それなりに和気藹々と時間をすごし、男性たちは政治の話を始めたので、私は魔物たちの側に行って話をする。
「お引っ越しですって。新しい家はどのような感じなのかしら」
《そこはわからんが、ミカ。お前さんにひとつ話をしておかねばならん》
「なんでしょうか」
《今は領地におるから魔法の練習をしても構わんが、王都にいる時は気をつけるんじゃぞ?》
『そうね。アタシもそう思うわ』
<巻き込まれるのは嫌でしょー?>
魔物たちに魔法を使うのは駄目だと言われてしまった。その理由を問うと、どうやら教会というか神殿関連に関わってくるらしい。
《儂の眷属の話によると、今の神殿は昔と違って腐っているらしいんじゃ》
「え……」
《何があるかわからんのじゃから、余程のことがない限り一人で出かけたりするでないぞ?》
『アタシたちも心配するんだからね?』
<もちろん、ボクもだよ?>
「はい、もちろんです」
そんな会話をして、魔法の練習をどこでやるかは父と相談しようということになり、一旦その話を打ち切る。まあ、結局は家にたくさんの結界を張ればバレないからということと、練習する時間などを決めれば大丈夫だろうと言われるのはまた別の話だ。
午後も書類整理をし、兄と一緒に馬車があるほうへと行く。明後日も登城することになっているので、一緒に来たジークハルト様とそこで別れた。
そして翌日。一部ドレスや装飾品などはアイニさんが持ってくれたので、私たちが乗る馬車とアイニさんたち使用人が乗る馬車の二台で王都にある家へと行く。今回も王都手前まで転移して、そこから馬車で二十分くらい走るそうだ。
馬車の窓から見えた王都の街並みは、中世ヨーロッパのような家だ。気候の問題なのか建築技術の問題なのかわからないけれど、真っ白い街並みはとても綺麗だった。
今度、ジークハルト様と一緒に買い物に出てもいいかも知れない。そのためには、私もタグを作っておいたほうがいいと思う。
「さあ、着いた。ここだよ」
「まあ……素敵ですね」
領地にあるような同じ作りの大きな家。部屋数は領地の家よりもありそうだった。ただ、こっちには向こうの世界にあった私の家はないという話なので、そのためにもこちらの世界の生活に慣れろと父は言ったのだろう。
馬車から降りると、バルドさんが玄関の鍵を開ける。正面には左右に分かれた階段があった。玄関自体は建物の真ん中にあったから、左右の棟に行くためのものなのだろう。
父の案内であちこちへと案内された。私の部屋は、三階の東側だ。食堂などは二階にあるそうなので、歩く距離はそれほど変わらないらしい。
こちらで新たに侍女を雇うかどうかは決めていないらしいけれど、場合によっては雇うかも知れないと言っていた。まあ、余程のことがない限りは王都で雇うことはないし、雇うとすれば領地の人間だと言っていた。
それほどまでに、領地の人間以外は信用できない人間が多かったということなのだろう。
それぞれ一旦自分の部屋へと下がり、夕飯までは自由に過ごすこととなった。父と兄はもう一度領地に行って、必要最低限の使用人を連れてくるという。
「アイニさん、刺繍をしたいのだけれど、道具はありますか?」
「ございますよ。ただ、先にドレスなどをしまってしまいましょう」
「そうですね」
部屋の中にあるのは、寝室とお風呂場へと続く扉、ソファーとローテーブルがある。あとはテーブルと椅子が四脚あった部屋へと続く扉だ。
必要に応じて使い分ければいいとアイニさんに言われたので、とりあえずソファーがあるところは寛いだり刺繍をするための部屋に決め、新たに作ったナミルさん用の大きなクッションを陽の当たる窓際に出し、私もソファーに座る。クッションを出したからなのか、魔物たちはさっそくそのクッションに群がっていた。
それを見て微笑ましいと笑顔を浮かべつつ、室内を見回す。
窓は出窓になっていて、植木鉢や花瓶が置けるようになっている。窓からは空と庭の一部が見えていた。領地にあるものとは違う花や樹木が植えてあるようなので、落ち着いたらアイニさんに案内してもらおう。
カーテンは柔らかいミントグリーン色。ジークハルト様に連なる色だ。
クローゼットも領地にある部屋のものよりも大きく、アイニさんがドレスをその中へとしまっていた。あとは机と椅子があり、座っているソファーもとてもすわり心地がいい。
王都の家用にもクッションを作ろうと考え、どのような模様にしようか悩むのも楽しい。
「お嬢様、こちらをどうぞ」
「ありがとうございます」
ドレスの片付けも終わり、裁縫道具を出してくれたアイニさんにお礼を言う。兄に増やしてもらったクッションを作れるキットを出し、それを縫って行く。
父と兄が戻ってきたのか、馬の嘶き声と人の声がする。いつまで王都にいるのか、社交シーズンはどれくらいなのかを聞かなければと思いつつ、アイニさんが用意してくれた紅茶を飲みながら、クッションを作った。
「のちほど手紙をくださると仰っていたので、あとでお父様のところにも行くと思いますよ?」
「ああ、そうだろうな。婚約者とはいえ夜会や茶会に行くわけではないから、当主の許可が必要になるんだ」
「そうなのですね」
女性を連れ出すわけだし、何かあったら困るということなのだろう。場合によっては、茶会や夜会などでも護衛が付くと聞いているので、当然の結果なのだろう。
家に帰りつくと、バルドさんが出迎えてくれた。すぐに夕食になるというので着替えるために部屋に戻ると、机の上に置いてあった魔法陣が書かれている紙の上に手紙が乗っていた。
「まあ、ジークハルト様ったら」
その魔法陣はジークハルト様にいただいた、手紙を交換するものだ。中を開けて読みたいところだけれど、これから食事なのでとりあえず我慢する。内容次第では父にも見てもらわなければならないから。
着替えて髪を整えてもらい、結局は我慢できなくてその間に簡単に手紙の内容に目を通す。迎えは我が家まで来てくださることとその時間、お弁当にリージェを使ったものとハンバーグが食べたいと書かれていた。
相当気に入ったのだなあ、と思いながら手紙を机の引き出しに入れ、食堂まで行く。すぐに侍女たちがご飯の用意をしてくれた。
「そうだ、実花。私にもグラナート殿下から手紙が来ていた。実花が言っていた話のことだった」
「私にも手紙が来ていました。モーントシュタイン家まで迎えに来ると書かれていましたよ」
「そのことなのだが、実は王都にある邸宅が思いの外早くリフォームが終わったらしくてね。明後日の休みにそちらに移動する」
「……はい?」
つい最近話した時はもっとかかると言っていたような……。そんなことを呟いたら、私が来たこととジークハルト様と婚約したことで、ジークハルト様に負担をかけないようにしようと職人たちが頑張った結果、思ったよりも早く出来上がったのだという。
もちろん内装なども全て終わっていて、城に許可さえもらえれば、転移陣の使用も可能だという。まあ、我が家は父と兄が転移できるし、荷物は全てインベントリに入れてしまえば転移だけで済むので、今回は転移陣の許可は求めなかったそうだ。
本来ならば領地でもいいのだそうだけれど、もうじき社交シーズンだということもあり、王都の家に行くという。
そして翌日は朝から登城して兄と一緒にジークハルト様の執務室で書類整理をし、お昼の時に明日王都の家に引っ越すことを兄が伝えていた。
「ああ、あの家か。やっと完成したのだな」
「ああ。思いの外早くてな。実花とデートしに行くんだろう? だから迎えに来るなら、王都の屋敷に来るか城で合流したほうがいい」
「そうだな。なら、今回は城での待ち合わせにしよう。それでいいだろうか、ミカ」
「構いませんけれど、その新しいモーントシュタイン家か王城まで、どれくらいの時間で着くのですか?」
「馬車で二十分くらいだよ、実花。だから、時間的にはこれまでど変わらない」
「意外と近いのですね。わかりました」
食事をしながらの雑談でそんな話をし、城で待ち合わせることになった。ただ、私一人でということはなく、どのみち父と兄も仕事があるというので、その時に一緒に連れて行ってくれることになった。
「楽しみにしていますね、ジークハルト様」
「ああ、俺も楽しみにしている」
ベンさんが紅茶を淹れてくれたり、城で焼かれたエプレンジュパイを食べる皆さんや魔物たち。それなりに和気藹々と時間をすごし、男性たちは政治の話を始めたので、私は魔物たちの側に行って話をする。
「お引っ越しですって。新しい家はどのような感じなのかしら」
《そこはわからんが、ミカ。お前さんにひとつ話をしておかねばならん》
「なんでしょうか」
《今は領地におるから魔法の練習をしても構わんが、王都にいる時は気をつけるんじゃぞ?》
『そうね。アタシもそう思うわ』
<巻き込まれるのは嫌でしょー?>
魔物たちに魔法を使うのは駄目だと言われてしまった。その理由を問うと、どうやら教会というか神殿関連に関わってくるらしい。
《儂の眷属の話によると、今の神殿は昔と違って腐っているらしいんじゃ》
「え……」
《何があるかわからんのじゃから、余程のことがない限り一人で出かけたりするでないぞ?》
『アタシたちも心配するんだからね?』
<もちろん、ボクもだよ?>
「はい、もちろんです」
そんな会話をして、魔法の練習をどこでやるかは父と相談しようということになり、一旦その話を打ち切る。まあ、結局は家にたくさんの結界を張ればバレないからということと、練習する時間などを決めれば大丈夫だろうと言われるのはまた別の話だ。
午後も書類整理をし、兄と一緒に馬車があるほうへと行く。明後日も登城することになっているので、一緒に来たジークハルト様とそこで別れた。
そして翌日。一部ドレスや装飾品などはアイニさんが持ってくれたので、私たちが乗る馬車とアイニさんたち使用人が乗る馬車の二台で王都にある家へと行く。今回も王都手前まで転移して、そこから馬車で二十分くらい走るそうだ。
馬車の窓から見えた王都の街並みは、中世ヨーロッパのような家だ。気候の問題なのか建築技術の問題なのかわからないけれど、真っ白い街並みはとても綺麗だった。
今度、ジークハルト様と一緒に買い物に出てもいいかも知れない。そのためには、私もタグを作っておいたほうがいいと思う。
「さあ、着いた。ここだよ」
「まあ……素敵ですね」
領地にあるような同じ作りの大きな家。部屋数は領地の家よりもありそうだった。ただ、こっちには向こうの世界にあった私の家はないという話なので、そのためにもこちらの世界の生活に慣れろと父は言ったのだろう。
馬車から降りると、バルドさんが玄関の鍵を開ける。正面には左右に分かれた階段があった。玄関自体は建物の真ん中にあったから、左右の棟に行くためのものなのだろう。
父の案内であちこちへと案内された。私の部屋は、三階の東側だ。食堂などは二階にあるそうなので、歩く距離はそれほど変わらないらしい。
こちらで新たに侍女を雇うかどうかは決めていないらしいけれど、場合によっては雇うかも知れないと言っていた。まあ、余程のことがない限りは王都で雇うことはないし、雇うとすれば領地の人間だと言っていた。
それほどまでに、領地の人間以外は信用できない人間が多かったということなのだろう。
それぞれ一旦自分の部屋へと下がり、夕飯までは自由に過ごすこととなった。父と兄はもう一度領地に行って、必要最低限の使用人を連れてくるという。
「アイニさん、刺繍をしたいのだけれど、道具はありますか?」
「ございますよ。ただ、先にドレスなどをしまってしまいましょう」
「そうですね」
部屋の中にあるのは、寝室とお風呂場へと続く扉、ソファーとローテーブルがある。あとはテーブルと椅子が四脚あった部屋へと続く扉だ。
必要に応じて使い分ければいいとアイニさんに言われたので、とりあえずソファーがあるところは寛いだり刺繍をするための部屋に決め、新たに作ったナミルさん用の大きなクッションを陽の当たる窓際に出し、私もソファーに座る。クッションを出したからなのか、魔物たちはさっそくそのクッションに群がっていた。
それを見て微笑ましいと笑顔を浮かべつつ、室内を見回す。
窓は出窓になっていて、植木鉢や花瓶が置けるようになっている。窓からは空と庭の一部が見えていた。領地にあるものとは違う花や樹木が植えてあるようなので、落ち着いたらアイニさんに案内してもらおう。
カーテンは柔らかいミントグリーン色。ジークハルト様に連なる色だ。
クローゼットも領地にある部屋のものよりも大きく、アイニさんがドレスをその中へとしまっていた。あとは机と椅子があり、座っているソファーもとてもすわり心地がいい。
王都の家用にもクッションを作ろうと考え、どのような模様にしようか悩むのも楽しい。
「お嬢様、こちらをどうぞ」
「ありがとうございます」
ドレスの片付けも終わり、裁縫道具を出してくれたアイニさんにお礼を言う。兄に増やしてもらったクッションを作れるキットを出し、それを縫って行く。
父と兄が戻ってきたのか、馬の嘶き声と人の声がする。いつまで王都にいるのか、社交シーズンはどれくらいなのかを聞かなければと思いつつ、アイニさんが用意してくれた紅茶を飲みながら、クッションを作った。
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