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北北西の国・ウェイラント篇
おうとへゴーでしゅ 2
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「揺れねえなあ、この馬車。いいな、これ」
「だろ? ステラから聞いた話から作ってみた」
「作ってって! テトの手作りかよ!」
ほどんど揺れない馬車にアルバートさんが感心し、テトさんがドヤ顔をしつつ馬車の構造を話している。
まだ死の森の中にいてテトさんが馬車を作る前のこと。森を抜けたら移動は馬車にしようと話したことがあって。その時に地球での移動は何か聞かれたんだよね。
遠くに行くなら飛行機や電車、バスや車があるし、近所ではバイクや自転車があることや船の話もしたし、昔は馬車があったことも話した。
その中で、車にはサスことサスペンションという衝撃を和らげるものがついていて、車の種類によっては凸凹道を通ってもあまり揺れないものがあることを教えたのだ。そうは言っても私も車の部品に詳しいわけではないし、サスペンションがついていることしかわからない。
なので、それを話したうえで、テトさんは試行錯誤して今乗っている馬車を作りあげたんだから、凄いよね。魔法がある世界なので、揺れはまったくといっていいほど感じない。
そんな話をアルバートさんにするテトさん。
「なるほどなあ」
感心しきりなアルバートさんだが、本来の馬車は魔法で揺れないようにしているそうだ。たしか、風魔法を馬車の足回りにかけるとか、付与で重力軽減をつけるとかするという。
とはいえ、いくら魔法の力に頼ったところで、地球のようなアスファルトの道路があるわけでもないし、整備されている道は主要都市を繋ぐ街道の途中までだったり、町の周辺などに真っ平の石やレンガを敷き詰めたりする。材料が買えないくらい貧しい村や町だと、魔法で土を固めたりするくらい。
そうなると、整備されている場所は揺れが少ないものの、それ以外だとやっぱり揺れるそうだ。
だから、整備されていない道を走り始めたのにもかかわらず、あまり揺れないことで驚いたみたい。
そんな話をしたあと、アルバートさんがおやつだといって私に手渡したのは、見た目が丸くチーズの香りのする、ゴルフボールサイズもの。なんつうか、コンビニで似たようなパンを見たし、とある国のお菓子や朝食として出されるパンの一種。
「こりぇはなんれしゅか?」
「チパというパンみたいなもんだな。本来はもっとデカいんだが、ステラだと一個でも食べきれないと思ってな。小さく作った」
「おお~、チパでしゅか! おいちしょうでしゅ!」
「うまいぞ。食え食え」
「あい! いたらきましゅ!」
「おう、召し上がれ。ほら、お前らも食え」
アルバートさんが大人たちに渡していたサイズは、あんぱんくらいのサイズだった。しかもパンの名前が〝チパ〟とは、地球とまったく同じ名前だったのには、懐かしさを感じた。
チパとは、パラグアイの国民食な菓子パンで、チーズが練り込んであるもの。材料にキャッサバ粉ことタピオカ粉が必要なので、日本で作るとなると非常に面倒。
なので、代用ででんぷん粉、つまり片栗粉で作るやり方もある。まあ、この場合はもどきになるんだけどね。
とはいえ、今いる国は小麦粉の産地。なので、地球とまったく同じだとは思ってない。だから食べてみようと小さなものをちぎり、口に運ぶ。
「ふおぉぉぉっ! もちもちちてて、おいちいでしゅ!」
「お、そうか? それはよかった」
ご機嫌な様子で私の頭を撫でるアルバートさん。食感はアメリカにいた時に食べたものと遜色ないものだった。
もちもち感とチーズの味がやべえ! いくらでも食べられそうだ!
そんな話をして材料を聞くと、地球のものとほぼ同じだった。まあ、タピオカ粉の代わりに特産の薄力粉で作ってるんだって。
他の材料は牛乳と大豆から抽出した植物油、卵と塩、チーズ。塩以外はすべてこの国の特産だそうな。
「まあ、特産を使ったもので何か作れないかという思いが始まりだそうでな。試行錯誤して、この味になったらしい。もちろん、普通にふくらし粉を使ったパンもあるぞ」
「にゃるほど~」
あれか。特産物がある故に、なるべくしてなったってことなんだろう。
他にも、ナンのような平べったいパンもあるし、パスタ関連は言わずもがな。
とにかく、小麦と畜産関連の食材を使い、試行錯誤しながらいろんなものを作ってきたのが、この国ウェイラントだそうだ。
だからなのか、現在は麦の種類も小麦だけではなく大麦もあるし、パスタにしている麦も品種改良し、今の状態になったんだとか。もちろん、麦を取ったあとの茎? 藁? も馬や牛、羊や鶏の寝床にしたり、寝床にならないほど短いものは肥料の原料にしたりなどして有効活用しているそうな。
それだけでは畜産は成り立たないから、餌としての豆類とトウモロコシ、米も作っている、らしい。
「こめ!? こめがあるでしゅか!?」
「お? おお、あるぞ。といっても、味がしねえからほとんどが鶏の餌になっているがな」
「ふおぉぉ!」
異世界あるあるキターーー!
「だろ? ステラから聞いた話から作ってみた」
「作ってって! テトの手作りかよ!」
ほどんど揺れない馬車にアルバートさんが感心し、テトさんがドヤ顔をしつつ馬車の構造を話している。
まだ死の森の中にいてテトさんが馬車を作る前のこと。森を抜けたら移動は馬車にしようと話したことがあって。その時に地球での移動は何か聞かれたんだよね。
遠くに行くなら飛行機や電車、バスや車があるし、近所ではバイクや自転車があることや船の話もしたし、昔は馬車があったことも話した。
その中で、車にはサスことサスペンションという衝撃を和らげるものがついていて、車の種類によっては凸凹道を通ってもあまり揺れないものがあることを教えたのだ。そうは言っても私も車の部品に詳しいわけではないし、サスペンションがついていることしかわからない。
なので、それを話したうえで、テトさんは試行錯誤して今乗っている馬車を作りあげたんだから、凄いよね。魔法がある世界なので、揺れはまったくといっていいほど感じない。
そんな話をアルバートさんにするテトさん。
「なるほどなあ」
感心しきりなアルバートさんだが、本来の馬車は魔法で揺れないようにしているそうだ。たしか、風魔法を馬車の足回りにかけるとか、付与で重力軽減をつけるとかするという。
とはいえ、いくら魔法の力に頼ったところで、地球のようなアスファルトの道路があるわけでもないし、整備されている道は主要都市を繋ぐ街道の途中までだったり、町の周辺などに真っ平の石やレンガを敷き詰めたりする。材料が買えないくらい貧しい村や町だと、魔法で土を固めたりするくらい。
そうなると、整備されている場所は揺れが少ないものの、それ以外だとやっぱり揺れるそうだ。
だから、整備されていない道を走り始めたのにもかかわらず、あまり揺れないことで驚いたみたい。
そんな話をしたあと、アルバートさんがおやつだといって私に手渡したのは、見た目が丸くチーズの香りのする、ゴルフボールサイズもの。なんつうか、コンビニで似たようなパンを見たし、とある国のお菓子や朝食として出されるパンの一種。
「こりぇはなんれしゅか?」
「チパというパンみたいなもんだな。本来はもっとデカいんだが、ステラだと一個でも食べきれないと思ってな。小さく作った」
「おお~、チパでしゅか! おいちしょうでしゅ!」
「うまいぞ。食え食え」
「あい! いたらきましゅ!」
「おう、召し上がれ。ほら、お前らも食え」
アルバートさんが大人たちに渡していたサイズは、あんぱんくらいのサイズだった。しかもパンの名前が〝チパ〟とは、地球とまったく同じ名前だったのには、懐かしさを感じた。
チパとは、パラグアイの国民食な菓子パンで、チーズが練り込んであるもの。材料にキャッサバ粉ことタピオカ粉が必要なので、日本で作るとなると非常に面倒。
なので、代用ででんぷん粉、つまり片栗粉で作るやり方もある。まあ、この場合はもどきになるんだけどね。
とはいえ、今いる国は小麦粉の産地。なので、地球とまったく同じだとは思ってない。だから食べてみようと小さなものをちぎり、口に運ぶ。
「ふおぉぉぉっ! もちもちちてて、おいちいでしゅ!」
「お、そうか? それはよかった」
ご機嫌な様子で私の頭を撫でるアルバートさん。食感はアメリカにいた時に食べたものと遜色ないものだった。
もちもち感とチーズの味がやべえ! いくらでも食べられそうだ!
そんな話をして材料を聞くと、地球のものとほぼ同じだった。まあ、タピオカ粉の代わりに特産の薄力粉で作ってるんだって。
他の材料は牛乳と大豆から抽出した植物油、卵と塩、チーズ。塩以外はすべてこの国の特産だそうな。
「まあ、特産を使ったもので何か作れないかという思いが始まりだそうでな。試行錯誤して、この味になったらしい。もちろん、普通にふくらし粉を使ったパンもあるぞ」
「にゃるほど~」
あれか。特産物がある故に、なるべくしてなったってことなんだろう。
他にも、ナンのような平べったいパンもあるし、パスタ関連は言わずもがな。
とにかく、小麦と畜産関連の食材を使い、試行錯誤しながらいろんなものを作ってきたのが、この国ウェイラントだそうだ。
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「こめ!? こめがあるでしゅか!?」
「お? おお、あるぞ。といっても、味がしねえからほとんどが鶏の餌になっているがな」
「ふおぉぉ!」
異世界あるあるキターーー!
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・「転移先は薬師が少ない世界でした」1~6巻、文庫版1~2巻発売中。こちらは本編完結。
・「転移先は薬師が少ない世界でした」コミカライズ 1巻発売中。毎月第三木曜日更新
・「自重をやめた転生者は、異世界を楽しむ」一巻発売中!
を連載中です。よろしくお願いします!
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