63 / 87
北西の国・ミルヴェーデン篇
しゅじょくとくせいでしゅ 1
しおりを挟む
なんだかあったかいなあ。
すんごいいい匂いがするぞ……。
そんなことを思った途端、くぅと小さくお腹が鳴った。
<ぶくくっ! 目が覚めたか、ステラ>
「んにゅ……。ふわぁ……おあよーごじゃいましゅ、バトラーしゃん」
<おはよう。ほら、ご飯の時間だぞ>
「ごはん! たべましゅ!」
神獣たち全員に小さく鳴ったお腹のことでからかわれ、いつの間に寝たんだろうと考えつつも、黒虎姿のバトラーさんに促されたのでいそいそと起きだす。晩ご飯はテトさんと一緒に作ったものの残りであるシチューとパン、ステーキ。
ただし、シチューに入っている野菜の種類が増え、パンもチーズやはちみつ、ナッツ類が練り込まれているものが増えている。しかも、私の分のステーキは小さくカットしてある。
さすがテトさんだ。
ウキウキしながらいただきますをしたあと、話し合いはどうなったか聞いたのだが。
「まず、俺たちはステラがいることから、スタンピードの原因調査は断った」
「ことわってだいじょぶなんでしゅか?」
「ああ。そのための証明書でもある」
「にゃるほろー」
証明書はこのためにあるのかと納得した。
それにバトラーさんが言っていた通り、証明書がなくとも私をダンジョンに連れて行くことはしないそうだ。連れて行くにしても、せめて冒険者登録ができる年齢に達するか、フォレストウルフの群れを私一人で対処できるようになるまではダメらしい。
まあ、今のところダンジョンにはまったく興味がないので、どうでもいいんだけどね。
「それと、ステラの種族について大切な話がある」
「たいしぇつなはなし、でしゅか?」
「ああ」
種族についての大切な話かあ。そういえば、話すと言われていたけれど、今まで話してくれたことはなかったね。
希少な種族であることは聞いているが、どんな特性があるんだろう。
「まず、この世界には様々な種族がいる。ステラも出会った獣人族しかり、人もしかり」
「他にもいるけれど、今はたくさんいるとだけ憶えておいてね」
「あい」
セバスさんとセレスさんの言葉に頷く。今あれこれ言われても、間違いなく憶えていられないからね。三歳児の頭脳、舐めんなよ?
私自身は憶えていられる自信はあるが、如何せん精神が体に引っ張られている状態だからね~。今は確実に、細かい種族まで憶えられる自信はない。
まあ、そんな私の事情は置いといて。
「その中でも特別な種族があり、それがステラの神族と魔族だ」
「まじょく?」
「ああ。とはいえ、どちらも神の眷属とも子孫とも言われている種族でな」
「どちらも魔力量が多いことと、容姿が整っていること。そして長命種でもあるの」
長命種……ってことは、かなり長生きってことか。
つか、神の眷属とか子孫ってなんだよ! そんな特別な種族になんかなりとうなかったよ!
普通~に百年生きられればそれでいいんだけどなあ……。
今さら言っても仕方がない。バステト様がよかれと思ってやったことなんだろうし。
とはいえ、バステト様以外にも神様がいるとは思わなかった!
おっと、話が脱線した。
で、種族特性なんだが。
セバスさんたち曰く、神族も魔族も神の子孫なのは間違いないんだそうだ。そして神獣同様に、バステト様から世界を見守るという、いわば監視の役目を負っていたそうだ。
いた……つまり、過去形。一部の国で内乱や戦争はあるものの、平和な世の中になったからその監視は全て神獣たちが担い、今は神に捧げる食物を作っているという。
……なんんだそれは。農耕民族?
まず、住んでいる土地自体が特別な場所にあって、どちらも他の種族が簡単に行き来できるような場所ではない。そして神族が植物を、魔族が動物を育て、それらを神殿に奉納しているそうだ。
もちろん、その奉納分とは別に自分たちが食べるものも作っているし、滅多に来ないとはいえ、他種族とも交流がある。けれど、その交流の中で別の土地を見てみたいと思う人が出てくるし、逆にその土地に住み着く他種族もいる。
だから孤立無援というわけじゃないそうだ。
ただ、やはり他の種族に比べると数が少ないからなのか、あるいは世間知らずだからなのか、住み慣れた地を離れた人は騙されやすく、いつの間にか奴隷にされていることも多々ある。しかも、昔は悪人が入り放題だったものだから、その見目麗しい容姿を目当てに連れ去られてしまうことも多発。
まあ、とにかくいろんな問題が持ち上がり、これ以上数を減らされるのはまずいということで、悪人が入れない結界を開発。それを魔道具にしたりもしたようだ。
すんごいいい匂いがするぞ……。
そんなことを思った途端、くぅと小さくお腹が鳴った。
<ぶくくっ! 目が覚めたか、ステラ>
「んにゅ……。ふわぁ……おあよーごじゃいましゅ、バトラーしゃん」
<おはよう。ほら、ご飯の時間だぞ>
「ごはん! たべましゅ!」
神獣たち全員に小さく鳴ったお腹のことでからかわれ、いつの間に寝たんだろうと考えつつも、黒虎姿のバトラーさんに促されたのでいそいそと起きだす。晩ご飯はテトさんと一緒に作ったものの残りであるシチューとパン、ステーキ。
ただし、シチューに入っている野菜の種類が増え、パンもチーズやはちみつ、ナッツ類が練り込まれているものが増えている。しかも、私の分のステーキは小さくカットしてある。
さすがテトさんだ。
ウキウキしながらいただきますをしたあと、話し合いはどうなったか聞いたのだが。
「まず、俺たちはステラがいることから、スタンピードの原因調査は断った」
「ことわってだいじょぶなんでしゅか?」
「ああ。そのための証明書でもある」
「にゃるほろー」
証明書はこのためにあるのかと納得した。
それにバトラーさんが言っていた通り、証明書がなくとも私をダンジョンに連れて行くことはしないそうだ。連れて行くにしても、せめて冒険者登録ができる年齢に達するか、フォレストウルフの群れを私一人で対処できるようになるまではダメらしい。
まあ、今のところダンジョンにはまったく興味がないので、どうでもいいんだけどね。
「それと、ステラの種族について大切な話がある」
「たいしぇつなはなし、でしゅか?」
「ああ」
種族についての大切な話かあ。そういえば、話すと言われていたけれど、今まで話してくれたことはなかったね。
希少な種族であることは聞いているが、どんな特性があるんだろう。
「まず、この世界には様々な種族がいる。ステラも出会った獣人族しかり、人もしかり」
「他にもいるけれど、今はたくさんいるとだけ憶えておいてね」
「あい」
セバスさんとセレスさんの言葉に頷く。今あれこれ言われても、間違いなく憶えていられないからね。三歳児の頭脳、舐めんなよ?
私自身は憶えていられる自信はあるが、如何せん精神が体に引っ張られている状態だからね~。今は確実に、細かい種族まで憶えられる自信はない。
まあ、そんな私の事情は置いといて。
「その中でも特別な種族があり、それがステラの神族と魔族だ」
「まじょく?」
「ああ。とはいえ、どちらも神の眷属とも子孫とも言われている種族でな」
「どちらも魔力量が多いことと、容姿が整っていること。そして長命種でもあるの」
長命種……ってことは、かなり長生きってことか。
つか、神の眷属とか子孫ってなんだよ! そんな特別な種族になんかなりとうなかったよ!
普通~に百年生きられればそれでいいんだけどなあ……。
今さら言っても仕方がない。バステト様がよかれと思ってやったことなんだろうし。
とはいえ、バステト様以外にも神様がいるとは思わなかった!
おっと、話が脱線した。
で、種族特性なんだが。
セバスさんたち曰く、神族も魔族も神の子孫なのは間違いないんだそうだ。そして神獣同様に、バステト様から世界を見守るという、いわば監視の役目を負っていたそうだ。
いた……つまり、過去形。一部の国で内乱や戦争はあるものの、平和な世の中になったからその監視は全て神獣たちが担い、今は神に捧げる食物を作っているという。
……なんんだそれは。農耕民族?
まず、住んでいる土地自体が特別な場所にあって、どちらも他の種族が簡単に行き来できるような場所ではない。そして神族が植物を、魔族が動物を育て、それらを神殿に奉納しているそうだ。
もちろん、その奉納分とは別に自分たちが食べるものも作っているし、滅多に来ないとはいえ、他種族とも交流がある。けれど、その交流の中で別の土地を見てみたいと思う人が出てくるし、逆にその土地に住み着く他種族もいる。
だから孤立無援というわけじゃないそうだ。
ただ、やはり他の種族に比べると数が少ないからなのか、あるいは世間知らずだからなのか、住み慣れた地を離れた人は騙されやすく、いつの間にか奴隷にされていることも多々ある。しかも、昔は悪人が入り放題だったものだから、その見目麗しい容姿を目当てに連れ去られてしまうことも多発。
まあ、とにかくいろんな問題が持ち上がり、これ以上数を減らされるのはまずいということで、悪人が入れない結界を開発。それを魔道具にしたりもしたようだ。
595
・「転移先は薬師が少ない世界でした」1~6巻、文庫版1~2巻発売中。こちらは本編完結。
・「転移先は薬師が少ない世界でした」コミカライズ 1巻発売中。毎月第三木曜日更新
・「自重をやめた転生者は、異世界を楽しむ」一巻発売中!
を連載中です。よろしくお願いします!
・「転移先は薬師が少ない世界でした」コミカライズ 1巻発売中。毎月第三木曜日更新
・「自重をやめた転生者は、異世界を楽しむ」一巻発売中!
を連載中です。よろしくお願いします!
お気に入りに追加
9,131
あなたにおすすめの小説

記憶喪失の転生幼女、ギルドで保護されたら最強冒険者に溺愛される
マー子
ファンタジー
ある日魔の森で異常が見られ、調査に来ていた冒険者ルーク。
そこで木の影で眠る幼女を見つけた。
自分の名前しか記憶がなく、両親やこの国の事も知らないというアイリは、冒険者ギルドで保護されることに。
実はある事情で記憶を失って転生した幼女だけど、異世界で最強冒険者に溺愛されて、第二の人生楽しんでいきます。
・初のファンタジー物です
・ある程度内容纏まってからの更新になる為、進みは遅めになると思います
・長編予定ですが、最後まで気力が持たない場合は短編になるかもしれません⋯
どうか温かく見守ってください♪
☆感謝☆
HOTランキング1位になりました。偏にご覧下さる皆様のお陰です。この場を借りて、感謝の気持ちを⋯
そしてなんと、人気ランキングの方にもちゃっかり載っておりました。
本当にありがとうございます!
自重をやめた転生者は、異世界を楽しむ
饕餮
ファンタジー
書籍発売中!
詳しくは近況ノートをご覧ください。
桐渕 有里沙ことアリサは16歳。天使のせいで異世界に転生した元日本人。
お詫びにとたくさんのスキルと、とても珍しい黒いにゃんこスライムをもらい、にゃんすらを相棒にしてその世界を旅することに。
途中で魔馬と魔鳥を助けて懐かれ、従魔契約をし、旅を続ける。
自重しないでものを作ったり、テンプレに出会ったり……。
旅を続けるうちにとある村にたどり着き、スキルを使って村の一番奥に家を建てた。
訳アリの住人たちが住む村と、そこでの暮らしはアリサに合っていたようで、人間嫌いのアリサは徐々に心を開いていく。
リュミエール世界をのんびりと冒険したり旅をしたりダンジョンに潜ったりする、スローライフ。かもしれないお話。
★最初は旅しかしていませんが、その道中でもいろいろ作ります。
★本人は自重しません。
★たまに残酷表現がありますので、苦手な方はご注意ください。
表紙は巴月のんさんに依頼し、有償で作っていただきました。
黒い猫耳の丸いものは作中に出てくる神獣・にゃんすらことにゃんこスライムです。
★カクヨムでも連載しています。カクヨム先行。

僕のギフトは規格外!?〜大好きなもふもふたちと異世界で品質開拓を始めます〜
犬社護
ファンタジー
5歳の誕生日、アキトは不思議な夢を見た。舞台は日本、自分は小学生6年生の子供、様々なシーンが走馬灯のように進んでいき、突然の交通事故で終幕となり、そこでの経験と知識の一部を引き継いだまま目を覚ます。それが前世の記憶で、自分が異世界へと転生していることに気付かないまま日常生活を送るある日、父親の職場見学のため、街中にある遺跡へと出かけ、そこで出会った貴族の幼女と話し合っている時に誘拐されてしまい、大ピンチ! 目隠しされ不安の中でどうしようかと思案していると、小さなもふもふ精霊-白虎が救いの手を差し伸べて、アキトの秘めたる力が解放される。
この小さき白虎との出会いにより、アキトの運命が思わぬ方向へと動き出す。
これは、アキトと訳ありモフモフたちの起こす品質開拓物語。

転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。

10歳で記憶喪失になったけど、チート従魔たちと異世界ライフを楽しみます(リメイク版)
犬社護
ファンタジー
10歳の咲耶(さや)は家族とのキャンプ旅行で就寝中、豪雨の影響で発生した土石流に巻き込まれてしまう。
意識が浮上して目覚めると、そこは森の中。
彼女は10歳の見知らぬ少女となっており、その子の記憶も喪失していたことで、自分が異世界に転生していることにも気づかず、何故深い森の中にいるのかもわからないまま途方に暮れてしまう。
そんな状況の中、森で知り合った冒険者ベイツと霊鳥ルウリと出会ったことで、彼女は徐々に自分の置かれている状況を把握していく。持ち前の明るくてのほほんとしたマイペースな性格もあって、咲耶は前世の知識を駆使して、徐々に異世界にも慣れていくのだが、そんな彼女に転機が訪れる。それ以降、これまで不明だった咲耶自身の力も解放され、様々な人々や精霊、魔物たちと出会い愛されていく。
これは、ちょっぴり天然な《咲耶》とチート従魔たちとのまったり異世界物語。
○○○
旧版を基に再編集しています。
第二章(16話付近)以降、完全オリジナルとなります。
旧版に関しては、8月1日に削除予定なのでご注意ください。
この作品は、ノベルアップ+にも投稿しています。

異世界に転生した社畜は調合師としてのんびりと生きていく。~ただの生産職だと思っていたら、結構ヤバい職でした~
夢宮
ファンタジー
台風が接近していて避難勧告が出されているにも関わらず出勤させられていた社畜──渡部与一《わたべよいち》。
雨で視界が悪いなか、信号無視をした車との接触事故で命を落としてしまう。
女神に即断即決で異世界転生を決められ、パパっと送り出されてしまうのだが、幸いなことに女神の気遣いによって職業とスキルを手に入れる──生産職の『調合師』という職業とそのスキルを。
異世界に転生してからふたりの少女に助けられ、港町へと向かい、物語は動き始める。
調合師としての立場を知り、それを利用しようとする者に悩まされながらも生きていく。
そんな与一ののんびりしたくてものんびりできない異世界生活が今、始まる。
※2話から登場人物の描写に入りますので、のんびりと読んでいただけたらなと思います。
※サブタイトル追加しました。
私の家族はハイスペックです! 落ちこぼれ転生末姫ですが溺愛されつつ世界救っちゃいます!
りーさん
ファンタジー
ある日、突然生まれ変わっていた。理由はわからないけど、私は末っ子のお姫さまになったらしい。
でも、このお姫さま、なんか放置気味!?と思っていたら、お兄さんやお姉さん、お父さんやお母さんのスペックが高すぎるのが原因みたい。
こうなったら、こうなったでがんばる!放置されてるんなら、なにしてもいいよね!
のんびりマイペースをモットーに、私は好きに生きようと思ったんだけど、実は私は、重要な使命で転生していて、それを遂行するために神器までもらってしまいました!でも、私は私で楽しく暮らしたいと思います!

加工を極めし転生者、チート化した幼女たちとの自由気ままな冒険ライフ
犬社護
ファンタジー
交通事故で不慮の死を遂げてしまった僕-リョウトは、死後の世界で女神と出会い、異世界へ転生されることになった。事前に転生先の世界観について詳しく教えられ、その場でスキルやギフトを練習しても構わないと言われたので、僕は自分に与えられるギフトだけを極めるまで練習を重ねた。女神の目的は不明だけど、僕は全てを納得した上で、フランベル王国王都ベルンシュナイルに住む貴族の名門ヒライデン伯爵家の次男として転生すると、とある理由で魔法を一つも習得できないせいで、15年間軟禁生活を強いられ、15歳の誕生日に両親から追放処分を受けてしまう。ようやく自由を手に入れたけど、初日から幽霊に憑かれた幼女ルティナ、2日目には幽霊になってしまった幼女リノアと出会い、2人を仲間にしたことで、僕は様々な選択を迫られることになる。そしてその結果、子供たちが意図せず、どんどんチート化してしまう。
僕の夢は、自由気ままに世界中を冒険すること…なんだけど、いつの間にかチートな子供たちが主体となって、冒険が進んでいく。
僕の夢……どこいった?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。