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北の国・スティーリア篇
セバスしゃんとクッキングでしゅ
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「では、いってきますわ」
「ついでに素材をいくつか売ってくる」
「「「気をつけて」」」
「いてら~」
ハウスの玄関で、バトラーさんとセレスさんを見送る。バトラーさんは剣士の冒険者スタイル、セレスさんはテトさんのようなローブを被り、杖を持った魔法使いスタイルだ。
もちろん二人とも雪除けのコートというか、雨合羽のように水を弾く外套を羽織っているのだ。当然のことながら、二人の外套とセレスさんのローブは蜘蛛さんの糸を使ったもので、キャシーさんのお手製であ~る。
二人とも冒険者ギルドのタグを持っているそうで、それを使って町の中に入り、情報を集めてくるらしい。バトラーさんがSSSランクなのは知っているけれど、まさかセレスさんも持っているとは思わなかったよ。
ちなみに、セレスさんはSランクだそうな。ランクアップ試験が面倒で、それ以上上げていないんだってさ。
それはセバスさんにも言えることで、彼もSランク保持者らしい。
恐るべし、神獣様。
いってらっしゃいと二人を見送ると全員で中に入る。
「バトラーが帰ってきたら、お金を見せてもらいましょう」
「あい!」
暖炉の前に座るとセバスさんが私の隣に座り、そう話してくれる。どれくらいの大きさなのかな? 見るのが楽しみだ~。
そのままぬくぬくと待っていてもいいんだけれど、キャシーさんは機織り機を作ると言って作業部屋に籠ったし、テトさんはハウスの増築をしたいと外に出た。そうなると私も何かしないといけない気になって考えた結果、お菓子を作ることにする。
「セバスしゃん、いっちょにおかちをちゅくりましぇんか?」
「おや。それは楽しみですね。わたくしにも教えていただけますか?」
「もちろんでしゅ!」
洞窟内の時のように、身長が足りる位置で料理するなら一人でも問題ない。バトラーさんが近くにいたとはいえ、テトさんがハウスを充実させるまでは、その通りにしてきたわけだし。
ただし、今は真冬で雪があり、野営のように外で料理をするわけじゃないから、必ず大人の誰かと一緒に作らなければならない。何せ三歳児だからね~、テトさんが作って載せたオーブンがある場所に届かないんだよ。
なので、お菓子にしろご飯にしろ、料理をする場合は必ず大人が必要なのだ。
てなわけで、セバスさんと一緒にキッチンに行くと、何を食べたいか教えてもらう。そうじゃないと材料もレシピもセバスさんに伝えられないからね。
「そうですね……このキッチンにある材料で作れるものにしましょうか」
「しょうでしゅね」
「では、材料を見てみましょう」
「あーい!」
元気に返事をして、キッチンにある材料を調べる。小麦粉と強力粉、重曹とコーンスターチ、アーモンドの味に似たナッツを粉にしたなんちゃってアーモンドプードルと、同じくジャガイモの片栗粉。
これらは森で採れた植物や野菜から、テトさんが錬金術を使って粉にしたものだ。私の話とバステト様からいただいたものを見たテトさんが興味を持ち、作ったものだったりする。
あとは砂糖や塩などの調味料や乾燥させたハーブが瓶詰され、棚に並んでいる。残念ながら醤油と味噌はない。
冷蔵庫の中には卵と牛乳、バターとヨーグルト、生クリームといった乳製品をはじめ、果物と野菜、肉や肉の加工品が入っている。つうか、卵と乳製品なんていつ冷蔵庫に入れたんだ? 私は提供してないぞ?
セバスさんに質問したら、テトさんが町で買ってきたものだそうだ。城壁がある町から半日離れた場所に牧場があり、そこで加工及び販売しているんだって。
「にゃるほろー」
「町にいる商人が購入してきたのでしょう。牛自体はおとなしい魔物ですし」
「ほえー。しょれはしょれでみてみたいでしゅ」
「ふふ。時間があれば行ってみましょうか。この国の遥か西にある国は、放牧がさかんなのです」
「しょうなんれしゅね」
そんな国があるんだね。つうか、牛も魔物だとは思わなかった!
とはいえ、この国で扱っている牛が魔物なだけで、その国は動物と魔物が半々らしい。どちらかといえば動物のほうが多いんだとか。
全部魔物にしないのは、種の保存も兼ねているからだそうだ。
魔素が濃い場所にいると魔物化しやすいが、そうでなければ魔物になることはないという。けれど、同じ牛でも動物と魔物では強さも狂暴性も格段に違うし、動物だとウルフやベアなどの魔物に狙われてしまう。
なので、そういった魔物がいない地域では動物の牛や鶏、豚や羊などを飼育し、魔物が出る場所では魔物化したものを飼育しているんだと。
そうか……牛だけじゃなく、鶏や豚、羊の魔物もいるのか……。てっきり、豚はボアか、ファンタジー小説にありがちなオークかと思ってた(笑)
それはともかく。
材料自体はお菓子を作るには何の問題もないものばかりなので、焼き菓子とプリン、時間があればコンポートを作ることに。焼き型は私が提供する。
焼き菓子はクッキー、パウンドケーキ、マドレーヌ、マカロン、フラン。パウンドケーキにはバナナを入れたのとプレーン、ブルーベリーに似たものを入れる予定。
プリンはオーブンと蒸し器で作る二種類。
コンポートは桃と洋ナシ、リンゴ。
コンポートは焼いてる時に作れればいいかな、ってセバスさんと話をした。てなわけで、レッツ・クッキン!
最初は一番時間のかかるパウンドケーキから。まずは材料を計量からのバナナをフォークで潰し、材料を混ぜてから三等分したら、潰したバナナを混ぜたもの、そのまま、ブルーベリーを混ぜたものを作って型に入れ、オーブンへ。
魔道具だからなのか、あるいはテトさんが細工をしているのか、温度と時間を設定してスイッチを入れると、なんと一分もたたずに設定温度になるのだ! 魔道具って便利だな♪
パウンドケーキをオーブンに入れたら、今度はマドレーヌ。次にクッキーとマカロン、フランの順で作成。
フランはなんというか、プリンのような焼き菓子っていうのかな。カスタードを作る材料に薄力粉を入れた感じ? なので、ついでにプリンの材料も用意して、オーブンと蒸し器に入れたあと、フランを作る。
レンジがあれば簡単なんだけれど、この世界にあるものという縛りで作っているので、黒猫の鞄に入っているレンジは使えない。なので、鍋にかけてひたすら練り、カスタードにしたよ――セバスさんが。
「綺麗な黄色ですね」
「でしょー? パンのなかにいれてもいいち、シュークリームという、おかちのにゃかにいれてもおいちいでしゅよ」
「それはそれは……。定住したら教えていただけますか?」
「もちろんでしゅ!」
テトさんと一緒に作ってもいいね、なんてセバスさんと話し、フランを完成させた。それと同時にプリンをはじめとしたものが次々に「できたよー♪」とばかりに、オーブンが音を鳴らして知らせてくる。
おおう、いっぺんにやり過ぎた! だけど、そこは有能な執事のセバスさん。慌てず騒がず、パパっとオーブンや蒸し器から出してくれたよ~。
……分身しているように残像が見えたような気がするけれど、キニシナーイ。
あとは荒熱が取れるまで待ち、焼き菓子類は型から外して冷まし、プリンは冷蔵庫へイン。マカロンはテトさんお手製のジャムと、生クリームとチーズを混ぜ合わせてチーズクリームを作り、マカロンに挟んだ。
美味しそう~!
晩ご飯までまだ時間があったし、他の大人たちが戻って来ないので、時間潰しにコンポートを作る。
あとは明日のためにパイ生地をセバスさんと一緒に作り、冷蔵庫で寝かす。
そんなことをしているうちにバトラーさんとセレスさんが帰宅。そしてテトさんとキャシーさんもダイニングに来たので、ご飯の支度を始める。
米を研いで炊飯器へ入れ、スイッチオン。昆布と鰹節の混合出汁を取り、それを使ってわかめとほうれん草もどきの澄まし汁を作る。
ご飯が炊けたら木製の小さな深皿にご飯を入れ、海苔を針海苔にして上に散らす。そしてきゅうりの斜め切りと鮭を薄く削ぎ切りにしたもの、ふたつの深皿に二種類のイクラ漬けと一緒に盛り付けた。
残しておいた出汁を使って塩味と砂糖味の出汁巻き玉子を作り、ほうれん草もどきのお浸しも用意。
おかわり用に炊飯器をテーブルの上に置いてもらい、二種類のイクラ漬けと黒猫鞄に入っていたスモークサーモン、残った鮭スライスときゅうり、出汁巻き玉子やおひたしをテーブルに、二種類のご飯と澄まし汁を各人の前に置いたら、いただきます!
「ついでに素材をいくつか売ってくる」
「「「気をつけて」」」
「いてら~」
ハウスの玄関で、バトラーさんとセレスさんを見送る。バトラーさんは剣士の冒険者スタイル、セレスさんはテトさんのようなローブを被り、杖を持った魔法使いスタイルだ。
もちろん二人とも雪除けのコートというか、雨合羽のように水を弾く外套を羽織っているのだ。当然のことながら、二人の外套とセレスさんのローブは蜘蛛さんの糸を使ったもので、キャシーさんのお手製であ~る。
二人とも冒険者ギルドのタグを持っているそうで、それを使って町の中に入り、情報を集めてくるらしい。バトラーさんがSSSランクなのは知っているけれど、まさかセレスさんも持っているとは思わなかったよ。
ちなみに、セレスさんはSランクだそうな。ランクアップ試験が面倒で、それ以上上げていないんだってさ。
それはセバスさんにも言えることで、彼もSランク保持者らしい。
恐るべし、神獣様。
いってらっしゃいと二人を見送ると全員で中に入る。
「バトラーが帰ってきたら、お金を見せてもらいましょう」
「あい!」
暖炉の前に座るとセバスさんが私の隣に座り、そう話してくれる。どれくらいの大きさなのかな? 見るのが楽しみだ~。
そのままぬくぬくと待っていてもいいんだけれど、キャシーさんは機織り機を作ると言って作業部屋に籠ったし、テトさんはハウスの増築をしたいと外に出た。そうなると私も何かしないといけない気になって考えた結果、お菓子を作ることにする。
「セバスしゃん、いっちょにおかちをちゅくりましぇんか?」
「おや。それは楽しみですね。わたくしにも教えていただけますか?」
「もちろんでしゅ!」
洞窟内の時のように、身長が足りる位置で料理するなら一人でも問題ない。バトラーさんが近くにいたとはいえ、テトさんがハウスを充実させるまでは、その通りにしてきたわけだし。
ただし、今は真冬で雪があり、野営のように外で料理をするわけじゃないから、必ず大人の誰かと一緒に作らなければならない。何せ三歳児だからね~、テトさんが作って載せたオーブンがある場所に届かないんだよ。
なので、お菓子にしろご飯にしろ、料理をする場合は必ず大人が必要なのだ。
てなわけで、セバスさんと一緒にキッチンに行くと、何を食べたいか教えてもらう。そうじゃないと材料もレシピもセバスさんに伝えられないからね。
「そうですね……このキッチンにある材料で作れるものにしましょうか」
「しょうでしゅね」
「では、材料を見てみましょう」
「あーい!」
元気に返事をして、キッチンにある材料を調べる。小麦粉と強力粉、重曹とコーンスターチ、アーモンドの味に似たナッツを粉にしたなんちゃってアーモンドプードルと、同じくジャガイモの片栗粉。
これらは森で採れた植物や野菜から、テトさんが錬金術を使って粉にしたものだ。私の話とバステト様からいただいたものを見たテトさんが興味を持ち、作ったものだったりする。
あとは砂糖や塩などの調味料や乾燥させたハーブが瓶詰され、棚に並んでいる。残念ながら醤油と味噌はない。
冷蔵庫の中には卵と牛乳、バターとヨーグルト、生クリームといった乳製品をはじめ、果物と野菜、肉や肉の加工品が入っている。つうか、卵と乳製品なんていつ冷蔵庫に入れたんだ? 私は提供してないぞ?
セバスさんに質問したら、テトさんが町で買ってきたものだそうだ。城壁がある町から半日離れた場所に牧場があり、そこで加工及び販売しているんだって。
「にゃるほろー」
「町にいる商人が購入してきたのでしょう。牛自体はおとなしい魔物ですし」
「ほえー。しょれはしょれでみてみたいでしゅ」
「ふふ。時間があれば行ってみましょうか。この国の遥か西にある国は、放牧がさかんなのです」
「しょうなんれしゅね」
そんな国があるんだね。つうか、牛も魔物だとは思わなかった!
とはいえ、この国で扱っている牛が魔物なだけで、その国は動物と魔物が半々らしい。どちらかといえば動物のほうが多いんだとか。
全部魔物にしないのは、種の保存も兼ねているからだそうだ。
魔素が濃い場所にいると魔物化しやすいが、そうでなければ魔物になることはないという。けれど、同じ牛でも動物と魔物では強さも狂暴性も格段に違うし、動物だとウルフやベアなどの魔物に狙われてしまう。
なので、そういった魔物がいない地域では動物の牛や鶏、豚や羊などを飼育し、魔物が出る場所では魔物化したものを飼育しているんだと。
そうか……牛だけじゃなく、鶏や豚、羊の魔物もいるのか……。てっきり、豚はボアか、ファンタジー小説にありがちなオークかと思ってた(笑)
それはともかく。
材料自体はお菓子を作るには何の問題もないものばかりなので、焼き菓子とプリン、時間があればコンポートを作ることに。焼き型は私が提供する。
焼き菓子はクッキー、パウンドケーキ、マドレーヌ、マカロン、フラン。パウンドケーキにはバナナを入れたのとプレーン、ブルーベリーに似たものを入れる予定。
プリンはオーブンと蒸し器で作る二種類。
コンポートは桃と洋ナシ、リンゴ。
コンポートは焼いてる時に作れればいいかな、ってセバスさんと話をした。てなわけで、レッツ・クッキン!
最初は一番時間のかかるパウンドケーキから。まずは材料を計量からのバナナをフォークで潰し、材料を混ぜてから三等分したら、潰したバナナを混ぜたもの、そのまま、ブルーベリーを混ぜたものを作って型に入れ、オーブンへ。
魔道具だからなのか、あるいはテトさんが細工をしているのか、温度と時間を設定してスイッチを入れると、なんと一分もたたずに設定温度になるのだ! 魔道具って便利だな♪
パウンドケーキをオーブンに入れたら、今度はマドレーヌ。次にクッキーとマカロン、フランの順で作成。
フランはなんというか、プリンのような焼き菓子っていうのかな。カスタードを作る材料に薄力粉を入れた感じ? なので、ついでにプリンの材料も用意して、オーブンと蒸し器に入れたあと、フランを作る。
レンジがあれば簡単なんだけれど、この世界にあるものという縛りで作っているので、黒猫の鞄に入っているレンジは使えない。なので、鍋にかけてひたすら練り、カスタードにしたよ――セバスさんが。
「綺麗な黄色ですね」
「でしょー? パンのなかにいれてもいいち、シュークリームという、おかちのにゃかにいれてもおいちいでしゅよ」
「それはそれは……。定住したら教えていただけますか?」
「もちろんでしゅ!」
テトさんと一緒に作ってもいいね、なんてセバスさんと話し、フランを完成させた。それと同時にプリンをはじめとしたものが次々に「できたよー♪」とばかりに、オーブンが音を鳴らして知らせてくる。
おおう、いっぺんにやり過ぎた! だけど、そこは有能な執事のセバスさん。慌てず騒がず、パパっとオーブンや蒸し器から出してくれたよ~。
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あとは荒熱が取れるまで待ち、焼き菓子類は型から外して冷まし、プリンは冷蔵庫へイン。マカロンはテトさんお手製のジャムと、生クリームとチーズを混ぜ合わせてチーズクリームを作り、マカロンに挟んだ。
美味しそう~!
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・「転移先は薬師が少ない世界でした」1~6巻、文庫版1~2巻発売中。こちらは本編完結。
・「転移先は薬師が少ない世界でした」コミカライズ 1巻発売中。毎月第三木曜日更新
・「自重をやめた転生者は、異世界を楽しむ」一巻発売中!
を連載中です。よろしくお願いします!
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