37 / 87
死の森篇
ぬし?としょうぐうしたでしゅ
しおりを挟む
翌朝。バトラーさんとキャシーさんの三人で、湖へお散歩。その間にテトさんとセレスさんがご飯を作り、セバスさんは魚を氷漬けにするんだって。
氷漬け……?
昨日の夜、バトラーさんに私のことを話していいかどうか許可を取ったあと、テトさんとキャシーさん、セバスさんとセレスさんに話をすることにしたんだけれど。どうもその時に、私の世界にあった魚の保存方法が気になったみたいなんだよね。
なので、発泡スチロールに氷を入れて魚を保存していたのと、冷凍保存の話をしてみた。とはいえ、この世界には時間が経過しない鞄や亜空間の存在があるので、あまり意味をなさないと思ってた。
私としてはそう思ってたんだけど、どうもセバスさんはそこがツボだったらしく、いろいろと試してみたいと考えたらしい。特に発泡スチロールなんてないしね、この世界は。
なので、それに代わるものをいろいろ試しつつ、あれこれ試行錯誤するらしい。研究熱心だなあ。
ずっと見てるのも面白そうだけれど邪魔になるのも悪いし、キャシーさんと朝の散歩に行く約束をしていたし。バトラーさんもたまには私と散歩をしたいと思ったようで、一緒に来ることになった。
家からすぐのところにある湖岸に着くと、昨日のように中を覗いてみる。すると、今日も黒い魚影が見えた。
ただし、昨日の三倍以上の大きさがあるが。
「ボニートがいるな」
「奥にはトンノもいるみたいね」
「ろんなおしゃかなでしゅか?」
「うーん……。説明が難しいわね。ちょっと待ってね」
「あい」
どんな魚だろうとワクワクしていると、昨日同様に投網で魚を捕え、引き上げるキャシーさん。昨日よりも数は少ないけれど、その分魚が何倍もデカい!
しかも、テレビとかスーパーで見た魚の姿ばかりなのはいいんだけれど……。
「これがボニートで、こっちがトンノだ」
「これがアミアでこれがぺスよ」
「ふおおお! おしゃしみー! だしのもとーー!」
「「おさしみ? だしのもと?」」
不思議そうに首を傾げるバトラーさんとキャシーさん。名前は日本とは違うけれど、見た目はまんま知っているものばかりだった。
ボニートはかつお、トンノがマグロ。アミアがゴマサバで、ペスがトビウオだったのだ! もちろん鑑定して確認したとも!
なので、鰹節もサバ節もあごだしもできる! もちろんお刺身も食べられる!
「にょほほ~♪」
「ステラちゃんが喜んでいるわね……」
「美味いものが食べられそうだ」
「確かに!」
キャシーさんとバトラーさんが何か話しているけれど、キニシナーイ! 二人にお願いして魚の〆アーンド血抜きをしてもらい、黒猫の鞄にしまっていく。一メートルくらいはあるボニートが鞄に入るか心配だったけれど、杞憂に終わった。
とりあえず、全種類五匹ずつ自分の鞄に入れ、残りはバトラーさんが亜空間に入れてくれた。あとでテトさんに渡すんだって。
テトさんたちが作ってくれる料理も楽しみだなあ~♪
湖の水をちょっと舐めてみたら、真水だった。日本で飲んだ天然水にのような味だから、軟水なのかな? だけど、なんでそんなところに、海の魚がいるのかなあ?
異世界だから?
海水じゃないから魚の味が気になるが、そこは食べてのお楽しみだ。味がぼやけていたら、ヅケにしたり焼いたり、煮たりスープにしてしまえ。あとは出汁用だな、うん。
作業が終わったら、再び散歩を開始。地面にはちょっと毛足の長い芝生のような草と、薬草がちょろちょろ生えている。とはいえ、このあたりの気温はかなり低いし、これから向かう先はうっすらと白く染まっている。
たぶん、雪が降っているんだろうね。だからなのか、草の一部は茶色くなって枯れ始めている。
砂浜のようになっているところに近づいてみると、大小様々な、まあるい石がゴロゴロ転がっている。それに交じって赤や黄色、緑や透明、青やオレンジ、ピンクや黒い石もあって面白い。
何気なく透明の石を拾って鑑定してみたら。
【 ダイヤモンド 】
湖の波で洗われ、角が取れた宝石
大きさとしては希少品。加工することで装飾品にできる
売価価格:精霊金貨300枚
…………はい?
「にゃーーー!?」
「ステラちゃん、どうしたの、って。あら、ダイヤモンドね。ここで見つかる大きさは貴重だし、希少でもあるのよ~」
「よく見つけたな、ステラ」
「しょ、しょんなかんたんにいわにゃいでくらしゃい!」
バトラーさんとキャシーさんはのほほんとしてるけれど、私はそれどころじゃない! 精霊金貨ってなに!?
しかも、何気なく手に取った、大人の拳大はあるやつがダイヤモンド!? 妙にキラキラと輝いていたとはいえ、ガラスかと思ってたよ!
とりあえず、あとでどんなお金の種類があるのだけでも聞かねばならぬと決意したあと、手に持っていたダイヤモンドはキャシーさんに渡した。欲しそうな顔をしてジーっと見てたからね。
この分だと、他にも色のついたやつは宝石の類だろうなあ……なんて思って鑑定したら、全部宝石だった。エメラルドとかサファイヤとか、ルビーとかピンクダイヤとか。
あとはラピスラズリにオニキス、アンバーなどなど、なんでこんなところにあるんだよ! ってくらい、大小様々な大きさの宝石が落ちていたのだ!
さすが異世界、本当~になんでもアリだな!
顔を引きつらせつつもしっかり拾ったとも。そのうち、装飾品を作ってみたいな。
そんな感じで宝石を拾ったりしていたら、突然水鳥たちが鳴いて騒ぎ、飛び立った。そして湖面に波が立ったと思ったら赤くて丸いものが現れ、同時に何か伸びて来たと思ったら、体が宙に浮いた。
「にゃーーー!?」
「ステラ!」
「ステラちゃん!」
すぐに剣を抜いて飛んできたバトラーさんが、私のうしろを切る。そのまま湖に落ちる! と目を瞑ったら、グイっと今までいたほうへと引っ張られた。
何事かと目を開けたら、口からぶっとい糸を吐き出している蜘蛛さんと、その糸を引っ張っているキャシーさんが見えた。そのままキャシーさんのムキムキマッチョな大胸筋にドーン!
「キャシーしゃん、くもしゃん。ありあとうごじゃいましゅ!」
「いいのよ! 無事でよかったわ」
ホッとしたように息をつくキャシーさんと、ギチギチと鳴いて片手を上げる蜘蛛さん。助かったという思いが込み上げてきて、つい涙目になってしまった。
「大丈夫よ、ステラちゃん。あとはアタシたちとバトラーに任せなさい」
「……あい」
キャシーさんの声がいつになく低くて野太く、ギチギチギチィ! と鳴く蜘蛛さんの声も怒っているように聞こえる。私をギュッと抱きしめたあと、キャシーさんは地面に下ろす。
そして蜘蛛さんは、私を護るかのように片足で抱き寄せてきたので、お礼を言いつつ抱きつくと、よしよしと頭を撫でてくれた。キャシーさんも蜘蛛さんも優しいな。
そんなことをしている間にも、実は蜘蛛さんがぶっとい糸を吐いていて、私を襲ったモノに絡みついたままだ。
その糸を辿り、バトラーさんが糸の上を走っているのが見える。
地面を見れば、私に絡みついていたものがピクピクと蠢いている。そこにあったのは、クソバカデカい吸盤。
しかも、うっすらと赤い色。
……もしかして、タコじゃね?
そんなことを考えていたら。
「あら、クラーケンね」
なんて、キャシーさんの呟きが聞こえた。
氷漬け……?
昨日の夜、バトラーさんに私のことを話していいかどうか許可を取ったあと、テトさんとキャシーさん、セバスさんとセレスさんに話をすることにしたんだけれど。どうもその時に、私の世界にあった魚の保存方法が気になったみたいなんだよね。
なので、発泡スチロールに氷を入れて魚を保存していたのと、冷凍保存の話をしてみた。とはいえ、この世界には時間が経過しない鞄や亜空間の存在があるので、あまり意味をなさないと思ってた。
私としてはそう思ってたんだけど、どうもセバスさんはそこがツボだったらしく、いろいろと試してみたいと考えたらしい。特に発泡スチロールなんてないしね、この世界は。
なので、それに代わるものをいろいろ試しつつ、あれこれ試行錯誤するらしい。研究熱心だなあ。
ずっと見てるのも面白そうだけれど邪魔になるのも悪いし、キャシーさんと朝の散歩に行く約束をしていたし。バトラーさんもたまには私と散歩をしたいと思ったようで、一緒に来ることになった。
家からすぐのところにある湖岸に着くと、昨日のように中を覗いてみる。すると、今日も黒い魚影が見えた。
ただし、昨日の三倍以上の大きさがあるが。
「ボニートがいるな」
「奥にはトンノもいるみたいね」
「ろんなおしゃかなでしゅか?」
「うーん……。説明が難しいわね。ちょっと待ってね」
「あい」
どんな魚だろうとワクワクしていると、昨日同様に投網で魚を捕え、引き上げるキャシーさん。昨日よりも数は少ないけれど、その分魚が何倍もデカい!
しかも、テレビとかスーパーで見た魚の姿ばかりなのはいいんだけれど……。
「これがボニートで、こっちがトンノだ」
「これがアミアでこれがぺスよ」
「ふおおお! おしゃしみー! だしのもとーー!」
「「おさしみ? だしのもと?」」
不思議そうに首を傾げるバトラーさんとキャシーさん。名前は日本とは違うけれど、見た目はまんま知っているものばかりだった。
ボニートはかつお、トンノがマグロ。アミアがゴマサバで、ペスがトビウオだったのだ! もちろん鑑定して確認したとも!
なので、鰹節もサバ節もあごだしもできる! もちろんお刺身も食べられる!
「にょほほ~♪」
「ステラちゃんが喜んでいるわね……」
「美味いものが食べられそうだ」
「確かに!」
キャシーさんとバトラーさんが何か話しているけれど、キニシナーイ! 二人にお願いして魚の〆アーンド血抜きをしてもらい、黒猫の鞄にしまっていく。一メートルくらいはあるボニートが鞄に入るか心配だったけれど、杞憂に終わった。
とりあえず、全種類五匹ずつ自分の鞄に入れ、残りはバトラーさんが亜空間に入れてくれた。あとでテトさんに渡すんだって。
テトさんたちが作ってくれる料理も楽しみだなあ~♪
湖の水をちょっと舐めてみたら、真水だった。日本で飲んだ天然水にのような味だから、軟水なのかな? だけど、なんでそんなところに、海の魚がいるのかなあ?
異世界だから?
海水じゃないから魚の味が気になるが、そこは食べてのお楽しみだ。味がぼやけていたら、ヅケにしたり焼いたり、煮たりスープにしてしまえ。あとは出汁用だな、うん。
作業が終わったら、再び散歩を開始。地面にはちょっと毛足の長い芝生のような草と、薬草がちょろちょろ生えている。とはいえ、このあたりの気温はかなり低いし、これから向かう先はうっすらと白く染まっている。
たぶん、雪が降っているんだろうね。だからなのか、草の一部は茶色くなって枯れ始めている。
砂浜のようになっているところに近づいてみると、大小様々な、まあるい石がゴロゴロ転がっている。それに交じって赤や黄色、緑や透明、青やオレンジ、ピンクや黒い石もあって面白い。
何気なく透明の石を拾って鑑定してみたら。
【 ダイヤモンド 】
湖の波で洗われ、角が取れた宝石
大きさとしては希少品。加工することで装飾品にできる
売価価格:精霊金貨300枚
…………はい?
「にゃーーー!?」
「ステラちゃん、どうしたの、って。あら、ダイヤモンドね。ここで見つかる大きさは貴重だし、希少でもあるのよ~」
「よく見つけたな、ステラ」
「しょ、しょんなかんたんにいわにゃいでくらしゃい!」
バトラーさんとキャシーさんはのほほんとしてるけれど、私はそれどころじゃない! 精霊金貨ってなに!?
しかも、何気なく手に取った、大人の拳大はあるやつがダイヤモンド!? 妙にキラキラと輝いていたとはいえ、ガラスかと思ってたよ!
とりあえず、あとでどんなお金の種類があるのだけでも聞かねばならぬと決意したあと、手に持っていたダイヤモンドはキャシーさんに渡した。欲しそうな顔をしてジーっと見てたからね。
この分だと、他にも色のついたやつは宝石の類だろうなあ……なんて思って鑑定したら、全部宝石だった。エメラルドとかサファイヤとか、ルビーとかピンクダイヤとか。
あとはラピスラズリにオニキス、アンバーなどなど、なんでこんなところにあるんだよ! ってくらい、大小様々な大きさの宝石が落ちていたのだ!
さすが異世界、本当~になんでもアリだな!
顔を引きつらせつつもしっかり拾ったとも。そのうち、装飾品を作ってみたいな。
そんな感じで宝石を拾ったりしていたら、突然水鳥たちが鳴いて騒ぎ、飛び立った。そして湖面に波が立ったと思ったら赤くて丸いものが現れ、同時に何か伸びて来たと思ったら、体が宙に浮いた。
「にゃーーー!?」
「ステラ!」
「ステラちゃん!」
すぐに剣を抜いて飛んできたバトラーさんが、私のうしろを切る。そのまま湖に落ちる! と目を瞑ったら、グイっと今までいたほうへと引っ張られた。
何事かと目を開けたら、口からぶっとい糸を吐き出している蜘蛛さんと、その糸を引っ張っているキャシーさんが見えた。そのままキャシーさんのムキムキマッチョな大胸筋にドーン!
「キャシーしゃん、くもしゃん。ありあとうごじゃいましゅ!」
「いいのよ! 無事でよかったわ」
ホッとしたように息をつくキャシーさんと、ギチギチと鳴いて片手を上げる蜘蛛さん。助かったという思いが込み上げてきて、つい涙目になってしまった。
「大丈夫よ、ステラちゃん。あとはアタシたちとバトラーに任せなさい」
「……あい」
キャシーさんの声がいつになく低くて野太く、ギチギチギチィ! と鳴く蜘蛛さんの声も怒っているように聞こえる。私をギュッと抱きしめたあと、キャシーさんは地面に下ろす。
そして蜘蛛さんは、私を護るかのように片足で抱き寄せてきたので、お礼を言いつつ抱きつくと、よしよしと頭を撫でてくれた。キャシーさんも蜘蛛さんも優しいな。
そんなことをしている間にも、実は蜘蛛さんがぶっとい糸を吐いていて、私を襲ったモノに絡みついたままだ。
その糸を辿り、バトラーさんが糸の上を走っているのが見える。
地面を見れば、私に絡みついていたものがピクピクと蠢いている。そこにあったのは、クソバカデカい吸盤。
しかも、うっすらと赤い色。
……もしかして、タコじゃね?
そんなことを考えていたら。
「あら、クラーケンね」
なんて、キャシーさんの呟きが聞こえた。
532
お気に入りに追加
9,080
あなたにおすすめの小説
記憶喪失の転生幼女、ギルドで保護されたら最強冒険者に溺愛される
マー子
ファンタジー
ある日魔の森で異常が見られ、調査に来ていた冒険者ルーク。
そこで木の影で眠る幼女を見つけた。
自分の名前しか記憶がなく、両親やこの国の事も知らないというアイリは、冒険者ギルドで保護されることに。
実はある事情で記憶を失って転生した幼女だけど、異世界で最強冒険者に溺愛されて、第二の人生楽しんでいきます。
・初のファンタジー物です
・ある程度内容纏まってからの更新になる為、進みは遅めになると思います
・長編予定ですが、最後まで気力が持たない場合は短編になるかもしれません⋯
どうか温かく見守ってください♪
☆感謝☆
HOTランキング1位になりました。偏にご覧下さる皆様のお陰です。この場を借りて、感謝の気持ちを⋯
そしてなんと、人気ランキングの方にもちゃっかり載っておりました。
本当にありがとうございます!
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
自重をやめた転生者は、異世界を楽しむ
饕餮
ファンタジー
書籍発売中!
詳しくは近況ノートをご覧ください。
桐渕 有里沙ことアリサは16歳。天使のせいで異世界に転生した元日本人。
お詫びにとたくさんのスキルと、とても珍しい黒いにゃんこスライムをもらい、にゃんすらを相棒にしてその世界を旅することに。
途中で魔馬と魔鳥を助けて懐かれ、従魔契約をし、旅を続ける。
自重しないでものを作ったり、テンプレに出会ったり……。
旅を続けるうちにとある村にたどり着き、スキルを使って村の一番奥に家を建てた。
訳アリの住人たちが住む村と、そこでの暮らしはアリサに合っていたようで、人間嫌いのアリサは徐々に心を開いていく。
リュミエール世界をのんびりと冒険したり旅をしたりダンジョンに潜ったりする、スローライフ。かもしれないお話。
★最初は旅しかしていませんが、その道中でもいろいろ作ります。
★本人は自重しません。
★たまに残酷表現がありますので、苦手な方はご注意ください。
表紙は巴月のんさんに依頼し、有償で作っていただきました。
黒い猫耳の丸いものは作中に出てくる神獣・にゃんすらことにゃんこスライムです。
★カクヨムでも連載しています。カクヨム先行。
(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
スキルポイントが無限で全振りしても余るため、他に使ってみます
銀狐
ファンタジー
病気で17歳という若さで亡くなってしまった橘 勇輝。
死んだ際に3つの能力を手に入れ、別の世界に行けることになった。
そこで手に入れた能力でスキルポイントを無限にできる。
そのため、いろいろなスキルをカンストさせてみようと思いました。
※10万文字が超えそうなので、長編にしました。
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。