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番外編・小話
ある日の夫婦 1
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泪視点です。
*******
「うーん……ちょっと熱が高いかしら……」
「ごめんね、泪さん……今日は忙しいのに……」
「無理しないの。今日は皆いるから麗のことは大丈夫だし、瑠香姉さんに言ったら小野さんを寄越してくれるって言ってたから、今日くらいはゆっくり寝てなさい」
「うん……」
真っ赤な顔をし、荒い息をつきながら目を閉じる圭に、額に冷えピタを貼る。
圭が珍しく体調を崩した。少し前からだるそうにしていたから心配していたのだが、圭は「大丈夫です」と言って動いていた。だが、佐藤の通訳として韓国の出張に付いて行った疲れが出たのか、今朝になって熱が出てしまった。
ピピッ、と鳴った体温計の液晶を見れば、三十八度。さすがに高すぎる。
「報告書……書かないと……」
「それは佐藤がやるって言ってたわ。わからなければ起こすし、体調が良くなってからでもいいから、今は寝てなさい。ヘッドボードにスポーツドリンクを置いておくから、目が覚めたら飲むのよ?」
「ごめんなさい……。ありがとう」
もう一度「気にしないで寝てなさい」と言って麗を連れて部屋を出、そのまま事務所のほうに向かうとちょうど小野が来たところだった。
「小野さんも忙しいのに、ごめんなさいね」
「いえ、今日は珍しく秘書課の誰も随行がないので大丈夫ですよ。圭さんの様子はどうですか?」
「ちょっと熱が高いわね。まあ、無理させたアタシも悪いんだけどね……。佐藤、とりあえず報告書をお願い。他の皆もね。小野さんは皆のフォローとかアタシのフォローをお願いしていいかしら?」
そう言うと皆頷くが麗が「ぶー」と不満気な声を上げたため、皆で笑う。
「じゃあ、麗は日向ぼっこと、招き猫と遊ぶことと、皆の癒しをするのよ? それが今日の麗のお仕事。それでいいかしら?」
「きゃー♪」
仕事という意味がわかっているかはともかく、麗は座ったまま招き猫の頭を叩いてはしゃいだので、内容的には満足したんだな、とまた皆で笑う。
ちりん、ちりん、と鳴る招き猫の鈴の音に混じって、麗のはしゃぐ声やニャー、と鳴く声がするから、誰かが招き猫のお腹を押しているのだろう。電話の音が鳴るたびに静かになる麗には驚いたが。
午後になって圭の様子を見に行くと、圭は寝ていた。多少まだ息は荒いものの、朝よりは大分マシになっていたのでホッとする。
圭のお昼にとお粥を作ろうと思ったものの、作り方がわからない。ネットで検索しようか、それとも商店街の中にある百円均一の店で買おうかと悩んでいる時に小野が顔を出した。
「泪さん、文書ができましたので、添削をお願いします」
「ありがと。……うん、大丈夫よ。姉さんにメールしてちょうだい」
「畏まりました。……圭さんの様子はどうですか?」
「だいぶ落ち着いたわ。これからお粥を作ろうかと思ってるんだけど、作り方がわからないからどうしようかと思って」
「お粥なら作り方を知っていますよ。作りましょうか?」
「ううん、アタシが作りたいの。教えてくれるかしら?」
「いいですよ」
先に瑠香さんにメールして来ます、と言った小野はメールを送ったあとで作り方を教えてくれた。二人で圭の様子を見に行くと、圭はボーッとしながらも身体を起こしてスポーツドリンクを飲んでいた。
「泪さん……。小野さんも。申し訳ありません」
「構いませんよ。大丈夫ですか?」
「はい。かなり楽になりました」
「お圭ちゃん、お粥なんだけど、食べられる?」
「泪さんが作ったの?」
「小野さんに作り方を教わりながらだけどね」
そう言って圭にお粥を渡すと、冷ましながらゆっくりと食べる圭。「おいしい」と呟いて食べる圭にホッとしていると仕事のことや麗のことを聞いて来たので、何とか大丈夫と言ったのだが、俺の言い方に何か感じたのか、「問題でもありましたか?」と圭が聞いて来た。
「ドイツ語がね……ちょっと怪しいのよね」
「そうですね……微妙というか、添削が怪しいというか……」
「ちょっと見せていただいてもいいですか?」
「え?」
「だって怪しいんですよね? 添削くらいならできそうですし」
そう言った圭に小野と二人で顔を見合せ、溜息をついて頷いた。正直に言うと、わからない単語や何かがあって困っていたのだ。
「本音を言うと困っていたんです。お願いしても構いませんか?」
「もちろんです。小野さん、その書類をいただけますか?」
「それが、書斎のパソコンに入ってるのよ。今から持って来るわ」
「なら、書斎に行きます」
「でも……」
「辛かったらそう言いますから」
仕事に関しては、圭は言い出したら聞かない。仕方なく圭に羽織るものを着せ、尚且つブランケットも膝にかけて温かくするのを条件にOKを出した。
***
「これでいいと思います」
「圭さん、助かりました。……ああ、なるほど……こうすればいいんですね」
「そうですね。ただ、前後の文章によっては、小野さんのほうが正解だと思いますよ」
「たとえば?」
「たとえば、ここなんですけど……」
圭と小野の会話を聞きながら、助かったと思う反面、面白くない。確かに最近は本社のほうに行って小野の手伝いをしてるから仕方がないとは思うが、それでも面白くないのだ。
イライラしながら仕事をしていると、圭と小野に笑われた。
「本当にわかりやすいですね、小野さん」
「そうでしょう?」
「……小野さんに言われるならまだわかるけど、圭にわかりやすいって言われるなんて……」
がっくりしながらも溜息をつくと、圭が立ち上がった。
「ちょっと疲れました。コーヒーを淹れて来ますので、小野さん、申し訳ありませんが、事務所の皆さんに配っていただけますか?」
「構いませんよ」
「申し訳ありません。泪さん、コーヒーを淹れたらまた寝ています。何かあったら起こしてください」
「わかったわ。ありがとう、お圭ちゃん」
ドイツ語の文書をメールに添付しながらそんなやり取りをし、圭はコーヒーを淹れたあとで俺を呼ぶと、そのままベッドに潜り混んで寝てしまった。
それ以外は終業まで特に問題もなく仕事を終えた。
書斎を片付け、ぐずることなくずっと良い子だった麗を連れ、夕御飯はどうするかと悩みながらダイニングへ行くと、圭がキッチンに立って料理していた。
「きゃー♪」
「おかえりなさい、泪さん。麗は良い子にしてた?」
「ぐずることなく、ずっと良い子だったわ」
「そっか。麗、偉いねー」
「あーい! んー、まー」
「もうちょっと待ってね、麗」
「ぶー。ぱー」
片言ではあるが、ママやパパといった言葉らしきものを発するようになった麗。すくすくと育って来てるのが嬉しいし、そろそろ二人目を、と思わなくもない。
麗を連れて圭の側に行くと、圭は麗に良い子だったね、と言って額同士をこつん、と合わせたあとでまた料理を始めた。
「もうすぐできるから、座って待ってて」
「あーい」
「わかったわ」
麗を連れて座って待っていると、すぐにご飯が運ばれて来た。簡単なのでごめんねと言った割には、野菜がたっぷり取れる鍋になっていて嬉しかった。
三人で食べる食卓は楽しい。麗もはしゃいで疲れたのか、お風呂に入れてすぐに眠ってしまった。麗を寝かせたあと二人で布団に潜り込み、肘をついて圭の顔を覗きこむ。朝よりも、そして昼よりもずっと顔色がよくてホッとした。
「体調が戻ってよかったわ」
「まだ完全じゃないけどね。明日が休みでよかった」
「そうね。それと……今日はありがとね」
「たいしたことしてないよ? それに、迷惑かけちゃったし」
「そんなことないわよ? 今だから言えるけど、あれ、時間的にちょっとヤバかったのよね。無理させて悪かったわ」
圭の頭を撫でながら、額にキスを落とすと、圭は顔を赤くした。
「あら、真っ赤になっちゃって……。相変わらずよね」
「泪さんが突然キスするからじゃない」
「キスしたい、と思ったから、キスしただけよ?」
「もう……」
プッ、と膨れた頬を指でつつくと、圭はまた顔を赤くした。
「いつもなら『アタシを煽って!』って言うとこだけど、圭はまだ本調子じゃないからね。治ったらたーっぷり愛撫して、可愛がって、啼かせるから」
「……バカ」
照れてそっぽを向いた圭にクスクス笑いながらも、立てていた肘を崩して圭を抱き締めると、圭に俺のほうを向くように言ってから唇にキスを落とし、「今日はもう寝ましょ?」と目を瞑る。ほどなくして寝息をたて始めた圭の顔を愛しげに眺め、その寝息に誘われるように、俺も目を瞑って眠った。
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「うーん……ちょっと熱が高いかしら……」
「ごめんね、泪さん……今日は忙しいのに……」
「無理しないの。今日は皆いるから麗のことは大丈夫だし、瑠香姉さんに言ったら小野さんを寄越してくれるって言ってたから、今日くらいはゆっくり寝てなさい」
「うん……」
真っ赤な顔をし、荒い息をつきながら目を閉じる圭に、額に冷えピタを貼る。
圭が珍しく体調を崩した。少し前からだるそうにしていたから心配していたのだが、圭は「大丈夫です」と言って動いていた。だが、佐藤の通訳として韓国の出張に付いて行った疲れが出たのか、今朝になって熱が出てしまった。
ピピッ、と鳴った体温計の液晶を見れば、三十八度。さすがに高すぎる。
「報告書……書かないと……」
「それは佐藤がやるって言ってたわ。わからなければ起こすし、体調が良くなってからでもいいから、今は寝てなさい。ヘッドボードにスポーツドリンクを置いておくから、目が覚めたら飲むのよ?」
「ごめんなさい……。ありがとう」
もう一度「気にしないで寝てなさい」と言って麗を連れて部屋を出、そのまま事務所のほうに向かうとちょうど小野が来たところだった。
「小野さんも忙しいのに、ごめんなさいね」
「いえ、今日は珍しく秘書課の誰も随行がないので大丈夫ですよ。圭さんの様子はどうですか?」
「ちょっと熱が高いわね。まあ、無理させたアタシも悪いんだけどね……。佐藤、とりあえず報告書をお願い。他の皆もね。小野さんは皆のフォローとかアタシのフォローをお願いしていいかしら?」
そう言うと皆頷くが麗が「ぶー」と不満気な声を上げたため、皆で笑う。
「じゃあ、麗は日向ぼっこと、招き猫と遊ぶことと、皆の癒しをするのよ? それが今日の麗のお仕事。それでいいかしら?」
「きゃー♪」
仕事という意味がわかっているかはともかく、麗は座ったまま招き猫の頭を叩いてはしゃいだので、内容的には満足したんだな、とまた皆で笑う。
ちりん、ちりん、と鳴る招き猫の鈴の音に混じって、麗のはしゃぐ声やニャー、と鳴く声がするから、誰かが招き猫のお腹を押しているのだろう。電話の音が鳴るたびに静かになる麗には驚いたが。
午後になって圭の様子を見に行くと、圭は寝ていた。多少まだ息は荒いものの、朝よりは大分マシになっていたのでホッとする。
圭のお昼にとお粥を作ろうと思ったものの、作り方がわからない。ネットで検索しようか、それとも商店街の中にある百円均一の店で買おうかと悩んでいる時に小野が顔を出した。
「泪さん、文書ができましたので、添削をお願いします」
「ありがと。……うん、大丈夫よ。姉さんにメールしてちょうだい」
「畏まりました。……圭さんの様子はどうですか?」
「だいぶ落ち着いたわ。これからお粥を作ろうかと思ってるんだけど、作り方がわからないからどうしようかと思って」
「お粥なら作り方を知っていますよ。作りましょうか?」
「ううん、アタシが作りたいの。教えてくれるかしら?」
「いいですよ」
先に瑠香さんにメールして来ます、と言った小野はメールを送ったあとで作り方を教えてくれた。二人で圭の様子を見に行くと、圭はボーッとしながらも身体を起こしてスポーツドリンクを飲んでいた。
「泪さん……。小野さんも。申し訳ありません」
「構いませんよ。大丈夫ですか?」
「はい。かなり楽になりました」
「お圭ちゃん、お粥なんだけど、食べられる?」
「泪さんが作ったの?」
「小野さんに作り方を教わりながらだけどね」
そう言って圭にお粥を渡すと、冷ましながらゆっくりと食べる圭。「おいしい」と呟いて食べる圭にホッとしていると仕事のことや麗のことを聞いて来たので、何とか大丈夫と言ったのだが、俺の言い方に何か感じたのか、「問題でもありましたか?」と圭が聞いて来た。
「ドイツ語がね……ちょっと怪しいのよね」
「そうですね……微妙というか、添削が怪しいというか……」
「ちょっと見せていただいてもいいですか?」
「え?」
「だって怪しいんですよね? 添削くらいならできそうですし」
そう言った圭に小野と二人で顔を見合せ、溜息をついて頷いた。正直に言うと、わからない単語や何かがあって困っていたのだ。
「本音を言うと困っていたんです。お願いしても構いませんか?」
「もちろんです。小野さん、その書類をいただけますか?」
「それが、書斎のパソコンに入ってるのよ。今から持って来るわ」
「なら、書斎に行きます」
「でも……」
「辛かったらそう言いますから」
仕事に関しては、圭は言い出したら聞かない。仕方なく圭に羽織るものを着せ、尚且つブランケットも膝にかけて温かくするのを条件にOKを出した。
***
「これでいいと思います」
「圭さん、助かりました。……ああ、なるほど……こうすればいいんですね」
「そうですね。ただ、前後の文章によっては、小野さんのほうが正解だと思いますよ」
「たとえば?」
「たとえば、ここなんですけど……」
圭と小野の会話を聞きながら、助かったと思う反面、面白くない。確かに最近は本社のほうに行って小野の手伝いをしてるから仕方がないとは思うが、それでも面白くないのだ。
イライラしながら仕事をしていると、圭と小野に笑われた。
「本当にわかりやすいですね、小野さん」
「そうでしょう?」
「……小野さんに言われるならまだわかるけど、圭にわかりやすいって言われるなんて……」
がっくりしながらも溜息をつくと、圭が立ち上がった。
「ちょっと疲れました。コーヒーを淹れて来ますので、小野さん、申し訳ありませんが、事務所の皆さんに配っていただけますか?」
「構いませんよ」
「申し訳ありません。泪さん、コーヒーを淹れたらまた寝ています。何かあったら起こしてください」
「わかったわ。ありがとう、お圭ちゃん」
ドイツ語の文書をメールに添付しながらそんなやり取りをし、圭はコーヒーを淹れたあとで俺を呼ぶと、そのままベッドに潜り混んで寝てしまった。
それ以外は終業まで特に問題もなく仕事を終えた。
書斎を片付け、ぐずることなくずっと良い子だった麗を連れ、夕御飯はどうするかと悩みながらダイニングへ行くと、圭がキッチンに立って料理していた。
「きゃー♪」
「おかえりなさい、泪さん。麗は良い子にしてた?」
「ぐずることなく、ずっと良い子だったわ」
「そっか。麗、偉いねー」
「あーい! んー、まー」
「もうちょっと待ってね、麗」
「ぶー。ぱー」
片言ではあるが、ママやパパといった言葉らしきものを発するようになった麗。すくすくと育って来てるのが嬉しいし、そろそろ二人目を、と思わなくもない。
麗を連れて圭の側に行くと、圭は麗に良い子だったね、と言って額同士をこつん、と合わせたあとでまた料理を始めた。
「もうすぐできるから、座って待ってて」
「あーい」
「わかったわ」
麗を連れて座って待っていると、すぐにご飯が運ばれて来た。簡単なのでごめんねと言った割には、野菜がたっぷり取れる鍋になっていて嬉しかった。
三人で食べる食卓は楽しい。麗もはしゃいで疲れたのか、お風呂に入れてすぐに眠ってしまった。麗を寝かせたあと二人で布団に潜り込み、肘をついて圭の顔を覗きこむ。朝よりも、そして昼よりもずっと顔色がよくてホッとした。
「体調が戻ってよかったわ」
「まだ完全じゃないけどね。明日が休みでよかった」
「そうね。それと……今日はありがとね」
「たいしたことしてないよ? それに、迷惑かけちゃったし」
「そんなことないわよ? 今だから言えるけど、あれ、時間的にちょっとヤバかったのよね。無理させて悪かったわ」
圭の頭を撫でながら、額にキスを落とすと、圭は顔を赤くした。
「あら、真っ赤になっちゃって……。相変わらずよね」
「泪さんが突然キスするからじゃない」
「キスしたい、と思ったから、キスしただけよ?」
「もう……」
プッ、と膨れた頬を指でつつくと、圭はまた顔を赤くした。
「いつもなら『アタシを煽って!』って言うとこだけど、圭はまだ本調子じゃないからね。治ったらたーっぷり愛撫して、可愛がって、啼かせるから」
「……バカ」
照れてそっぽを向いた圭にクスクス笑いながらも、立てていた肘を崩して圭を抱き締めると、圭に俺のほうを向くように言ってから唇にキスを落とし、「今日はもう寝ましょ?」と目を瞑る。ほどなくして寝息をたて始めた圭の顔を愛しげに眺め、その寝息に誘われるように、俺も目を瞑って眠った。
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