107 / 190
ドルト村編
第123話 厩舎を作ろう
しおりを挟む
二日酔いの日はおとなしくしてるに限るんだが、レベッカが作った薬はとっても優秀だった。救急箱に入っていた二日酔いの粉薬はとても苦かったけれど、飲んですぐに効いたのには驚いた。
さすがは医師のスキルも持ってるレベッカだ。
特にやりたいことがあるわけじゃないけれど、旅に付き合っていたからしばらくギルドに行っていない。なので、依頼がないか確かめに行くことに。
まあ、結局なかったんだけどね。そんな中、ランツがイデアのための厩舎を作ってくれと言ってきたのでその予定地に行くと、そこは村の柵がある外側だった。どうやら私たちがいない間に整地したらしく、柵もここまで広げるつもりなのか、樹を伐ったり草を刈ったりしている。
「土魔法を持ってるみんなでやったほうが早いんじゃない?」
「だよなあ。けど、今は畑に行ってるやつが多くて」
「なら、うちの従魔を連れてくるわね。どうせ柵も作らないといけないし」
「いいのか? なら、頼む」
「はいよー」
予定地で作業してた兄さんたちと話し合い、土魔法が使えるリコとジルを連れてくることに。二匹に声をかけたら喜び、<<やる!>>と元気に返事をしたのでそのまま予定地に連れてきた。
兄さんたちと一緒に、どこまで土を柔らかくするとか柵はどうするかをもう一度確かめながら話を聞いたあと、それぞれができることをするために動き始める。私は伐採した樹を使って柵作りだ。
魔除け関連は兄さんたちがやってくれるというのでお願いし、言われた通りの形で柵を作った傍から、兄さんたちは魔除け関連のものを付与したり液体を塗ったりしている。柵を埋める時にジルかリコを呼んで穴を掘ってもらい、そこに柵を入れたあとで穴を埋める、ということを繰り返した。
広さ的には、村の敷地が半分くらい入るんじゃなかろうか。
「それなりに広いね。結界は大丈夫なの?」
「ああ。魔道具も併用しているが、ヘラルド様がやればあっという間だよ」
「そうなんだ」
「あと、アリサ。牧草地にあるような草の種を蒔くんだが、成長させてくれるか?」
「いいわよ」
土地が広いのはイデアが走って遊べるようにしたことと、リコも一緒にイデアと遊べるようにしてくれたらしい。それを聞いたリコが喜んでいる。
ジルが羨ましそうにしていたから兄さんたちに教えると、ジルも遊びに来てと言われ、思いっきり尻尾を振っていた。ジル……愛いやつめ。
兄さんたちが種をばら蒔いたあと、緑の手を使って草を生やす。3センチくらいの高さでいいというので、その指示に従った。
そこまで準備したら兄さんたちにもらった設計図を元に、伐採した樹で厩舎を建設。飼い葉や藁は兄さんたちの家にあるので、あとで持ってくるそうだ。
なんとこの兄さんたち、魔族の国で軍馬を育てていたんだって。他にもホワイトカウという乳牛とアフツァー、シェーブルという、家畜になるほどおとなしい魔物を放牧していたという。もちろんコッコも。
もともと牧畜が盛んな家だったそうで、その時の領地の特産物が乳製品。もちろん肉も卵も扱っていたんだとか。
「いつかここで育ててみたいんだよな。せめてコッコくらいはどうにかしたい」
「新鮮な卵って貴重だものね。いいんじゃない? ヘラルドに相談してみたら?」
「そうするよ」
牛たちがのんびり過ごすためにはもっと土地を広げないといけないそうなんだけれど、実際にここで放牧となると、無理だそうだ。せいぜいコッコとアフツァー、シェーブルが限度。
ホワイトカウは乳牛だから、そのための施設も作らないといけないから、こういった山の中での放牧は無理らしい。まあ、村人がたくさんいるわけじゃないから数頭ですむそうだけど、それでも毎日搾乳しないといけないからね。
ホワイトカウがどれくらいの量の乳を出すか知らないが、消費が追い付かなければ結局は捨てることになるから、今は予定していないという。チーズだけならシェーブルの乳だけでもなんとかなるそうだ。
「やっぱ、いずればホワイトカウを飼育したいよなあ」
「チーズやバターを作ればいいじゃない」
「そうすると、作るための魔道具が……」
「私もハビエルもいるのよ? なんとかなるっしょ」
チーズっつってもいろんな種類があるしね。生クリームはさすがに言うのは躊躇ったが、それは錬成して作ればいいだけの話。
つーかね……生クリームなんて作ってみ? 毎日お菓子が食べたいと、レベッカたち女性陣が暴走するに決まってるじゃん! それは面倒なので、しっかりお口チャックした。
飼い葉や藁を取りに行っていた兄さんたちが戻ってくる。イデアも一緒に連れてきた。
<わ~! 広いね! 走ってきていい?>
「いいわよ。リコとジルも一緒に走っておいで」
<<ああ! イデア、行こう!>>
<うん!>
馬車を引いて来たとはいえ、運動できなかったもんね。たーんと遊んでおいで。
兄さんたちも厩舎の近くに休憩するための小屋も作って欲しいというので、土台を土魔法が使える兄さんに作ってもらい、残りの木材や使ってない金属、魔石を使って小屋を作成。
テーブルと椅子、仮眠所にベッドをふたつ、キッチンと魔道具のコンロを作成した。コンロがあれば料理ができるからね。
仮眠所は、もしアフツァーかシェーブルを飼育するとなった場合、たいていは番で購入するので、妊娠する可能性が高い。もし妊娠した場合、臨月が近くなるといつ出産が始まるかわからないので、もしもの時のために泊まって監視できるようにと、仮眠所をお願いされたのだ。
まあ、いざとなったら増築すればいいしね。
コッコを飼うのであれば、購入してから小屋を建てることになった。ヘラルドが許可していないのに作ることはできないし、今日はイデアのためのものだから。
「あ、ヘラルド様」
「立派なのができましたね」
「おう! アリサが手伝ってくれて助かったんだ」
「そうですか。アリサ、ありがとう」
「どういたしまして」
朝の挨拶をしてからヘラルドに交渉を始める兄さんたち。その結果、コッコを二十羽とホワイトカウを番で二組、アフツァーを番で一組買うことに。
ただし、コッコ以外はこれから冬が来るので、雪解けが来てからになった。さっそく馬車に乗っていけると楽しそうに話す兄さんたちに、つい生温~い視線を向けたのは言うまでもない。
その後、特に用事もないし、旅から帰って来たばかりだからと家でまったりしつつ、ソーセージを作ったり豆腐を作るための準備をしたり、たい焼きやワッフルを焼いたりして過ごした。
とても充実した時間でござった。
リコとジルも楽しかったようで、私とでかける以外はイデアといたいと言ったので許可を出した。いいともいいとも! どんどんやりたいことをやればいいよ!
ノンとピオとエバも明日はイデアと遊びたいと言っていたので、もちろん許可を出す。依頼があったらせめてノンと、ピオかエバのどっちかだけでも来てとお願いしておく。
一人でも行動できるけれど、さすがに従魔たちが怒るからね。あとは新人二人を連れてレベル上げの手伝いをするか。
せめて私が回復なり攻撃なりの魔法が使えるのであれば問題はなかったけれど、日本で武道をやっていた関係なのか、魔法の才能はないとリュミエールにも言われているしね……。
そこは仕方がないと諦めよう。
夜はパエリアとサラダ。多少は残るかなくらいの量を作ったはずなのに、まったく残らなかった。
従魔たちが満足してくれているからよしとしよう。
もちろん、リュミエールにもお供えしましたとも。気に入ってくれるといいなあと思いつつ、従魔たちと話したり遊んだりしているうちに、夜は更けていった。
さすがは医師のスキルも持ってるレベッカだ。
特にやりたいことがあるわけじゃないけれど、旅に付き合っていたからしばらくギルドに行っていない。なので、依頼がないか確かめに行くことに。
まあ、結局なかったんだけどね。そんな中、ランツがイデアのための厩舎を作ってくれと言ってきたのでその予定地に行くと、そこは村の柵がある外側だった。どうやら私たちがいない間に整地したらしく、柵もここまで広げるつもりなのか、樹を伐ったり草を刈ったりしている。
「土魔法を持ってるみんなでやったほうが早いんじゃない?」
「だよなあ。けど、今は畑に行ってるやつが多くて」
「なら、うちの従魔を連れてくるわね。どうせ柵も作らないといけないし」
「いいのか? なら、頼む」
「はいよー」
予定地で作業してた兄さんたちと話し合い、土魔法が使えるリコとジルを連れてくることに。二匹に声をかけたら喜び、<<やる!>>と元気に返事をしたのでそのまま予定地に連れてきた。
兄さんたちと一緒に、どこまで土を柔らかくするとか柵はどうするかをもう一度確かめながら話を聞いたあと、それぞれができることをするために動き始める。私は伐採した樹を使って柵作りだ。
魔除け関連は兄さんたちがやってくれるというのでお願いし、言われた通りの形で柵を作った傍から、兄さんたちは魔除け関連のものを付与したり液体を塗ったりしている。柵を埋める時にジルかリコを呼んで穴を掘ってもらい、そこに柵を入れたあとで穴を埋める、ということを繰り返した。
広さ的には、村の敷地が半分くらい入るんじゃなかろうか。
「それなりに広いね。結界は大丈夫なの?」
「ああ。魔道具も併用しているが、ヘラルド様がやればあっという間だよ」
「そうなんだ」
「あと、アリサ。牧草地にあるような草の種を蒔くんだが、成長させてくれるか?」
「いいわよ」
土地が広いのはイデアが走って遊べるようにしたことと、リコも一緒にイデアと遊べるようにしてくれたらしい。それを聞いたリコが喜んでいる。
ジルが羨ましそうにしていたから兄さんたちに教えると、ジルも遊びに来てと言われ、思いっきり尻尾を振っていた。ジル……愛いやつめ。
兄さんたちが種をばら蒔いたあと、緑の手を使って草を生やす。3センチくらいの高さでいいというので、その指示に従った。
そこまで準備したら兄さんたちにもらった設計図を元に、伐採した樹で厩舎を建設。飼い葉や藁は兄さんたちの家にあるので、あとで持ってくるそうだ。
なんとこの兄さんたち、魔族の国で軍馬を育てていたんだって。他にもホワイトカウという乳牛とアフツァー、シェーブルという、家畜になるほどおとなしい魔物を放牧していたという。もちろんコッコも。
もともと牧畜が盛んな家だったそうで、その時の領地の特産物が乳製品。もちろん肉も卵も扱っていたんだとか。
「いつかここで育ててみたいんだよな。せめてコッコくらいはどうにかしたい」
「新鮮な卵って貴重だものね。いいんじゃない? ヘラルドに相談してみたら?」
「そうするよ」
牛たちがのんびり過ごすためにはもっと土地を広げないといけないそうなんだけれど、実際にここで放牧となると、無理だそうだ。せいぜいコッコとアフツァー、シェーブルが限度。
ホワイトカウは乳牛だから、そのための施設も作らないといけないから、こういった山の中での放牧は無理らしい。まあ、村人がたくさんいるわけじゃないから数頭ですむそうだけど、それでも毎日搾乳しないといけないからね。
ホワイトカウがどれくらいの量の乳を出すか知らないが、消費が追い付かなければ結局は捨てることになるから、今は予定していないという。チーズだけならシェーブルの乳だけでもなんとかなるそうだ。
「やっぱ、いずればホワイトカウを飼育したいよなあ」
「チーズやバターを作ればいいじゃない」
「そうすると、作るための魔道具が……」
「私もハビエルもいるのよ? なんとかなるっしょ」
チーズっつってもいろんな種類があるしね。生クリームはさすがに言うのは躊躇ったが、それは錬成して作ればいいだけの話。
つーかね……生クリームなんて作ってみ? 毎日お菓子が食べたいと、レベッカたち女性陣が暴走するに決まってるじゃん! それは面倒なので、しっかりお口チャックした。
飼い葉や藁を取りに行っていた兄さんたちが戻ってくる。イデアも一緒に連れてきた。
<わ~! 広いね! 走ってきていい?>
「いいわよ。リコとジルも一緒に走っておいで」
<<ああ! イデア、行こう!>>
<うん!>
馬車を引いて来たとはいえ、運動できなかったもんね。たーんと遊んでおいで。
兄さんたちも厩舎の近くに休憩するための小屋も作って欲しいというので、土台を土魔法が使える兄さんに作ってもらい、残りの木材や使ってない金属、魔石を使って小屋を作成。
テーブルと椅子、仮眠所にベッドをふたつ、キッチンと魔道具のコンロを作成した。コンロがあれば料理ができるからね。
仮眠所は、もしアフツァーかシェーブルを飼育するとなった場合、たいていは番で購入するので、妊娠する可能性が高い。もし妊娠した場合、臨月が近くなるといつ出産が始まるかわからないので、もしもの時のために泊まって監視できるようにと、仮眠所をお願いされたのだ。
まあ、いざとなったら増築すればいいしね。
コッコを飼うのであれば、購入してから小屋を建てることになった。ヘラルドが許可していないのに作ることはできないし、今日はイデアのためのものだから。
「あ、ヘラルド様」
「立派なのができましたね」
「おう! アリサが手伝ってくれて助かったんだ」
「そうですか。アリサ、ありがとう」
「どういたしまして」
朝の挨拶をしてからヘラルドに交渉を始める兄さんたち。その結果、コッコを二十羽とホワイトカウを番で二組、アフツァーを番で一組買うことに。
ただし、コッコ以外はこれから冬が来るので、雪解けが来てからになった。さっそく馬車に乗っていけると楽しそうに話す兄さんたちに、つい生温~い視線を向けたのは言うまでもない。
その後、特に用事もないし、旅から帰って来たばかりだからと家でまったりしつつ、ソーセージを作ったり豆腐を作るための準備をしたり、たい焼きやワッフルを焼いたりして過ごした。
とても充実した時間でござった。
リコとジルも楽しかったようで、私とでかける以外はイデアといたいと言ったので許可を出した。いいともいいとも! どんどんやりたいことをやればいいよ!
ノンとピオとエバも明日はイデアと遊びたいと言っていたので、もちろん許可を出す。依頼があったらせめてノンと、ピオかエバのどっちかだけでも来てとお願いしておく。
一人でも行動できるけれど、さすがに従魔たちが怒るからね。あとは新人二人を連れてレベル上げの手伝いをするか。
せめて私が回復なり攻撃なりの魔法が使えるのであれば問題はなかったけれど、日本で武道をやっていた関係なのか、魔法の才能はないとリュミエールにも言われているしね……。
そこは仕方がないと諦めよう。
夜はパエリアとサラダ。多少は残るかなくらいの量を作ったはずなのに、まったく残らなかった。
従魔たちが満足してくれているからよしとしよう。
もちろん、リュミエールにもお供えしましたとも。気に入ってくれるといいなあと思いつつ、従魔たちと話したり遊んだりしているうちに、夜は更けていった。
83
お気に入りに追加
8,838
あなたにおすすめの小説
転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!
饕餮
ファンタジー
書籍化決定!
2024/08/中旬ごろの出荷となります!
Web版と書籍版では一部の設定を追加しました!
今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。
救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。
一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。
そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。
だが。
「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」
森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。
ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。
★主人公は口が悪いです。
★不定期更新です。
★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。
天才になるはずだった幼女は最強パパに溺愛される
雪野ゆきの
ファンタジー
記憶を失った少女は森に倒れていたところをを拾われ、特殊部隊の隊長ブレイクの娘になった。
スペックは高いけどポンコツ気味の幼女と、娘を溺愛するチートパパの話。
※誤字報告、感想などありがとうございます!
書籍はレジーナブックス様より2021年12月1日に発売されました!
電子書籍も出ました。
文庫版が2024年7月5日に発売されました!
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
逆ハーレムエンドは凡人には無理なので、主人公の座は喜んで、お渡しします
猿喰 森繁
ファンタジー
青柳千智は、神様が趣味で作った乙女ゲームの主人公として、無理やり転生させられてしまう。
元の生活に戻るには、逆ハーレムエンドを迎えなくてはいけないと言われる。
そして、何度もループを繰り返すうちに、ついに千智の心は完全に折れてしまい、廃人一歩手前までいってしまった。
そこで、神様は今までループのたびにリセットしていたレベルの経験値を渡し、最強状態にするが、もうすでに心が折れている千智は、やる気がなかった。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
転移先は薬師が少ない世界でした
饕餮
ファンタジー
★この作品は書籍化及びコミカライズしています。
神様のせいでこの世界に落ちてきてしまった私は、いろいろと話し合ったりしてこの世界に馴染むような格好と知識を授かり、危ないからと神様が目的地の手前まで送ってくれた。
職業は【薬師】。私がハーブなどの知識が多少あったことと、その世界と地球の名前が一緒だったこと、もともと数が少ないことから、職業は【薬師】にしてくれたらしい。
神様にもらったものを握り締め、ドキドキしながらも国境を無事に越え、街でひと悶着あったから買い物だけしてその街を出た。
街道を歩いている途中で、魔神族が治める国の王都に帰るという魔神族の騎士と出会い、それが縁で、王都に住むようになる。
薬を作ったり、ダンジョンに潜ったり、トラブルに巻き込まれたり、冒険者と仲良くなったりしながら、秘密があってそれを話せないヒロインと、ヒロインに一目惚れした騎士の恋愛話がたまーに入る、転移(転生)したヒロインのお話。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。