前々前世からのストーカーが神様なんて信じない。

第六話『明るい家族計画』

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将来夫となる者『　　　　』(以下、甲)と、将来妻となる者『宮崎　茜』(以下、乙)は、婚約するにあたり、以下のとおり合意し本契約を締結する。


記


第一条(結婚の申し込みと承諾)

20XX年○月○日、甲は乙に対し、婚約の申込みをし、乙は20XX年○月○日同日にこれを承諾した。よって、相互を婚約者として認め、ここに合意する。


第二条(相互の尊重)

甲と乙は、互いの性格、育ってきた生活環境、文化や価値観、趣味嗜好の違いを互いに尊重し合い、甲と乙とが婚約関係から婚姻関係に至るまでの期間、そして、婚姻関係に発展してからも継続して平等の関係である事を自覚し、互いを生涯の伴侶として愛し、助け合うものとする。


第二条(婚約者としてのあり方)

甲と乙は、相互に、健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、愛し慈しみ真心を尽くし、各々が今までに築き上げた生活をさらに充実させ、また、発展させられるよう協力しあうことを誓う。


第三条(婚姻届の提出と、いつまでに婚姻するか)

甲と乙は、乙が成人を迎える20XX年10月13日に、同性婚が認められる◇◇◇国○○○○○州にて永住権を取得し、立会人二名を証人として婚姻届に各々が署名捺印し、20XX年11月8日限り、甲乙で一緒に、◇◇◇国○○○○○州□□市役所に提出する。


第四条(婚姻を成立させる義務について)

甲と乙は、互いに誠意をもって交際し、婚姻を成立させるように努めなければならない義務を負う。婚姻を成立させる義務に反して、婚約を一方的に破棄する場合には、相手の損害に応じた慰謝料を支払う必要が生じる。


第五条(婚約破棄があった場合の慰謝料について)

正式に婚約が成立した後に、いずれか一方の責めに帰すべき事由によって、婚約を破棄又は解消した場合、もしくは、正当な理由なく、不当に婚約を破棄した場合、その一方は、相手方に生じた損害を賠償する必要がある。婚約を破棄・解消した場合は、相手方に対し、慰謝料として金五千万ウォンを支払う他、残りの寿命を支払う義務が生じる。また、死後その魂は永久に相手方の所有物となり、如何なる処遇を得たとしても異論は認められない。


第六条(誓約事項)

甲と乙は、相互に、相手方に対し、以下のとおり誓約する。

① 一方の求めがある場合、相手方はその日のうちに性交に応じること。体調不良等により応じられない理由がある場合は、相手方の指定した別日にそれを設定すること。

② 相手方に対する尊敬・愛情の心を常に持ち、他者の前で互いを紹介するときは、互いを婚約者として明言すること。

③ 第三者と性的関係を持たないこと、並びに浮気および浮気と誤解されるような行動はしないこと。その場合、浮気をされた相手方が浮気相手である第三者及び相手方に対し如何なる報復行動に及んだとしても、浮気やそれに準ずる誤解される様な行動を取った相手方の異論は認められない。

④ 事情の如何を問わず、暴力・暴言は絶対に振るわないこと。

⑤ 飲酒はできるだけ控えめにし、付き合いがある場合は、必ず相手方の許諾を得る、もしくは相手方を同伴させること。

⑥ 無断外泊をしないこと。

⑦ 相手方の手紙、メール、携帯電話等は、一方の申し出がある場合、即座に応じる事。

⑧ 相手方の信頼を著しく害する行動・言動をしないこと。


第七条（信義則）

本契約書に定めのない事項や解釈に疑義が生じた場合、および事情や状況の変更によって見直しの必要が生じた場合には、誠意をもって協議の上、解決を図るよう努めるものとする。


署名

『　　　　』
『宮崎　茜』(省略)