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第二章『一夜の夢、艶やかに』

第三話『一夜の夢、艶やかに』

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遅く訪れた青春に身を焦がしながら、俺は乾燥を終えて木材となった山桜に毎日向き合い、来る日も来る日も家具の制作にあたった。それ以外に、俺の告白を物の見事に不意にした尚さんを頭の中から追い出す方法は無いと思っていた節も、少なからずあった。けれどそんな、尚さんを忘れる為の努力を積み重ねている真っ只中、と言い切っても過言じゃない日々を過ごして行くなかで。


『尚さんの事を忘れられた瞬間が少しでもあったのか?』


と聞かれたら、『否』以外に見繕える答えは用意できそうも無かった。


そして、とうとう山桜の原木から一脚の椅子が仕上げられた、その日の夜。俺は、夢の中で尚さんに出逢った。


尚さんは、あの春そのものを閉じ込めた様な柔らかい笑みを浮かべると、俺に向けて深々とお辞儀をしてきた。俺もそれに合わせて、何故だかそうせざるを得ない気持ちになってしまって、尚さんに向けて深く頭を下げた。


顔を上げると、自分の顔のすぐ目の前に尚さんの顔があって。彼は浮かべていた笑みを静かなものに変えると、ゆっくりとその場で目を閉じた。そして俺達は、そのまま惹かれ合う様にして触れ合うだけの口付けを交わした。


自然で。その口付けは、とても自然な流れの中にあって。俺達は次第に、お互いの身体が蕩けて渾然一体となってしまうような、甘く激しい口付けを繰り返していった。


幸せで、幸せで。このまま、夢から目覚めなければ良いのにと、心の底から願った。全身が震えるほど感極まり、涙が一滴頬から流れ落ちる。その一滴の涙の中に、俺の意識はそっくり含まれていて。俺の頬から涙が離れた瞬間に、俺の意識も俺の身体から離れていった。


まるで、幾星霜離れ離れだった恋人同士のように、濃厚な口付けをしあう二人が見える。俺は再び、夢なら醒めるな、と願った。強く願った、その瞬間。ただの涙の一滴でしかない俺と尚さんの目が合った気がした。


俺はそれを、奇跡だと思えた。この世界に存在する、ありとあらゆる光源の一つだと思った。だけど目覚めると、当たり前のようにそれは夢で。夢でしかなくて。


でも、俺の唇は、まるで一晩中口付けを交わし合ったソレのように、ふっくらと腫れ、じんじんとした鈍い痛みを訴えていたから。俺は布団の上で胎児のように丸まりながら、シーツをくしゃくしゃにし。莫大なる幸福感と喪失感を理由として、咽ぶ様にして泣き噦った。


あの人が、好きだ。


作品の制作に没頭する中で、尚さんの存在を頭から追い出すことは出来なかった。寧ろ、作業を進めていくにつれて、より鮮烈で明確な尚さんを夢に見るようになっていった。最初は口付けだけだったものが、日を追うごとに行為はより淫猥なものとなって行き、二つ目の椅子を作り終える頃には、とうとう念願だった口淫をして貰えるまでに行為は発展していた。


尚さんは、鼻先が陰毛にざりざりと当たるくらいまで深々と俺の花芯を咥え込むと、口を窄めて口内にある無駄な空気を無くし、頰肉でぴったりと竿を挟み込み、舌全体を裏筋にぬらぬらと這わせてから、激しく頭を振った。上目遣いで俺の顔を見上げて、ジッと俺と目を合わせてくる尚さん。俺は、尚さんの頭を撫でて、その柔らかな髪の感触を楽しむと、熱い吐息と共に、尚、尚、と呼び捨てで彼の名前を呼びながら喉を反らした。


頂へと駆け上がらせる為の最後の一押しとばかりに、尚さんが喉奥を使って亀頭を扱く。あまりの快楽に、腰から下が溶け出してしまいそうだ。背筋がピンと張り、全力疾走した獣の様に荒い呼吸を繰り返した後、俺は短い呻き声を上げて尚さんの喉奥目掛けて吐精した。半透明の残滓まで美味しそうに飲み下す尚さんの唇は真っ赤に充血し、ふっくらと腫れぼったくなっていて。その様を見ただけで、俺の腰は再び、びりびりと甘く鮮烈な快感を拾った。


山桜をもとにした作品が、一つ、また一つと増えるにつれて、夢の内容はより淫靡になっていく。にも関わらず、目の前にいた想い人は、朝目覚めると忽然とその姿を隠してしまうから。夢であれだけ身も心も溶け合う様に馬鍬ったというにも関わらず、だからこそ、圧倒的な虚無感と喪失感が俺を襲った。


躊躇いながら、恥じらいながら、俺の肩に、背中に、腰に、恥部に、そっと触れる、その人の指先に溺れる。それに疑問を呈する事が出来るのは、その場に置いて俺しかいない。だから、夢であったとしても、このまま尚さんに流される様にして関係を持ってしまう事に歯止めを利かせられるのは俺だけなのに。俺は夢の中で尚さんに出逢う度に、花蜜でしとどに濡れそぼった花を前にした無力な一匹の蝶の様に、ふらふらとその人に惹き寄せられていってしまうのだった。


あの人に夢で会う為に作品を作っているのではないか、という疑問や鬱屈した想いも抱えはしたけれど、夢の中に出てくる尚さんは、まるで当たり前の様に俺に抱かれようとしてくるから。その艶やかな時間が訪れる度に、自分の欲望に忠実に生きるしか無くなってしまうのだった。


そんな中で完成した二脚の椅子は、俺の木工家人生において、これまでにない完成度を誇っていた。しかし、自分らしさがありありと伝わってくるかのような作品かと尋ねられると、ピンとくる代物とは言えなかった。


そのうえ、余りにもその完成度が高過ぎたために、椅子としての存在感ばかりが際立ち、椅子達は、それ一つのみで成立してしまう作品としてその存在を主張するようになってしまったのだ。


このままでは、あの店にあってこの椅子達は浮いた存在になってしまう。それを阻み、あの店の空間に馴染ませられるかは、この椅子に合わせるテーブルに掛かっていた。


しかし、今の自分に、そんな作品を作る事が果たして可能なのだろうか。現時点の自分にとって最高とも言える作品でありながら、一方で欠陥品とも評せる椅子に合わせられるテーブルを完成させ、『一式』という形に漕ぎ着ける事が、本当に出来るのか、甚だ疑問だ。自分には、荷が重い。そう考えた俺は、親方に胸の内側にある不安を吐露する様に相談した。すると、親方は一言だけ、俺に金言とも言える助言をしてくれたのだ。


今まで通りにやってみろ、と。


俺はそれを聞いて、頭から冷水を浴びせられた様な心地になれた。山桜のポテンシャルに引き込まれ過ぎて、自分の今までのやり方を見失っていた事に気が付いたんだ。夢の中で出逢った尚さんにするのと同じ様に、俺は作品に対して、自分の欲求を発散させる事に没入していた。だから、それ一つで完成形を見る様な、達観し、ある意味で欠陥のある作品しか生み出す事が出来なかったんだ。


目の前にある木が、何故自分の前にあるのか。どんな作品に生まれ変わりたいのか。それを傾聴し、その手伝いをする。それが、俺のやり方だったはずなのに。自分が今までしてきた、『当たり前』を覆してしまう、山桜の圧倒的な存在を前にして、俺の意識は撹乱されてしまった。そう、それはまるで、尚さんを前にした時の自分自身の様に。


春という季節をぎゅっと閉じ込めたようなあの人と山桜の親和性の高さに翻弄されながら、来る日も来る日も尚さんの夢を見た事によって、俺はいつの間にか、山桜に尚さんという存在を重ね合わせていた自分がいた事に気が付いた。そんな状態では、自分らしい作品を生み出せる筈もない。俺は自分の行いを大いに恥じた。技術はあってもこれでは、自慰を覚えたての思春期よりもタチが悪い。
山桜は山桜だ。あまりにその佇まいが似ているからといって、尚さんそのものでは無い。恐れもせず、居直るでもなく。いつもの自分を取り戻せ。


そして、自分自身の工法を見つめ直した俺が、その作品一式の運命を決定付ける一台のテーブルの作成に当たり始めた時。毎晩見る夢にも、ある変化が起こった。夢の中で尚さんと俺は、普段取り交わすような普通の会話をする様になっていったのだ。


その中で彼本来の落ち着いた声や笑い声を聞き、屈託の無い笑顔を見た俺は、これまでの自分の愚かな行いを深く恥じるようになった。だから、会話が途切れた頃を見計らい、まず丁寧に、それを詫びたのだ。


自分の欲に身を任せて、貴方を貪ってしまって本当に申し訳なかった、と。けれど、夢であっても貴方と触れ合う事が出来て、本当に、心から嬉しかった、という正直な気持ちも寄せた。すると尚さんは、あの春の日に出逢った山桜の一輪の花の様に、頬をふんわりと桜色に染め上げて、こんな事を話してくれた。


『気にしないで下さい。僕は、貴方に触れて貰えるなら、どんな風にされても構わないんですよ』


俺は、口内に自然と湧いた生唾をごくりと飲み下した。そして改めて、何故自分の夢に現れるようになったのか、どうして自分に身体を開いてくれるようになったのかを尋ねた。すると、尚さんは俺と目と目を合わせながら。


『貴方が、僕の運命の人だから』


そう、俺の男心を深々と抉るような台詞を口にしたのだった。俺はその台詞を受けて、辛々保っていた理性の糸を、自分の意志でぶちりと引き千切った。そして、お誂え向きに自分達の下に敷かれていた布団に尚さんの身体をゆっくりと横たわらせた。


いま居る部屋は何処かで見た事がある。あの店がもしまだ民家として機能していたのだとしたら、こんな部屋があったかもしれないという俺の想像が生み出した部屋だった。しどけなく布団の上に横たわった尚さんの全身を、足先から上へと舐める様に見つめる。そして、ありと凡ゆる恥ずかしい質問を、彼に問い掛けた。


『服は自分で脱ぐのと、脱がせられるの、どちらの方が興奮しますか?』

『身体が震えているようですが、耳元で囁かれると感じる?』

『胸の飾りは、右と左、どちらの方がお好みですか?』

『まだ身体に触ってもいないのに勃起しているようですけれど、俺の声に感じた?それとも質問が恥ずかしかった?』


桃色の吐息を漏らし、微かに震えながら俺の質問に律儀に答えていく尚さん。その答えを踏まえながら、尚さんが自ら服を脱いでいく様を視姦し、耳元で愛を囁き、顕になった胸元の飾りを、両方とも交互に指先と舌を使ってあやして。尚さんの花芯の先端にある鈴口から垂らす先走りを人差し指の腹で拭って、親指と擦り合わせ、尚さんの眼前で見せつけるように糸を引かせた。すると、尚さんが。


『渉さん、もう待てません。後生ですから、中に下さい』


そう、懇願してきたので。俺は尚さんが生成した先走りを拭った指を二本、尚さんの口内に差し入れ、舐める様に促した。口淫する時の様な舌の動き。俺の下半身の熱も昂る。たっぷりと唾液を纏わりつかせてから指を引き抜くと、閉じられていた尚さんの股を割り開き、躊躇いなくその指を彼の秘孔に挿し入れた。


まずは一本、中指から。すると、その指に秘孔の先にある媚肉が、惜し気もなく指に纏わりついてきた。締め付けというよりは、雄を迎え入れ、精を搾り取ろうとする動き。間違いようもなく名器だった。この中に自分自身の花芯を埋め込む際の甘美な期待に、興奮で息が上がる。中指でその感触を確かめる様に穿っていると、ある一点を掠めた瞬間に、あん、と小さく尚さんが喘いだ。


もしかして、いやまだ分からない。そう思いながらもその一点を再び指の腹を使って撫で擦ると、尚さんは、きゃんきゃんと、叱られた子犬のように鳴き始めた。


その反応から、間違いない、これが尚さんの泣き所だ、と知る。俺は舌舐めずりをして、二本の指を挿入し、第二関節を曲げてそこを集中的に責め立てた。すると、尚さんの花芯の先端から、たらたらと涎にも似た先走りが止めどなく零れ落ちるようになった。このまま逝かせる事も考えのうちにあったけれど、俺自身がもう限界で。早くこの人の中に潜り込みたくて堪らなかったから、莫大な興奮を胸の内で押さえ付けながら、秘孔を拡張する事にのみ執心する事にした。


夢だからなのか、尚さんは雄を迎える準備を予めしてきたかの様で、粗方下拵えが済んでいるようだった。三本目の指を難無く飲み込むと、気持ちの上でも下準備が済んでいたようで、尚さんは俺が指を抜き去った瞬間に素早く四つん這いになって、俺に向け尻たぶを割開き、くっきりと真っ赤に充血した秘孔を剥き出しにして、俺の怒張を強請った。


『滅茶苦茶にして』


その答えを、俺はずっと待っていた。


興奮しきり、微痙攣する亀頭の先端をぐちゅり、と音を立てて秘孔に潜り込ませると、ゆっくり、それでいて確実に、怒張を根元まで挿入した。最奥にある窄まりが、俺の怒張の先端部を擽る。竿はまったりと柔らかな粘膜に包み込まれ、根元は何重にも重ねた輪ゴムを束ねた様に、きゅうきゅうと締め付けられていた。くちゃくちゃという粘着質な音を小刻みに上げながら、まずは粘膜を傷付けないように優しく丁寧な腰使いで尚さんを犯していく。先程見つけた尚さんの泣き所を目掛け、怒張の先端を使い、緩慢な動きでそこをしつこく摩ると、彼は声にならない嬌声を断続的に上げながら身体をふるふる震わせ、自らの花芯を熱り立たせた。


大量の先走りでお漏らししてしまったかの様に濡らしている尚さんの花芯は俺の掌サイズで、俺はそれを、射精をさせるという確固とした決意のもと激しく扱き上げた。そして、次第に腰の動きを早めていくと、尚さんの体内にある泣き所を自らの怒張でもって掘る、抉る、突き刺すとを繰り返し、真っ赤に充血した花芯を手の平全体を使って嬲り続けた。


夜明け前の美しい一羽の孔雀のように、あぁん、と高らかな嬌声をあげて尚さんが絶頂を極める。俺はもう我慢することが出来なくなって、奥歯を噛み砕く勢いで噛み締めながら、晴れ上がった亀頭を尚さんの体内の最奥にずぐん、と潜り込ませ、睾丸を痙攣らせながら大量の精液をびゅくりびゅくりと解き放った。あまりの快楽と視界の暴力に目が霞み、口の端からは涎が垂れ、腰が抜けそうになる。けれど、それでは尚さんの期待に応えられない。この人の要望通り、この人を滅茶苦茶に出来ない。頭の中が尚さん一色になって、無我夢中で腰を振る猿の交尾の様な交接をしてしまった自分自身を叱責し、気持ちを新たにするために鋭く息を吐いてから、尚さんの身体に改めて覆い被さった。


俺自身の先走りと吐き出した精液との滑りを借りて腰の可動域が広がりを見せる。より深いストロークで秘孔を抉るようになっていくと、尚さんは舌をだらし無く伸ばしながら、あっあっ、と小刻みに嬌声をあげた。


最奥を貫くようにして鋭く腰を打ち据える様になると、その嬌声は小さな叫び声にも似たものに変貌を遂げたので、俺は、尚さんが身体の奥底でも快楽を拾える様になった事を悟った。

 
ぱん、ぱん、と乾いた音を立てて、俺の睾丸と鼠蹊部が尚さんの尻肉に打つかる。吐き出した己が精液を尚さんの体内のより深い所に塗り込むようにして腰を動かし、ぐちゅん、ぐちゅんと卑猥な水音を上げながら最奥を激しく責め立てた。


だからだろうか。尚さんの二回目の絶頂は思っていたよりも早く訪れた。彼は呼吸困難者のように拙い息を二、三回吐き出した後、薄い精液を周辺に撒き散らしながら、豪快に射精を果たした。懐を強かに殴打されたように背中を丸め、身体中をびくんびくんと痙攣させ、だらし無く舌を伸ばして、声にならない無音の嬌声を上げている。尚さんの腰に添えた俺の腕は、彼の小さな両の手でがっちりと掴まれ、食い込むくらいまで爪を立てられていた。


先程よりも、より深い所で快楽を拾った所為か、絶頂に掛ける時間は一回目のそれとは比べ物にらならないくらい長かった。秘孔もきゅうきゅうと狭まり、根本から喰いちぎらんとばかりに俺の怒張を締め付ける。けれど、俺の胸は、正体を失う程に善がり狂った尚さんを見たことで歓喜に震えていたから、尚さんが激しく絶頂をしている最中であるとも関係なく、その身体を貪るの事を止めはしなかった。


ねぇ、尚さん。更に深く。もっと深く。貴方の奥に潜らせて。俺にもっと身を委ねて。まるで溶け合う様にして、俺と一つになって。


そして、愛してるって言いながら。こんなにどうしようもない俺の心に、とどめを刺して。


夢だけでなんて、もう許せない馬鹿な俺に。真っ赤な嘘という、現実の刃を突き立てて。でないと、俺は。もう、自分自身を抑えられない。


朝目覚めると、そこは徹夜を果たした工房で。作業中に気を失う様にして眠りについていたのだ、という状況を、俺はいっぺんに把握した。顔を両手で擦り、固まってしまった背筋を伸ばし、激しい交接をした夢の余韻に浸りそうになった自分を叱責する。けれど、あまりにも甘美で、目眩がするほどに耽美で、心身共に満たされる夢だったから。その叱責は無駄なものとなり、それと共に、自分自身の限界をまざまざと知った。


これ以上、現実のあの人に近付いたら、俺はいつかあの人を襲ってしまうかも知れない。絶対に、それだけは防がなくては。あの人の為にも、勿論、自分自身の為にも。


俺は深い溜息を吐いてから、頭をぐしゃぐしゃと掻き混ぜ、昨日の晩から作業に当たっていた、目の前にある一台のテーブルにふと視線を向けた。


まるで夢幻の如く、そのテーブルは在った。先んじて作っていた二台の椅子に、ピタリと馴染むその風貌。あの店の雰囲気にも似合っている。これなら、雰囲気を損ねず、椅子とも空間とも調和を果たすことだろう。自分の全身全霊を掛けた筈のその作品は、しかし、いつの間に仕上げたのか、それが全く記憶に無かった。


けれど、疑いようも何も無く。これまでの俺の人生の中で、最高の傑作だった。


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