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第二章『一夜の夢、艶やかに』
第一話『恋慕』
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山桜の伐採は、話し合いをし、骨董品店に来店した再来週の店休日に執り行われた。作業の為に奥に引っ込んでいて、普段は表に出る事のないパティシエの瀬川さんや、当たり前のようにひょっこりと顔を出した倉敷さんなどを含めると、骨董品店も店自体も店休日だというのに、その場にいる観衆はそれなりの人数になった。
そこには、尚さんの姿も当たり前の様にあった。二週間ぶりに会った尚さんは、初めて会った時に感じた春風の様な柔らかな雰囲気を少しも損ねることなくそこに居て、だから俺の心臓は、その姿を見とめた瞬間に、忙しなくはしゃぎ回り始めた。
尚さんは相沢さんの隣にいて、穏やかに微笑みながら俺に小さく手を振ってくれたから、俺は伐採に人手として付き合ってくれた親方との会話の合間を縫って、どぎまぎしながらそれに手を振り返した。すると、何故か尚さんの隣にいる相沢さんの方が俺に手を振り返してくれたので、内心でそっちじゃないんだけどなぁ、といって突っ込みを入れた。
天然なのかな、相沢さん。あ、尚さんも、ちょっと困った感じで笑っている。きっと、こんな事が良くあるんだろう。相沢さんは天然と、胸の中にあるメモ帳に表記する。これで相沢さんが次にどんな素っ頓狂な反応を示したとしても、特別気にする事はないはずだ。
伐採を行う人員には、初めての大仕事という事もあって、何故か俺以上に張り切っている親方が、ベテランの人員を割いてくれていたから、作業は滞りなく進んだ。作業が始まる前はしんみりとしていた空気も、実際にチェーンソーで幹に刃を突き立て始めると、男所帯ということもあってか、小さな歓声のような声が所々であがった。山桜の大木が、めりめりという音を立ててからどすんと地響きをあげて地に伏すと、引き寄せられるようにして、俺の視界の端に、涙を拭う仕草をする人が映り込んできた。
それは、尚さんだった。前に話した時にも思ったけれど、きっと感受性の強い人なんだろう。それに、この店やこの木に対する思い入れが人一倍強い彼のこと。その胸中を考えると、こちらの胸もずきりと痛む。
この場所にあって、その反応が一番似合うであろう筈の倉敷さんは、けれど誰よりも大きな歓声をあげていた。この木のことをレディのように扱うような木工家を待っていたくらいだ。だから、デリカシーが全く無いとは言わないけれど、もっと尚さんの様に、少しはしんみりと出来ないものだろうか。二面性のある倉敷さんの子供のようにはしゃぐ姿を見て、無為にそんな事を思った。
山桜の大木は、その姿を丸太の状態へと変貌させてからトラックの荷台に積まれて、親方の手によって工房へと運ばれていった。この店の従業員と作業員の総出でそれを見送ると、俺はベテラン作業員の先輩達と一緒に現場に残り、残骸となってしまった枝葉を掻き集め、ビニルテープで一纏めにしてから中庭の隅に積み上げるという作業に没頭した。
大雑把に断ち払った太めな枝葉は持ち帰るが、細かな部位であればこの地域だと燃えるゴミに出せるので、それまでここに置かせて貰うことにしたのだ。その作業を終えるか終えないかの所で、俺の背に声が掛けられた。その声は、聞き間違いようもなく、もはや耳に馴染んでしまった、あの人の声だった。
「お疲れ様です。いま、相沢さんがお茶を入れていて、瀬川さんがケーキを切り分けてくれているので、それが終わったら皆さんで是非ごゆっくりして下さい」
「尚さん、すみません。お言葉に甘えて、そうさせて頂きます」
「いえ、こちらこそ、何から何まで全部任せきりで申し訳ないです」
「気になさらないで下さい。こういうのは、慣れている人間の方が早いですから」
「ふふ、確かに、てきぱき作業してる渉さん、男らしくて格好良かったです。本当に慣れてらっしゃるんですね」
「あ、いや……俺は雑用ばっかりしてきただけで。だから、出来るやつ風に見えるだけです」
尚さんは、いつも俺の事を真正面から褒めてくれる。そんな衒いのないところが、俺の男心を擽って止まないのだ。どうしたら、この人のこういう所に慣れることが出来るんだろう。これでは胸が騒めくばかりで、ちゃんとした会話がちっとも成り立たない。あぁ、早くこの人の目を見て話ができる様になりたい。そうしたら、この原因不明の動悸の悩みにも蹴りがつくような気がするのに。
「あの、この間は、大切な話し合いは無いだなんて誤魔化してしまったり、俺の仕事に付き合わせて、長い時間引き止めてしまって、すみません。俺、仕事になると肝心な部分が見えなくなってしまいがちで。それに、気の回し方も下手くそで。尚さんは折角のお休みだったのに、随分と長く付き合わせてしまって、申し訳ない事をしたなって、ずっと……」
「僕は基本的に暇を持て余している奴なので、気にしないで下さい。あの日、本当は、きちんとした話し合いがあった事についても、渉さんのお気遣いだったんだって分かっていますから。それに、ずっとお話がしたいなと思っていたのは僕の方なんですよ?」
思いがけない尚さんの言葉選びに、俺は吃驚して目を瞬いた。
「え、そうだったんですか?」
「はい。あの倉敷さんのお眼鏡にかなって、倉敷さんが依頼した木工家さんって、一体どんな人なんだろうって凄く興味があって。そしたら、こんなに素敵な人が現れたから、その、僕、あの日、凄く舞い上がってしまって……何か変なこと話してませんでしたか?」
一緒に話をしながら舞い上がっていたのは、俺だけじゃなかったのか。尚さんも、俺を前にして、本来の自分を保てていなかっただなんて。そんな風に言われてしまったら、今この時ですら、気持ちがふわふわと浮つくようにして漂ってしまう。しかも、いま『素敵』って、言われたよね。聞き間違いじゃないよな?言われた、絶対、俺いま、尚さんに。
「そんな事は、全く……」
「あぁ、良かった。渉さん、最後の方はずっと黙り込んでしまわれたので、舞い上がった僕が何か気に障る事を口にしたのかと思って、あれからずっと悩んでいたんです。渉さんは、こんなに穏やかで素敵な人なのに、いざ話すとなると胸がドキドキしたり緊張したりするなんて、僕、何だかおかしいですよね」
うわぁ。これは、参った。もう聞き間違いでも何でもない。尚さんに、二回も『素敵」って言われた。しかも、ドキドキって。緊張って。
駄目だ、もうこれ。これ、俺もう駄目だ。
「あ、あの、相沢さんが入れてくれたお茶が冷めてしまったら申し訳ないですから、手が空いたら店内でゆっくり寛いで下さいね。あの木のこと、よろしくお願いします……それじゃあ、また」
尚さんは、頬を淡く桃色に染めて早口で捲し立てる様に話を終わると、作業をする手を止めて、ぼんやりと尚さんの顔を見つめていた俺をその場に置き去りにし、そそくさとその場を去っていった。俺はその小さな背中が視界の中から失せてしまうまで、棒立ちの状態のまま、ひたすらにその小さな背中を見つめ続けた。
ときめきで、胸が苦しい。全身がカッカと熱いのに、手足の末端は氷のように冷たい。恐らく、話をしていた間中、ずっと緊張していたからだろう。あの人を前にすると心身からリラックス出来るような気持ちになれるのに、実際には物凄く神経を使ってしまう。そして、その一挙手一投足を具に確認するために、凄まじい集中力を必要とされるから、話終わるといつもグッタリとしてしまうのだ。こんな状態では、無事に連絡先を交換するなんて夢のまた夢。どこまでも情けない男だな自分は、と思いながら肩を落とす。本当に、ままならない、何もかも。
あの人に尋ねたい。そして、知らしめて欲しい。
ねぇ、尚さん。貴方は、こんな口下手で、不器用で、木工の事しか頭に無い男の、どこを素敵だと思ってくれたんですか?
山桜の伐採は、話し合いをし、骨董品店に来店した再来週の店休日に執り行われた。作業の為に奥に引っ込んでいて、普段は表に出る事のないパティシエの瀬川さんや、当たり前のようにひょっこりと顔を出した倉敷さんなどを含めると、骨董品店も店自体も店休日だというのに、その場にいる観衆はそれなりの人数になった。
そこには、尚さんの姿も当たり前の様にあった。二週間ぶりに会った尚さんは、初めて会った時に感じた春風の様な柔らかな雰囲気を少しも損ねることなくそこに居て、だから俺の心臓は、その姿を見とめた瞬間に、忙しなくはしゃぎ回り始めた。
尚さんは相沢さんの隣にいて、穏やかに微笑みながら俺に小さく手を振ってくれたから、俺は伐採に人手として付き合ってくれた親方との会話の合間を縫って、どぎまぎしながらそれに手を振り返した。すると、何故か尚さんの隣にいる相沢さんの方が俺に手を振り返してくれたので、内心でそっちじゃないんだけどなぁ、といって突っ込みを入れた。
天然なのかな、相沢さん。あ、尚さんも、ちょっと困った感じで笑っている。きっと、こんな事が良くあるんだろう。相沢さんは天然と、胸の中にあるメモ帳に表記する。これで相沢さんが次にどんな素っ頓狂な反応を示したとしても、特別気にする事はないはずだ。
伐採を行う人員には、初めての大仕事という事もあって、何故か俺以上に張り切っている親方が、ベテランの人員を割いてくれていたから、作業は滞りなく進んだ。作業が始まる前はしんみりとしていた空気も、実際にチェーンソーで幹に刃を突き立て始めると、男所帯ということもあってか、小さな歓声のような声が所々であがった。山桜の大木が、めりめりという音を立ててからどすんと地響きをあげて地に伏すと、引き寄せられるようにして、俺の視界の端に、涙を拭う仕草をする人が映り込んできた。
それは、尚さんだった。前に話した時にも思ったけれど、きっと感受性の強い人なんだろう。それに、この店やこの木に対する思い入れが人一倍強い彼のこと。その胸中を考えると、こちらの胸もずきりと痛む。
この場所にあって、その反応が一番似合うであろう筈の倉敷さんは、けれど誰よりも大きな歓声をあげていた。この木のことをレディのように扱うような木工家を待っていたくらいだ。だから、デリカシーが全く無いとは言わないけれど、もっと尚さんの様に、少しはしんみりと出来ないものだろうか。二面性のある倉敷さんの子供のようにはしゃぐ姿を見て、無為にそんな事を思った。
山桜の大木は、その姿を丸太の状態へと変貌させてからトラックの荷台に積まれて、親方の手によって工房へと運ばれていった。この店の従業員と作業員の総出でそれを見送ると、俺はベテラン作業員の先輩達と一緒に現場に残り、残骸となってしまった枝葉を掻き集め、ビニルテープで一纏めにしてから中庭の隅に積み上げるという作業に没頭した。
大雑把に断ち払った太めな枝葉は持ち帰るが、細かな部位であればこの地域だと燃えるゴミに出せるので、それまでここに置かせて貰うことにしたのだ。その作業を終えるか終えないかの所で、俺の背に声が掛けられた。その声は、聞き間違いようもなく、もはや耳に馴染んでしまった、あの人の声だった。
「お疲れ様です。いま、相沢さんがお茶を入れていて、瀬川さんがケーキを切り分けてくれているので、それが終わったら皆さんで是非ごゆっくりして下さい」
「尚さん、すみません。お言葉に甘えて、そうさせて頂きます」
「いえ、こちらこそ、何から何まで全部任せきりで申し訳ないです」
「気になさらないで下さい。こういうのは、慣れている人間の方が早いですから」
「ふふ、確かに、てきぱき作業してる渉さん、男らしくて格好良かったです。本当に慣れてらっしゃるんですね」
「あ、いや……俺は雑用ばっかりしてきただけで。だから、出来るやつ風に見えるだけです」
尚さんは、いつも俺の事を真正面から褒めてくれる。そんな衒いのないところが、俺の男心を擽って止まないのだ。どうしたら、この人のこういう所に慣れることが出来るんだろう。これでは胸が騒めくばかりで、ちゃんとした会話がちっとも成り立たない。あぁ、早くこの人の目を見て話ができる様になりたい。そうしたら、この原因不明の動悸の悩みにも蹴りがつくような気がするのに。
「あの、この間は、大切な話し合いは無いだなんて誤魔化してしまったり、俺の仕事に付き合わせて、長い時間引き止めてしまって、すみません。俺、仕事になると肝心な部分が見えなくなってしまいがちで。それに、気の回し方も下手くそで。尚さんは折角のお休みだったのに、随分と長く付き合わせてしまって、申し訳ない事をしたなって、ずっと……」
「僕は基本的に暇を持て余している奴なので、気にしないで下さい。あの日、本当は、きちんとした話し合いがあった事についても、渉さんのお気遣いだったんだって分かっていますから。それに、ずっとお話がしたいなと思っていたのは僕の方なんですよ?」
思いがけない尚さんの言葉選びに、俺は吃驚して目を瞬いた。
「え、そうだったんですか?」
「はい。あの倉敷さんのお眼鏡にかなって、倉敷さんが依頼した木工家さんって、一体どんな人なんだろうって凄く興味があって。そしたら、こんなに素敵な人が現れたから、その、僕、あの日、凄く舞い上がってしまって……何か変なこと話してませんでしたか?」
一緒に話をしながら舞い上がっていたのは、俺だけじゃなかったのか。尚さんも、俺を前にして、本来の自分を保てていなかっただなんて。そんな風に言われてしまったら、今この時ですら、気持ちがふわふわと浮つくようにして漂ってしまう。しかも、いま『素敵』って、言われたよね。聞き間違いじゃないよな?言われた、絶対、俺いま、尚さんに。
「そんな事は、全く……」
「あぁ、良かった。渉さん、最後の方はずっと黙り込んでしまわれたので、舞い上がった僕が何か気に障る事を口にしたのかと思って、あれからずっと悩んでいたんです。渉さんは、こんなに穏やかで素敵な人なのに、いざ話すとなると胸がドキドキしたり緊張したりするなんて、僕、何だかおかしいですよね」
うわぁ。これは、参った。もう聞き間違いでも何でもない。尚さんに、二回も『素敵」って言われた。しかも、ドキドキって。緊張って。
駄目だ、もうこれ。これ、俺もう駄目だ。
「あ、あの、相沢さんが入れてくれたお茶が冷めてしまったら申し訳ないですから、手が空いたら店内でゆっくり寛いで下さいね。あの木のこと、よろしくお願いします……それじゃあ、また」
尚さんは、頬を淡く桃色に染めて早口で捲し立てる様に話を終わると、作業をする手を止めて、ぼんやりと尚さんの顔を見つめていた俺をその場に置き去りにし、そそくさとその場を去っていった。俺はその小さな背中が視界の中から失せてしまうまで、棒立ちの状態のまま、ひたすらにその小さな背中を見つめ続けた。
ときめきで、胸が苦しい。全身がカッカと熱いのに、手足の末端は氷のように冷たい。恐らく、話をしていた間中、ずっと緊張していたからだろう。あの人を前にすると心身からリラックス出来るような気持ちになれるのに、実際には物凄く神経を使ってしまう。そして、その一挙手一投足を具に確認するために、凄まじい集中力を必要とされるから、話終わるといつもグッタリとしてしまうのだ。こんな状態では、無事に連絡先を交換するなんて夢のまた夢。どこまでも情けない男だな自分は、と思いながら肩を落とす。本当に、ままならない、何もかも。
あの人に尋ねたい。そして、知らしめて欲しい。
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