平成文化大論争

ALICE

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俺の部活に美少女がいるなんてありえない!

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「最近、誰かに見られている気がするんだが」
「自意識過剰だな」
「うっせー」
「まぁ、私も見られている気がするが」
「数秒前の発言は何だったんだ」
俺の発言はサラリとスルーされ、会長は扉に向かって歩いていった。
バッと扉を開けるとそこには……。
「誰だ!?」
「えっ?」
ポカンと突っ立っている美少女がいた。
「会長知らないのか?美少女で成績学年トップ保持者として有名だぞ」
「そうなのか?」
少女は赤面して、
「べ、別にそんなことないわよ!」
「だそうだ」
「坂田、もしかしてツンデレ?」
「違うわよ!」
「らしいぞ」
完全に行き場を失っている会長は放っておいて、
「この部活に入りたいのか?」
その途端、坂田はビクンと肩を震わせた。
「は、入りたくないわよ」
「そうか」
そう言って会長は、扉を閉めようとした。
「どうしてもっていうなら、入ってあげてもいいけど………」
めんどくせー。
「面倒な性格だな」
「おい、俺が折角言わなかったことをお前が言うな!!」
会長は、ジロジロと無礼講に坂田を見て、
「うん、合格だ」
とにこやかに言った。
「おい、これ」《平成文化部》だぞ。こんな人が………。」
「あたしだって二次元好きだし」
少しいじけた声で言われた。
「何か意外な人が好きだよな」
「人を見た目で判断するからだ」
「そうだな。俺が悪かった」
「私は見た目で判断するがな」
「同感ね」
「俺の感動を返せ!」
「時は金成り。時を大切にしろ。失った時間は戻って来ない。諦めろ」
「諦めてたまるか!!」
「もしかして修也ってツンデレ?」
「それを坂田に言われたくねぇよ」
訂正、俺の部活にアホ会長とツンデレがいるなんてありえない。

   ○☆○☆○☆
   あとがき的な
お久しぶりです!
先週は投稿出来なくてごめんなさい!
私事ですが無事前期入試合格しました!!
実は、結果発表が今日でした!!!
あまり勉強してなかった作者が合格w
嬉しいより驚きですねww
Twitterでも皆さんに祝われて嬉しかったです?
っと、今更ですがタイトルの読み方が分からないとゆー人が結構いますw
平成文化大論争カルタリオゲームと読みます。。
文化であるcultureカルチャーを変化させています。。
お見知りおきをw←
次話は、
番外編 部活に青春を求めるのは間違っているだろうか
です( ・ω・)
お楽しみに♪
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