平成文化大論争

ALICE

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プロローグ3

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「ここか」
前まで空き部屋だったのだが、今は堂々と《平成文化部》と書いてあった。
ガチャッ
「ええっと、失礼します?」
部屋には、会長がいて優雅に紅茶を飲んでいた。
「来たか、大宮」
「まぁ、入れと言われたからな」
「それもそうか」
「会長」
「何だ?」
「この部活は、何をするんだ?」
当然の質問だ。
昨日、家に来たと思ったら突然部活を創ったと言われ、メモを半ば無理矢理渡されたわけだがそのメモには、明日を楽しみにしていろ!と記されているだけだった。
場所も分からなかったので、ここに辿り着くまでに大変無駄な労力を消費した。
「何だ、昨日のメモを読んでいないのか?」
「読んだから聞いてんだよ!」
ちなみにそのメモはビリビリに破いて即ゴミ箱行きだった。
「私の言葉を発言から汲み取るべきだ。優しくない男はモテないぞ」
「もっと世界は俺に優しくてもいいと思うぞ」
「とんだ被害妄想だな」
「さっきから何だよ。俺、会長に恨まれることしました?」
「そんなわけないだろ」
「じゃあ、おかしいだろ」
「大宮、世界は理不尽なことで一杯なんだぞ」
「それ、生徒会長にあるまじき発言だよ。もっと人が不幸にならないように最善を尽くせ」
「私がそんなことするわけないだろ」
「本当、何で生徒会長になったんだよ」
「内申の為だ(`・ω・´)キリッ」
物凄いドヤ顔で言われた。
会長と一悶着あった後、
「で、結局何だ。この部は」
と再度尋ねた。
 「オタクによるオタクの為のオタクの部活だ」
「は?」
「だから、お前のいうアニメ語り部を実現させたんだ。まぁ、名前は《平成文化部》だけど」
「凄いな」
そう俺が呟いた途端、会長は胸を反り、
「ふっ、会長の権力だ」
と堂々と公言した。
それ、ただの職権乱用じゃねぇかぁぁぁ!!

   ○☆○☆○☆
   あとがき的な
長かったプロローグも終わりました。
この話、割と友達内でもお気に入りが多いらしいです。
「修也くんのツッコミが面白い。」と見ず知らずの人からTwitterで言われました。
(Twitterの垢名を載せていないのに見つけるなんて凄い!)
そして、なんとなんと芽依ちゃんを好きって言ってくれる人が何人も現れたー!
おめでとう、芽依ちゃん!
なぜかこの回を見た人が多い。。
自分で読み返しても、芽依ちゃん下衆いと思ったww
最近の子は、下衆い子が好きなのかな?(←作者も最近の子ですがww)
と気を取り直して、次話は、
アニメについて -鈴音加入フラグです(*`・ω・)ゞ
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