平成文化大論争

ALICE

文字の大きさ
上 下
2 / 5

プロローグ2

しおりを挟む
ガチャッ
「ただいまー」
「おかえりなさーい」
居間から妹の声がした。
「悪い。遅くなっ……」
「邪魔しているぞ」
「wっksjふぉえjvsっks」
か、会長がいる!!
「お兄ちゃん、うるさい」
怒られてしまった。
「どうしたんだ?」
会長は、素知らぬ顔で尋ねてきた。
「いや、お前がどうしたんだ」
「別に、問題無い」
「そうか」
とりあえず、一度落ち着こう。
深呼吸をして、疑問を口にした。
「そういや会長、どうやって家に入ったんだ?まさか不法侵入じゃないだろうな」
「お兄ちゃん、夢だよ!!」
「俺には、夢も希望も無いよ……」
「何言ってるの、お兄ちゃん」
実の妹に、少し引かれた。
「夢が入れたの。インターフォンが鳴ったから誰だろうと思ったら芽依さんだった理由わけ!」
なっ!!
「あのなぁ、会長だからって危機感を無くしちゃ駄目だろ」
「インターフォンで知り合ったもん」
絶句した。
まさか、妹がこんなに馬鹿だったとは。
「インターフォンは、友達になれる便利な道具じゃねぇよ」
「お兄ちゃんの言っていること分からない!」
逆ギレされた。
もっと俺がしっかりするべきか。
「おーい。私のことを忘れていないか?」
「忘れてた。てか、どうしたんだ?」
「大宮に朗報だ」
「ん?」
「何と……」
「「何と?」」
「私が、部活を創ったんだ!!」
「そうか、頑張れよ」
「えー、凄い!」
兄妹で真逆の反応だった。
「何を言っている、大宮。お前も入るんだぞ」
「は?」
「お前は、どこの部活にも入っていないんだよな」
確認するように聞いてくる会長に、
「そうだ」
と返答した。
「では、部活に入ってもらおう」
「横暴な!!」
「詳しくは、このメモを読んでおいてくれ。私は帰る」
邪魔したなと言って、颯爽と帰ってしまった。
「どうするの、お兄ちゃん?」
折角せっかく創ってくれたんだから入部するか」
渡されたメモを見ると……。

   ○☆○☆○☆
   あとがき的な
こんにちはー!
作者のALICEアリスです。
先日、友達に「小説見たよー!」と言われました。
その子のお気に入りは、修也くんらしいのですが、「もっと出番を増やせー」と言われました。
さて、質問です。
毎回毎回出ている主人公なのに、これ以上どうやって出番を増やせばいいのでしょうかw
答えは、明白です。
無理ですねーww
っと、無駄話をしてみました。
前回のあとがきで言ったとおり妹ちゃんキャラ爆発していますねー!
「インターフォンで友達になった」なんてぶっ飛んだ考えですね。。
一種の才能かもw
でも、妹ちゃんは修也くんが知らない秘密があるんです。
そして、修也くんは落ち込みますw
まぁ、それはまだまだ先の話です。
これからもこの小説が続くように応援宜しくお願いします。
次話は、プロローグ3です(*`・ω・)ゞ
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

弁当 in the『マ゛ンバ』

とは
青春
「第6回ほっこり・じんわり大賞」奨励賞をいただきました! 『マ゛ンバ』 それは一人の女子中学生に訪れた試練。 言葉の意味が分からない? そうでしょうそうでしょう! 読んで下さい。 必ず納得させてみせます。 これはうっかりな母親としっかりな娘のおかしくて、いとおしい時間を過ごした日々のお話。 優しくあったかな表紙は楠木結衣様作です!

ドリーム野郎

852633B
青春
生きることが好きさ。

入学式

wawabubu
青春
両親がいないせいで高校まで育ててくれた姉、父兄として入学式に参列してくれた。

浦島子(うらしまこ)

wawabubu
青春
大阪の淀川べりで、女の人が暴漢に襲われそうになっていることを助けたことから、いい関係に。

児島君のこと

wawabubu
青春
私が担任しているクラスの児島君が最近来ない。家庭の事情があることは知っているが、一度、訪問してみよう。副担任の先生といっしょに行く決まりだったが…

羽ばたけ楽器の精鋭達

藤堂 礼也
青春
吹部でアルトサックスを吹いている高3の姫路。姫路はコンクールで全国金賞を目指す高校の部長。 でも、部員の中にヒビが…。

筆下ろし

wawabubu
青春
私は京町家(きょうまちや)で書道塾の師範をしております。小学生から高校生までの塾生がいますが、たいてい男の子は大学受験を控えて塾を辞めていきます。そんなとき、男の子には私から、記念の作品を仕上げることと、筆下ろしの儀式をしてあげて、思い出を作って差し上げるのよ。

坊主の決意:ちひろの変身物語

S.H.L
青春
### 坊主のちひろと仲間たち:変化と絆の物語 ちひろは高校時代、友達も少なく、スポーツにも無縁な日々を過ごしていた。しかし、担任の佐藤先生の勧めでソフトボール部に入部し、新しい仲間たちと共に高校生活を楽しむことができた。高校卒業後、柔道整復師を目指して専門学校に進学し、厳しい勉強に励む一方で、成人式に向けて髪を伸ばし始める。 専門学校卒業後、大手の整骨院に就職したちひろは、忙しい日々を送る中で、高校時代の恩師、佐藤先生から再び連絡を受ける。佐藤先生の奥さんが美容院でカットモデルを募集しており、ちひろに依頼が来る。高額な謝礼金に心を動かされ、ちひろはカットモデルを引き受けることに。 美容院での撮影中、ちひろは長い髪をセミロング、ボブ、ツーブロック、そして最終的にスキンヘッドにカットされる。新しい自分と向き合いながら、ちひろは自分の内面の強さと柔軟性を再発見する。仕事や日常生活でも、スキンヘッドのちひろは周囲に驚きと感動を与え、友人たちや同僚からも応援を受ける。 さらに、ちひろは同級生たちにもカットモデルを提案し、多くの仲間が参加することで、新たな絆が生まれる。成人式では、ロングヘアの同級生たちとスキンヘッドの仲間たちで特別な集合写真を撮影し、その絆を再確認する。 カットモデルの経験を通じて得た収益を元に、ちひろは自分の治療院を開くことを決意。結婚式では、再び髪をカットするサプライズ演出で会場を盛り上げ、夫となった拓也と共に新しい未来を誓う。 ちひろの物語は、外見の変化を通じて内面の成長を描き、友情と挑戦を通じて新たな自分を見つける旅路である。彼女の強さと勇気は、周囲の人々にも影響を与え、未来へと続く新しい一歩を踏み出す力となる。

処理中です...