【完結】この悲しみも。……きっといつかは消える

Mimi

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◆登場人物紹介◆ 

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※ 今回は登場人物が多いので、先に紹介しておきます。
「こいつ誰?」の時は、こちらにお戻りくださいませ。

 先の話に出てくる人物を、少しでも読みたくない方はスルーしてください。 
 ▲は既に亡くなっている人物です



【レイウッド伯爵領アダムス家】

△ミルドレッド・アダムス(ミリー) 20歳
 実家はウィンガム伯爵マーチ家
 約1年半前にスチュワートと政略婚したが、結婚前には恋愛に発展していた


▲スチュワート・アダムス(スチュー) 24歳
 レイウッド伯爵  アダムス本家の当主 ミルドレッドの夫
 領地を襲った水害により死亡


△レナード・アダムス(レン) 21歳
 スチュワートの異母弟
 領地経営に関わらずに、恋人サリーと結婚後は平民になる予定だった


△リチャード・アダムス 46歳
 アダムス子爵  スチュワートの叔父(父の弟)
 高圧的な人物で一族を仕切っている


△カールトン・アダムス(カール) 25歳
 スチュワートの従兄で補佐役
 リチャードの長男で子爵位後継者
 息子クラインが生まれている


△サリー・グレイ 26歳
 レナードの4年来の恋人
 領内のB&B(この話の中では簡易宿泊施設としています)の看板娘


▲前レイウッド伯爵夫妻
  夫)バーナード  妻)ジュリア 旧姓タルボット
 スチュワートの両親  共に9ヶ月前に流行り病で死亡する
 ジュリアはスチュワートが2歳の頃に来た後妻で、レナードを産んだ


▲2代前のレイウッド伯爵夫妻
  夫)ドナルド  妻)グロリア 旧姓バークレー
 スチュワートの祖父母  


▲エルネスト・アダムス 
 3代前のレイウッド伯爵 スチュワートの曽祖父


▲ウィラード・アダムス 
 エルネストの兄で、当時のアダムス本家の長男  短命だったのは戦死?


△ハモンド 50歳  アダムス家の家令
△ケイト  40歳  アダムス家の侍女長
△ユリアナ 19歳  ミルドレッドの専属侍女 バークレー男爵令嬢
△ハンナ  15歳  アダムス家のメイド
  





【ウィンガム伯爵領マーチ家】

△ジャーヴィス・マーチ(ヴィス) 28歳
 ウィンガム伯爵  ミルドレッドの兄
 生涯独身宣言をしていて、家族や友人といった身内以外には冷たい
 8歳年下の妹を守ろうとするあまりに、過保護気味になっている


△キャサリン・マーチ 46歳
 ミルドレッドの母 
 息子の告白を受け入れた懐が深い女性 
 スチュワートを気に入っていた


▲アイヴァン・マーチ
 前ウィンガム伯爵  ミルドレッドの父
 5年前に死亡
 後継者のジャーヴィスの恋愛については知らなかった


△ホールデン 45歳  マーチ家本邸の家令
△タッカー  29歳  マーチ家王都邸の執事
△ルーシー  21歳  マーチ家でのミルドレッドの侍女




【王都】

△ベネディクト・シールズ 30歳
 王都から派遣された地方行政査察官
 学院ではジャーヴィスの2年上の先輩だが、交流はなかった
 立場上中立を心掛けているが、レイウッド-ウィンガム問題では、ミルドレッドに同情的


△レイラ・シールズ 27歳
 ベネディクトの妻  夫と子供を失ったミルドレッドを悲劇のヒロインに見立てて、同情した彼女に伏せられていた話を教えてしまう


△イアン・ギャレット 26歳
 ジャーヴィスの学生時代の後輩
 戦争特需で成り上がった一代貴族の男爵家の孫だったので、貴族専用の高等学院に入学出来たが、現在は平民
 実家が経営する大商会の調査部に居る


△ローラ・フェルドン 22歳
 スチュワートに会う為にレイウッド領までやって来た女性
 スチュワートの愛人?


△メラニー・フェルドン 3歳
 スチュワートに生き写しのローラの娘


?メラニー・コーネル 45歳
 スチュワートの実母だが、彼が1歳になる前に離縁となり、王都のコーネル子爵家に戻った  


△テリー・スミス  24歳
 王都の中等学校の教師


△マリー・ギルモア  23歳
 ローラの友人


△エリン・マッカートニー  40歳
 王都の人気婦人服デザイナー
 ローラの雇い主




【とある国】

△フェルナンド・アパリシオ 28歳
 ジャーヴィスの同級生で、彼と交際していたとある国からの留学生
 帰国後は婚約者と結婚したという噂がある



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