73 / 112
第2章 いつか、あなたに会う日まで
22
しおりを挟む
孤児院の食堂は、当然高等学院のそれよりも小さい。
だが人間の心理は10歳でも18歳でも同じで、一番奥が落ち着くのか入口から遠い、所謂3年席に彼はこちらに背を向けて座っていた。
猫背の背中が小刻みに揺れているのは、ビスケットを咀嚼しているからか。
ここ、食堂に来るまで。
どきどきし過ぎて、胸が痛かった。
途中何人もの子供達とすれ違って、名前も呼ばれた気がしたのに、足は止まらなかった。
止まりたくなかった。
早く、早く!
早くしないと、彼がまた無詠唱で何処かへ飛んでいってしまうかもしれない。
早く、早く! と……
食堂と書かれたプレートが扉の上部に貼られた部屋だった。
一応ノックはしたが、返事を待たずに入室した。
別に感動の再会を期待した訳じゃない。
この年のオルはわたしのことなんか知らない。
だから、わたしの顔を見て笑顔になる訳はない。
わたしがモニカのような美少女だったら、もしかしたら一目惚れもあるかもしれないけれど。
それでも、それでも。
初めて会った時、彼はどんな顔をするのか楽しみにして……
この頃の手持ちの洋服の中で、一番のお気に入りを着てきたわたしだったのだ。
ところが、オルは背を向けていた。
普通に皆が選ぶ一番奥のテーブルで。
普通なら壁を背にして、入口向きに座る人が多いのに。
誰かが入ってきたのは分かっているのに、振り返りもせずに壁に向かったままだった。
◇◇◇
オルが座っている場所から斜め前方に立つ。
期待した以下の再会だとは言え、顔を見ずに帰ることは出来なかった。
「……はじめましてオルくん……オルシアナスくん……」
名前を呼ばれて、彼がわたしを見上げた……仕方なく。
「……貴女、誰?」
面倒くさそうに開いた口元にビスケットの粉が付いていた。
顔立ちはパピーを彷彿とさせるけれど、その瞳が。
……金色ではなく、薄い茶色と黄色が混じったような色で。
輝きもなく、知性も感じさせない、ドロリと濁った様な瞳している。
この子が10歳のオル?
わたしが一瞬答えに詰まると、オルは直ぐに視線を逸らして、またビスケットに噛りついた。
大人のオルのあの腰に来るような声とはもちろん違う。
幼いパピーの少し甘えたような高音の声とも違う。
何の感情も含んでいない声。
気付いてしまった。
この子がどうして未だに引き取られなかったのか。
ベンに、あんなの無理、と言われるのか。
美しい人が美しく見えるのは、内側から輝いているからだ。
心が美しいのが滲み出る、とかそんな意味じゃない。
美しいこと以外の自信が現れている、とでも言えばいいのか。
とにかく、目の前のオルからは訴えるものが何もなくて。
いくら顔立ちが整っていても、何の印象も残らない子供だった。
将来はあれ程綺麗な男性なのに。
内側から自分の魅力をアピールして、泣く姿さえ美しかった。
今のオルには、その片鱗もない。
姿勢は悪くて、死んだ人のように光のない瞳はこちらをきちんと見ようとしない。
ボソボソとしか話さず、あっちへ行けとばかりに、そこから拒否されたような感じ。
だからと言って、わたしは直ぐに居なくならないよ。
彼の向かい側の席に腰を下ろして、彼を真正面から見つめる。
「わたしはジェラルディン。モニカの従妹なの。
これから毎月ここへ遊びに来るの。
オルくん以外の子達にはもう挨拶したから、貴方にはまだ出来て無かったし、ここまで会いに来た」
「……」
「昼食出して貰えなかったの?」
「……出して貰えたけど……嫌いなもん出されたから」
「オルくん、嫌いなものあるの? 教えてよ」
「……トマト」
「え?」
「トマトで、何か煮込んでて……一番嫌いなやつ。
あんなの、食えない」
「……」
「チキンも、野菜も食べれるけど。
何でぐちゃぐちゃなトマトで煮込むかなっ!」
いきなり、オルが饒舌になったのは嬉しいです。
嬉しいですが、それはトマト煮込みの悪口だからです。
食べられなくてお腹が空いて、怒りがこみ上げてきたのですね?
見知らぬわたしにも訴えたくなるくらい、大嫌いなメニューなのでしょう。
わたしが唯一作れて、多分何度も何度もオルに振る舞ったトマト煮込み……
「……何で、おねーさんが泣きそうな顔してんの?」
……また顔に出ていた。
ここは正直に言おうと思った。
ついでに大好きなメニューを聞いて、将来に備えてウチのシェフに教えを乞おうと思った。
「トマト煮込みって、わたしが唯一作れる料理なんだよ……」
「……あー、そ……
唯一、って、他に料理しないの?」
「あまり、得意じゃなくて……
オルくんは何が好きなの?
練習するよ! 教えてよ!」
ここでもわたしは嘘をついた。
あまり得意じゃない、ではなくて、ほとんど出来ないのに。
「俺の? 何で俺の……
卵だよ、卵料理なら何でも」
わたしはシェフが知る限りの、卵料理を教えて貰うことを決意した。
少なくとも、今回では。
『好きだよ、すごく好き』と、オルに嘘をつかせたくない。
だが人間の心理は10歳でも18歳でも同じで、一番奥が落ち着くのか入口から遠い、所謂3年席に彼はこちらに背を向けて座っていた。
猫背の背中が小刻みに揺れているのは、ビスケットを咀嚼しているからか。
ここ、食堂に来るまで。
どきどきし過ぎて、胸が痛かった。
途中何人もの子供達とすれ違って、名前も呼ばれた気がしたのに、足は止まらなかった。
止まりたくなかった。
早く、早く!
早くしないと、彼がまた無詠唱で何処かへ飛んでいってしまうかもしれない。
早く、早く! と……
食堂と書かれたプレートが扉の上部に貼られた部屋だった。
一応ノックはしたが、返事を待たずに入室した。
別に感動の再会を期待した訳じゃない。
この年のオルはわたしのことなんか知らない。
だから、わたしの顔を見て笑顔になる訳はない。
わたしがモニカのような美少女だったら、もしかしたら一目惚れもあるかもしれないけれど。
それでも、それでも。
初めて会った時、彼はどんな顔をするのか楽しみにして……
この頃の手持ちの洋服の中で、一番のお気に入りを着てきたわたしだったのだ。
ところが、オルは背を向けていた。
普通に皆が選ぶ一番奥のテーブルで。
普通なら壁を背にして、入口向きに座る人が多いのに。
誰かが入ってきたのは分かっているのに、振り返りもせずに壁に向かったままだった。
◇◇◇
オルが座っている場所から斜め前方に立つ。
期待した以下の再会だとは言え、顔を見ずに帰ることは出来なかった。
「……はじめましてオルくん……オルシアナスくん……」
名前を呼ばれて、彼がわたしを見上げた……仕方なく。
「……貴女、誰?」
面倒くさそうに開いた口元にビスケットの粉が付いていた。
顔立ちはパピーを彷彿とさせるけれど、その瞳が。
……金色ではなく、薄い茶色と黄色が混じったような色で。
輝きもなく、知性も感じさせない、ドロリと濁った様な瞳している。
この子が10歳のオル?
わたしが一瞬答えに詰まると、オルは直ぐに視線を逸らして、またビスケットに噛りついた。
大人のオルのあの腰に来るような声とはもちろん違う。
幼いパピーの少し甘えたような高音の声とも違う。
何の感情も含んでいない声。
気付いてしまった。
この子がどうして未だに引き取られなかったのか。
ベンに、あんなの無理、と言われるのか。
美しい人が美しく見えるのは、内側から輝いているからだ。
心が美しいのが滲み出る、とかそんな意味じゃない。
美しいこと以外の自信が現れている、とでも言えばいいのか。
とにかく、目の前のオルからは訴えるものが何もなくて。
いくら顔立ちが整っていても、何の印象も残らない子供だった。
将来はあれ程綺麗な男性なのに。
内側から自分の魅力をアピールして、泣く姿さえ美しかった。
今のオルには、その片鱗もない。
姿勢は悪くて、死んだ人のように光のない瞳はこちらをきちんと見ようとしない。
ボソボソとしか話さず、あっちへ行けとばかりに、そこから拒否されたような感じ。
だからと言って、わたしは直ぐに居なくならないよ。
彼の向かい側の席に腰を下ろして、彼を真正面から見つめる。
「わたしはジェラルディン。モニカの従妹なの。
これから毎月ここへ遊びに来るの。
オルくん以外の子達にはもう挨拶したから、貴方にはまだ出来て無かったし、ここまで会いに来た」
「……」
「昼食出して貰えなかったの?」
「……出して貰えたけど……嫌いなもん出されたから」
「オルくん、嫌いなものあるの? 教えてよ」
「……トマト」
「え?」
「トマトで、何か煮込んでて……一番嫌いなやつ。
あんなの、食えない」
「……」
「チキンも、野菜も食べれるけど。
何でぐちゃぐちゃなトマトで煮込むかなっ!」
いきなり、オルが饒舌になったのは嬉しいです。
嬉しいですが、それはトマト煮込みの悪口だからです。
食べられなくてお腹が空いて、怒りがこみ上げてきたのですね?
見知らぬわたしにも訴えたくなるくらい、大嫌いなメニューなのでしょう。
わたしが唯一作れて、多分何度も何度もオルに振る舞ったトマト煮込み……
「……何で、おねーさんが泣きそうな顔してんの?」
……また顔に出ていた。
ここは正直に言おうと思った。
ついでに大好きなメニューを聞いて、将来に備えてウチのシェフに教えを乞おうと思った。
「トマト煮込みって、わたしが唯一作れる料理なんだよ……」
「……あー、そ……
唯一、って、他に料理しないの?」
「あまり、得意じゃなくて……
オルくんは何が好きなの?
練習するよ! 教えてよ!」
ここでもわたしは嘘をついた。
あまり得意じゃない、ではなくて、ほとんど出来ないのに。
「俺の? 何で俺の……
卵だよ、卵料理なら何でも」
わたしはシェフが知る限りの、卵料理を教えて貰うことを決意した。
少なくとも、今回では。
『好きだよ、すごく好き』と、オルに嘘をつかせたくない。
32
お気に入りに追加
631
あなたにおすすめの小説

夫の隠し子を見付けたので、溺愛してみた。
辺野夏子
恋愛
セファイア王国王女アリエノールは八歳の時、王命を受けエメレット伯爵家に嫁いだ。それから十年、ずっと仮面夫婦のままだ。アリエノールは先天性の病のため、残りの寿命はあとわずか。日々を穏やかに過ごしているけれど、このままでは生きた証がないまま短い命を散らしてしまう。そんなある日、アリエノールの元に一人の子供が現れた。夫であるカシウスに生き写しな見た目の子供は「この家の子供になりにきた」と宣言する。これは夫の隠し子に間違いないと、アリエノールは継母としてその子を育てることにするのだが……堅物で不器用な夫と、余命わずかで卑屈になっていた妻がお互いの真実に気が付くまでの話。
完結 貴族生活を棄てたら王子が追って来てメンドクサイ。
音爽(ネソウ)
恋愛
王子の婚約者になってから様々な嫌がらせを受けるようになった侯爵令嬢。
王子は助けてくれないし、母親と妹まで嫉妬を向ける始末。
貴族社会が嫌になった彼女は家出を決行した。
だが、有能がゆえに王子妃に選ばれた彼女は追われることに……

【完結】 悪役令嬢が死ぬまでにしたい10のこと
淡麗 マナ
恋愛
2022/04/07 小説ホットランキング女性向け1位に入ることができました。皆様の応援のおかげです。ありがとうございます。
第3回 一二三書房WEB小説大賞の最終選考作品です。(5,668作品のなかで45作品)
※コメント欄でネタバレしています。私のミスです。ネタバレしたくない方は読み終わったあとにコメントをご覧ください。
原因不明の病により、余命3ヶ月と診断された公爵令嬢のフェイト・アシュフォード。
よりによって今日は、王太子殿下とフェイトの婚約が発表されるパーティの日。
王太子殿下のことを考えれば、わたくしは身を引いたほうが良い。
どうやって婚約をお断りしようかと考えていると、王太子殿下の横には容姿端麗の女性が。逆に婚約破棄されて傷心するフェイト。
家に帰り、一冊の本をとりだす。それはフェイトが敬愛する、悪役令嬢とよばれた公爵令嬢ヴァイオレットが活躍する物語。そのなかに、【死ぬまでにしたい10のこと】を決める描写があり、フェイトはそれを真似してリストを作り、生きる指針とする。
1.余命のことは絶対にだれにも知られないこと。
2.悪役令嬢ヴァイオレットになりきる。あえて人から嫌われることで、自分が死んだ時の悲しみを減らす。(これは実行できなくて、後で変更することになる)
3.必ず病気の原因を突き止め、治療法を見つけだし、他の人が病気にならないようにする。
4.ノブレス・オブリージュ 公爵令嬢としての責務をいつもどおり果たす。
5.お父様と弟の問題を解決する。
それと、目に入れても痛くない、白蛇のイタムの新しい飼い主を探さねばなりませんし、恋……というものもしてみたいし、矛盾していますけれど、友達も欲しい。etc.
リストに従い、持ち前の執務能力、するどい観察眼を持って、人々の問題や悩みを解決していくフェイト。
ただし、悪役令嬢の振りをして、人から嫌われることは上手くいかない。逆に好かれてしまう! では、リストを変更しよう。わたくしの身代わりを立て、遠くに嫁いでもらうのはどうでしょう?
たとえ失敗しても10のリストを修正し、最善を尽くすフェイト。
これはフェイトが、余命3ヶ月で10のしたいことを実行する物語。皆を自らの死によって悲しませない為に足掻き、運命に立ち向かう、逆転劇。
【注意点】
恋愛要素は弱め。
設定はかなりゆるめに作っています。
1人か、2人、苛立つキャラクターが出てくると思いますが、爽快なざまぁはありません。
2章以降だいぶ殺伐として、不穏な感じになりますので、合わないと思ったら辞めることをお勧めします。

前世の記憶が蘇ったので、身を引いてのんびり過ごすことにします
柚木ゆず
恋愛
※明日(3月6日)より、もうひとつのエピローグと番外編の投稿を始めさせていただきます。
我が儘で強引で性格が非常に悪い、筆頭侯爵家の嫡男アルノー。そんな彼を伯爵令嬢エレーヌは『ブレずに力強く引っ張ってくださる自信に満ちた方』と狂信的に愛し、アルノーが自ら選んだ5人の婚約者候補の1人として、アルノーに選んでもらえるよう3年間必死に自分を磨き続けていました。
けれどある日無理がたたり、倒れて後頭部を打ったことで前世の記憶が覚醒。それによって冷静に物事を見られるようになり、ようやくアルノーは滅茶苦茶な人間だと気付いたのでした。
「オレの婚約者候補になれと言ってきて、それを光栄に思えだとか……。倒れたのに心配をしてくださらないどころか、異常が残っていたら候補者から脱落させると言い出すとか……。そんな方に夢中になっていただなんて、私はなんて愚かなのかしら」
そのためエレーヌは即座に、候補者を辞退。その出来事が切っ掛けとなって、エレーヌの人生は明るいものへと変化してゆくことになるのでした。

裏切られた令嬢は死を選んだ。そして……
希猫 ゆうみ
恋愛
スチュアート伯爵家の令嬢レーラは裏切られた。
幼馴染に婚約者を奪われたのだ。
レーラの17才の誕生日に、二人はキスをして、そして言った。
「一度きりの人生だから、本当に愛せる人と結婚するよ」
「ごめんねレーラ。ロバートを愛してるの」
誕生日に婚約破棄されたレーラは絶望し、生きる事を諦めてしまう。
けれど死にきれず、再び目覚めた時、新しい人生が幕を開けた。
レーラに許しを請い、縋る裏切り者たち。
心を鎖し生きて行かざるを得ないレーラの前に、一人の求婚者が現れる。
強く気高く冷酷に。
裏切り者たちが落ちぶれていく様を眺めながら、レーラは愛と幸せを手に入れていく。
☆完結しました。ありがとうございました!☆
(ホットランキング8位ありがとうございます!(9/10、19:30現在))
(ホットランキング1位~9位~2位ありがとうございます!(9/6~9))
(ホットランキング1位!?ありがとうございます!!(9/5、13:20現在))
(ホットランキング9位ありがとうございます!(9/4、18:30現在))
(完結)「君を愛することはない」と言われて……
青空一夏
恋愛
ずっと憧れていた方に嫁げることになった私は、夫となった男性から「君を愛することはない」と言われてしまった。それでも、彼に尽くして温かい家庭をつくるように心がければ、きっと愛してくださるはずだろうと思っていたのよ。ところが、彼には好きな方がいて忘れることができないようだったわ。私は彼を諦めて実家に帰ったほうが良いのかしら?
この物語は憧れていた男性の妻になったけれど冷たくされたお嬢様を守る戦闘侍女たちの活躍と、お嬢様の恋を描いた作品です。
主人公はお嬢様と3人の侍女かも。ヒーローの存在感増すようにがんばります! という感じで、それぞれの視点もあります。
以前書いたもののリメイク版です。多分、かなりストーリーが変わっていくと思うので、新しい作品としてお読みください。
※カクヨム。なろうにも時差投稿します。
※作者独自の世界です。

【完結】私はいてもいなくても同じなのですね ~三人姉妹の中でハズレの私~
紺青
恋愛
マルティナはスコールズ伯爵家の三姉妹の中でハズレの存在だ。才媛で美人な姉と愛嬌があり可愛い妹に挟まれた地味で不器用な次女として、家族の世話やフォローに振り回される生活を送っている。そんな自分を諦めて受け入れているマルティナの前に、マルティナの思い込みや常識を覆す存在が現れて―――家族にめぐまれなかったマルティナが、強引だけど優しいブラッドリーと出会って、少しずつ成長し、別離を経て、再生していく物語。
※三章まで上げて落とされる鬱展開続きます。
※因果応報はありますが、痛快爽快なざまぁはありません。
※なろうにも掲載しています。
牢で死ぬはずだった公爵令嬢
鈴元 香奈
恋愛
婚約していた王子に裏切られ無実の罪で牢に入れられてしまった公爵令嬢リーゼは、牢番に助け出されて見知らぬ男に託された。
表紙女性イラストはしろ様(SKIMA)、背景はくらうど職人様(イラストAC)、馬上の人物はシルエットACさんよりお借りしています。
小説家になろうさんにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる