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第二章 セルロ村の幽霊
9.身構えているときには
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9.身構えているときには
落ちていく。
落ちていく。
崖の下へ⋯⋯
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯ぁ」
冗談とかではなく、俺は今割とマジな方でやばいのだ。要約するとマジやばい。必死さが伝わらないって? 少しお黙りなされ。
上に見えるのは崖に立つハイル先輩の姿。背後すなわち下に見えるのは、深い崖の底と当たったら痛そうな岩肌。
状況を一旦整理しよう。遡るのは数分前――
俺とハイル先輩が名前も知らない山の中腹まで差し掛かったときのことだ。お互いちょっと脚が疲れ気味だったので休憩をとることにしたとき。
「なーんもいないね。魔物」
「平和が一番ですよ」
「ここ、良い崖だね」
「いや聞いてます? 俺の話」
「弟子くん、身構えて」
「は?」
――どーん。
背中に思わぬ衝撃が走って、俺の身体は重力に従うままに真っ逆さまで落ちていったのだった。まあつまるところ⋯⋯
「何してくれてんだよ⋯⋯」
全部あの人のせいなわけだ。
恨み節を言っている場合ではない。「身構えて」という言葉のニュアンスを受け取り損ねた俺は、このままでは背中から地面に文字通り「どーん」することになる。それを避けるためにも、この一瞬は大きな分岐点だ。
まず、身を捻って足を下にして姿勢を取り直す。思考が散らかっていたが、ここまでの判断は体感二秒ぐらいでできた。あとは衝撃を緩めるための策だけど、この高さでの重力加速度は結構シャレにならない。なので、ここはしっかり。
腰に携えた剣を鞘から抜き、逆手に持つ。地面が近づく。脚を軽く折りたたみ、剣を勢いのまま突き刺す。
「ってぇ⋯⋯」
地面にヒビが入り、砂ぼこりを巻き起こしつつも俺は危機を打破してみせた。安堵して思わず溜め息が漏れた。
「おお、うまく回避したみたいだね」
俺の真横に平然と、彼女は突っ立っていた。
「いや、どうやって降りてきたんですか」
「普通に足で」
「ヤギか」
どんな脚力なんだよ、とつっこむ前に。それよりもっと優先度の高いツッコミどころがあるのに気づいた。
「なんで俺を落としたんですか?」
「君に、瞬時の判断力をつけてもらうためだよ。予想外のことにも身構えていればなんとかできるでしょ? ほら、『身構えているときには死神は来ない』って言うじゃない」
「いや言わないし⋯⋯まず俺死にかけたんですが」
「でも生きてるならOKです!」
「おい」
地味に彼女の狂気を感じてしまったのだが。まぁそういうのは置いといて。修行の一環なら俺に反論する余地はなさそうだ。
「まったく⋯⋯せっかく山登ったのに意味無いじゃないですか」
「あ、でもあれ見て」彼女が人差し指を突き出す。
「あれ?」
彼女の指差す方向に目を移す。そこにいたのは、数人の背の高い人影だった。そのどれもがボロボロの衣服を来ており、髪も今朝のハイル先輩みたくボサボサに伸びきっていた。その手には、歪な形をした棍棒に似た武器が握られている。
数えるに五、六人のその男たちはこちらに気づくこともなく、丸く座りこんでなにやら話をしている。
俺は先輩に倣って、草むらの陰に隠れてその様子を窺っていた。
「山賊、ですかね」
「そうだね。強くはないだろうけど、鉢合わせるとちょっと厄介かも」
「それじゃあ、ここは迂回して⋯⋯」
「ううん、もうちょっと見ていよう。面白いことになりそうな予感がする」
「はい⋯⋯?」
やや好戦的な笑みを浮かべた彼女に、俺は若干困惑することしか出来なかった。いつもは奔放な彼女は、こういうときだけ師匠ポジらしく雰囲気を一変させる。オンとオフが割と激しめな人らしい。
だからちょっと、こういうときの彼女は頼もしいのだ。
そんなこんなで狩人モードな彼女は、微かな物音に反応して視界の端にあるものを捉えた。
「あ、ほら来たよ。彼らの獲物が」
金色の瞳は、その視線の先の何かを注視する。
彼女が見ていたのは、山道を登ってきていた馬車だった。二匹の馬が引く積荷はそれなりに大きく、進みは鈍かった。
「こんな山道を馬車が⋯⋯?」
「普通の商人がこの先にある街に行くには、山を避けて進むよりは越えちゃった方が近道みたいだよ」
「なるほど」
「だからここは、山賊たちの絶好の狙い目なんだ」
彼女の予言通り、見張っていた山賊の男たちは馬車の音に気付いて立ち上がり、やがて馬車に向かっていった。
「⋯⋯先輩、さすがに今回は来てくれますよね?」
「はは、だから君は私を頼りすぎだって⋯⋯」
「俺一人で行って前回みたいになったらどうするんですか?」
誘拐やらごう問やらはもう御免なのだ。
「……仕方ないなぁ⋯⋯じゃあ今回は君の後方支援でもしようかな。必要になったら呼んでね」
「後方って⋯⋯前衛俺ですか」
「もー、文句言わないの。返事は?」
「む⋯⋯アンダースタン」
「よし行こう」
無駄話が盛り上がりを見せるのを制止して、俺と先輩は馬車に先回りして山賊の襲撃を待つことにしたつもりだった。⋯⋯のだが、山賊たちの足は俺の見立てより早く、既に馬車の前に立ち塞がっていた。
「作戦は?」
「君が考えて♪」
「えっとそれじゃあ⋯⋯」
作戦を適当に考えていた俺たちが到着したときにはもう、馬車馬は二匹とも棍棒で嬲られて横たわっていた。でもそんなのは序の口で、彼らは積荷の前で尻もちをついていた商人らしき若い気弱そうな男を囲んでいた。
「や、やめてくれ……!命だけは⋯⋯」
命乞いを始める男をじっと見下ろしていた男の一人が、にたりと口を開いた。
「お前が大人しくそこの荷物を譲り渡しゃあ、殺すのはあとにしてやってもいいぜ。それが俺達のやり方だ」
「そ、そんな⋯⋯いやだ、死にたくない⋯⋯」
後ずさりする青年に棍棒が振り下ろされようとしたその時――
ガキィン、と鈍い音を立てた銀色の刃が寸前でそれを受け止めた。
「なっ、誰だお前は!!」
「通りすがりの三流剣士ですよ!」
なんてカッコ悪い決めゼリフなんだ、と心の中で自嘲しつつ、剣で押し出して牽制。両手で柄を握り直して再び正面で剣を構える。棍棒は見た目通り重さがあり、刃で打ち合うには分が悪そうだ。だからなるべくそれは避けたいわけで⋯⋯
「なんでこんなことするんだ? 山賊さん」
とりあえず平和的解決を試みてみた。無駄足に終わるのだけは御免だ。大丈夫、話が通じればなんとかなる。
「なんでって、見りゃわかるだろ。俺達は金に困ってんだよ! 食料もロクに手に入らねぇし、人殺ししてでも奪ってやらなきゃ生きていけねぇんだよ!」
「それを言うなら俺も、つい最近まで金に困ってたよ」
「だから何だってんだ!」
「それでも俺は、外道に堕ちることはしなかった。そんなことして人としての道を踏み外すくらいなら飢え死した方がマシだって思ってたから。⋯⋯まぁギャンブルには手を染めたけど」
「はぁ? お前何事言って⋯⋯」
「だから! あー、⋯⋯と、とにかく、こんなことやめて俺と一緒にギャンブルで賭け狂った方がいい! ⋯⋯絶対いいから!」
「うるせぇ!! やっちまえお前ら!!」
ダメか。残念だったな。
「先輩、やっちゃってください」
俺の合図とほぼ同時に、彼らの持っていた棍棒は一瞬で砕け散った。本当に目にも留まらぬ速さで、彼女は役目を果たしてのけたのだ。
「なるほど、これで平和的解決だね」
俺が彼らの気を引いていた隙に積荷の上に移動していたハイル先輩は、心底嬉しそうな顔で言った。どうやら彼女も敵を無闇に狩りたいわけではないらしい。
「もう一人!?」
「おい、あの耳まさか⋯⋯」
「クソっ、分が悪ぃ。逃げるぞ!」
なぜか彼らはハイル先輩の姿を確認した途端、逃げ帰っていった。脅威が去ってまもなく、ハイル先輩は荷台から飛び降りた。
「君、説得に必死すぎて逆にかっこよかったよw」
「俺の黒歴史がまた一つ増えましたね」
落ちていく。
落ちていく。
崖の下へ⋯⋯
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯ぁ」
冗談とかではなく、俺は今割とマジな方でやばいのだ。要約するとマジやばい。必死さが伝わらないって? 少しお黙りなされ。
上に見えるのは崖に立つハイル先輩の姿。背後すなわち下に見えるのは、深い崖の底と当たったら痛そうな岩肌。
状況を一旦整理しよう。遡るのは数分前――
俺とハイル先輩が名前も知らない山の中腹まで差し掛かったときのことだ。お互いちょっと脚が疲れ気味だったので休憩をとることにしたとき。
「なーんもいないね。魔物」
「平和が一番ですよ」
「ここ、良い崖だね」
「いや聞いてます? 俺の話」
「弟子くん、身構えて」
「は?」
――どーん。
背中に思わぬ衝撃が走って、俺の身体は重力に従うままに真っ逆さまで落ちていったのだった。まあつまるところ⋯⋯
「何してくれてんだよ⋯⋯」
全部あの人のせいなわけだ。
恨み節を言っている場合ではない。「身構えて」という言葉のニュアンスを受け取り損ねた俺は、このままでは背中から地面に文字通り「どーん」することになる。それを避けるためにも、この一瞬は大きな分岐点だ。
まず、身を捻って足を下にして姿勢を取り直す。思考が散らかっていたが、ここまでの判断は体感二秒ぐらいでできた。あとは衝撃を緩めるための策だけど、この高さでの重力加速度は結構シャレにならない。なので、ここはしっかり。
腰に携えた剣を鞘から抜き、逆手に持つ。地面が近づく。脚を軽く折りたたみ、剣を勢いのまま突き刺す。
「ってぇ⋯⋯」
地面にヒビが入り、砂ぼこりを巻き起こしつつも俺は危機を打破してみせた。安堵して思わず溜め息が漏れた。
「おお、うまく回避したみたいだね」
俺の真横に平然と、彼女は突っ立っていた。
「いや、どうやって降りてきたんですか」
「普通に足で」
「ヤギか」
どんな脚力なんだよ、とつっこむ前に。それよりもっと優先度の高いツッコミどころがあるのに気づいた。
「なんで俺を落としたんですか?」
「君に、瞬時の判断力をつけてもらうためだよ。予想外のことにも身構えていればなんとかできるでしょ? ほら、『身構えているときには死神は来ない』って言うじゃない」
「いや言わないし⋯⋯まず俺死にかけたんですが」
「でも生きてるならOKです!」
「おい」
地味に彼女の狂気を感じてしまったのだが。まぁそういうのは置いといて。修行の一環なら俺に反論する余地はなさそうだ。
「まったく⋯⋯せっかく山登ったのに意味無いじゃないですか」
「あ、でもあれ見て」彼女が人差し指を突き出す。
「あれ?」
彼女の指差す方向に目を移す。そこにいたのは、数人の背の高い人影だった。そのどれもがボロボロの衣服を来ており、髪も今朝のハイル先輩みたくボサボサに伸びきっていた。その手には、歪な形をした棍棒に似た武器が握られている。
数えるに五、六人のその男たちはこちらに気づくこともなく、丸く座りこんでなにやら話をしている。
俺は先輩に倣って、草むらの陰に隠れてその様子を窺っていた。
「山賊、ですかね」
「そうだね。強くはないだろうけど、鉢合わせるとちょっと厄介かも」
「それじゃあ、ここは迂回して⋯⋯」
「ううん、もうちょっと見ていよう。面白いことになりそうな予感がする」
「はい⋯⋯?」
やや好戦的な笑みを浮かべた彼女に、俺は若干困惑することしか出来なかった。いつもは奔放な彼女は、こういうときだけ師匠ポジらしく雰囲気を一変させる。オンとオフが割と激しめな人らしい。
だからちょっと、こういうときの彼女は頼もしいのだ。
そんなこんなで狩人モードな彼女は、微かな物音に反応して視界の端にあるものを捉えた。
「あ、ほら来たよ。彼らの獲物が」
金色の瞳は、その視線の先の何かを注視する。
彼女が見ていたのは、山道を登ってきていた馬車だった。二匹の馬が引く積荷はそれなりに大きく、進みは鈍かった。
「こんな山道を馬車が⋯⋯?」
「普通の商人がこの先にある街に行くには、山を避けて進むよりは越えちゃった方が近道みたいだよ」
「なるほど」
「だからここは、山賊たちの絶好の狙い目なんだ」
彼女の予言通り、見張っていた山賊の男たちは馬車の音に気付いて立ち上がり、やがて馬車に向かっていった。
「⋯⋯先輩、さすがに今回は来てくれますよね?」
「はは、だから君は私を頼りすぎだって⋯⋯」
「俺一人で行って前回みたいになったらどうするんですか?」
誘拐やらごう問やらはもう御免なのだ。
「……仕方ないなぁ⋯⋯じゃあ今回は君の後方支援でもしようかな。必要になったら呼んでね」
「後方って⋯⋯前衛俺ですか」
「もー、文句言わないの。返事は?」
「む⋯⋯アンダースタン」
「よし行こう」
無駄話が盛り上がりを見せるのを制止して、俺と先輩は馬車に先回りして山賊の襲撃を待つことにしたつもりだった。⋯⋯のだが、山賊たちの足は俺の見立てより早く、既に馬車の前に立ち塞がっていた。
「作戦は?」
「君が考えて♪」
「えっとそれじゃあ⋯⋯」
作戦を適当に考えていた俺たちが到着したときにはもう、馬車馬は二匹とも棍棒で嬲られて横たわっていた。でもそんなのは序の口で、彼らは積荷の前で尻もちをついていた商人らしき若い気弱そうな男を囲んでいた。
「や、やめてくれ……!命だけは⋯⋯」
命乞いを始める男をじっと見下ろしていた男の一人が、にたりと口を開いた。
「お前が大人しくそこの荷物を譲り渡しゃあ、殺すのはあとにしてやってもいいぜ。それが俺達のやり方だ」
「そ、そんな⋯⋯いやだ、死にたくない⋯⋯」
後ずさりする青年に棍棒が振り下ろされようとしたその時――
ガキィン、と鈍い音を立てた銀色の刃が寸前でそれを受け止めた。
「なっ、誰だお前は!!」
「通りすがりの三流剣士ですよ!」
なんてカッコ悪い決めゼリフなんだ、と心の中で自嘲しつつ、剣で押し出して牽制。両手で柄を握り直して再び正面で剣を構える。棍棒は見た目通り重さがあり、刃で打ち合うには分が悪そうだ。だからなるべくそれは避けたいわけで⋯⋯
「なんでこんなことするんだ? 山賊さん」
とりあえず平和的解決を試みてみた。無駄足に終わるのだけは御免だ。大丈夫、話が通じればなんとかなる。
「なんでって、見りゃわかるだろ。俺達は金に困ってんだよ! 食料もロクに手に入らねぇし、人殺ししてでも奪ってやらなきゃ生きていけねぇんだよ!」
「それを言うなら俺も、つい最近まで金に困ってたよ」
「だから何だってんだ!」
「それでも俺は、外道に堕ちることはしなかった。そんなことして人としての道を踏み外すくらいなら飢え死した方がマシだって思ってたから。⋯⋯まぁギャンブルには手を染めたけど」
「はぁ? お前何事言って⋯⋯」
「だから! あー、⋯⋯と、とにかく、こんなことやめて俺と一緒にギャンブルで賭け狂った方がいい! ⋯⋯絶対いいから!」
「うるせぇ!! やっちまえお前ら!!」
ダメか。残念だったな。
「先輩、やっちゃってください」
俺の合図とほぼ同時に、彼らの持っていた棍棒は一瞬で砕け散った。本当に目にも留まらぬ速さで、彼女は役目を果たしてのけたのだ。
「なるほど、これで平和的解決だね」
俺が彼らの気を引いていた隙に積荷の上に移動していたハイル先輩は、心底嬉しそうな顔で言った。どうやら彼女も敵を無闇に狩りたいわけではないらしい。
「もう一人!?」
「おい、あの耳まさか⋯⋯」
「クソっ、分が悪ぃ。逃げるぞ!」
なぜか彼らはハイル先輩の姿を確認した途端、逃げ帰っていった。脅威が去ってまもなく、ハイル先輩は荷台から飛び降りた。
「君、説得に必死すぎて逆にかっこよかったよw」
「俺の黒歴史がまた一つ増えましたね」
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