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王都編
31.冒険者?⋯⋯いや、労働者だ
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「ここの書類ください」
「りょ、了解⋯⋯。あれ、どれだっけ⋯⋯」
「あと三十秒以内に探さないと、夕食が半分になりますよー?」
「うわぁああああ!!」
大急ぎで棚を漁る僕と、醒めた目でデスクに頬杖をつくリーファ。それは令嬢と従者などという甘々な関係ではなく、さながら女王と社畜もしくは奴隷だ。
僕は冒険者から労働者に転職した。
「さーん、にーい、いー⋯⋯」
「滑り込みセーフ!!」
「自分で言います? それ。でもまあいいでしょう」
「やった、間に合った⋯⋯」
「そろそろお兄さんも休憩でいいですよ」
「わかった。⋯⋯でも、君はいいの?」
「私は大丈夫です。ご心配なく」
そう言ってリーファは目の前の書類を眺め始める。僕も邪魔をしては悪いと思ったので早々に退散した。
三日ほど働いてみて思ったことがある。
――彼女、働きすぎでは?
昨日から彼女はほとんどデスクを離れていないし、離れたとしても患者や被験者の経過観察や診察に行ったりしている。最低限の生活の他にはほとんどの時間を仕事に費やしているようだ。
それなのに目の下に隈もなく(睡眠は割ととっているみたい)、疲れた様子も見せない彼女は多分異常だ。
まさかあの歳でワーカホリックなんて有り得るのか?
「ご心配なく、か⋯⋯」
邪魔になるのはわかってるけど、彼女の身体が心配になる。
明らかに働きすぎの彼女を労ういい方法はないものか、と逡巡しながら僕はとりあえず城の中をブラブラ歩いていた。
セオは騎士団の合同演習に特別に参加させてもらって不在だし、エルは王都を自由に歩き回っていて宿舎以外ではなかなか会えない。
「何かいい方法は⋯⋯⋯⋯いてっ、あ、すみません!」
上を向いて歩きすぎたせいで正面からくる誰かとぶつかった。「上を向いて歩こう」なんて廊下でするもんじゃないな。
「あら? あのときの坊やじゃない」
「えっと、貴方は確か⋯⋯」
「魔法研究部門のシャーロットよ。坊やは何か考えごと?」
「ええ、ちょっと」
「そう、それなら話だけでも聞かせてくれないかしら? 坊やも休み時間でしょう?」
妖艶な笑みを浮かべる彼女に連れられて、僕は城の休憩所まで移動した。そこでは城で働く人が自由に飲み物が飲めるシステムになっており、僕も彼女と同じハーブティーを注いでスツールに座った。
「それで? 坊やの悩み事は?」
「それが⋯⋯」
僕は事情があまり大事にならない程度に彼女に話した。
「そう⋯⋯。やっぱりあの子は⋯⋯」
「居候の僕が口出しできる問題じゃないのは、わかってるんです。僕がこうやって心配するのもお節介だってことも。それでも、放っておけないというか」
「坊やが心配するのは悪いことじゃないわ。坊やを心配させるリーファちゃんにも非はあるもの。⋯⋯でも、あの子は今まで誰が何を言おうと変わらなかった。何かに脅されるように、壊れるまで頑張り続けちゃうの」
「壊れるまで、ですか⋯⋯」
「あ、でも言い忘れていたけど、あの子はああ見えて坊やより歳上よ?」
「え?」
今なんて? 見た感じ十代前半くらいの彼女が、僕より歳上? どゆこと⋯⋯
「まあ驚くのも無理ないわね。でもあの子は私の知る限りでは六年くらいはあの姿のまま。ほんとに羨ましいわ」
「え、じゃあ彼女実年齢は⋯⋯」
「それは私も知らないわ。でも絶対本人に訊いちゃ駄目よ? 最悪一週間薬で眠らされる羽目になるから」
「ひぇっ⋯⋯」
「ふふ。あの子はね、色々ワケありなのよ。坊やと一緒でね」
動揺しまくる僕とは対照的に、彼女は優雅にカップのハーブティーを啜る。これが大人の余裕というやつか。
「でも、どうしても心配だっていうなら⋯⋯さりげなく紅茶でも出してあげるのがいいんじゃないかしら? あの子自分じゃ面倒くさがって水しか飲まないから」
「そうすることにします。確かにそれなら邪魔じゃないですからね」
「それがいいわね。あの子も人の厚意を無下にするような子じゃないから」
「はい! 貴重なご意見ありがとうございました。参考にさせていただきます!」
「ええ。私もそんな優しい坊やが大好きよ」
去り際に彼女はそう言って、カップを片付けていった。僕も時間を確認してハーブティーの残りを啜った。
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯大好き?」
・・・
休憩時間終了の十分前くらいに、僕は医療部門の仕事場に戻った。
「あれ、もう戻ってきたんですか?」
「はい。僕も時間を持て余してしまって⋯⋯」
「そうですか。まあこの辺は特に何もないですからね」
ものすごいスピードで書類を読み進めながら、彼女は僕に受け答えをする。仕事のしすぎで仕事が無意識にできるのか、それとも僕との会話に頭を使っていないのか。後者だとすごく悲しい。
そう思いつつ、僕は適当なカップを引っ張り出して熱めの紅茶を注いでいた。
「先生、どうぞ」
「これは?」
「紅茶です。少しでも気休めになればと」
「はぁ⋯⋯まあ、ありがたくいただきます⋯⋯」
不思議そうにカップの底を見つめながら、彼女は不承不承紅茶を冷まして飲む。⋯⋯が、
「⋯⋯あっつ、」
「あれ、熱かったですか?」
「死ぬほど熱いです。お兄さん私に何か恨みでもあるんですか?」
「先生が猫舌だからじゃないですかね? ちょっと貸してください」
うーん。確かにそこまでの熱さではないと思うんだけど、当の本人は恨めしそうに涙ぐんでいる。
念のため僕も一口飲んでみた。
「え? いやあの⋯⋯何してるんですか?」
「何って⋯⋯あ! すみません、先生もやっぱりこういうの気にするタイプですよね。すぐに取り替えます⋯⋯」
「む⋯⋯別に気にしません。返してください」
珍しく顔を赤くして、彼女は僕からカップを奪い取る。こういう一面があるのもちょっと意外だ。
「じゃあ、冷めないうちに飲んでくださいね」
「うるさいです。⋯⋯というか、さっきから気になってたんですけど、何で急にお兄さんまで敬語なんですか? あと『先生』ってなんですか?」
「いや、僕も最低限の敬意を払った方がいいかなと⋯⋯」
「あなたの敬意なんて要りません。大体すごく気持ちわる⋯⋯」
うつむいたまま一向にカップに口をつけずぐるぐるかき混ぜる彼女は、何かに思い至ったように手を止めた。
あと絶対今「気持ち悪い」って言おうとした⋯⋯
「待って、聞いたんですか!? 誰かに私のこと!」
「え、まあ⋯⋯シャーロットさんに」
「最悪です⋯⋯。あの人も余計なことを⋯⋯」
「?」
「とにかく! お兄さんは敬語はやめてください。私に敬意なんて向けなくていいです。あ、でも『先生』呼びは許します」
「わかっ、た。リーファ先生」
「わかったのなら早く仕事に戻ってください。邪魔です」
「はいはい」
あっち行け、のジェスチャーをされては僕もこの場をあとにせざるを得ない。大人しく地獄の薬品管理へ戻る。
「このカップどうしたら⋯⋯」
「ケイ、居る?」
「あ、エルさん丁度いいところに! この紅茶あげます」
「?⋯⋯いいの?」
「はい。私は飲めないので。それじゃあ!」
⋯⋯。
「⋯⋯おいしい」
「りょ、了解⋯⋯。あれ、どれだっけ⋯⋯」
「あと三十秒以内に探さないと、夕食が半分になりますよー?」
「うわぁああああ!!」
大急ぎで棚を漁る僕と、醒めた目でデスクに頬杖をつくリーファ。それは令嬢と従者などという甘々な関係ではなく、さながら女王と社畜もしくは奴隷だ。
僕は冒険者から労働者に転職した。
「さーん、にーい、いー⋯⋯」
「滑り込みセーフ!!」
「自分で言います? それ。でもまあいいでしょう」
「やった、間に合った⋯⋯」
「そろそろお兄さんも休憩でいいですよ」
「わかった。⋯⋯でも、君はいいの?」
「私は大丈夫です。ご心配なく」
そう言ってリーファは目の前の書類を眺め始める。僕も邪魔をしては悪いと思ったので早々に退散した。
三日ほど働いてみて思ったことがある。
――彼女、働きすぎでは?
昨日から彼女はほとんどデスクを離れていないし、離れたとしても患者や被験者の経過観察や診察に行ったりしている。最低限の生活の他にはほとんどの時間を仕事に費やしているようだ。
それなのに目の下に隈もなく(睡眠は割ととっているみたい)、疲れた様子も見せない彼女は多分異常だ。
まさかあの歳でワーカホリックなんて有り得るのか?
「ご心配なく、か⋯⋯」
邪魔になるのはわかってるけど、彼女の身体が心配になる。
明らかに働きすぎの彼女を労ういい方法はないものか、と逡巡しながら僕はとりあえず城の中をブラブラ歩いていた。
セオは騎士団の合同演習に特別に参加させてもらって不在だし、エルは王都を自由に歩き回っていて宿舎以外ではなかなか会えない。
「何かいい方法は⋯⋯⋯⋯いてっ、あ、すみません!」
上を向いて歩きすぎたせいで正面からくる誰かとぶつかった。「上を向いて歩こう」なんて廊下でするもんじゃないな。
「あら? あのときの坊やじゃない」
「えっと、貴方は確か⋯⋯」
「魔法研究部門のシャーロットよ。坊やは何か考えごと?」
「ええ、ちょっと」
「そう、それなら話だけでも聞かせてくれないかしら? 坊やも休み時間でしょう?」
妖艶な笑みを浮かべる彼女に連れられて、僕は城の休憩所まで移動した。そこでは城で働く人が自由に飲み物が飲めるシステムになっており、僕も彼女と同じハーブティーを注いでスツールに座った。
「それで? 坊やの悩み事は?」
「それが⋯⋯」
僕は事情があまり大事にならない程度に彼女に話した。
「そう⋯⋯。やっぱりあの子は⋯⋯」
「居候の僕が口出しできる問題じゃないのは、わかってるんです。僕がこうやって心配するのもお節介だってことも。それでも、放っておけないというか」
「坊やが心配するのは悪いことじゃないわ。坊やを心配させるリーファちゃんにも非はあるもの。⋯⋯でも、あの子は今まで誰が何を言おうと変わらなかった。何かに脅されるように、壊れるまで頑張り続けちゃうの」
「壊れるまで、ですか⋯⋯」
「あ、でも言い忘れていたけど、あの子はああ見えて坊やより歳上よ?」
「え?」
今なんて? 見た感じ十代前半くらいの彼女が、僕より歳上? どゆこと⋯⋯
「まあ驚くのも無理ないわね。でもあの子は私の知る限りでは六年くらいはあの姿のまま。ほんとに羨ましいわ」
「え、じゃあ彼女実年齢は⋯⋯」
「それは私も知らないわ。でも絶対本人に訊いちゃ駄目よ? 最悪一週間薬で眠らされる羽目になるから」
「ひぇっ⋯⋯」
「ふふ。あの子はね、色々ワケありなのよ。坊やと一緒でね」
動揺しまくる僕とは対照的に、彼女は優雅にカップのハーブティーを啜る。これが大人の余裕というやつか。
「でも、どうしても心配だっていうなら⋯⋯さりげなく紅茶でも出してあげるのがいいんじゃないかしら? あの子自分じゃ面倒くさがって水しか飲まないから」
「そうすることにします。確かにそれなら邪魔じゃないですからね」
「それがいいわね。あの子も人の厚意を無下にするような子じゃないから」
「はい! 貴重なご意見ありがとうございました。参考にさせていただきます!」
「ええ。私もそんな優しい坊やが大好きよ」
去り際に彼女はそう言って、カップを片付けていった。僕も時間を確認してハーブティーの残りを啜った。
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯大好き?」
・・・
休憩時間終了の十分前くらいに、僕は医療部門の仕事場に戻った。
「あれ、もう戻ってきたんですか?」
「はい。僕も時間を持て余してしまって⋯⋯」
「そうですか。まあこの辺は特に何もないですからね」
ものすごいスピードで書類を読み進めながら、彼女は僕に受け答えをする。仕事のしすぎで仕事が無意識にできるのか、それとも僕との会話に頭を使っていないのか。後者だとすごく悲しい。
そう思いつつ、僕は適当なカップを引っ張り出して熱めの紅茶を注いでいた。
「先生、どうぞ」
「これは?」
「紅茶です。少しでも気休めになればと」
「はぁ⋯⋯まあ、ありがたくいただきます⋯⋯」
不思議そうにカップの底を見つめながら、彼女は不承不承紅茶を冷まして飲む。⋯⋯が、
「⋯⋯あっつ、」
「あれ、熱かったですか?」
「死ぬほど熱いです。お兄さん私に何か恨みでもあるんですか?」
「先生が猫舌だからじゃないですかね? ちょっと貸してください」
うーん。確かにそこまでの熱さではないと思うんだけど、当の本人は恨めしそうに涙ぐんでいる。
念のため僕も一口飲んでみた。
「え? いやあの⋯⋯何してるんですか?」
「何って⋯⋯あ! すみません、先生もやっぱりこういうの気にするタイプですよね。すぐに取り替えます⋯⋯」
「む⋯⋯別に気にしません。返してください」
珍しく顔を赤くして、彼女は僕からカップを奪い取る。こういう一面があるのもちょっと意外だ。
「じゃあ、冷めないうちに飲んでくださいね」
「うるさいです。⋯⋯というか、さっきから気になってたんですけど、何で急にお兄さんまで敬語なんですか? あと『先生』ってなんですか?」
「いや、僕も最低限の敬意を払った方がいいかなと⋯⋯」
「あなたの敬意なんて要りません。大体すごく気持ちわる⋯⋯」
うつむいたまま一向にカップに口をつけずぐるぐるかき混ぜる彼女は、何かに思い至ったように手を止めた。
あと絶対今「気持ち悪い」って言おうとした⋯⋯
「待って、聞いたんですか!? 誰かに私のこと!」
「え、まあ⋯⋯シャーロットさんに」
「最悪です⋯⋯。あの人も余計なことを⋯⋯」
「?」
「とにかく! お兄さんは敬語はやめてください。私に敬意なんて向けなくていいです。あ、でも『先生』呼びは許します」
「わかっ、た。リーファ先生」
「わかったのなら早く仕事に戻ってください。邪魔です」
「はいはい」
あっち行け、のジェスチャーをされては僕もこの場をあとにせざるを得ない。大人しく地獄の薬品管理へ戻る。
「このカップどうしたら⋯⋯」
「ケイ、居る?」
「あ、エルさん丁度いいところに! この紅茶あげます」
「?⋯⋯いいの?」
「はい。私は飲めないので。それじゃあ!」
⋯⋯。
「⋯⋯おいしい」
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