奏でる音に、込めた想いは。

毎日のように部活終わりに窓から陸上部を眺める美波は、長距離のエース、隼人に密かに片想いをしていた。

進展なんて望まない。見てるだけでいい。

そう思っていた美波は、ひょんなことから隼人と関わることになり、想いを募らせていく。

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