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「これで大丈夫そう?」
奏がチェックリストを見ながら別荘に運ぶ物の確認をする。
海斗「後から思い出したら車に乗せよう。」
奏「そうしよっと。」
一「後は発送するだけだよな。事務所に行くか。」
俺たちは事務所で荷物の発送をお願いしてひと息つくき、昼飯を食べにハンバーガー屋に来た。
奏「一はどうしても来れない感じ?」
一「夢衣との約束があるからな。」
奏「あー…、そうかー…。」
奏はどうしても明日俺について来てほしいとねだるが、今日の朝に用事を入れてしまったからどうにも出来ない。
海斗は運転手として日曜の朝、俺や明たちを乗せて奏の別荘に連れていく係だから頼もうとしても頼めない。
一「音己ねぇと2人っていつもの事じゃん。」
奏「あそこ、少し町から離れてるから人っ子1人いないんだよな…。」
一「なにがそんなに嫌なんだよ。」
奏「…姉がいると家で出来てたことが出来なくなる事ってあるじゃん。そういう事。」
そんなのいつも通り済ませろと思うが、奏なりに気を使ってるんだろう。
一「そんな狭い家だったっけ?」
奏「ダニアースやるから一緒に寝ることになった。」
海斗「どちらかが先に寝れば何も気にすることないだろ?」
奏「俺…、寝れないや。」
奏はテーブルに突っ伏してため息をつく。
こんなに性欲魔獣だとは思わなかったから驚いた。
一「今日は枯れるまでやらないとな。」
奏「そうするー…。」
そんなことで落ち込むなんてバカな奴だなと思いつつ、運ばれてきたハンバーガーを食べる。
奏「そういえば、夢衣さんはどんな感じ?」
一「この間、友達出来てた。」
海斗「俺たちがいなくても進歩してるんだな。」
一「けど、見た目が男で心が女って言うモモちゃんって奴なんだよな。」
俺はモモちゃんの印象を説明すると2人は目を丸くして驚く。
海斗「…情報量が多いな。」
奏「まあ一応女の子の友達出来たってことでいいんじゃない?」
一「そう思いたいけど、力は男だろ?なんか企んでたら相手の思う壺だよなって思って。」
この間の渡辺の1件があって以来、俺は一旦人を疑ってみることにしてみた。
朝会った時の印象は夢衣ととてもテンションが合ういい友達のように見えたが、なんで今このタイミングで声をかけてきたのか疑問に思ってしまった。
夏休みに入って夢衣は呑み活だけになったサークルを辞めるために行った時、モモちゃんに出会ったと話していたが本当にたまたまだったんだろうかと思った。
どこの授業にもかぶっていないモモちゃんが夢衣の何に興味を持ったんだろうと少し深く考えてみるとなんだか怪しく感じてしまってしょうがない。
奏「ちょっとずつ桃汰さんを知っていけばいいよ。」
海斗「俺たちも元は他人だったんだ。これからだ。」
一「分かった。とりあえず明日仲良くなってくる。」
朝、モモちゃんが俺の頭を撫でた時に感じた寒気は一体なんだったのか気になったが、この2人に話しても解決はしなさそうなので明日自分で確かめることにした。
→ bad guy
奏がチェックリストを見ながら別荘に運ぶ物の確認をする。
海斗「後から思い出したら車に乗せよう。」
奏「そうしよっと。」
一「後は発送するだけだよな。事務所に行くか。」
俺たちは事務所で荷物の発送をお願いしてひと息つくき、昼飯を食べにハンバーガー屋に来た。
奏「一はどうしても来れない感じ?」
一「夢衣との約束があるからな。」
奏「あー…、そうかー…。」
奏はどうしても明日俺について来てほしいとねだるが、今日の朝に用事を入れてしまったからどうにも出来ない。
海斗は運転手として日曜の朝、俺や明たちを乗せて奏の別荘に連れていく係だから頼もうとしても頼めない。
一「音己ねぇと2人っていつもの事じゃん。」
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一「なにがそんなに嫌なんだよ。」
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そんなのいつも通り済ませろと思うが、奏なりに気を使ってるんだろう。
一「そんな狭い家だったっけ?」
奏「ダニアースやるから一緒に寝ることになった。」
海斗「どちらかが先に寝れば何も気にすることないだろ?」
奏「俺…、寝れないや。」
奏はテーブルに突っ伏してため息をつく。
こんなに性欲魔獣だとは思わなかったから驚いた。
一「今日は枯れるまでやらないとな。」
奏「そうするー…。」
そんなことで落ち込むなんてバカな奴だなと思いつつ、運ばれてきたハンバーガーを食べる。
奏「そういえば、夢衣さんはどんな感じ?」
一「この間、友達出来てた。」
海斗「俺たちがいなくても進歩してるんだな。」
一「けど、見た目が男で心が女って言うモモちゃんって奴なんだよな。」
俺はモモちゃんの印象を説明すると2人は目を丸くして驚く。
海斗「…情報量が多いな。」
奏「まあ一応女の子の友達出来たってことでいいんじゃない?」
一「そう思いたいけど、力は男だろ?なんか企んでたら相手の思う壺だよなって思って。」
この間の渡辺の1件があって以来、俺は一旦人を疑ってみることにしてみた。
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夏休みに入って夢衣は呑み活だけになったサークルを辞めるために行った時、モモちゃんに出会ったと話していたが本当にたまたまだったんだろうかと思った。
どこの授業にもかぶっていないモモちゃんが夢衣の何に興味を持ったんだろうと少し深く考えてみるとなんだか怪しく感じてしまってしょうがない。
奏「ちょっとずつ桃汰さんを知っていけばいいよ。」
海斗「俺たちも元は他人だったんだ。これからだ。」
一「分かった。とりあえず明日仲良くなってくる。」
朝、モモちゃんが俺の頭を撫でた時に感じた寒気は一体なんだったのか気になったが、この2人に話しても解決はしなさそうなので明日自分で確かめることにした。
→ bad guy
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