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夜明けから過ごした公園を出て女たちを駅前まで送り、俺はるあくんと一緒にカフェに入りカフェラテを飲む。
るあ「めっちゃ初かったね。よかったの?」
と、俺がいつも通りホテルに連れていかなかったことに不思議そうにしながら、オレンジフラッペの氷を溶かすように混ぜる。
一「遊ぶにしてもめんどくさそうな年齢には手出さないことにしてる。」
るあ「いっくんは頭いいね。あの子たち18だったもん。」
一「そうなの?」
夜を過ごしたカラオケ屋で年確の書類は店員に見せてなかったはずなのに…。
るあ「うん。メイコがトイレ行ってる間に身分証見つけた。」
るあくんは笑いながらオレンジフラッペを飲む。
本当、るあくんってちゃっかりしてるな。
そういう感じだからたくさんの人に好かれるんだろう。
るあ「いっくんってそういう勘鋭いよね。何で分かったの?」
一「まあ、もともと21歳以下の年齢言う女は信用してない。大抵未成年だと思ってるから。」
るあ「なるほどねー。俺もそうしよぉ。」
るあくんと呑み明けの休憩を終えて、それぞれタクシーに乗って自分の家に向かう。
こんな朝から子どもたちは親と公園に遊びに来て、楽しそうな笑い声と叫び声を公園から溢れさせる。
俺もサッカーしたいなと思いながら公園を横切り、家の近くのコンビニ寄るためにタクシーを降りた。
そしてコンビニで自分の好きな牛乳を買い、歩いて家に向かうと俺の部屋の前に人影が見えてとっさに角に隠れる。
俺は向こうから見えないように覗くと、妹の天が親から貰ったブランドのキャリーケースの隣で膝に置いている大きいカバンに顔を埋めて座り込んでいた。
今度は妹を使って俺を家に戻そうとするのか。
本当無用な努力をしてくる。
そう思って俺は来た道を戻り、同じ駅前に住んでいる将に電話をする。
一「おはよう。今から将ん家に行っていい?」
将『 日曜の朝から電話するなよ…。鍵開けとくから勝手に入ってこい。』
電話越しに寝ぼけた声の将の声が聞こえる。
一「ありがとう。鳥ささみ買ってく。」
また『コンビニのは不味いからいらない。』
一「はーい。」
俺は電話を切り20分ほど歩いて着く将の家に向かいながら、お礼のプロテインバーを買って将の家に上り込む。
部屋に入ると将は冷えた部屋で毛布にくるまってまた眠ってるらしい。
俺は冷蔵庫に買ってきた物を入れ、そのままふかふかの大きい座椅子にうつ伏せで寝転がる。
ああ、やっと横になれた。
俺は眠気のピークをとうに越えた目を擦りながら携帯を充電し、メッセージの確認をする。
『家ついたー。送ってくれてありがとう♡』
さっきの女からのメッセージだ。
送ってもしょうがないから無視しよ。
俺はそのままスクロールして3つ下にある、るあくんのメッセージを開く。
『いっくんタク代ありがとー♡』
『ほんとらぶち♡♡♡』
『今日からしばらくお仕事モードだから会えないの寂しい.°(ಗдಗ。)°.』
『月末また遊ぼうね!!!!』
このメッセージだけを見たら女かと思うんだけど、男なんだよなとるあくんのメッセージの可愛さに口角を緩めながら返信する。
『仕事頑張ってー。時間空いたら連絡ちょうだい。』
俺はるあくんにメッセージを送り、俺の家の前にいた妹からメッセージが来てるか確認するが何も来ていなかった。
その代わり来ていたのは母親から妹が俺の家に行ってないかという質問メッセージがあった。
俺は母親からきたメッセージを削除してメッセージ欄を綺麗にしていく。
週末にある程度綺麗にしていかないと、もう誰が誰だかよく分からない。
さっきの女も消しとくか。
俺は不要なメッセージをどんどん消しながら寝落ちをしてしまった。
→ I LOVE…
るあ「めっちゃ初かったね。よかったの?」
と、俺がいつも通りホテルに連れていかなかったことに不思議そうにしながら、オレンジフラッペの氷を溶かすように混ぜる。
一「遊ぶにしてもめんどくさそうな年齢には手出さないことにしてる。」
るあ「いっくんは頭いいね。あの子たち18だったもん。」
一「そうなの?」
夜を過ごしたカラオケ屋で年確の書類は店員に見せてなかったはずなのに…。
るあ「うん。メイコがトイレ行ってる間に身分証見つけた。」
るあくんは笑いながらオレンジフラッペを飲む。
本当、るあくんってちゃっかりしてるな。
そういう感じだからたくさんの人に好かれるんだろう。
るあ「いっくんってそういう勘鋭いよね。何で分かったの?」
一「まあ、もともと21歳以下の年齢言う女は信用してない。大抵未成年だと思ってるから。」
るあ「なるほどねー。俺もそうしよぉ。」
るあくんと呑み明けの休憩を終えて、それぞれタクシーに乗って自分の家に向かう。
こんな朝から子どもたちは親と公園に遊びに来て、楽しそうな笑い声と叫び声を公園から溢れさせる。
俺もサッカーしたいなと思いながら公園を横切り、家の近くのコンビニ寄るためにタクシーを降りた。
そしてコンビニで自分の好きな牛乳を買い、歩いて家に向かうと俺の部屋の前に人影が見えてとっさに角に隠れる。
俺は向こうから見えないように覗くと、妹の天が親から貰ったブランドのキャリーケースの隣で膝に置いている大きいカバンに顔を埋めて座り込んでいた。
今度は妹を使って俺を家に戻そうとするのか。
本当無用な努力をしてくる。
そう思って俺は来た道を戻り、同じ駅前に住んでいる将に電話をする。
一「おはよう。今から将ん家に行っていい?」
将『 日曜の朝から電話するなよ…。鍵開けとくから勝手に入ってこい。』
電話越しに寝ぼけた声の将の声が聞こえる。
一「ありがとう。鳥ささみ買ってく。」
また『コンビニのは不味いからいらない。』
一「はーい。」
俺は電話を切り20分ほど歩いて着く将の家に向かいながら、お礼のプロテインバーを買って将の家に上り込む。
部屋に入ると将は冷えた部屋で毛布にくるまってまた眠ってるらしい。
俺は冷蔵庫に買ってきた物を入れ、そのままふかふかの大きい座椅子にうつ伏せで寝転がる。
ああ、やっと横になれた。
俺は眠気のピークをとうに越えた目を擦りながら携帯を充電し、メッセージの確認をする。
『家ついたー。送ってくれてありがとう♡』
さっきの女からのメッセージだ。
送ってもしょうがないから無視しよ。
俺はそのままスクロールして3つ下にある、るあくんのメッセージを開く。
『いっくんタク代ありがとー♡』
『ほんとらぶち♡♡♡』
『今日からしばらくお仕事モードだから会えないの寂しい.°(ಗдಗ。)°.』
『月末また遊ぼうね!!!!』
このメッセージだけを見たら女かと思うんだけど、男なんだよなとるあくんのメッセージの可愛さに口角を緩めながら返信する。
『仕事頑張ってー。時間空いたら連絡ちょうだい。』
俺はるあくんにメッセージを送り、俺の家の前にいた妹からメッセージが来てるか確認するが何も来ていなかった。
その代わり来ていたのは母親から妹が俺の家に行ってないかという質問メッセージがあった。
俺は母親からきたメッセージを削除してメッセージ欄を綺麗にしていく。
週末にある程度綺麗にしていかないと、もう誰が誰だかよく分からない。
さっきの女も消しとくか。
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