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木の下のまちびと
298:23:26
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私はお風呂上がりでさらにもふもふ感が増した時音の脚の間に入り、エクレアを唇で食べながら指でミニシューを撫でたりしてまだ余裕を見せようとする時音の不意をつき、指を下の方に落とすと時音は私の好きな声を出して顔を真っ赤にした。
時音「…そ、そこ。ちゃんと洗ったか忘れた。」
幸来未「今日した?」
時音「まだしてない…。」
幸来未「じゃあ大丈夫。」
私は自分の唾液をエクレアからミニシュー、ミニシューからカカオ豆に垂れるようにいっぱい出すとそれだけで時音は声を漏らした。
好きっちゃ好きだけどまだ先生には触られてないのかな。
私は今日のところは指だけでカカオ豆を撫でているとその手を時音が掴み、離してしまった。
時音「…むりっ。」
幸来未「無理じゃないでしょ?」
時音「はずかしい…。」
幸来未「じゃあお互いに見せ合おうね。」
私は恥ずかしそうに仰向けで寝ている時音の顔の上にまたがり、また指と口で遊んでいると時音の指が私のマカロンの隙間を開いて遊び始めた。
その指に全部意識が持ってかれそうなのをこらえていると、私のカカオ豆を潰すように時音は指を入れてきた。
私はまさかそんなことされると思ってなかったので、あと少しでクリームが出そうだったエクレアから口を離してしまう。
幸来未「…なにしてるの。」
時音「ずっとヒクヒクしてたから…、つい…。」
そんな理由で指入れないでよ。
しかも、今も中で指動かしてるし…。
自分はしたことなくて先生のはしたことあったの?
なんか…、悔しい…。
幸来未「そっちでするならゴムしないとね。」
時音「…こっちはいいや。」
幸来未「あっそ。」
まあ、ゴムなしの方が気持ちいもんね。
私は時音に指を洗ってもらい、興味を持った部分がよく見えるように時音に後ろからいつも通りにエクレアを食べさせてもらう。
けど、時音はやっぱりいつもの体制がいいらしく、私の膨れたお腹を上にしてモサモサな前髪で私の顔を撫でながらキスしてくる。
私はそのチクチク感が嫌で背中に抱きついてた両手で時音の髪の毛を上げると、時音の頭横にちょっとした荒野と凹凸があるのに気がつき、ふと目を開けるとキスしていた時音と目が合った。
時音「…頭殴られた時に出来たやつ。」
と、時音は私の唇の上でぽつりと呟いた。
毎回お風呂後にドライヤーをしてたけど、全く気が付かなかった…。
幸来未「誰に…?」
時音「お父さん。」
幸来未「なんで?」
時音「高卒は恥だって。」
…なのに夢は応援してくれるの?
幸来未「でも、今は応援してるんでしょ?」
時音「ううん。20歳が終わるまで自由にさせてって頼み込んだ。」
私が思ってた家族像とは違ったみたい。
どこの親も子どものやりたいことは趣味程度って思ってて、本職にするって言ったら笑ったり怒鳴ったり暴力ふるって自分の指人形扱い。
私も、時音も、ひとりの人間なのにね。
幸来未「私はずっと応援してるよ。」
時音「…ありがとう。」
幸来未「時音がタイムリミットまでに間に合わなくても、挫折して諦めても、ずっと応援してるから。やりたいことやろう?」
時音「やる…。間に合わなかったら親が死んだあとやるって決めてるから。」
幸来未「長生きしないとね。」
私がそう言うと時音は嬉しそうな顔をしてキスをしながら腰を踊らせ、自分のクリームを私の入口に初めてかけた。
時音「あぶな…っ。」
幸来未「中にしていいよ。」
時音「それはだめ。他の人もだめ。」
そう言って時音はティッシュで拭き取ると、私の横に寝転がりひと休憩することにしたのか静かに目を瞑っった。
暇になった私は頬だけ赤い時音にココアを飲ませると、時音はゆっくり目を開けてくれた。
時音「好きな人をどうやってデートに誘えばいいかな。」
幸来未「…え?」
時音「好きだけどずっと振り向いてくれないの。どうすればいい?」
…知らないよ。
けど、付き合ってるわけじゃないんだ。
だったらもう少し会っててもいいかな。
幸来未「どうしようもないよ。違う人でいい人いないの?」
時音「…いない。」
そんな顔、見たくなかったな…。
私は仰向けに寝ている時音を枕代わりにして胸に顔を埋めると、時音が私の髪を梳かすように頭を撫でてきた。
時音「幸来未の12月の予定は?」
と、時音は少し早い心臓の音をさせながら聞いてきた。
幸来未「呑みに行くのは決まってる。」
時音「仕事場の人?」
幸来未「ううん。知り合い。」
時音「…男?」
幸来未「うん。今日のパーティで誘われた。」
時音「そっか。」
…時音は誘ってくれないんだ。
まあ、“いい人”の部類にも入れてない私を誘う理由なんてないか。
私は時音の心音を聞きながらぽつぽつ予定を聞き出してくる時音の声を子守唄にしてそのまま眠りについた。
環流 虹向/23:48
時音「…そ、そこ。ちゃんと洗ったか忘れた。」
幸来未「今日した?」
時音「まだしてない…。」
幸来未「じゃあ大丈夫。」
私は自分の唾液をエクレアからミニシュー、ミニシューからカカオ豆に垂れるようにいっぱい出すとそれだけで時音は声を漏らした。
好きっちゃ好きだけどまだ先生には触られてないのかな。
私は今日のところは指だけでカカオ豆を撫でているとその手を時音が掴み、離してしまった。
時音「…むりっ。」
幸来未「無理じゃないでしょ?」
時音「はずかしい…。」
幸来未「じゃあお互いに見せ合おうね。」
私は恥ずかしそうに仰向けで寝ている時音の顔の上にまたがり、また指と口で遊んでいると時音の指が私のマカロンの隙間を開いて遊び始めた。
その指に全部意識が持ってかれそうなのをこらえていると、私のカカオ豆を潰すように時音は指を入れてきた。
私はまさかそんなことされると思ってなかったので、あと少しでクリームが出そうだったエクレアから口を離してしまう。
幸来未「…なにしてるの。」
時音「ずっとヒクヒクしてたから…、つい…。」
そんな理由で指入れないでよ。
しかも、今も中で指動かしてるし…。
自分はしたことなくて先生のはしたことあったの?
なんか…、悔しい…。
幸来未「そっちでするならゴムしないとね。」
時音「…こっちはいいや。」
幸来未「あっそ。」
まあ、ゴムなしの方が気持ちいもんね。
私は時音に指を洗ってもらい、興味を持った部分がよく見えるように時音に後ろからいつも通りにエクレアを食べさせてもらう。
けど、時音はやっぱりいつもの体制がいいらしく、私の膨れたお腹を上にしてモサモサな前髪で私の顔を撫でながらキスしてくる。
私はそのチクチク感が嫌で背中に抱きついてた両手で時音の髪の毛を上げると、時音の頭横にちょっとした荒野と凹凸があるのに気がつき、ふと目を開けるとキスしていた時音と目が合った。
時音「…頭殴られた時に出来たやつ。」
と、時音は私の唇の上でぽつりと呟いた。
毎回お風呂後にドライヤーをしてたけど、全く気が付かなかった…。
幸来未「誰に…?」
時音「お父さん。」
幸来未「なんで?」
時音「高卒は恥だって。」
…なのに夢は応援してくれるの?
幸来未「でも、今は応援してるんでしょ?」
時音「ううん。20歳が終わるまで自由にさせてって頼み込んだ。」
私が思ってた家族像とは違ったみたい。
どこの親も子どものやりたいことは趣味程度って思ってて、本職にするって言ったら笑ったり怒鳴ったり暴力ふるって自分の指人形扱い。
私も、時音も、ひとりの人間なのにね。
幸来未「私はずっと応援してるよ。」
時音「…ありがとう。」
幸来未「時音がタイムリミットまでに間に合わなくても、挫折して諦めても、ずっと応援してるから。やりたいことやろう?」
時音「やる…。間に合わなかったら親が死んだあとやるって決めてるから。」
幸来未「長生きしないとね。」
私がそう言うと時音は嬉しそうな顔をしてキスをしながら腰を踊らせ、自分のクリームを私の入口に初めてかけた。
時音「あぶな…っ。」
幸来未「中にしていいよ。」
時音「それはだめ。他の人もだめ。」
そう言って時音はティッシュで拭き取ると、私の横に寝転がりひと休憩することにしたのか静かに目を瞑っった。
暇になった私は頬だけ赤い時音にココアを飲ませると、時音はゆっくり目を開けてくれた。
時音「好きな人をどうやってデートに誘えばいいかな。」
幸来未「…え?」
時音「好きだけどずっと振り向いてくれないの。どうすればいい?」
…知らないよ。
けど、付き合ってるわけじゃないんだ。
だったらもう少し会っててもいいかな。
幸来未「どうしようもないよ。違う人でいい人いないの?」
時音「…いない。」
そんな顔、見たくなかったな…。
私は仰向けに寝ている時音を枕代わりにして胸に顔を埋めると、時音が私の髪を梳かすように頭を撫でてきた。
時音「幸来未の12月の予定は?」
と、時音は少し早い心臓の音をさせながら聞いてきた。
幸来未「呑みに行くのは決まってる。」
時音「仕事場の人?」
幸来未「ううん。知り合い。」
時音「…男?」
幸来未「うん。今日のパーティで誘われた。」
時音「そっか。」
…時音は誘ってくれないんだ。
まあ、“いい人”の部類にも入れてない私を誘う理由なんてないか。
私は時音の心音を聞きながらぽつぽつ予定を聞き出してくる時音の声を子守唄にしてそのまま眠りについた。
環流 虹向/23:48
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