39 / 48
オパール農場荒らされる!
しおりを挟む
翌日、遠征帰りなのでお休みのフェリックスですが朝の鍛錬は欠かしません。
「昨夜はかなり無理をさせてしまった‥‥だがあれはオパールが…可愛いのが堪らんッ」
煩悩を打ち消すかのように竹刀を振りまくるフェリックス。
「好きだッ」ブンッ
「愛しているッ」ブンブンっ
「ウォォォ!可愛すぎるッ!」ブワッシュ!
「あっ!!」
気合を入れすぎてしまって竹刀が飛んで行ってしまいました。
「ん?何だこれは‥‥ウッ…トマトではないか。これはミニトマト‥こっちはナス‥」
侯爵邸の敷地内の一画に作られた【オパール農場】と木札が建てられた野菜畑。
フェリックス悩んでおりますね。
「けしからんな。3回殺しても割に合わんが、オパールが怒るからな。後で庭師に注意しておかねば」
どうやら庭師が妻オパールの名前で野菜を育てていると思ったフェリックスはグイっと苗を引っ張ると花が咲いて次は実がなるのを待つばかりの苗を引っこ抜いてしまいました。
予定よりも13分戻りが遅い主を心配して家令のスイフトがやってきます。
目の前には手をパンパンと土をはたいている主。足元には・・・。
「だっ!旦那様!何をされているのですっ!」
「スイフトか。ちゃんと庭師にも注意をしろ。オパールの名を使ってこのような事を」
「な、何を言ってるんですか!これは…これは…」
【奥様が旦那様のためにと!自ら土で汚れるのもいとわず育てている野菜ですよ!】
「何だって?オパールがっ??」
「そうです!お食事の際に旦那様が野菜を残すのは健康に悪いからと!自分が育てれば食べてくれるかもと仰って育てていたのですよ!知りませんよ!離縁って言われますよ!」
「スイフトっ!手伝ってくれ!」
慌てて引き抜いた野菜を土に戻しますが、引き抜いただけではなくえいっえいっ!と踏んづけてしまったフェリックス。流石に大男に踏みつけられたら野菜は元通りになりません。
必死で野菜を元に直そうとしますが、手を離すと当然のようにクテっとなってしまいます。
折角ついた花もほとんどが落ちてしまっていますね。
「スイフト‥‥野菜を買ってこい!」
「買ってきてどうなさるのです?」
「トマトなんかを土に植えれば育つだろう?熟したやつなら明日には芽が出るかも知れん」
「出るわけがないでしょう!苗からここまで2週間はかかったんですよ?」
「どうしたらいい?」
「どうするもこうするも‥‥謝るしかないでしょうね」
「許してくれるだろうか‥‥」
「それは奥様ではないとわかりません。ただ…」
「ただ…なんだ?」
「奥様は無駄と二度手間を嫌うのですよ。使えるものを捨てたとなると…何とも言えません」
じぃぃぃっと荒れたオパール農場を見るフェリックス。
部屋に戻り、体を清めます。えぇ。清めます。
そしてまだ夢の中にいるオパールが眠るベッドに向かいました。
☆~☆~☆~☆
「うぅ~ン‥‥フェル…ん?フェル??」
いつもなら隣で汗を流したフェリックスがいるのに目を覚ますといない?!と飛び起きたオパール。
っとベッド横の床に何やら黒くて大きな物体が丸くなっておりますよ。
「フェル?」
「おはようございます!オパール様ッ!」
「えっ?何?なんですの?フェル、朝から傷んだ木の実を拾い食いしましたの?」
「すっすっすっ‥‥すまないッ!」
目が覚めると床に土下座をする夫に混乱する妻オパール。
まぁ、ほとんどの人はそうだと思います。気持ちはわかります。
「どうしましたの?お腹が痛いの?」
「ち、違うんだ…その‥‥本当に、本当にもうしわけないッ」
「お顔を見せてくださいましな。わたくしの可愛いフェル」
「いや、見せられる顔ではないのだ」
「まぁ‥‥どうなさったの?ね、お願い、フェル。お顔を見せてくださいまし」
オパールのお願いは叶えると約束をしているフェリックス。
顔をあげますが‥‥
「どうしましたの?朝から‥‥」
「オパール…本当にすまない」
「先程から謝ってばかり。何故謝るのです?」
「その‥‥オパールの育てていた野菜を…畑を壊してしまった」
「まぁ‥‥いつですの?」
「さっき‥‥朝の鍛錬をしていて…」
「ではまだ時間はさほど経ってはおりませんのね?」
「時間はそんなに‥‥だが、壊したのは私だ。すまないッ。離縁はしないでくれッ」
「フェル。正直に言ってくれて嬉しいですわ。でもした事はダメな事ですわね。お仕置きです」
ぺちり!
フェリックスの手の甲をペチっと叩くオパール。
フェリックスには痛くもなんともない力ですが、しょぼんとしていますね。
「さ、着替えます。植え替えを手伝ってくださいまし」
「いいのか?許してくれるのか?離縁はしない??」
「お手伝いをしてくださいまし。あと今日からお野菜のお残しは禁止ですわよ?」
オパール農場に行って野菜を植えていくオパール。
踏まれて折れてしまった茎なども麻縄で添え木に括りつけていきます。
「こうなると根より葉からの栄養吸収に頼るしかありませんわ。2週間ほどは様子を見ましょう。ダメならまた苗を植えるしかないでしょう」
「すまない。オパール」
「いいえ。フェルに黙ってやっていたわたくしも悪いのですわ。ごめんなさいフェル」
結果としてほとんどはダメだったのですが、後日ちょっとだけ収穫できたトマトと形が歪んだキュウリは美味しく食卓に上がりましたよ。
この日は馬に乗ってお買い物。ポニーにフェリックス。ドスコイにオパール。
パッカパッカと向かった先は花き市場。
フェリックスは荷物持ち。オパールは楽しそうに苗を選んでいきました。
なんだかんだで仲の良い夫婦なのです。
「昨夜はかなり無理をさせてしまった‥‥だがあれはオパールが…可愛いのが堪らんッ」
煩悩を打ち消すかのように竹刀を振りまくるフェリックス。
「好きだッ」ブンッ
「愛しているッ」ブンブンっ
「ウォォォ!可愛すぎるッ!」ブワッシュ!
「あっ!!」
気合を入れすぎてしまって竹刀が飛んで行ってしまいました。
「ん?何だこれは‥‥ウッ…トマトではないか。これはミニトマト‥こっちはナス‥」
侯爵邸の敷地内の一画に作られた【オパール農場】と木札が建てられた野菜畑。
フェリックス悩んでおりますね。
「けしからんな。3回殺しても割に合わんが、オパールが怒るからな。後で庭師に注意しておかねば」
どうやら庭師が妻オパールの名前で野菜を育てていると思ったフェリックスはグイっと苗を引っ張ると花が咲いて次は実がなるのを待つばかりの苗を引っこ抜いてしまいました。
予定よりも13分戻りが遅い主を心配して家令のスイフトがやってきます。
目の前には手をパンパンと土をはたいている主。足元には・・・。
「だっ!旦那様!何をされているのですっ!」
「スイフトか。ちゃんと庭師にも注意をしろ。オパールの名を使ってこのような事を」
「な、何を言ってるんですか!これは…これは…」
【奥様が旦那様のためにと!自ら土で汚れるのもいとわず育てている野菜ですよ!】
「何だって?オパールがっ??」
「そうです!お食事の際に旦那様が野菜を残すのは健康に悪いからと!自分が育てれば食べてくれるかもと仰って育てていたのですよ!知りませんよ!離縁って言われますよ!」
「スイフトっ!手伝ってくれ!」
慌てて引き抜いた野菜を土に戻しますが、引き抜いただけではなくえいっえいっ!と踏んづけてしまったフェリックス。流石に大男に踏みつけられたら野菜は元通りになりません。
必死で野菜を元に直そうとしますが、手を離すと当然のようにクテっとなってしまいます。
折角ついた花もほとんどが落ちてしまっていますね。
「スイフト‥‥野菜を買ってこい!」
「買ってきてどうなさるのです?」
「トマトなんかを土に植えれば育つだろう?熟したやつなら明日には芽が出るかも知れん」
「出るわけがないでしょう!苗からここまで2週間はかかったんですよ?」
「どうしたらいい?」
「どうするもこうするも‥‥謝るしかないでしょうね」
「許してくれるだろうか‥‥」
「それは奥様ではないとわかりません。ただ…」
「ただ…なんだ?」
「奥様は無駄と二度手間を嫌うのですよ。使えるものを捨てたとなると…何とも言えません」
じぃぃぃっと荒れたオパール農場を見るフェリックス。
部屋に戻り、体を清めます。えぇ。清めます。
そしてまだ夢の中にいるオパールが眠るベッドに向かいました。
☆~☆~☆~☆
「うぅ~ン‥‥フェル…ん?フェル??」
いつもなら隣で汗を流したフェリックスがいるのに目を覚ますといない?!と飛び起きたオパール。
っとベッド横の床に何やら黒くて大きな物体が丸くなっておりますよ。
「フェル?」
「おはようございます!オパール様ッ!」
「えっ?何?なんですの?フェル、朝から傷んだ木の実を拾い食いしましたの?」
「すっすっすっ‥‥すまないッ!」
目が覚めると床に土下座をする夫に混乱する妻オパール。
まぁ、ほとんどの人はそうだと思います。気持ちはわかります。
「どうしましたの?お腹が痛いの?」
「ち、違うんだ…その‥‥本当に、本当にもうしわけないッ」
「お顔を見せてくださいましな。わたくしの可愛いフェル」
「いや、見せられる顔ではないのだ」
「まぁ‥‥どうなさったの?ね、お願い、フェル。お顔を見せてくださいまし」
オパールのお願いは叶えると約束をしているフェリックス。
顔をあげますが‥‥
「どうしましたの?朝から‥‥」
「オパール…本当にすまない」
「先程から謝ってばかり。何故謝るのです?」
「その‥‥オパールの育てていた野菜を…畑を壊してしまった」
「まぁ‥‥いつですの?」
「さっき‥‥朝の鍛錬をしていて…」
「ではまだ時間はさほど経ってはおりませんのね?」
「時間はそんなに‥‥だが、壊したのは私だ。すまないッ。離縁はしないでくれッ」
「フェル。正直に言ってくれて嬉しいですわ。でもした事はダメな事ですわね。お仕置きです」
ぺちり!
フェリックスの手の甲をペチっと叩くオパール。
フェリックスには痛くもなんともない力ですが、しょぼんとしていますね。
「さ、着替えます。植え替えを手伝ってくださいまし」
「いいのか?許してくれるのか?離縁はしない??」
「お手伝いをしてくださいまし。あと今日からお野菜のお残しは禁止ですわよ?」
オパール農場に行って野菜を植えていくオパール。
踏まれて折れてしまった茎なども麻縄で添え木に括りつけていきます。
「こうなると根より葉からの栄養吸収に頼るしかありませんわ。2週間ほどは様子を見ましょう。ダメならまた苗を植えるしかないでしょう」
「すまない。オパール」
「いいえ。フェルに黙ってやっていたわたくしも悪いのですわ。ごめんなさいフェル」
結果としてほとんどはダメだったのですが、後日ちょっとだけ収穫できたトマトと形が歪んだキュウリは美味しく食卓に上がりましたよ。
この日は馬に乗ってお買い物。ポニーにフェリックス。ドスコイにオパール。
パッカパッカと向かった先は花き市場。
フェリックスは荷物持ち。オパールは楽しそうに苗を選んでいきました。
なんだかんだで仲の良い夫婦なのです。
75
お気に入りに追加
2,790
あなたにおすすめの小説
騎士団寮のシングルマザー
古森きり
恋愛
夫と離婚し、実家へ帰る駅への道。
突然突っ込んできた車に死を覚悟した歩美。
しかし、目を覚ますとそこは森の中。
異世界に聖女として召喚された幼い娘、真美の為に、歩美の奮闘が今、始まる!
……と、意気込んだものの全く家事が出来ない歩美の明日はどっちだ!?
※ノベルアップ+様(読み直し改稿ナッシング先行公開)にも掲載しましたが、カクヨムさん(は改稿・完結済みです)、小説家になろうさん、アルファポリスさんは改稿したものを掲載しています。
※割と鬱展開多いのでご注意ください。作者はあんまり鬱展開だと思ってませんけども。
【完結】元お飾り聖女はなぜか腹黒宰相様に溺愛されています!?
雨宮羽那
恋愛
元社畜聖女×笑顔の腹黒宰相のラブストーリー。
◇◇◇◇
名も無きお飾り聖女だった私は、過労で倒れたその日、思い出した。
自分が前世、疲れきった新卒社会人・花菱桔梗(はなびし ききょう)という日本人女性だったことに。
運良く婚約者の王子から婚約破棄を告げられたので、前世の教訓を活かし私は逃げることに決めました!
なのに、宰相閣下から求婚されて!? 何故か甘やかされているんですけど、何か裏があったりしますか!?
◇◇◇◇
お気に入り登録、エールありがとうございます♡
※ざまぁはゆっくりじわじわと進行します。
※「小説家になろう」「エブリスタ」様にも掲載しております(アルファポリス先行)。
※この作品はフィクションです。特定の政治思想を肯定または否定するものではありません(_ _*))
大好きだけど、結婚はできません!〜強面彼氏に強引に溺愛されて、困っています〜
楠結衣
恋愛
冷たい川に落ちてしまったリス獣人のミーナは、薄れゆく意識の中、水中を飛ぶような速さで泳いできた一人の青年に助け出される。
ミーナを助けてくれた鍛冶屋のリュークは、鋭く睨むワイルドな人で。思わず身をすくませたけど、見た目と違って優しいリュークに次第に心惹かれていく。
さらに結婚を前提の告白をされてしまうのだけど、リュークの夢は故郷で鍛冶屋をひらくことだと告げられて。
(リュークのことは好きだけど、彼が住むのは北にある氷の国。寒すぎると冬眠してしまう私には無理!)
と断ったのに、なぜか諦めないリュークと期限付きでお試しの恋人に?!
「泊まっていい?」
「今日、泊まってけ」
「俺の故郷で結婚してほしい!」
あまく溺愛してくるリュークに、ミーナの好きの気持ちは加速していく。
やっぱり、氷の国に一緒に行きたい!寒さに慣れると決意したミーナはある行動に出る……。
ミーナの一途な想いの行方は?二人の恋の結末は?!
健気でかわいいリス獣人と、見た目が怖いのに甘々なペンギン獣人の恋物語。
一途で溺愛なハッピーエンドストーリーです。
*小説家になろう様でも掲載しています
【完結】ペンギンの着ぐるみ姿で召喚されたら、可愛いもの好きな氷の王子様に溺愛されてます。
櫻野くるみ
恋愛
笠原由美は、総務部で働くごく普通の会社員だった。
ある日、会社のゆるキャラ、ペンギンのペンタンの着ぐるみが納品され、たまたま小柄な由美が試着したタイミングで棚が倒れ、下敷きになってしまう。
気付けば豪華な広間。
着飾る人々の中、ペンタンの着ぐるみ姿の由美。
どうやら、ペンギンの着ぐるみを着たまま、異世界に召喚されてしまったらしい。
え?この状況って、シュール過ぎない?
戸惑う由美だが、更に自分が王子の結婚相手として召喚されたことを知る。
現れた王子はイケメンだったが、冷たい雰囲気で、氷の王子様と呼ばれているらしい。
そんな怖そうな人の相手なんて無理!と思う由美だったが、王子はペンタンを着ている由美を見るなりメロメロになり!?
実は可愛いものに目がない王子様に溺愛されてしまうお話です。
完結しました。
【完結】番(つがい)でした ~美しき竜人の王様の元を去った番の私が、再び彼に囚われるまでのお話~
tea
恋愛
かつて私を妻として番として乞い願ってくれたのは、宝石の様に美しい青い目をし冒険者に扮した、美しき竜人の王様でした。
番に選ばれたものの、一度は辛くて彼の元を去ったレーアが、番であるエーヴェルトラーシュと再び結ばれるまでのお話です。
ヒーローは普段穏やかですが、スイッチ入るとややドS。
そして安定のヤンデレさん☆
ちょっぴり切ない、でもちょっとした剣と魔法の冒険ありの(私とヒロイン的には)ハッピーエンド(執着心むき出しのヒーローに囚われてしまったので、見ようによってはメリバ?)のお話です。
別サイトに公開済の小説を編集し直して掲載しています。
婚約破棄された地味姫令嬢は獣人騎士団のブラッシング係に任命される
安眠にどね
恋愛
社交界で『地味姫』と嘲笑されている主人公、オルテシア・ケルンベルマは、ある日婚約破棄をされたことによって前世の記憶を取り戻す。
婚約破棄をされた直後、王城内で一匹の虎に出会う。婚約破棄と前世の記憶と取り戻すという二つのショックで呆然としていたオルテシアは、虎の求めるままブラッシングをしていた。その虎は、実は獣人が獣の姿になった状態だったのだ。虎の獣人であるアルディ・ザルミールに気に入られて、オルテシアは獣人が多く所属する第二騎士団のブラッシング係として働くことになり――!?
【第16回恋愛小説大賞 奨励賞受賞。ありがとうございました!】
外では氷の騎士なんて呼ばれてる旦那様に今日も溺愛されてます
刻芦葉
恋愛
王国に仕える近衛騎士ユリウスは一切笑顔を見せないことから氷の騎士と呼ばれていた。ただそんな氷の騎士様だけど私の前だけは優しい笑顔を見せてくれる。今日も私は不器用だけど格好いい旦那様に溺愛されています。
愛を知らない「頭巾被り」の令嬢は最強の騎士、「氷の辺境伯」に溺愛される
守次 奏
恋愛
「わたしは、このお方に出会えて、初めてこの世に産まれることができた」
貴族の間では忌み子の象徴である赤銅色の髪を持って生まれてきた少女、リリアーヌは常に家族から、妹であるマリアンヌからすらも蔑まれ、その髪を隠すように頭巾を被って生きてきた。
そんなリリアーヌは十五歳を迎えた折に、辺境領を収める「氷の辺境伯」「血まみれ辺境伯」の二つ名で呼ばれる、スターク・フォン・ピースレイヤーの元に嫁がされてしまう。
厄介払いのような結婚だったが、それは幸せという言葉を知らない、「頭巾被り」のリリアーヌの運命を変える、そして世界の運命をも揺るがしていく出会いの始まりに過ぎなかった。
これは、一人の少女が生まれた意味を探すために駆け抜けた日々の記録であり、とある幸せな夫婦の物語である。
※この作品は「小説家になろう」「カクヨム」様にも短編という形で掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる