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番外編と読み飛ばし推奨閑話
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「アーシャ♡お腹空いてないか?」
「今、昼食中です。しかももう終わります」
「間に合わなかったか!沢まで行ったから時間がかかったのが失敗だったな。でもデザートとして少し…どうかな?」
聞けば味のアクセントになる薬味を沢まで取りに行き遅くなった。
新鮮なものを私に食べて欲しかったのだとか。
有難いのですが、オランドの野郎は「普通じゃダメなんだ!」と言い、皆様に迷惑をかけているのです。
その理由は化石。
化石は必ずしも発掘できるものではないので、見つかればラッキーなのですが、数が大量に出ている所謂、見つけたけど空振りも多いのです。
私の好きなアンモナイトなどは数が発掘をされているので珍しいかと言えば否。
しかしその中でも右巻き、左巻きと御座いまして、エラーコインのように部分的に穴が開き生きている間に塞がったりと珍しい物もあるのです。
そんなアンモナイトを私が「わぁ♡」と喜んでしまったので、普通に見えて普通でないもの。そんなものをオランド野郎は探して持ってくるのです。
但し化石を見つけるのは難しいのでいろいろな食材を持ってくるのです。
――確かに先週のブラックマスタードシードは刺激的だったけど――
「どうかな?」と差し出してくるパン。
嫌な気がします。こういう直感は侮れません。
「折角ですからオランド様から召し上がってみては?」
「ぼ、僕から?アーシャよりも先に?」
――えぇ。世の中の不要な夫には毒味という大切な役目も御座います――
「でも最初はアーシャに食べて欲しいんだよ」
何が何でも私に食べさせようとするオランドの野郎。
なので提案してみました。
「オランド様、ご一緒しません?ほら、食事は皆で食べると美味しさ倍増と申しますでしょう?」
「いいのか?僕はアーシャが食べているところを見るだけで胸がいっぱいになるんだが」
――食事は胸ではなく腹をいっぱいにするんです――
「オホホ。何を仰いますの。さぁご一緒に」
「そうか…うぅっ。ついに僕もアーシャと一緒の食卓で食事が出来るんだな」
――購買のテーブルはお一人様席ですけど?――
まさか向かいの壁に埋まり込むつもりかと思ったですが、私を椅子に座らせて自身はエアー椅子という椅子がないのに座っている極限状態を保ちつつ食すというのです。
センブリ茶も飲み過ぎるとこうなるのか。
僅かに「ごめん寝」な思いは御座いましたけれど、苦丁茶すら最近は一気飲みしてゲップならぬオロロンの限界技に挑戦をしているようなので、限界を超えろと自身を鼓舞されているのでしょう。
こういうのは放っておくに限ります。
エアー椅子に腰かけたオランドの野郎。
わざとではありません。貴族の食事と言うのは1品1品が運ばれてくる時間が長い物です。
先ずは皿が運ばれて来るのも待たされますが、目の前に空の皿が置かれると更に少しの間待たされます。
自分でナイフなどを使い切り分ける事も御座いますが、デザートなど食べやすい1口サイズに給仕が切り分けてくれるのです。
今回は軽食の中の軽食。
所謂「オヤツ」ですので、購買のオバちゃんなら袋をビリリ。そのままパクリ。「あら、いけるわね」と言葉と同時にポロポロ口から咀嚼中に粉砕されたクッキーなどを零しながら次の袋に手が伸びるのですが、オランドの野郎の従者さんは丁寧に切り分けてくださいます。
「あら?オランド様、寒いんですの?」
「いや、寒くはない。どちらかと言えば体幹との勝負。熱い持久戦の激闘中だ」
――太ももや脹脛が限界に近いだけでしょうに――
へんなところかっこよく見せようとするオランドの野郎。
かなりの額を研究室に出資してくれているので、来年の誕生日には軟骨成分配合のサプリメントでも贈ろうかしら、そんな事を考えておりますと…。
「な、泣いてるんですか?」
「違う。今は産卵中のウミガメの気持ちになってるだけだ」
限界も超えているでしょうに無理にエアー椅子をしなくても良いと思うのですが、私を立たせるくらいならと踏ん張るオランドの野郎。
「どうぞ。お召し上がりください」
従者の声に2人でパクリと一口…ではございません。
オランドの野郎は一口で食べましたがわたくしは様子見。
「ふぐっ!!フォグッ!!」
オランドの野郎が口を押さえ、後ろにひっくり返ると深海の如く深い鼻呼吸をしております。
「凄い…本わさびのサメ皮おろしは効くと聞いたが想像以上だ」
――でしょうね――
見るからに辛そうなグリーンのペースト状になったワサビのすりおろしだけを挟んだパン。
きっと遠い異国の「なみだ巻」を参考にしたのでしょう。
先日、ブラックマスタードシードをふんだんに使ったハムサンドを食べて暫く口から火を噴けるのではと躊躇なく食べてしまった事を後悔したものです。
でもどうして深く鼻呼吸をしているのかしら…。
「スゥゥー。スゥゥー」
「オランド様、息は吸うだけでなく吐かないと苦しいですよ?」
「大丈夫。吸い込んだ中にアーシャ成分があるから限界まで取り込んでる最中だ。直ぐに体の中で分解される、安心してくれ」
――キモっ!!――
脳内に淑女としてあるまじき行為をしてしまいそうになります。
――パンに挟まったままのワサビペースト…鼻にねじ込んでいいかしら――
そう思うとやってみたくなるのが乙女心。
指先にたっぷりのワサビペーストをつけ、オランドの野郎の頭を抱えて膝枕状態。
「あうぅぅ~。うぅぅ~」
「ど、どうしてそんなに号泣してるの?!」
「アーシャの膝枕ぁーっ!妄想でしか経験してなかったのにぃーっ!もう死んでもいい!!」
――なら一思いに――
ですが無念!!ワサビペーストを塗った指は1本。鼻の穴が2つあるなんて!!
オランドの野郎にしてやられた気分ですわね。
腹が立ったので目に…と思えばなんと!!オランドの野郎は目も2つ持っていたのです!
仕方ありません。口の中に入れてやると悶絶しながらも嬉しそうに食べるのです。
「アーシャ…未知の扉が開いた気がするよ」
それ、扉が開いたんじゃなく、鼻の通りがめちゃめちゃ良くなっただけですわ。
ですが、よく考えてみると私、オランドに触れられたことが御座いません。
有言実行でちゃんと約束を守りもう5年。
アンモニャイトで眠るオランドの顔もそれなりに可愛いものが御座います。
「オランド様、次回は椅子を用意しておきますわ」
「ホントに?あ。でも椅子はあるよ?ん~でもお揃いの椅子だと嬉しいかな」
――折り畳み式のパイプ椅子ですけどね?――
★~★
番外編ここまで~
ちょっとだけ進展した2人でしたー(*´▽`*)
あれ?スクロールしてない??
もしかして何かあるんじゃないかとスクロールしてない??
だけどこの先は文句を言っていく先がない禁断の世界です。
さぁ、あなたの良心に問いかけて出る回答は1つ!!
ブラウザバック
若しくは
そっ閉じ
諄い様ですけども、引き返す、閉じる、この先には進まない。
アナタの指が画面を下から上にシュっと動きそうになる時!
Ah~Ha~それは今~ ヒーローにもホーローにもなれないので引き返すのです!!
いいですね??
この先は本編のキャラが伏字を連呼しますが本編の内容とは関係のない世界です。
ここまでスクロールをしたという事は全てにおいて自己責任。
仕方ありません。
真夜中のテレビ、砂の嵐並みの伏字の嵐に抗ってください。
ですが、伏字で●にしてるのに、何故か文字がストーンと脳内変換されることがあります。
気のせいです。気のせいで夜六四九。
閑話 タイトル【塩対応でも甘いものが好き】
オランドの妻、アーシャはとてもオランドに愛されている妻である。
「触れたい!触れたいけどっ!!」
よくアーシャにアンモニャイトになって爆睡しているところを目撃されているが、アーシャは大の字になってコロコロと寝台の上を所せまし!と動き回る。
まるで無意識とは思えない寝台の端ギリギリのチキンレースを毎夜繰り広げているのをオランドに目撃されている。
一緒に寝た時、「俺を超えていけ!」と言わなくても一緒に寝れば1時間に数回はゴロゴロと超えていくだろう。
――フッ…夢のまた夢だがな――
愛しいアーシャの寝顔を見てオランドは感慨深い。
触れてはならない約束をきっちりと守りつつも「ニアミス」を毎回狙う作戦を敢行しているのである。
それは「手渡しで指タッチ」
決してタッチパネル式に触れるのではなく、チラリズムでワクワクしそうなあの感触にもにた「ちょっとだけ触れる指先」で愛が芽生える。そんな気がするのだ。
「今日はギリギリのところで触れられなかった」
距離にして僅か2ミリ。
マーブ●ポッキーを手渡したのだがかわされてしまった。
しかし、まだ奥の手がある。
「明日はこれで…むふっ」
有料になったレジ袋(小)だが、使いまわし何度もコンビニに通ったオランドは遂に見つけたのだ。
さて翌日。
「アーシャ。今日のおやつはちょっと変わってるんだ」
「ん~。今、良いところなの。あ~と~で~」
「つまんないな~」
思わず山●さんチのツ●ム君になってしまいそうだが、待てと言われれば待てる男オランド。
カラオケの十八番が「あ●ん・ま●わ」かと思いきや!!
コブシを効かせて「さッよぅ●ら、さよう●ら~」も言う気はないのに「都はる●チャンの好きになった●」であるのは秘密だ。
現在アーシャはサイの仲間であるザイサンアミノドンという角のない哺乳動物の化石の一部の土を払っている。
「ふぅ~」
「終わった?」
「あらオランド様…ちょうどいいところに。お願いしたいことがありますの」
まさかの存在すら認知されていなかった悲劇。
「顔、ぶたないで、私。●優なんだから!」と顔はぶたれていないが心が滅多打ち。
Wじゃないどころの悲劇がオランドを襲う。
この頃「僕って打たれ強いんじゃなく単なるM男?」と自問自答をするオランドは気持ちを立て直した。アーシャが塩対応なのは今に始まった事ではない。
むしろ優しい言葉をかけられてしまうと困惑しそうな気もする。
相反するものに思考は混乱し、吊り橋効果も生み出す。
そう、アーシャは塩対応なのに甘いものが好きなのだ。
「何?僕に出来る事?」
「多分、オランド様にしかできませんわ」
「なんだろう?何をすればいい?」
「バンドスプリングです」
「え…難易度高っ!!」
バック転の前転バージョン。手を突かずにくるりと回れ。アーシャは首をコテンとしてオランドに眼力で「やれや」と訴えかける。
極度の緊張がオランドを襲う。ここは全天候型田舎の駅のホームではなく研究室。
よろけてしまうとケースに入れた化石をクシャ●殿下の「薙ぎ払え!」どころじゃないくらいに壊してしまう。
――くっ!股間はまだ巨神●になったことがないのに!――
オランドに「やらない」選択肢はない。愛妻が望むのならするしかない。
「えいっ!!(くるん)…」
「わっ!凄い!続けてやってみてください」
「つ、続けて?連続か…2,3回なら出来るかな…」
パンパンパン!!アーシャが手拍子を打ち始めた。
オランドはグッと腰に力を入れるとクルン!クルン!回り始める。
「燃焼●~燃●系、ア~ミノ●~♪」
――ファッ?!アーシャの歌?これは聴き続けるには回るしかない――
オランドは回り続ける。アーシャの歌が続く限り。
最後は体操選手が吊り輪の十字を決めるように両手を横にビシィ!!
「こ、これでいいのか?(ぜぇぜぇ)」
「えぇ。お疲れでしょう?これをどうぞ」
「いいのか?」
「えぇ。もうすぐ5時ですから5時か●男のグ●ンサンですわ」
――24時間●えますかのリゲ●ンではなく?!――
いやいや、ここで5時から●になってアフターを楽しんでしまっては折角の「手渡しで指タッチ」が出来ないじゃないか!
オランドはバンドスプリングをするためにわきに置いたコンビニ袋をガシャガシャし始めた。
「じゃじゃーん!アーシャ。可愛い菓子を見つけたんだ」
「ハッ!そっ!それは…魔女が●ラソル乗ってきた~♪」
フフフとオランドは心でほくそ笑み続きを歌う。
「二人でパ●ソル食べちゃった~パッパパラ●ルチョコレイトだ!!」
持ち手がプラスティックでちゃんと傘の柄になっているチョコレイト。包み紙を開ける時に気をつけないと先端が折れてしまう魅惑のチョコレイト。
間違ってはいけない。チョコレートではない。チョコレイトだ。
しかし残念。持ちてになる部分の面積が極小なので指先が触れるかと思いきやアーシャは傘の先端になる部分を持ってしまったじゃないか!
――くっ!相合傘は恋愛の初歩なのに!!――
黒板に一筆書きで何度も書いた相合傘。
柄を境にして好きな子と自分の名前を並んで書くのがセオリー。
しかし指タッチが出来ないだけでなく、悲劇が襲う。
包み紙を剥がしたアーシャの小さな悲鳴。
「え…溶けてる…」
――しまった!!僕の愛の熱で溶けてしまったか?!――
違う。現在室温が30度近いのに待つ時間が長かったので溶けただけだ。
こうなったら仕方がない。オランドはもう1つの秘密兵器を取り出した。
――こっちなら溶けてないはずだ――
「アーシャ!ペ●ティだ!やっと見つけたぞ!」
「わぁ!!どこにあったんです?」
食いつくアーシャ。指タッチどころかペロ●ィを持つオランドの手をアーシャの手が包んでいるじゃないか!
――もう昇天してもいい――
ぺろぺろと舐めると隠された絵が浮き出てくる魅惑のチョコレート。
そう、こっちはチョコレートだ。
そしてペ●ティの真骨頂は舐めたら絵が浮き出るだけではない。
「美味しい~(ぼりぼり)」
そう、
キャンディとさらにガムが隠されているのである。
魅惑の甘味三段活用。
――勝った。買った甲斐があった!――
何に勝利したかはオランドのみぞ知る。
明日は何を買おうか。今から駄菓子屋にオランドは思いを馳せるのだった。
Fin
★~★
読んで頂きありがとうございました<(_ _)>
「今、昼食中です。しかももう終わります」
「間に合わなかったか!沢まで行ったから時間がかかったのが失敗だったな。でもデザートとして少し…どうかな?」
聞けば味のアクセントになる薬味を沢まで取りに行き遅くなった。
新鮮なものを私に食べて欲しかったのだとか。
有難いのですが、オランドの野郎は「普通じゃダメなんだ!」と言い、皆様に迷惑をかけているのです。
その理由は化石。
化石は必ずしも発掘できるものではないので、見つかればラッキーなのですが、数が大量に出ている所謂、見つけたけど空振りも多いのです。
私の好きなアンモナイトなどは数が発掘をされているので珍しいかと言えば否。
しかしその中でも右巻き、左巻きと御座いまして、エラーコインのように部分的に穴が開き生きている間に塞がったりと珍しい物もあるのです。
そんなアンモナイトを私が「わぁ♡」と喜んでしまったので、普通に見えて普通でないもの。そんなものをオランド野郎は探して持ってくるのです。
但し化石を見つけるのは難しいのでいろいろな食材を持ってくるのです。
――確かに先週のブラックマスタードシードは刺激的だったけど――
「どうかな?」と差し出してくるパン。
嫌な気がします。こういう直感は侮れません。
「折角ですからオランド様から召し上がってみては?」
「ぼ、僕から?アーシャよりも先に?」
――えぇ。世の中の不要な夫には毒味という大切な役目も御座います――
「でも最初はアーシャに食べて欲しいんだよ」
何が何でも私に食べさせようとするオランドの野郎。
なので提案してみました。
「オランド様、ご一緒しません?ほら、食事は皆で食べると美味しさ倍増と申しますでしょう?」
「いいのか?僕はアーシャが食べているところを見るだけで胸がいっぱいになるんだが」
――食事は胸ではなく腹をいっぱいにするんです――
「オホホ。何を仰いますの。さぁご一緒に」
「そうか…うぅっ。ついに僕もアーシャと一緒の食卓で食事が出来るんだな」
――購買のテーブルはお一人様席ですけど?――
まさか向かいの壁に埋まり込むつもりかと思ったですが、私を椅子に座らせて自身はエアー椅子という椅子がないのに座っている極限状態を保ちつつ食すというのです。
センブリ茶も飲み過ぎるとこうなるのか。
僅かに「ごめん寝」な思いは御座いましたけれど、苦丁茶すら最近は一気飲みしてゲップならぬオロロンの限界技に挑戦をしているようなので、限界を超えろと自身を鼓舞されているのでしょう。
こういうのは放っておくに限ります。
エアー椅子に腰かけたオランドの野郎。
わざとではありません。貴族の食事と言うのは1品1品が運ばれてくる時間が長い物です。
先ずは皿が運ばれて来るのも待たされますが、目の前に空の皿が置かれると更に少しの間待たされます。
自分でナイフなどを使い切り分ける事も御座いますが、デザートなど食べやすい1口サイズに給仕が切り分けてくれるのです。
今回は軽食の中の軽食。
所謂「オヤツ」ですので、購買のオバちゃんなら袋をビリリ。そのままパクリ。「あら、いけるわね」と言葉と同時にポロポロ口から咀嚼中に粉砕されたクッキーなどを零しながら次の袋に手が伸びるのですが、オランドの野郎の従者さんは丁寧に切り分けてくださいます。
「あら?オランド様、寒いんですの?」
「いや、寒くはない。どちらかと言えば体幹との勝負。熱い持久戦の激闘中だ」
――太ももや脹脛が限界に近いだけでしょうに――
へんなところかっこよく見せようとするオランドの野郎。
かなりの額を研究室に出資してくれているので、来年の誕生日には軟骨成分配合のサプリメントでも贈ろうかしら、そんな事を考えておりますと…。
「な、泣いてるんですか?」
「違う。今は産卵中のウミガメの気持ちになってるだけだ」
限界も超えているでしょうに無理にエアー椅子をしなくても良いと思うのですが、私を立たせるくらいならと踏ん張るオランドの野郎。
「どうぞ。お召し上がりください」
従者の声に2人でパクリと一口…ではございません。
オランドの野郎は一口で食べましたがわたくしは様子見。
「ふぐっ!!フォグッ!!」
オランドの野郎が口を押さえ、後ろにひっくり返ると深海の如く深い鼻呼吸をしております。
「凄い…本わさびのサメ皮おろしは効くと聞いたが想像以上だ」
――でしょうね――
見るからに辛そうなグリーンのペースト状になったワサビのすりおろしだけを挟んだパン。
きっと遠い異国の「なみだ巻」を参考にしたのでしょう。
先日、ブラックマスタードシードをふんだんに使ったハムサンドを食べて暫く口から火を噴けるのではと躊躇なく食べてしまった事を後悔したものです。
でもどうして深く鼻呼吸をしているのかしら…。
「スゥゥー。スゥゥー」
「オランド様、息は吸うだけでなく吐かないと苦しいですよ?」
「大丈夫。吸い込んだ中にアーシャ成分があるから限界まで取り込んでる最中だ。直ぐに体の中で分解される、安心してくれ」
――キモっ!!――
脳内に淑女としてあるまじき行為をしてしまいそうになります。
――パンに挟まったままのワサビペースト…鼻にねじ込んでいいかしら――
そう思うとやってみたくなるのが乙女心。
指先にたっぷりのワサビペーストをつけ、オランドの野郎の頭を抱えて膝枕状態。
「あうぅぅ~。うぅぅ~」
「ど、どうしてそんなに号泣してるの?!」
「アーシャの膝枕ぁーっ!妄想でしか経験してなかったのにぃーっ!もう死んでもいい!!」
――なら一思いに――
ですが無念!!ワサビペーストを塗った指は1本。鼻の穴が2つあるなんて!!
オランドの野郎にしてやられた気分ですわね。
腹が立ったので目に…と思えばなんと!!オランドの野郎は目も2つ持っていたのです!
仕方ありません。口の中に入れてやると悶絶しながらも嬉しそうに食べるのです。
「アーシャ…未知の扉が開いた気がするよ」
それ、扉が開いたんじゃなく、鼻の通りがめちゃめちゃ良くなっただけですわ。
ですが、よく考えてみると私、オランドに触れられたことが御座いません。
有言実行でちゃんと約束を守りもう5年。
アンモニャイトで眠るオランドの顔もそれなりに可愛いものが御座います。
「オランド様、次回は椅子を用意しておきますわ」
「ホントに?あ。でも椅子はあるよ?ん~でもお揃いの椅子だと嬉しいかな」
――折り畳み式のパイプ椅子ですけどね?――
★~★
番外編ここまで~
ちょっとだけ進展した2人でしたー(*´▽`*)
あれ?スクロールしてない??
もしかして何かあるんじゃないかとスクロールしてない??
だけどこの先は文句を言っていく先がない禁断の世界です。
さぁ、あなたの良心に問いかけて出る回答は1つ!!
ブラウザバック
若しくは
そっ閉じ
諄い様ですけども、引き返す、閉じる、この先には進まない。
アナタの指が画面を下から上にシュっと動きそうになる時!
Ah~Ha~それは今~ ヒーローにもホーローにもなれないので引き返すのです!!
いいですね??
この先は本編のキャラが伏字を連呼しますが本編の内容とは関係のない世界です。
ここまでスクロールをしたという事は全てにおいて自己責任。
仕方ありません。
真夜中のテレビ、砂の嵐並みの伏字の嵐に抗ってください。
ですが、伏字で●にしてるのに、何故か文字がストーンと脳内変換されることがあります。
気のせいです。気のせいで夜六四九。
閑話 タイトル【塩対応でも甘いものが好き】
オランドの妻、アーシャはとてもオランドに愛されている妻である。
「触れたい!触れたいけどっ!!」
よくアーシャにアンモニャイトになって爆睡しているところを目撃されているが、アーシャは大の字になってコロコロと寝台の上を所せまし!と動き回る。
まるで無意識とは思えない寝台の端ギリギリのチキンレースを毎夜繰り広げているのをオランドに目撃されている。
一緒に寝た時、「俺を超えていけ!」と言わなくても一緒に寝れば1時間に数回はゴロゴロと超えていくだろう。
――フッ…夢のまた夢だがな――
愛しいアーシャの寝顔を見てオランドは感慨深い。
触れてはならない約束をきっちりと守りつつも「ニアミス」を毎回狙う作戦を敢行しているのである。
それは「手渡しで指タッチ」
決してタッチパネル式に触れるのではなく、チラリズムでワクワクしそうなあの感触にもにた「ちょっとだけ触れる指先」で愛が芽生える。そんな気がするのだ。
「今日はギリギリのところで触れられなかった」
距離にして僅か2ミリ。
マーブ●ポッキーを手渡したのだがかわされてしまった。
しかし、まだ奥の手がある。
「明日はこれで…むふっ」
有料になったレジ袋(小)だが、使いまわし何度もコンビニに通ったオランドは遂に見つけたのだ。
さて翌日。
「アーシャ。今日のおやつはちょっと変わってるんだ」
「ん~。今、良いところなの。あ~と~で~」
「つまんないな~」
思わず山●さんチのツ●ム君になってしまいそうだが、待てと言われれば待てる男オランド。
カラオケの十八番が「あ●ん・ま●わ」かと思いきや!!
コブシを効かせて「さッよぅ●ら、さよう●ら~」も言う気はないのに「都はる●チャンの好きになった●」であるのは秘密だ。
現在アーシャはサイの仲間であるザイサンアミノドンという角のない哺乳動物の化石の一部の土を払っている。
「ふぅ~」
「終わった?」
「あらオランド様…ちょうどいいところに。お願いしたいことがありますの」
まさかの存在すら認知されていなかった悲劇。
「顔、ぶたないで、私。●優なんだから!」と顔はぶたれていないが心が滅多打ち。
Wじゃないどころの悲劇がオランドを襲う。
この頃「僕って打たれ強いんじゃなく単なるM男?」と自問自答をするオランドは気持ちを立て直した。アーシャが塩対応なのは今に始まった事ではない。
むしろ優しい言葉をかけられてしまうと困惑しそうな気もする。
相反するものに思考は混乱し、吊り橋効果も生み出す。
そう、アーシャは塩対応なのに甘いものが好きなのだ。
「何?僕に出来る事?」
「多分、オランド様にしかできませんわ」
「なんだろう?何をすればいい?」
「バンドスプリングです」
「え…難易度高っ!!」
バック転の前転バージョン。手を突かずにくるりと回れ。アーシャは首をコテンとしてオランドに眼力で「やれや」と訴えかける。
極度の緊張がオランドを襲う。ここは全天候型田舎の駅のホームではなく研究室。
よろけてしまうとケースに入れた化石をクシャ●殿下の「薙ぎ払え!」どころじゃないくらいに壊してしまう。
――くっ!股間はまだ巨神●になったことがないのに!――
オランドに「やらない」選択肢はない。愛妻が望むのならするしかない。
「えいっ!!(くるん)…」
「わっ!凄い!続けてやってみてください」
「つ、続けて?連続か…2,3回なら出来るかな…」
パンパンパン!!アーシャが手拍子を打ち始めた。
オランドはグッと腰に力を入れるとクルン!クルン!回り始める。
「燃焼●~燃●系、ア~ミノ●~♪」
――ファッ?!アーシャの歌?これは聴き続けるには回るしかない――
オランドは回り続ける。アーシャの歌が続く限り。
最後は体操選手が吊り輪の十字を決めるように両手を横にビシィ!!
「こ、これでいいのか?(ぜぇぜぇ)」
「えぇ。お疲れでしょう?これをどうぞ」
「いいのか?」
「えぇ。もうすぐ5時ですから5時か●男のグ●ンサンですわ」
――24時間●えますかのリゲ●ンではなく?!――
いやいや、ここで5時から●になってアフターを楽しんでしまっては折角の「手渡しで指タッチ」が出来ないじゃないか!
オランドはバンドスプリングをするためにわきに置いたコンビニ袋をガシャガシャし始めた。
「じゃじゃーん!アーシャ。可愛い菓子を見つけたんだ」
「ハッ!そっ!それは…魔女が●ラソル乗ってきた~♪」
フフフとオランドは心でほくそ笑み続きを歌う。
「二人でパ●ソル食べちゃった~パッパパラ●ルチョコレイトだ!!」
持ち手がプラスティックでちゃんと傘の柄になっているチョコレイト。包み紙を開ける時に気をつけないと先端が折れてしまう魅惑のチョコレイト。
間違ってはいけない。チョコレートではない。チョコレイトだ。
しかし残念。持ちてになる部分の面積が極小なので指先が触れるかと思いきやアーシャは傘の先端になる部分を持ってしまったじゃないか!
――くっ!相合傘は恋愛の初歩なのに!!――
黒板に一筆書きで何度も書いた相合傘。
柄を境にして好きな子と自分の名前を並んで書くのがセオリー。
しかし指タッチが出来ないだけでなく、悲劇が襲う。
包み紙を剥がしたアーシャの小さな悲鳴。
「え…溶けてる…」
――しまった!!僕の愛の熱で溶けてしまったか?!――
違う。現在室温が30度近いのに待つ時間が長かったので溶けただけだ。
こうなったら仕方がない。オランドはもう1つの秘密兵器を取り出した。
――こっちなら溶けてないはずだ――
「アーシャ!ペ●ティだ!やっと見つけたぞ!」
「わぁ!!どこにあったんです?」
食いつくアーシャ。指タッチどころかペロ●ィを持つオランドの手をアーシャの手が包んでいるじゃないか!
――もう昇天してもいい――
ぺろぺろと舐めると隠された絵が浮き出てくる魅惑のチョコレート。
そう、こっちはチョコレートだ。
そしてペ●ティの真骨頂は舐めたら絵が浮き出るだけではない。
「美味しい~(ぼりぼり)」
そう、
キャンディとさらにガムが隠されているのである。
魅惑の甘味三段活用。
――勝った。買った甲斐があった!――
何に勝利したかはオランドのみぞ知る。
明日は何を買おうか。今から駄菓子屋にオランドは思いを馳せるのだった。
Fin
★~★
読んで頂きありがとうございました<(_ _)>
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夫の恋人に子供ができたと教えられても、私は貴方との未来を信じていたのに。
貴方から離婚届を渡されて、私の心は粉々に砕け散った。
もういいの。
私は貴方を解放する覚悟を決めた。
貴方が気づいていない小さな鼓動を守りながら、ここを離れます。
私の事は忘れてください。
※6月26日初回完結
7月12日2回目完結しました。
お読みいただきありがとうございます。
断る――――前にもそう言ったはずだ
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遅ればせながら、このお話に出逢いまして。
第1話から声出して笑ってしまいました。家にいて良かったと心底思いました。
続きを楽しませていただきます。🙇
コメントありがとうございます。<(_ _)>
御在宅でしたか~。次回はお出かけ中の電車の中とかついつい読んでしまうシチュエーションでつい吹いてしまえるような場で読んでしまい、腹筋と表情筋の限界も試して頂かねば!!
初夜で「ほぅ。言うじゃねぇか」と思える一言を浴びせられてしまうアーシャ。
およよ…となるかと思いきや、元婚約者とは結婚して離縁を望んでいたくらいですから、自由に動けるとなればもう「放っておいて!」で御座いますよ(*^_^*)
食べる物がない??いやいや、庭は食糧庫ですやん!!とその辺の令嬢とはわけの違う食事で満足するアーシャですからオランド…ごめん寝だけでは足らないかも??
この後も楽しんで頂けると嬉しいです(*^_^*)
突発の本業での出張並びに連載&完結お疲れ様でした☺️
まさにタイトル通り「夫が離縁に応じてくれません」のまま…でしたね。アーシャは約束事に厳格そうなので、長年現状維持をしてもオランドを受け入れることはなさそうかも…?
今回の大事な立役者は、執事さんですね✨
まさかブンディル候爵父子が揃って農作物や畜産物がどう加工されて食材となるのかという知識が皆無だとは😱 え、オランドってア●なん???…と心の中で総突っ込みしましたよ(笑) でも書類仕事はちゃーんと目を通してしっかり理解してサインする「仕事は出来る子」の一面もちゃんと持ってるんですよね✒️
8話の「屋敷に戻れ、抱いてやる」はプチンどころかブチブチ切れ物です🤬が、それが1800°(10回転ぐらいしてます)態度が変わって急にアーシャ=女神と崇める始末…😆 愛の力(ただしオランド側限定)で煮出し過ぎたセンブリ茶までも受け入れて慣れるなんて、並みの人間には愛があっても到底出来ることじゃありません😆
(きっと苦丁茶にも慣れるはず…そのうち)
その上、骨格標本提供まで申し出るとか…
でもそれを最も喜ぶであろう教授は、その頃まで生きてるかな…?😁
そういえば実家のイルサム家の面々には何の罰もざまあもなかったような…そこが心残りです(>_<)
今回は本編の中に様々なSとHが散りばめられていて、最終話では「箱根~」と歌い出す限界突破サバイバー姿のK様が浮かびました☺️
でもオランドの名前から、超イケメン聖林スターの◯ーランド様のお顔はすぐには出てきませんでした😆(もし出ていたら、今後◯ーランド様を見る度腹立ちそうwww)
今回も楽しく拝読いたしました😊
ありがとうございました🐱ニャ
また次作でお目にかかるのをお待ちしております☺️✨‼️
コメントありがとうございます。<(_ _)>
最終話付近がワタワタしてしまいましたが、無事に完結できましたよ~。応援ありがとうございます♡
今回は最後までタイトル通り。結婚初日とかオランドは好感も持っていないのにこんなに早く離縁するのは恥ずかしいと離縁を認めてくれず、アーシャの気持ちが切れた後にすり寄りで御座いますよ(;^_^A
ブンディル侯爵が書面の数字で上手く乗り切ってきましたし、敢えて知らなくても問題ないとしてきたのでオランドもそれに輪をかけ上にオリジナルが出来上がっておりました。確かに書面の数字で計画も万全なら問題も起きてないですし、知る事に時間を割くなら別の事に‥って思ったかな(笑)
ですけども!!「なら抱いてやる」はだめです。これは一発レッドカードですよ。
気付きがあってからはちょっと人としても成長しましたけど、アーシャへの愛が暑苦しくなってしまいました(笑)
(* ̄▽ ̄)フフフッ♪最後の限界突破サバイバー‥解りましたか(笑)今回はコメディ寄りなので途中でも「フッ。ここにSがある」と笑って頂ければと思いちりばめてみましたよ(笑)
楽しんで頂けて良かったです(*^_^*)
ラストまでお付き合いいただきありがとうございました<(_ _)>
★欄を拝借★
今回も50件(うち2件、誤字報告の非承認ご希望。ありがとうです)と沢山のコメントありがとうございました。<(_ _)>
次回は…イラっとするクズが目白押しな話で楽しんで頂ければ♡と思っております(*^_^*)
読んで頂きありがとうございました<(_ _)>
わはは✧◝(⁰▿⁰)◜✧
ココホレ教授まさかの52歳!
わたくしと同世d..、
(・∀・)いいえ!わたくしは永遠の30代!
だれがなんと言おうと30代なのてす!
きゃは❤️
20代は舐められるの〜
30代になると大人の余裕が素敵なのよ❤️
ナンチテ😗
ところで、
「僕はそれを知ってどうなるんですか?」と教師に質問した生徒…
気になるのはなんと答えたのか先生の回答が気になるなぁ〜。
おやすみなさい✧◝(⁰▿⁰)◜✧
コメントありがとうございます。<(_ _)>
そうなのですよ~ココホレ教授は52歳だったのです。
おや?永遠の30代とな??同じじゃないですか~♡ 製造は昭和なんですけども一定年齢になると止まるんです。身長が伸びなくなるのと同じで御座いますよ(*^_^*)
と、考えると…ワシも20代は遠慮するかなぁ。何しても舐められてて「若造のくせに」と年功序列の経年劣化した左遷上司にグダグダ言われましたし、あの頃はパワハラ、セクハラなんて当たり前でしたしねぇ。
今では笑い話ですけども、超大手企業(名前出して知らない人はほぼいない、全国CMもしてる企業)の役職から「月に20万でこっちの奥さんしない?」とか普通に声掛けのあった時代…。何が嬉しくて国内で現地妻せにゃいかんのや!!ヽ(`Д´)ノプンプン
30代になると言われなかったなぁ。ワシも30代でいいかな(笑)
あの質問ですけども、先生は
「知らない事で不利益を被るよりも知っていて利用するかしないかの選択肢を選ぶことが出来るのは良い事」
って言ってましたよ(*^_^*)
確かに知っていたら話にノる事も出来るしスルーすることも出来るけど、知らなかったら知ったかぶりしたりもあるでしょうから恥をかきますし、大人になると付き合うのは地元の人間だけじゃないので、都道府県が違うとか国が違うってことで相手が不快になる事もあるでしょうし、ちょっとした気遣いで好感持たれて成果とか評価に繋がることもありますしね。
使うことがなくても知識として知っておくってのは大事だよな~っと(*^_^*)
楽しんで頂けて良かったです(*^_^*)
ラストまでお付き合いいただきありがとうございました<(_ _)>