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第二章~王子殿下は興味「しか」ない
コウノトリ上空を旋回中に追い払われる
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気忙しく動いていたので時間が経つのもあっという間。
全てが揃ったのはもう夕方近く。
「はい、靴下を暖炉の側に飾ったら終わりよ」
「小さいな・・・大きな靴下で良いんじゃないか?」
「いいんです~。欲張ったらサンタさんも困るでしょう?」
――ヴァレサンタなら全然困らないが?――
と思ってみるも、言われた通りに暖炉の側にヴァレンティノは靴下を飾った。
そこでヴァレンティノはふと思った。
ケーキも小ぶりと言えば小ぶりだが、料理も2人分。
「まさかな?」と思いつつだったが、「誰か来るのか?」と問えば・・・。
「誰も来ませんよ?今夜は生誕祭です。家族は殿下と私の2人だけでしょう?」
「家族・・・」
「そう。家族です。だって結婚してるから夫婦でしょう?」
「そ、そうだが、なら料理なんかは・・・いやリアの料理は好きだよ?好きだけど頼めば‥」
トゥトゥーリアはヴァレンティノの後ろに回ると背を押し、椅子に座らせた。
そしてヴァレンティノの向かいに腰を下ろす。
「全部2人で作りました~!!」
「う、うん…」
「いつもね、私が作るだけでしょう?だから殿下の作ったものも食べてみたかったんです」
えへっとはにかみながらトゥトゥーリアはヴァレンティノに七面鳥を取り分ける。
ケーキもナイフを入れると飾ったイチゴだけでなく、スライスしたイチゴなどが挟まっていた。
「今日はご馳走だなっ。こんなに食べたら眠くなってしまいそうだ」
「なら泊って行けばいいのでは?」
「そっそれはもしかして!!」
ガタン!勢いよく立ち上がってしまいテーブルのワイングラスが倒れそうになってしまう。
「あちらの部屋が空いてま――」
「だ、だよな・・・いやいいんだ。気にしないでくれ」
先走ってしまったと反省したヴァレンティノだったが、トゥトゥーリアは2枚の皿に七面鳥を取り分けると、何事もなかったかのように椅子に腰かけた。
「コウノトリはそのうち・・・来るんじゃないでしょうか。営巣出来るように整えないとですね。軒先にあるのは燕の巣なので。取り敢えず、騎士さん達に使って貰っていた寝台は買い換えました。泊るにも殿下には小さい寝台だったので」
「リ・・・リア・・・」
「さぁ食べましょう!頑張って作ると本当に美味しいんですよ?」
働いて貯めた金はヴァレンティノが何時でも泊れるようにと大きな寝台を買ったトゥトゥーリア。前日「用がある」と言ったのは宮へ行く途中で寝台を購入し、配達を待つためだった。
初夜の日に中央に境界となる枕を置いたあの寝台と同じサイズ。
掛布なども含め全て新調したので、トゥトゥーリアは全財産を使う事になったが嬉しかった。
金額ではなく高品質なものをと思っただけかも知れないが、ヴァレンティノが買ってくれたマフラーはとても触り心地もいいし、素材の温もり以上に温かかった。
――このままでいいはずがない――
それはずっと思っていた事だが、この家はトゥトゥーリアにとっては居心地もよくサイズ感もピッタリで宮に行き「妃」をする事には不安もあって我儘だと判っていても居座ってしまった。
どこかで区切りを付けねばならないと思い、やっと行動に移した。
「本当だ。美味い。ケーキも甘すぎないしこのクッキーがアクセントになって口の中も楽しいな」
「・・・本当。思ったよりもクッキーがいい感じ」
「初めてにしては上出来・・・と言っていいだろうか」
「えぇ。この味と食感。ヴァリ以外には頼めません」
ヴァレンティノのフォークから口に入れる寸前でケーキがポトリと落ちた。
「フェッ?!・・・い、いま・・・」
その先は手が震えてフォークに刺したケーキが何度やってもポトリと落ちて味わえない。震える手を見てヴァレンティノは「こんな事で今夜決められるのか?!」と危惧した。
その頃、2人が食事をする家の上空をコウノトリが「まだっすか?」と旋回をしていたのだが…。
シャンシャンシャン・・・シャンシャンシャン・・・。
軽やかな音をさせてサンタクロースとプレゼントを乗せ、トナカイが引くソリが「そこどけ、そこどけ、トナカイが通る」と追い払ってしまった!!
「きょ・・・きょ・・・今日は宮に戻るよ」
本能と理性が熾烈な争いを繰り広げたが、ヴァレンティノの理性が勝者となった。専用の寝台があると言っても心はまだ追いついていないのはトゥトゥーリアを見て解らないヴァレンティノではない。
初夜に突き放したのに、手のひら返しで結婚を継続。
ずっとトゥトゥーリアを翻弄してきたのは自分だと戒めた。
女性がそれでも受け入れてくれるにはきっかけも必要で、それが今日だった。
寝台を買ったと言えば想像する事は1つだが、ヴァレンティノは専属執事の言葉も思い出した。
【女性は背水の陣で嫁いで来てくれるのです】
数々の助言を受けたが、この時ほどヴァレンティノの心に「確かに」と思う助言は残念ながら他にはない。
トゥトゥーリアの覚悟を感じたからこそ、ヴァレンティノは「お互いをもっと知ってからにしよう」とハグするに留めたのだった。
その後、変わった事と言えば・・・。
翌年、ヴァレンティノは大公となり、トゥトゥーリアは大公妃となった。
基本は別居で変わらないが、2人で国王の名代となり各国に飛び回る忙しい生活となったのだが、ヴァレンティノはかつてバリバ侯爵に告げた通り、トゥトゥーリアの持参金は各国に出向いた際「私用」で観光地などに出向く必要に当てた。
大公となって5年目。
サンタクロースは暖炉に飾った靴下の中に「小さなミトン」を入れた。
初夜のヤラカシから足掛け8年。
越冬していたツバメが温かい南国に飛んで行く頃、大公家には家族が1人増えた。
Fin
★~★
長い話にお付き合いいただきありがとうございました。
本業が・・・今日も缶詰( ノД`)シクシク…
帰宅するのは26日か27日になるかなぁと思っております。
帰りに土産用と言いつつ自分用のサンタの焼き印がついたチーズケーキ爆買いしてやるッ!!ついでに551も‥(笑)でも551・・・新大阪駅で買うと温かいから車両内に香りが(爆)
運悪く?ワシと新幹線が一緒になるかも知れない方・・・申し訳ないっ!!今から謝っておきます!
コメントの返信、お待たせするようになってしまいますが何卒ご容赦を<(_ _)>
全てが揃ったのはもう夕方近く。
「はい、靴下を暖炉の側に飾ったら終わりよ」
「小さいな・・・大きな靴下で良いんじゃないか?」
「いいんです~。欲張ったらサンタさんも困るでしょう?」
――ヴァレサンタなら全然困らないが?――
と思ってみるも、言われた通りに暖炉の側にヴァレンティノは靴下を飾った。
そこでヴァレンティノはふと思った。
ケーキも小ぶりと言えば小ぶりだが、料理も2人分。
「まさかな?」と思いつつだったが、「誰か来るのか?」と問えば・・・。
「誰も来ませんよ?今夜は生誕祭です。家族は殿下と私の2人だけでしょう?」
「家族・・・」
「そう。家族です。だって結婚してるから夫婦でしょう?」
「そ、そうだが、なら料理なんかは・・・いやリアの料理は好きだよ?好きだけど頼めば‥」
トゥトゥーリアはヴァレンティノの後ろに回ると背を押し、椅子に座らせた。
そしてヴァレンティノの向かいに腰を下ろす。
「全部2人で作りました~!!」
「う、うん…」
「いつもね、私が作るだけでしょう?だから殿下の作ったものも食べてみたかったんです」
えへっとはにかみながらトゥトゥーリアはヴァレンティノに七面鳥を取り分ける。
ケーキもナイフを入れると飾ったイチゴだけでなく、スライスしたイチゴなどが挟まっていた。
「今日はご馳走だなっ。こんなに食べたら眠くなってしまいそうだ」
「なら泊って行けばいいのでは?」
「そっそれはもしかして!!」
ガタン!勢いよく立ち上がってしまいテーブルのワイングラスが倒れそうになってしまう。
「あちらの部屋が空いてま――」
「だ、だよな・・・いやいいんだ。気にしないでくれ」
先走ってしまったと反省したヴァレンティノだったが、トゥトゥーリアは2枚の皿に七面鳥を取り分けると、何事もなかったかのように椅子に腰かけた。
「コウノトリはそのうち・・・来るんじゃないでしょうか。営巣出来るように整えないとですね。軒先にあるのは燕の巣なので。取り敢えず、騎士さん達に使って貰っていた寝台は買い換えました。泊るにも殿下には小さい寝台だったので」
「リ・・・リア・・・」
「さぁ食べましょう!頑張って作ると本当に美味しいんですよ?」
働いて貯めた金はヴァレンティノが何時でも泊れるようにと大きな寝台を買ったトゥトゥーリア。前日「用がある」と言ったのは宮へ行く途中で寝台を購入し、配達を待つためだった。
初夜の日に中央に境界となる枕を置いたあの寝台と同じサイズ。
掛布なども含め全て新調したので、トゥトゥーリアは全財産を使う事になったが嬉しかった。
金額ではなく高品質なものをと思っただけかも知れないが、ヴァレンティノが買ってくれたマフラーはとても触り心地もいいし、素材の温もり以上に温かかった。
――このままでいいはずがない――
それはずっと思っていた事だが、この家はトゥトゥーリアにとっては居心地もよくサイズ感もピッタリで宮に行き「妃」をする事には不安もあって我儘だと判っていても居座ってしまった。
どこかで区切りを付けねばならないと思い、やっと行動に移した。
「本当だ。美味い。ケーキも甘すぎないしこのクッキーがアクセントになって口の中も楽しいな」
「・・・本当。思ったよりもクッキーがいい感じ」
「初めてにしては上出来・・・と言っていいだろうか」
「えぇ。この味と食感。ヴァリ以外には頼めません」
ヴァレンティノのフォークから口に入れる寸前でケーキがポトリと落ちた。
「フェッ?!・・・い、いま・・・」
その先は手が震えてフォークに刺したケーキが何度やってもポトリと落ちて味わえない。震える手を見てヴァレンティノは「こんな事で今夜決められるのか?!」と危惧した。
その頃、2人が食事をする家の上空をコウノトリが「まだっすか?」と旋回をしていたのだが…。
シャンシャンシャン・・・シャンシャンシャン・・・。
軽やかな音をさせてサンタクロースとプレゼントを乗せ、トナカイが引くソリが「そこどけ、そこどけ、トナカイが通る」と追い払ってしまった!!
「きょ・・・きょ・・・今日は宮に戻るよ」
本能と理性が熾烈な争いを繰り広げたが、ヴァレンティノの理性が勝者となった。専用の寝台があると言っても心はまだ追いついていないのはトゥトゥーリアを見て解らないヴァレンティノではない。
初夜に突き放したのに、手のひら返しで結婚を継続。
ずっとトゥトゥーリアを翻弄してきたのは自分だと戒めた。
女性がそれでも受け入れてくれるにはきっかけも必要で、それが今日だった。
寝台を買ったと言えば想像する事は1つだが、ヴァレンティノは専属執事の言葉も思い出した。
【女性は背水の陣で嫁いで来てくれるのです】
数々の助言を受けたが、この時ほどヴァレンティノの心に「確かに」と思う助言は残念ながら他にはない。
トゥトゥーリアの覚悟を感じたからこそ、ヴァレンティノは「お互いをもっと知ってからにしよう」とハグするに留めたのだった。
その後、変わった事と言えば・・・。
翌年、ヴァレンティノは大公となり、トゥトゥーリアは大公妃となった。
基本は別居で変わらないが、2人で国王の名代となり各国に飛び回る忙しい生活となったのだが、ヴァレンティノはかつてバリバ侯爵に告げた通り、トゥトゥーリアの持参金は各国に出向いた際「私用」で観光地などに出向く必要に当てた。
大公となって5年目。
サンタクロースは暖炉に飾った靴下の中に「小さなミトン」を入れた。
初夜のヤラカシから足掛け8年。
越冬していたツバメが温かい南国に飛んで行く頃、大公家には家族が1人増えた。
Fin
★~★
長い話にお付き合いいただきありがとうございました。
本業が・・・今日も缶詰( ノД`)シクシク…
帰宅するのは26日か27日になるかなぁと思っております。
帰りに土産用と言いつつ自分用のサンタの焼き印がついたチーズケーキ爆買いしてやるッ!!ついでに551も‥(笑)でも551・・・新大阪駅で買うと温かいから車両内に香りが(爆)
運悪く?ワシと新幹線が一緒になるかも知れない方・・・申し訳ないっ!!今から謝っておきます!
コメントの返信、お待たせするようになってしまいますが何卒ご容赦を<(_ _)>
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いつも楽しく読ませていただいています。笑いすぎて死ぬかと思いました。初馬鹿笑いです。誰も彼もが大真面目なのがさらに面白さを際立たせますね。流石でございます。
コメントありがとうございます。<(_ _)>
いつもっ?!(@ ̄□ ̄@;)!!
そんな・・・(*ノωノ)ハズカシ いつも読んでくださっているなんて♡
間もなく朝の5時になろうという時間からモジモジしてしまいますよ~(´艸`*)
こちらこそ読んでくださってありがとうございます♡
初笑いまで頂いちゃった♡今日はイイ事ありそうだな。
実家では冷遇されていたトゥトゥーリアですけども、嫁いでから「これは棚ぼた?」と自由になる機会を伺っておりましたから失言のヴァレンティノ必死の挽回!
その辺にいるご令嬢とはちょっと違う白菜を抱えて走る令嬢ですからね(*^-^*)
トゥトゥーリアとヴァレンティノの間にはそれぞれの「常識」があるので、歩み寄らない事にはどうにもならないんですけども、割合で言えばヴァレンティノの方が歩み寄りの度合いは大きかったかな(*^▽^*)
どうしても王族という事になると知らない世界に飛び込むので不安しかないんですよねぇ。
ヴァレンティノも執事の「夫の心得」を肝に銘じて尽くすかな(*^▽^*)
なかなかコウノトリは上空を旋回するだけで営巣してくれなかったんですけども、気持ちがやっと近づくまでにはやっぱり時間もかかるかなと(笑)
楽しんで頂けて良かったです。
最後になりましたが本年もよろしくお願いいたします(*^-^*)
ラストまでお付き合いいただきありがとうございました<(_ _)>
パンを爆発させるのってある意味、才能かもしれない。
トースターにパンをセットして、ちん♪と言ったのを待ってパンを出すとコンセプトが抜けていてパンが白いまま。
年に一度くらいはやってしまう。
殿下はとても楽しそうに暮らしているけれどヘタレだったんですね。
コウノトリもご機嫌斜めになりそう。
足掛け8年、よく辛抱しましたね。
最初のやらかしは尾を引くって覚えておかなければ
コメントありがとうございます。<(_ _)>
(ΦωΦ)フフフ…実は危険なのですよ~。
炭が時々パンッ!っと破裂するやつは爆跳(バクチョウ)というんですけども、保管状態が悪い時、表面が乾いていると思っていると内部は湿っているので爆発するんですよ(ガチで不味い事態になります)
炭火焼のお店でお客さんとの間にアクリル板(ガラスかな?)とかある時は爆跳で怪我をしないようにって事なんですよ(熱風が遮られるという意味もありますが)
パンを燃やしちゃってたヴァレンティノ。パンの内部の湿気が逃げる場を失って膨張してるところに冷たいミルクをぶっかけたら爆発で御座います(*^-^*)
今は焼却炉とかでゴミとか燃やすのはご法度なんですけども、BBQとかね。
炭もですけど、焼き肉とかで野菜とか焼きすぎた時とか炭の中でもう燃やしちゃえ!みたいなのは危険で御座いますよ。
似たようなのは電子レンジの卵ですかね。殻の中で限界まで水分が膨張してるので「チン!」となった時に破裂してなくてもちょっとの衝撃で爆発したりとか((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ワシもね~トースターのコンセント忘れて・・・モチでやってしまいます( ノД`)シクシク…
キナコも醤油も海苔も準備オッケェイ!で・・・モチ、焼けとらんやんけ_| ̄|○
お仲間がいたなんて嬉しい(´艸`*)
コウノトリも「次も旋回するだけでウン年」と思ったら来ない可能性も?!
その時はツバメがヒュルリ~っとやって来るかな(;^_^A
この2人は付かず離れずの距離が一番お互いを求めあえる距離カモ知れません(笑)
ラストまでお付き合いいただきありがとうございました。<(_ _)>
やっと想いかねって良かったね💓!旦那さん(◡ ω ◡) でも‥そもそもやらかしたのは 貴方だから‥しかたがないよね┐( ̄ヘ ̄)┌
コメントありがとうございます。<(_ _)>
そうなのですよ~。初夜に余計なこと(笑)をしちゃったのはヴァレンティノなのですよね~(;^_^A
トゥトゥーリアも乗り気な縁談ではなかったんですけども、「そう言う事なら!」と離縁に向けて前進あるのみ!なところに結婚の翌日に喧嘩しちゃって宮を飛び出しちゃうし(笑)
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初夜のヤラカシ。それでも挽回出来たのは奇跡みたいなものなので、ヴァレンティノも離縁しないだけで儲けものから直ぐに次の望み?に手を出さずにゆっくりと距離を詰めたのが良かったかも??
学習はしたはずなので、不用意な一言はもう言わないでしょうし選民思想のような考え方もヴァレンティノは改めたでしょう。(*^-^*)
次に花瓶をひっくり返して「片付けろ」なんて言おうものなら二度と元には戻らないでしょうしね(笑)
ラストまでお付き合いいただきありがとうございました。<(_ _)>