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第06話 国王の異母弟は女性が嫌い
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時を同じくしてカリバー子爵家のザカライアは国王に呼び出されていた。
子爵家子息と国王となると身分差が激しいが、2人は親子ほど年の離れた異母兄弟でもある。ザカライアがまだ母親の腹にいる時に、異母兄となる国王が即位した。
その事で本来なら側妃として迎え入れられる母親は「妃」という肩書を目前で失ってしまった。妃になり裕福な生活をしたいと女官となり、長くご無沙汰の若い肢体をチラつかせ食いつかせたが、その事で国王は失脚してしまった。
八つ当たりをする先もなかったのだろう。母親からは「お前なんか産むんじゃなかった」と何と言われたか判らない。
名前を呼ばれる回数よりも罵詈雑言を浴びせられる回数の方が遥かに多かった。
支給金の使い道のほとんどはザカライアの離乳食よりも自身が浴びるように飲むための酒に変わった。3歳の時にザカライアは異母兄の国王により保護されて母親は医療施設に送られ生涯出てくることはなかった。
保護された時、ザカライアは体重が10kgもなく、枯れ枝の方がまだ周長があるほど。罵倒されていた事から発する言葉も母音だけの「あー」「うー」のみ。
同年代の子供達と心身の発達が横並びになったのは7、8歳の時だった。
丁度国王の乳母と専属執事が引退をする時だったため、異母兄の国王は2人にザカライアを託しザカライアは養父母と孫の年齢差でありながら親子の養子縁組をして子爵家の子息となった。
養父母となった両親の本当の子供達は親子くらいの年齢差。
カリバー子爵家の人間は全員がザカライアを本当の家族として扱い、教育を受けさせて大事に育てた。
ただ、25歳になったザカライアには「お相手」がいなかった。
養子に出されたからと言って血が入れ替わる訳ではなく王家の血筋でもあるザカライアの相手は厳しく査定される。犯罪に手を染めている家の娘ではダメだし、ザカライアにはないに等しい王家の威厳をまるで自分に与えられた特権のように身分を笠に着る女性でもダメ。
公然の秘密であってもザカライアの出自をペラペラと喋る女性もダメ。
そんな制約もあったが、ザカライア自身が女性に対しては一歩を踏み出せなかった。
養母となった母はとても優しかったが、それでも実の母親から受けていた精神的、肉体的虐待はザカライアの心を大きく傷つけ、蝕んでいた。
年齢問わず女性に対してザカライアは強い恐怖感を持っていた。
ザカライアを抱きあげるために養母はお仕着せも、簡素なドレスも着る事をやめ、夫と同じく男性の着用する衣類を毎日着て、髪も短く切り落してまでザカライアに接したほど。
恐怖心は成長と共に払拭されて行ったが、問題が起きた。
今度は重度の女嫌い、そして女性にのみ非情な男になってしまったのだ。
年頃を迎え、やっと女性と緊張しながらも二言三言の会話が出来るようになったのだが、その事をネタに一部の令嬢が愉しく会話をしている声を聞いてしまった。
令嬢側も夜会の会場で気を抜いてしまうのは失態だったが、ザカライアに聞かれてしまったとは思っていなかった。
『まぁ、お話をされましたの?』
『えぇ。アレなら簡単そうですわ。この際有り余る身分に出自は目をつぶっても宜しいかと思いましたの』
『嫌ですわ。公爵令嬢の貴女様が下賤な血を受け入れるのですか?おやめなさいませ』
『ふふっ。野良の駄犬でも調教次第では可愛く見えましてよ?』
『お上手です事。では意中の君とは?』
『所詮は駄犬ですもの。どのような子が生まれようとあやしてくださいましょう』
異母兄の国王がザカライアの事を心配し、この令嬢なら評判も悪くないと選んだ公爵令嬢の言葉にザカライアは恐怖心に打ち勝つために女性講師との会話特訓まで行った結果がこれかと怒り狂った。
『面白そうな話だな。是非どんな子が生まれるのか見てみたいものだ』
『ヒュッ‥‥で、殿下‥』
『殿下?駄犬ではなかったのか?出自の卑しい駄犬。そう聞えたが?』
『お許しくださいませ!お許しくださいませ!』
帯剣した剣を抜き、その刃に会場の灯りと白い月の光を照らしたザカライアに令嬢はその場に突っ伏そうとしたが、着飾ったドレスが邪魔をして大股を広げ転んでしまった。
その後、令嬢は実家からも縁を切られ不敬罪で投獄されたが釈放後の消息を知る者はいない。
以来ザカライアは子爵家の中でも離れに住まい、女性は下女ですら近づけない生活。
そんなザカライアは「そろそろ本気で考えろ」と国王から見合いの打診を受けていたが、断ったのだ。
国王も女嫌いなのは解るが、このままにもしておけなかった
国王にとって異母弟のザカライアは大人の都合に振り回された被害者であり、王家の血を引くばかりに羽根をもがれてしまった小鳥のようにも見えた。
幼い時はコトリだっただけで怪鳥に育ってしまったが可愛い異母弟に違いはない。
「お前の相手がいないじゃないか。1人で入場する気か」
「兄上のチョイスはあの1度で懲りた」
「そう言うな。今度は私も前回より責任を持つ」
「要らないって」
今回の夜会は例年通りの国王生誕祭ではない。
第1王子の立太子を公表するため、子爵家に養子とはなったがザカライアに継承権がないわけではない。第1王子の立太子に異議なしと貴族に知らしめるためザカライアの出席は必須だった。
単身者は失うものが少ないので危険視されてしまいやすい。
そこに加えて成長し過ぎたザカライアは目立ってしまうのだ。
上背もあるし、体躯もしっかりしていて横幅もある。
大きな声で言う者はいないが貴族の間では大男が登場する御伽噺に例えて「カリバー子爵家に養子に出たガリバー」とも言われていた。
体つきが立派なだけでも反旗を翻した時により威厳も見せやすい。
動物が自身を大きく見せて相手を威嚇するのと同じだ。
女嫌いでも「相手がいるんだぞ」と。
その相手は国王が選んだ、つまり服従しているのだ、謀反を起こす、今回の事に異議を唱える気はないと国王は貴族達に知らしめたかったから、婚約者にと相手を見繕ったのにザカライアは話を蹴ってしまった。
「良いんですよ。兄上。俺は1人の方が気楽って言いますかね。子爵家は義兄の息子が継いでますしどっちかというと兄上に貰うんなら住む場所を貰った方が俺は落ちつくかな。南にある兄上の直轄領。こっちの方が魅力的なんだけどナー」
「お前ってやつは・・・判った。本当に妻に出来る女性を夜会に連れてくれば直轄領はくれてやる」
「マジ?二言はないよな?約束だからな?」
「言っておくが犬や猫、ウサギに馬にロバにヤギ。動物や昆虫も除外する。いいか?人間の女性だ!」
「ちぇっ‥‥そんなん無理に決まってるじゃないか」
直轄領は穏やかな地で、海もありザカライアは終の棲家にするなら静かでイイナと思ったのだが…。
「マリー」と名付けた牝馬は可愛いし、野良猫の「ミータ」も最初は雄猫かと思ったが雌猫と解っても飼い続けている。人間以外なら女の子は嫌いではない。
会場に牝馬のマリーを連れていくザカライアの計画は早速頓挫した。
子爵家子息と国王となると身分差が激しいが、2人は親子ほど年の離れた異母兄弟でもある。ザカライアがまだ母親の腹にいる時に、異母兄となる国王が即位した。
その事で本来なら側妃として迎え入れられる母親は「妃」という肩書を目前で失ってしまった。妃になり裕福な生活をしたいと女官となり、長くご無沙汰の若い肢体をチラつかせ食いつかせたが、その事で国王は失脚してしまった。
八つ当たりをする先もなかったのだろう。母親からは「お前なんか産むんじゃなかった」と何と言われたか判らない。
名前を呼ばれる回数よりも罵詈雑言を浴びせられる回数の方が遥かに多かった。
支給金の使い道のほとんどはザカライアの離乳食よりも自身が浴びるように飲むための酒に変わった。3歳の時にザカライアは異母兄の国王により保護されて母親は医療施設に送られ生涯出てくることはなかった。
保護された時、ザカライアは体重が10kgもなく、枯れ枝の方がまだ周長があるほど。罵倒されていた事から発する言葉も母音だけの「あー」「うー」のみ。
同年代の子供達と心身の発達が横並びになったのは7、8歳の時だった。
丁度国王の乳母と専属執事が引退をする時だったため、異母兄の国王は2人にザカライアを託しザカライアは養父母と孫の年齢差でありながら親子の養子縁組をして子爵家の子息となった。
養父母となった両親の本当の子供達は親子くらいの年齢差。
カリバー子爵家の人間は全員がザカライアを本当の家族として扱い、教育を受けさせて大事に育てた。
ただ、25歳になったザカライアには「お相手」がいなかった。
養子に出されたからと言って血が入れ替わる訳ではなく王家の血筋でもあるザカライアの相手は厳しく査定される。犯罪に手を染めている家の娘ではダメだし、ザカライアにはないに等しい王家の威厳をまるで自分に与えられた特権のように身分を笠に着る女性でもダメ。
公然の秘密であってもザカライアの出自をペラペラと喋る女性もダメ。
そんな制約もあったが、ザカライア自身が女性に対しては一歩を踏み出せなかった。
養母となった母はとても優しかったが、それでも実の母親から受けていた精神的、肉体的虐待はザカライアの心を大きく傷つけ、蝕んでいた。
年齢問わず女性に対してザカライアは強い恐怖感を持っていた。
ザカライアを抱きあげるために養母はお仕着せも、簡素なドレスも着る事をやめ、夫と同じく男性の着用する衣類を毎日着て、髪も短く切り落してまでザカライアに接したほど。
恐怖心は成長と共に払拭されて行ったが、問題が起きた。
今度は重度の女嫌い、そして女性にのみ非情な男になってしまったのだ。
年頃を迎え、やっと女性と緊張しながらも二言三言の会話が出来るようになったのだが、その事をネタに一部の令嬢が愉しく会話をしている声を聞いてしまった。
令嬢側も夜会の会場で気を抜いてしまうのは失態だったが、ザカライアに聞かれてしまったとは思っていなかった。
『まぁ、お話をされましたの?』
『えぇ。アレなら簡単そうですわ。この際有り余る身分に出自は目をつぶっても宜しいかと思いましたの』
『嫌ですわ。公爵令嬢の貴女様が下賤な血を受け入れるのですか?おやめなさいませ』
『ふふっ。野良の駄犬でも調教次第では可愛く見えましてよ?』
『お上手です事。では意中の君とは?』
『所詮は駄犬ですもの。どのような子が生まれようとあやしてくださいましょう』
異母兄の国王がザカライアの事を心配し、この令嬢なら評判も悪くないと選んだ公爵令嬢の言葉にザカライアは恐怖心に打ち勝つために女性講師との会話特訓まで行った結果がこれかと怒り狂った。
『面白そうな話だな。是非どんな子が生まれるのか見てみたいものだ』
『ヒュッ‥‥で、殿下‥』
『殿下?駄犬ではなかったのか?出自の卑しい駄犬。そう聞えたが?』
『お許しくださいませ!お許しくださいませ!』
帯剣した剣を抜き、その刃に会場の灯りと白い月の光を照らしたザカライアに令嬢はその場に突っ伏そうとしたが、着飾ったドレスが邪魔をして大股を広げ転んでしまった。
その後、令嬢は実家からも縁を切られ不敬罪で投獄されたが釈放後の消息を知る者はいない。
以来ザカライアは子爵家の中でも離れに住まい、女性は下女ですら近づけない生活。
そんなザカライアは「そろそろ本気で考えろ」と国王から見合いの打診を受けていたが、断ったのだ。
国王も女嫌いなのは解るが、このままにもしておけなかった
国王にとって異母弟のザカライアは大人の都合に振り回された被害者であり、王家の血を引くばかりに羽根をもがれてしまった小鳥のようにも見えた。
幼い時はコトリだっただけで怪鳥に育ってしまったが可愛い異母弟に違いはない。
「お前の相手がいないじゃないか。1人で入場する気か」
「兄上のチョイスはあの1度で懲りた」
「そう言うな。今度は私も前回より責任を持つ」
「要らないって」
今回の夜会は例年通りの国王生誕祭ではない。
第1王子の立太子を公表するため、子爵家に養子とはなったがザカライアに継承権がないわけではない。第1王子の立太子に異議なしと貴族に知らしめるためザカライアの出席は必須だった。
単身者は失うものが少ないので危険視されてしまいやすい。
そこに加えて成長し過ぎたザカライアは目立ってしまうのだ。
上背もあるし、体躯もしっかりしていて横幅もある。
大きな声で言う者はいないが貴族の間では大男が登場する御伽噺に例えて「カリバー子爵家に養子に出たガリバー」とも言われていた。
体つきが立派なだけでも反旗を翻した時により威厳も見せやすい。
動物が自身を大きく見せて相手を威嚇するのと同じだ。
女嫌いでも「相手がいるんだぞ」と。
その相手は国王が選んだ、つまり服従しているのだ、謀反を起こす、今回の事に異議を唱える気はないと国王は貴族達に知らしめたかったから、婚約者にと相手を見繕ったのにザカライアは話を蹴ってしまった。
「良いんですよ。兄上。俺は1人の方が気楽って言いますかね。子爵家は義兄の息子が継いでますしどっちかというと兄上に貰うんなら住む場所を貰った方が俺は落ちつくかな。南にある兄上の直轄領。こっちの方が魅力的なんだけどナー」
「お前ってやつは・・・判った。本当に妻に出来る女性を夜会に連れてくれば直轄領はくれてやる」
「マジ?二言はないよな?約束だからな?」
「言っておくが犬や猫、ウサギに馬にロバにヤギ。動物や昆虫も除外する。いいか?人間の女性だ!」
「ちぇっ‥‥そんなん無理に決まってるじゃないか」
直轄領は穏やかな地で、海もありザカライアは終の棲家にするなら静かでイイナと思ったのだが…。
「マリー」と名付けた牝馬は可愛いし、野良猫の「ミータ」も最初は雄猫かと思ったが雌猫と解っても飼い続けている。人間以外なら女の子は嫌いではない。
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