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母親と買い物?
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「あ…愛梨!! そんなに服を買ってどうするの!! どれか2つにしなさい!!」
私は学校の授業が全て終わった後、生徒会の仕事も昼休みの時間に終わらせていたので、急いで家に帰った。そして、家にいたお母さんに良ちゃんのお詫びの品をプレゼントしたいから、お母さんにも買い物に着いてきて欲しいと言ったら、お母さんは心良く付き合ってくれた。
でも…いざ良ちゃんへの服を選ぼうとするとどれも良ちゃんに似合ってる気がして、つい何着も服を取ってしまう。いっその事手に持ってる物全部買ってしまいましょうか? お母さんも最初は何も言ってこなかったが、私が今手に持ってるのを全部買おうとしてるのを見て感じ取ったのか私に突っ込みを入れてくる。
「だ…だって…良弥にどの服が一番似合ってるかわからないんだもん! 全部似合う気もするし!!」
「愛梨…良弥ならね貴方がプレゼントした物なら何でも喜んでくれるわよ! きっとね! ま、愛梨も女子高生だし、意中の相手へのプレゼントだから適当に選べないんだろうけど…」
「お…お母さん!? 私の良弥への気持ちを知ってるの?」
「あら、何? 知らないと思ってたの? 愛梨、私が何年貴方の母親をやってると思ってるの? 娘が何を考えてるかなんて、見てるだけでわかるわよ」
し…心臓が破裂しそうなくらいびっくりしたわよ!! ま…まさか、誰にも喋って無かった私の気持ちが自分の母親にバレるとは思って無かったわよ…母親って恐ろしいのね…
「お…お母さん!! 私が良弥の事が好きって事は2人だけの内緒ね!! もし、他の人にバレたら……特に良ちゃんにバレたら恥ずかしいし、引かれると思うから!!私とお母さんだけの秘密ね!!」
「あら…愛梨 貴方、自分の気持ちを良弥に伝える事によって自分は引かれると思ってるの? そうなのだとしたらそれは大きな間違いよ!!」
「へ……? い…いやでも…そうでしょう?私の気持ちが良弥にバレちゃったら良弥…きっと引くと思う…」
「はぁー なら何で愛梨は、自分の気持ちを伝える事によって良弥に引かれると思うの? 私は良弥は引く所か、寧ろ喜んでくれると思うけどなー」
りょ‥良ちゃんが私の気持ちを知ったら引く所か、逆に喜ぶって……? い…いや……そんなはずは…いや…でも…ありえるのかな…?
確かに良ちゃんは毎年私に告白してくれるし、私にいつも、べったりくっついてくる。私は良ちゃんにそんな事をされる度にこれ以上無い程にテンションが上がって、抱きしめたい衝動に駆られる。そんな良ちゃんに私が告白して、良ちゃんに私の気持ちを知ってもらって、私にべったりだった良ちゃんは引くだろうか…?
いや、引くとは思えない…!!
そう思えた瞬間に私の良ちゃんに対する気持ちが高まるのを感じた。
「私が良弥に…良ちゃんにこの気持ちを伝えてもいいの?」
「えぇ…もちろんよ!自分の気持ちをありのままに伝えなさい!! 愛梨!!」
私の覚悟は決まった
「私、今晩にでも…!!良ちゃんにこの気持ちを伝える!!」
その後は、私はすぐに良ちゃんへの服を決めて、買った後、母に今晩のご飯は私が作ると言った。お母さんは気遣ってくれたのか、お母さんはお父さんと2人で今日は外食をすると言ってくれた。
両親のいる前で告白は恥ずかしくて出来ないもんね!お母さんありがとう!!
今日の晩ご飯は良ちゃんが好きなハンバーグにしよう!!それで良ちゃんが帰って来た後は、昨日の事を謝って、服を渡して、それから…私の気持ちも良ちゃんに伝えるんだ!! よーし!! 良ちゃんへの告白、頑張るぞ!!私!!
私は学校の授業が全て終わった後、生徒会の仕事も昼休みの時間に終わらせていたので、急いで家に帰った。そして、家にいたお母さんに良ちゃんのお詫びの品をプレゼントしたいから、お母さんにも買い物に着いてきて欲しいと言ったら、お母さんは心良く付き合ってくれた。
でも…いざ良ちゃんへの服を選ぼうとするとどれも良ちゃんに似合ってる気がして、つい何着も服を取ってしまう。いっその事手に持ってる物全部買ってしまいましょうか? お母さんも最初は何も言ってこなかったが、私が今手に持ってるのを全部買おうとしてるのを見て感じ取ったのか私に突っ込みを入れてくる。
「だ…だって…良弥にどの服が一番似合ってるかわからないんだもん! 全部似合う気もするし!!」
「愛梨…良弥ならね貴方がプレゼントした物なら何でも喜んでくれるわよ! きっとね! ま、愛梨も女子高生だし、意中の相手へのプレゼントだから適当に選べないんだろうけど…」
「お…お母さん!? 私の良弥への気持ちを知ってるの?」
「あら、何? 知らないと思ってたの? 愛梨、私が何年貴方の母親をやってると思ってるの? 娘が何を考えてるかなんて、見てるだけでわかるわよ」
し…心臓が破裂しそうなくらいびっくりしたわよ!! ま…まさか、誰にも喋って無かった私の気持ちが自分の母親にバレるとは思って無かったわよ…母親って恐ろしいのね…
「お…お母さん!! 私が良弥の事が好きって事は2人だけの内緒ね!! もし、他の人にバレたら……特に良ちゃんにバレたら恥ずかしいし、引かれると思うから!!私とお母さんだけの秘密ね!!」
「あら…愛梨 貴方、自分の気持ちを良弥に伝える事によって自分は引かれると思ってるの? そうなのだとしたらそれは大きな間違いよ!!」
「へ……? い…いやでも…そうでしょう?私の気持ちが良弥にバレちゃったら良弥…きっと引くと思う…」
「はぁー なら何で愛梨は、自分の気持ちを伝える事によって良弥に引かれると思うの? 私は良弥は引く所か、寧ろ喜んでくれると思うけどなー」
りょ‥良ちゃんが私の気持ちを知ったら引く所か、逆に喜ぶって……? い…いや……そんなはずは…いや…でも…ありえるのかな…?
確かに良ちゃんは毎年私に告白してくれるし、私にいつも、べったりくっついてくる。私は良ちゃんにそんな事をされる度にこれ以上無い程にテンションが上がって、抱きしめたい衝動に駆られる。そんな良ちゃんに私が告白して、良ちゃんに私の気持ちを知ってもらって、私にべったりだった良ちゃんは引くだろうか…?
いや、引くとは思えない…!!
そう思えた瞬間に私の良ちゃんに対する気持ちが高まるのを感じた。
「私が良弥に…良ちゃんにこの気持ちを伝えてもいいの?」
「えぇ…もちろんよ!自分の気持ちをありのままに伝えなさい!! 愛梨!!」
私の覚悟は決まった
「私、今晩にでも…!!良ちゃんにこの気持ちを伝える!!」
その後は、私はすぐに良ちゃんへの服を決めて、買った後、母に今晩のご飯は私が作ると言った。お母さんは気遣ってくれたのか、お母さんはお父さんと2人で今日は外食をすると言ってくれた。
両親のいる前で告白は恥ずかしくて出来ないもんね!お母さんありがとう!!
今日の晩ご飯は良ちゃんが好きなハンバーグにしよう!!それで良ちゃんが帰って来た後は、昨日の事を謝って、服を渡して、それから…私の気持ちも良ちゃんに伝えるんだ!! よーし!! 良ちゃんへの告白、頑張るぞ!!私!!
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