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第七章 変わりすぎた日常
13話 師匠からの教えと能力
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雪の魔術に対する原理は以前アキラさんから教わったから良いけど、古い魔術となるといったいどういう物があるのか分からない。
ストラフィリアにいる時は王城内で、先王ヴォルフガングの部屋に歴代の覇王が使って来たという魔法書と言う物があるとかで試しに読んではみたけど、あれは周囲に雪がある事を前提とした災害レベルの大魔術ばかりでぼくには合わない物ばかりだった。
一応『雪狼』という雪で狼型のゴーレムを生成し使役するという術があるにはあったけど、それも使うのに事前の準備が必要だ。
まず雪を生成し周囲を自分にとって、優位な場に作り上げなければいけないというのは実践の場において難しい筈だったのだけれど……
「いつから周囲に雪が無いと難しい魔術が使えないと思っていたの?」
「……実践とはいったけど、実戦だなんて聞いて無いっ!」
「実際にやらないと意味がないでしょ?」
心器の鉄扇に雪玉を生成し地面に向かって飛ばすと、そこからスパイクのように先端が尖ってぼくの方に射出される。
咄嗟に雪の壁を作って防ぎはするけど、一度防ぐだけでひび割れて、二度目で破壊されてしまう辺り、恐ろしい威力だ。
「これは過去ストラフィリアの国で後に覇王と言う人柱が産まれる前、魔術がまだ【魔法】と呼ばれていた頃に、とある魔法使いが使っていた術よ、彼はそうね雰囲気はレースちゃんに似ているけど、誰よりも優しい人であなたの遠いご先祖様よ」
「こんな破壊力がある魔術の何処が優しいのさっ!」
「当たれば痛みを感じる事無く即死するのだから戦闘においては優しいわよ?、特に【スノーボール】で地面や相手に雪を投げつけてそこから派生で【スノースパイク】と言う鋭利に尖らせた雪で相手の頭を直接破壊するのだもの、ただ狙いが対象の頭部に限定されるから避けやすいのが難点ね」
「……でも、雪の魔術を使う人はストラフィリアの王族位だから奇襲としては充分なんじゃ?」
「覇王の血縁ならこの世界の何処にでもいるわ?、だから探せば雪の魔術を扱える人は出て来るだけであなたが知らないだけ、無知は罪であり罪は知ろうとしない事よ?、特にこのスノーボールは雪の密度を変えた上で、水分量を調整し内部で氷らせる事で恐ろしい威力になるわね」
そう言いながら今度は雪玉を五個生成し、こちらへ向けて凄い勢いで射出してくる、雪の壁を生成しようにも間に合わない速度で、慌てて何とか避けれはしたけど先程までいた場所の地面が陥没し弾けた雪が周囲を白く染め上げている。
これはもしかしたらぼくも心器を出して【自動迎撃】を使わないといけないのかもしれないって思って顕現させようと思うけど、多分師匠の事だからここで長杖を出すのは読んでると思う。
だからここは意表をついてストラフィリアで使えるようになった、新しい方を出してみようか……
「あら?レースちゃん、あなたの心器は長杖じゃなかった……?」
「これはヴォルフガングから受け継いだ大剣だよ、あの人のおかげで心器が二つ持てるようになったんだ」
「へぇ……過去に数人二つ持ってる人には会った事あるけど、今の魔王の世代になってから会うのは初めてね」
驚かせる筈が、どちらかと言うと研究を行う人特有の雰囲気に変わってしまう。
これは悪手だったのかもしれない、師匠がこうなったら完全にスイッチが切り替わってしまって魔術を教わるどころじゃなくなってしまうかもしれない。
「覇王が持つ心器と言えば雪と氷の大剣【スノーフレーク】よね?確かヴォルフガングの有した能力は【孤軍奮闘、大雪原、氷雪狼】だったわね」
「……何で師匠が実父の心器の能力を知ってるの?」
「そんなの簡単よ、五大国の王は全員心器を今迄継承し続けているのだもの、王族や私達のような限界に至った頂上の者達の心器の能力は栄花によって情報を保存されているわ?、まぁシャルネだけはどうやったのか上手く隠せみたいだいけどね」
「……隠せたって事は、師匠はどんな能力か知ってるの?」
「知ってるけど、同じSランク冒険者として保護されている者同士極力はお互い不利になる情報は流さないという暗黙の領域があるの、だから教えられないのよね……、もしレースちゃんがこちら側に来る事があったらいつか教えてあげるわ」
と言う事は、シャルネの心器を知っている師匠なら、もしかしたら彼女の娘であるマリステラの事を知っているのかもしれない。
これは聞いた方がいいのだろうか……
「あの……師匠は天魔の娘って知ってますか?」
「それは知ってても私には言う事が出来ないわ……」
「そっか、なら実父の持っている心器の能力をどうやれば使えるか教えて欲しいんだけど……、母から受け継いだ方の長杖は勝手に使えるようになったしさ」
「……長杖の方もまさか継承した心器だった何て私初耳よ?、そうねぇまずはだけどあなたはスノーフレークを顕現する際に【どうしたい】と思ったの?」
「それは……、【大事な人達を守りたい】って感じかな、まだ何も能力が発現してないけど」
ヴォルフガングが無くなってから一ヶ月の間、時間を見つけてはスノーフレークを顕現させる練習をしていたけど、その最中にダリアから心器に能力が発現する理由を聞いて、何度も大事な人達を守りたいと強く思いながらやっとの事出せるようになったのがこの大剣だ。
とは言え今のぼくではただの硬いだけの鈍器でしかないこれは、ただ重いだけでしかない。
「それなら将来的に、防御系の能力が付くかもしれないわね……、参考までにだけどヴォルフガングはその大剣を顕現させる際に【例え味方がいなくても、大事な者の為に最後まで抗う】と言う覚悟を持っていたそうよ?、【どうありたい】の方は【白く輝くように美しい国を作れる強い自分でありたい】って気持ちだったらしいけど、その意志は次世代に受け継がれたのかは私じゃ分からないわね、最後の【どうなりたい】に関しては【狼のように気高く、そして国の為に強くなりたい】と言う思いから来たらしいけど、私が知ってるのはあくまで記録を勝手に覗かせて貰っただけで本当かどうかは分からないんわね」
「勝手に覗いたって何やってるのさ」
「あんなの魔導具を使って保存してるとはいえ、元は昔に存在した保存用の魔術を応用した物だもの、それなら回路の中にある発動用の術式に、自分の精神体を飛ばす魔術を使って入り込めば実質見放題よ?、まぁ……出来るのは私やソフィちゃん位だけどね」
「……うわぁ」
「でもおかげでレースちゃんは、先代の王の能力を知る事が出来たんだから得したでしょ?」
……確かに得をしたけど、カエデがこの事を知ったら驚きのあまり卒倒しそうだから黙っといた方がいい気がする。
「まぁ、それにしても良かったわねレースちゃん、あなたのお父さんの能力のおかげで将来的に【スノーボール】を使って場を整える何て事しなくて良くなるわよ?、【大雪原】は文字通り周囲を雪で包み込む能力だから扱い次第では、魔力の続く限り難しい術を使いたい放題だもの、まぁ……【孤軍奮闘】に関しては周囲に味方が増えれば増える程、効果が弱くなっていくから使うの難しいと思うけどねぇ、【氷雪狼】は使うと雪と氷で出来た巨大な狼が現れるだけだから私からしたら外れね、孤軍奮闘との相性が悪すぎる」
「……それならぼくとも相性が悪い気がする、戦う時は周りに仲間がいる事が多いし」
「そこは使えるようになったら考えればいいんじゃないかしら?、さっ面白い物が見れたしそろそろ再開しましょうか……、ついでに心器が二本出せるようにもしてあげる」
……師匠の魔術に関する指導が再開された。
結果的に未来に誰かが作るらしい雪の魔術の元になる形の物を見せて貰えたけど、師匠曰く『これをレースちゃんに見せる事で作られるきっかけになるらしいのよね』と言っていたから、何となく誰が開発したのか分かった気がする。
そしてある程度の魔術を使えるようになった後、今度は心器の扱いについて教わる事になるのだった。
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一応『雪狼』という雪で狼型のゴーレムを生成し使役するという術があるにはあったけど、それも使うのに事前の準備が必要だ。
まず雪を生成し周囲を自分にとって、優位な場に作り上げなければいけないというのは実践の場において難しい筈だったのだけれど……
「いつから周囲に雪が無いと難しい魔術が使えないと思っていたの?」
「……実践とはいったけど、実戦だなんて聞いて無いっ!」
「実際にやらないと意味がないでしょ?」
心器の鉄扇に雪玉を生成し地面に向かって飛ばすと、そこからスパイクのように先端が尖ってぼくの方に射出される。
咄嗟に雪の壁を作って防ぎはするけど、一度防ぐだけでひび割れて、二度目で破壊されてしまう辺り、恐ろしい威力だ。
「これは過去ストラフィリアの国で後に覇王と言う人柱が産まれる前、魔術がまだ【魔法】と呼ばれていた頃に、とある魔法使いが使っていた術よ、彼はそうね雰囲気はレースちゃんに似ているけど、誰よりも優しい人であなたの遠いご先祖様よ」
「こんな破壊力がある魔術の何処が優しいのさっ!」
「当たれば痛みを感じる事無く即死するのだから戦闘においては優しいわよ?、特に【スノーボール】で地面や相手に雪を投げつけてそこから派生で【スノースパイク】と言う鋭利に尖らせた雪で相手の頭を直接破壊するのだもの、ただ狙いが対象の頭部に限定されるから避けやすいのが難点ね」
「……でも、雪の魔術を使う人はストラフィリアの王族位だから奇襲としては充分なんじゃ?」
「覇王の血縁ならこの世界の何処にでもいるわ?、だから探せば雪の魔術を扱える人は出て来るだけであなたが知らないだけ、無知は罪であり罪は知ろうとしない事よ?、特にこのスノーボールは雪の密度を変えた上で、水分量を調整し内部で氷らせる事で恐ろしい威力になるわね」
そう言いながら今度は雪玉を五個生成し、こちらへ向けて凄い勢いで射出してくる、雪の壁を生成しようにも間に合わない速度で、慌てて何とか避けれはしたけど先程までいた場所の地面が陥没し弾けた雪が周囲を白く染め上げている。
これはもしかしたらぼくも心器を出して【自動迎撃】を使わないといけないのかもしれないって思って顕現させようと思うけど、多分師匠の事だからここで長杖を出すのは読んでると思う。
だからここは意表をついてストラフィリアで使えるようになった、新しい方を出してみようか……
「あら?レースちゃん、あなたの心器は長杖じゃなかった……?」
「これはヴォルフガングから受け継いだ大剣だよ、あの人のおかげで心器が二つ持てるようになったんだ」
「へぇ……過去に数人二つ持ってる人には会った事あるけど、今の魔王の世代になってから会うのは初めてね」
驚かせる筈が、どちらかと言うと研究を行う人特有の雰囲気に変わってしまう。
これは悪手だったのかもしれない、師匠がこうなったら完全にスイッチが切り替わってしまって魔術を教わるどころじゃなくなってしまうかもしれない。
「覇王が持つ心器と言えば雪と氷の大剣【スノーフレーク】よね?確かヴォルフガングの有した能力は【孤軍奮闘、大雪原、氷雪狼】だったわね」
「……何で師匠が実父の心器の能力を知ってるの?」
「そんなの簡単よ、五大国の王は全員心器を今迄継承し続けているのだもの、王族や私達のような限界に至った頂上の者達の心器の能力は栄花によって情報を保存されているわ?、まぁシャルネだけはどうやったのか上手く隠せみたいだいけどね」
「……隠せたって事は、師匠はどんな能力か知ってるの?」
「知ってるけど、同じSランク冒険者として保護されている者同士極力はお互い不利になる情報は流さないという暗黙の領域があるの、だから教えられないのよね……、もしレースちゃんがこちら側に来る事があったらいつか教えてあげるわ」
と言う事は、シャルネの心器を知っている師匠なら、もしかしたら彼女の娘であるマリステラの事を知っているのかもしれない。
これは聞いた方がいいのだろうか……
「あの……師匠は天魔の娘って知ってますか?」
「それは知ってても私には言う事が出来ないわ……」
「そっか、なら実父の持っている心器の能力をどうやれば使えるか教えて欲しいんだけど……、母から受け継いだ方の長杖は勝手に使えるようになったしさ」
「……長杖の方もまさか継承した心器だった何て私初耳よ?、そうねぇまずはだけどあなたはスノーフレークを顕現する際に【どうしたい】と思ったの?」
「それは……、【大事な人達を守りたい】って感じかな、まだ何も能力が発現してないけど」
ヴォルフガングが無くなってから一ヶ月の間、時間を見つけてはスノーフレークを顕現させる練習をしていたけど、その最中にダリアから心器に能力が発現する理由を聞いて、何度も大事な人達を守りたいと強く思いながらやっとの事出せるようになったのがこの大剣だ。
とは言え今のぼくではただの硬いだけの鈍器でしかないこれは、ただ重いだけでしかない。
「それなら将来的に、防御系の能力が付くかもしれないわね……、参考までにだけどヴォルフガングはその大剣を顕現させる際に【例え味方がいなくても、大事な者の為に最後まで抗う】と言う覚悟を持っていたそうよ?、【どうありたい】の方は【白く輝くように美しい国を作れる強い自分でありたい】って気持ちだったらしいけど、その意志は次世代に受け継がれたのかは私じゃ分からないわね、最後の【どうなりたい】に関しては【狼のように気高く、そして国の為に強くなりたい】と言う思いから来たらしいけど、私が知ってるのはあくまで記録を勝手に覗かせて貰っただけで本当かどうかは分からないんわね」
「勝手に覗いたって何やってるのさ」
「あんなの魔導具を使って保存してるとはいえ、元は昔に存在した保存用の魔術を応用した物だもの、それなら回路の中にある発動用の術式に、自分の精神体を飛ばす魔術を使って入り込めば実質見放題よ?、まぁ……出来るのは私やソフィちゃん位だけどね」
「……うわぁ」
「でもおかげでレースちゃんは、先代の王の能力を知る事が出来たんだから得したでしょ?」
……確かに得をしたけど、カエデがこの事を知ったら驚きのあまり卒倒しそうだから黙っといた方がいい気がする。
「まぁ、それにしても良かったわねレースちゃん、あなたのお父さんの能力のおかげで将来的に【スノーボール】を使って場を整える何て事しなくて良くなるわよ?、【大雪原】は文字通り周囲を雪で包み込む能力だから扱い次第では、魔力の続く限り難しい術を使いたい放題だもの、まぁ……【孤軍奮闘】に関しては周囲に味方が増えれば増える程、効果が弱くなっていくから使うの難しいと思うけどねぇ、【氷雪狼】は使うと雪と氷で出来た巨大な狼が現れるだけだから私からしたら外れね、孤軍奮闘との相性が悪すぎる」
「……それならぼくとも相性が悪い気がする、戦う時は周りに仲間がいる事が多いし」
「そこは使えるようになったら考えればいいんじゃないかしら?、さっ面白い物が見れたしそろそろ再開しましょうか……、ついでに心器が二本出せるようにもしてあげる」
……師匠の魔術に関する指導が再開された。
結果的に未来に誰かが作るらしい雪の魔術の元になる形の物を見せて貰えたけど、師匠曰く『これをレースちゃんに見せる事で作られるきっかけになるらしいのよね』と言っていたから、何となく誰が開発したのか分かった気がする。
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