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第六章 明かされた出自と失われた時間
23話 死絶 ダート視点
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目の前にいるのはレースだけど彼じゃない。
カエデちゃんからあちら側へ引き込まれた人は、正気を失い精神的な異常を来たすとは聞いていたから心配していたけど……、これはそんなレベルじゃないと思う。
完全に別人になってしまっていて、私の知っているレースが消えてしまったかのような感覚を覚えて喪失感が心をお襲うけど……、今は目の前の事を何とかして彼を元に戻さないと……
「会えて嬉しいよカーくん、何百年ぶりかな?」
「他人の身体を使って会いに来る人なんて知らないね……、まずは名前を名乗るべきじゃない?」
「えー酷いっ!私だって分かってるくせにっ!」
「……ならどっちの名前で呼んで欲しいのかな」
「んーそれならぁ……、あの頃みたいな名前で呼んで欲しいなぁ」
今のやり取りで把握出来たけどやっぱり今の彼はレースじゃなくて……、何者かが身体の中に入って動かしているんだと思う。
それなら『正気を失い精神的な異常を来たす』という意味を理解が出来る、今迄この世界に来た転移者や転生者はこの何者かによって身体を奪われてしまったのかも。
「その名前は君の本当の名前だろ?近くに人がいるのに言っていいのかい?」
「彼女は異世界人だからいいの、それにもしかしたら同じ世界から来たかもしれないから名前を言う意味があると思うかなぁ、それにこの世界での名前を言ったら討伐されちゃうかもでしょ?だからシオリちゃんって久しぶりに呼んでで欲しいなー」
元の世界から来たかもしれない……という言葉で思ったけど、レースの中に今入っている人は私と同じ異世界から来た人なんだと思う。
それで何らかの思惑があってこんな事をしているのだろうけど、遥か昔から存在しているみたいだから人族ではないのかもしれない。
それにシオリちゃんって言われても、私の世界では聞いた事が無いから別の世界の人なのかも……
「それなら相手が悪かったね、俺は君の敵だよ?誰が名前を呼んでやるものか……、そこの君魔界や天界を滅ぼした化物が」
「滅ぼしたも何も……、私の願いを聞き届けてくれなかったお父様とお母様が悪いんですよー、ただ――に帰りたいそう思っただけなのに叶えてくれなかったから滅ぼして力を継承したんだけど?」
「その結果逆に世界に捕らわれて、帰れなくなるなんて馬鹿にも程があると思うけどね……」
「ほんとだよー、まぁでもこの世界で結婚して子供を作ってと幸せな事も沢山あったけどそれだけじゃ足りないの、それに大丈夫だよ?私はここが好きだから行ってやる事をしたら直ぐに帰って来るし?だからまた私の名前を呼んでよ……」
なんなのこの人、言ってる事がおかしい……、魔界や天界を滅ぼしたってどういう事なの?。
それに力の継承って何?分からない事だらけで理解が追い付かない。
「そこの娘さんこの人の名前を教えてくれないかな……、彼女の名前を言ってしまったらあの身体はアレの物になってしまう、だから彼の名前で呼んであげたい」
「……レースです」
「ありがとう、じゃあレース君の身体を取り返せるなら君はどれくらいの報酬を約束出来る?」
「……私が出来る事なら何でもやります」
「そんな事を傭兵に言ってはいけないよ?綺麗な子何だから自分の身体を大事にした方がいい……、なら白金貨百枚又は自由に耕せる土地をくれたら協力しよう」
白金貨百枚、そんな金額を払える余裕何て私には無いけど、自由に耕せる土地なら私とレースの家の近くに沢山ある。
あそこなら開拓して切り開けば幾らでも耕せるだろうから提案してみようかな。
「えっと、私達は南西の大国【メセリー】の国民なんですけど、住んでいる町が辺境開拓を義務づけられてるので、もしかしたら耕せる土地なら渡せるかも」
「メセリー……、あそこには行ってなかったね……、それで雇われよう、レース君そういう事だから今から君を倒すよ、そしてこの世界に魔族が暮らせる国を作らせて貰う」
「カーくん……、あなたは今ヴィーニ王子側に付いているのにそんな事しちゃっていいのかな?」
「彼が王位継承した際にこの領地を俺達に譲り渡すという契約で雇われはしたけど……、残念な事に彼を信頼する事が出来ない、傭兵というのは報酬次第で簡単に寝返るものだよ」
「……私の配下の者が二人ヴィーラ王子の元に居るんだけど、カーくんにはその意味が分かるよね?傭兵団の大半があなたが魔族を復興させる為に沢山作った子供や、魔族の孤児で構成されているの知ってるんだよ?、その子達がどうなるか分かるよね?」
そこまでしてカーティスさんを脅してあちら側へ留めたい理由があるかもしれない。
もしかしてだけど敵対すると不利だからとか……?
「……俺の子達はそんな簡単に負ける程弱くはないよ、それに死ぬ位なら生きる事に全力を尽くすように教えてあるから今頃は全員安全な場所にいると思うよ、それに君の配下ってグロウフェレスとガイストだろ?、グロウフェレス君は争いを好まないから逃げても追わない筈だ」
「……ほんとカーくんはやり辛い、私の事を何でも分かってるくせに何でそうやって裏切るの!」
「本当の願いを理解してしまったから君から離れたんだよ、さぁお喋りはこれ位にして始めようか、娘さんは安全な場所に隠れているといいよ」
「娘さんではなくてダートです、……レースは私の大事な人だから隠れる何て事は出来ませんっ!私も戦います」
「分かった、それなら自分の身は自分で守るようにね、特に俺の出す粉塵を決して体内に取り込まないようにして欲しい」
……カーティスさんはそういうと徐々に下半身が蛇に変わって行く。
その姿はまるでナーガと呼ばれる上半身が人間で下半身が蛇の姿をしているモンスターを連想させるけど、遠巻きに見ていた村人が彼の姿を見るや悲鳴をあげながら逃げ出したり、脚が竦んで動けないのかその場に座り込んでしまう人が出てしまってこのままでは戦いの邪魔になってしまうけど、何処からか虹色の髪の小さい女の子がやって来て『みんな―っ!団長が戦うから村人を安全な場所へ移動させますよーっ!』と言うと帽子をかぶった集団が村人を背負って何処かへと連れて行く。
これなら大丈夫そうだと思って心器の短剣を顕現させると、レースは憎悪を瞳に宿らせながら心器の長杖を出すのだった。
カエデちゃんからあちら側へ引き込まれた人は、正気を失い精神的な異常を来たすとは聞いていたから心配していたけど……、これはそんなレベルじゃないと思う。
完全に別人になってしまっていて、私の知っているレースが消えてしまったかのような感覚を覚えて喪失感が心をお襲うけど……、今は目の前の事を何とかして彼を元に戻さないと……
「会えて嬉しいよカーくん、何百年ぶりかな?」
「他人の身体を使って会いに来る人なんて知らないね……、まずは名前を名乗るべきじゃない?」
「えー酷いっ!私だって分かってるくせにっ!」
「……ならどっちの名前で呼んで欲しいのかな」
「んーそれならぁ……、あの頃みたいな名前で呼んで欲しいなぁ」
今のやり取りで把握出来たけどやっぱり今の彼はレースじゃなくて……、何者かが身体の中に入って動かしているんだと思う。
それなら『正気を失い精神的な異常を来たす』という意味を理解が出来る、今迄この世界に来た転移者や転生者はこの何者かによって身体を奪われてしまったのかも。
「その名前は君の本当の名前だろ?近くに人がいるのに言っていいのかい?」
「彼女は異世界人だからいいの、それにもしかしたら同じ世界から来たかもしれないから名前を言う意味があると思うかなぁ、それにこの世界での名前を言ったら討伐されちゃうかもでしょ?だからシオリちゃんって久しぶりに呼んでで欲しいなー」
元の世界から来たかもしれない……という言葉で思ったけど、レースの中に今入っている人は私と同じ異世界から来た人なんだと思う。
それで何らかの思惑があってこんな事をしているのだろうけど、遥か昔から存在しているみたいだから人族ではないのかもしれない。
それにシオリちゃんって言われても、私の世界では聞いた事が無いから別の世界の人なのかも……
「それなら相手が悪かったね、俺は君の敵だよ?誰が名前を呼んでやるものか……、そこの君魔界や天界を滅ぼした化物が」
「滅ぼしたも何も……、私の願いを聞き届けてくれなかったお父様とお母様が悪いんですよー、ただ――に帰りたいそう思っただけなのに叶えてくれなかったから滅ぼして力を継承したんだけど?」
「その結果逆に世界に捕らわれて、帰れなくなるなんて馬鹿にも程があると思うけどね……」
「ほんとだよー、まぁでもこの世界で結婚して子供を作ってと幸せな事も沢山あったけどそれだけじゃ足りないの、それに大丈夫だよ?私はここが好きだから行ってやる事をしたら直ぐに帰って来るし?だからまた私の名前を呼んでよ……」
なんなのこの人、言ってる事がおかしい……、魔界や天界を滅ぼしたってどういう事なの?。
それに力の継承って何?分からない事だらけで理解が追い付かない。
「そこの娘さんこの人の名前を教えてくれないかな……、彼女の名前を言ってしまったらあの身体はアレの物になってしまう、だから彼の名前で呼んであげたい」
「……レースです」
「ありがとう、じゃあレース君の身体を取り返せるなら君はどれくらいの報酬を約束出来る?」
「……私が出来る事なら何でもやります」
「そんな事を傭兵に言ってはいけないよ?綺麗な子何だから自分の身体を大事にした方がいい……、なら白金貨百枚又は自由に耕せる土地をくれたら協力しよう」
白金貨百枚、そんな金額を払える余裕何て私には無いけど、自由に耕せる土地なら私とレースの家の近くに沢山ある。
あそこなら開拓して切り開けば幾らでも耕せるだろうから提案してみようかな。
「えっと、私達は南西の大国【メセリー】の国民なんですけど、住んでいる町が辺境開拓を義務づけられてるので、もしかしたら耕せる土地なら渡せるかも」
「メセリー……、あそこには行ってなかったね……、それで雇われよう、レース君そういう事だから今から君を倒すよ、そしてこの世界に魔族が暮らせる国を作らせて貰う」
「カーくん……、あなたは今ヴィーニ王子側に付いているのにそんな事しちゃっていいのかな?」
「彼が王位継承した際にこの領地を俺達に譲り渡すという契約で雇われはしたけど……、残念な事に彼を信頼する事が出来ない、傭兵というのは報酬次第で簡単に寝返るものだよ」
「……私の配下の者が二人ヴィーラ王子の元に居るんだけど、カーくんにはその意味が分かるよね?傭兵団の大半があなたが魔族を復興させる為に沢山作った子供や、魔族の孤児で構成されているの知ってるんだよ?、その子達がどうなるか分かるよね?」
そこまでしてカーティスさんを脅してあちら側へ留めたい理由があるかもしれない。
もしかしてだけど敵対すると不利だからとか……?
「……俺の子達はそんな簡単に負ける程弱くはないよ、それに死ぬ位なら生きる事に全力を尽くすように教えてあるから今頃は全員安全な場所にいると思うよ、それに君の配下ってグロウフェレスとガイストだろ?、グロウフェレス君は争いを好まないから逃げても追わない筈だ」
「……ほんとカーくんはやり辛い、私の事を何でも分かってるくせに何でそうやって裏切るの!」
「本当の願いを理解してしまったから君から離れたんだよ、さぁお喋りはこれ位にして始めようか、娘さんは安全な場所に隠れているといいよ」
「娘さんではなくてダートです、……レースは私の大事な人だから隠れる何て事は出来ませんっ!私も戦います」
「分かった、それなら自分の身は自分で守るようにね、特に俺の出す粉塵を決して体内に取り込まないようにして欲しい」
……カーティスさんはそういうと徐々に下半身が蛇に変わって行く。
その姿はまるでナーガと呼ばれる上半身が人間で下半身が蛇の姿をしているモンスターを連想させるけど、遠巻きに見ていた村人が彼の姿を見るや悲鳴をあげながら逃げ出したり、脚が竦んで動けないのかその場に座り込んでしまう人が出てしまってこのままでは戦いの邪魔になってしまうけど、何処からか虹色の髪の小さい女の子がやって来て『みんな―っ!団長が戦うから村人を安全な場所へ移動させますよーっ!』と言うと帽子をかぶった集団が村人を背負って何処かへと連れて行く。
これなら大丈夫そうだと思って心器の短剣を顕現させると、レースは憎悪を瞳に宿らせながら心器の長杖を出すのだった。
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