193 / 535
第六章 明かされた出自と失われた時間
6話 ストラフィリアへ ダート視点
しおりを挟む
カエデちゃんと一緒に北の大国ストラフィリアへ行く準備をしているけど、確かあそこは一年の殆んどが雪に覆われている国だから暖かい服装をして行かないと、レースを助けに行っても体調を崩したら彼を助け出す以前の問題だと思う。
取り合えず動きやすいように寒冷地用の服を用意して、各国へと行く為の転移魔術が付与された扉がある部屋に着いたけど……
「お姉様、私達はストラフィリアには表向き冒険者ギルドから依頼を受けて入国した高ランク冒険者という事にしますが……、大丈夫ですか?」
「大丈夫って、私は大丈夫だけどカエデちゃんどうしたの?」
「お姉様は久しぶりに冒険者として活動するので気負い過ぎたりしないか心配で……」
「依頼と言っても、以前【メセリー】を視察しながら指名手配されている【死人使いルード・フェレス】を討伐に私達の所に来たアキさん達みたいに、ストラフィリアを視察中の最高幹部二人に同行するってだけでしょ?それなら問題ないと思うけど……」
もしかしてだけどその二人の性格に問題があるとかで心配してくれているのかもしれないけど、私が見て来た栄花騎士団の最高幹部の人達は、変わってる人が多いけど良い人ばかりだから大丈夫だと思う。
「あのですね……、一人はアキラさんとチームを組んで行動する事が多い男性で【シン】って言うのですが、彼はまぁ常識人なんですけど」
「もしかしてもう一人の人に問題でもあるの?」
「はい……、トキさんという女性の方でストラフィリア出身の元武器職人です。彼女は自分の手で鍛冶に必要な素材を集めたいからという理由から過去に冒険者になり、異常な程に高い攻撃力と優秀な鍛冶師としての腕を買われて、団長が直接栄花騎士団にて好きに作りたい武器を作っていいという条件の元勧誘して最高幹部になった人なんですが……」
「……職人だから気難しい人なの?」
「はい……」
カエデちゃんが申し訳なさそうに言うけど、職人は皆それぞれ我が強いイメージがあるからしょうがないと思う。
その性格のおかげで良い物が作れるなら本当に凄い人何だと思うし……
「それ位なら気にしないから大丈夫だよ?」
「お姉様がそう言ってくれて良かったです……、事前情報が会った方がいいと思うのでこのまま説明しますが、栄花にいる時は心器を扱う事が出来ない団員達の武器を作り続けている大変忙しい人で、何でも【心器という使い手の精神状況で性能が左右される不安定な武器よりも、優秀な武器を作って見せる】という考えで本当に優秀な武器を作ってしまえる人です。そこまではいいのですが」
「……聞いてる限りだと凄い人だと思うけど何かあるの?」
「いざ戦いになると、自身の魔力特性【狂化】により大変狂暴になってしまうので……、気を付けてください」
確か【狂化】は、肉体強化に特化した特性で……、戦士型等の分類に縛られず五感を含めた全ての能力が上がる変わりに、制御が出来ないと理性を失い暴走してしまう危険な物だと聞いた事あるけど、実際に見た事は無いから実感がわかない。
でもカエデちゃんがそこまで注意をするって事は、もしストラフィリアで戦う事があったら近づかないように気を付けた方が良さそうかも……?
「シンさんって人は、トキさんと一緒にいて平気なの?」
「あの人は、相性が非常に良いので大丈夫ですね……」
「そうなんだ?」
「はい……、ではお姉様お喋りはこれ位にしてそろそろ行きましょうか」
カエデちゃんがストラフィリアへと転移する扉の前に立ち、ダイヤルを回して合わせて扉を開けるとそのまま中に入って行く。
それに続いて入って見えた景色は。まだ日が高いのにお酒を飲んで笑い合っている男女の集団が沢山いる冒険者ギルドだった。
「初めて見ると驚きますよね、何でも仕事前に強いお酒を飲んで身体を温めてから行く文化が冒険者の間であるみたいなんです」
冒険者ギルドの中はお酒臭さとお肉が焼ける美味しそうな匂いが混ざり異様に食欲を誘うけど、ここにいるだけでお酒に酔いそうだから早く外に出たい。
レースはこの国にいて大丈夫なんだろうか……。
「……私はお酒飲んだ事無いから分からないけどそれって大丈夫なの?」
「多分大丈夫なんだと思いますが、私も飲んだことが無いので……」
「それならレースを助ける事が出来たら皆で試しに飲んでみる?」
「確かに年齢的には十歳から成人なので飲めますが……、私は遠慮しときます、もし変な酔い方したら二人に迷惑かけそうなので」
「そう?ならレースと二人で飲んでみるね」
前の世界ではお父様が食後にお酒を飲んでいたけど、少し飲んだら直ぐに寝てしまう人だったから私が酔うとしてもそんな感じだと思う。
そういう意味ではカエデちゃんが酔うとどういうなるのかなって気になるけど無理強いは出来ない。
「取り合えず冒険者ギルドから出て、シンさん達が滞在している宿に向かいますので付いて来て下さい」
……カエデちゃんと一緒に冒険者ギルドを出ると、辺り一面雪に覆われて白く染まった街並みと遠くにとても大きなお城が見える。
あそこにレースがいるのかもしれないと思うと今すぐ向かいたいけど今は最高幹部の二人と合流するのが先だとはやる気持ちを抑えながら二人で宿に向かうのだった。
取り合えず動きやすいように寒冷地用の服を用意して、各国へと行く為の転移魔術が付与された扉がある部屋に着いたけど……
「お姉様、私達はストラフィリアには表向き冒険者ギルドから依頼を受けて入国した高ランク冒険者という事にしますが……、大丈夫ですか?」
「大丈夫って、私は大丈夫だけどカエデちゃんどうしたの?」
「お姉様は久しぶりに冒険者として活動するので気負い過ぎたりしないか心配で……」
「依頼と言っても、以前【メセリー】を視察しながら指名手配されている【死人使いルード・フェレス】を討伐に私達の所に来たアキさん達みたいに、ストラフィリアを視察中の最高幹部二人に同行するってだけでしょ?それなら問題ないと思うけど……」
もしかしてだけどその二人の性格に問題があるとかで心配してくれているのかもしれないけど、私が見て来た栄花騎士団の最高幹部の人達は、変わってる人が多いけど良い人ばかりだから大丈夫だと思う。
「あのですね……、一人はアキラさんとチームを組んで行動する事が多い男性で【シン】って言うのですが、彼はまぁ常識人なんですけど」
「もしかしてもう一人の人に問題でもあるの?」
「はい……、トキさんという女性の方でストラフィリア出身の元武器職人です。彼女は自分の手で鍛冶に必要な素材を集めたいからという理由から過去に冒険者になり、異常な程に高い攻撃力と優秀な鍛冶師としての腕を買われて、団長が直接栄花騎士団にて好きに作りたい武器を作っていいという条件の元勧誘して最高幹部になった人なんですが……」
「……職人だから気難しい人なの?」
「はい……」
カエデちゃんが申し訳なさそうに言うけど、職人は皆それぞれ我が強いイメージがあるからしょうがないと思う。
その性格のおかげで良い物が作れるなら本当に凄い人何だと思うし……
「それ位なら気にしないから大丈夫だよ?」
「お姉様がそう言ってくれて良かったです……、事前情報が会った方がいいと思うのでこのまま説明しますが、栄花にいる時は心器を扱う事が出来ない団員達の武器を作り続けている大変忙しい人で、何でも【心器という使い手の精神状況で性能が左右される不安定な武器よりも、優秀な武器を作って見せる】という考えで本当に優秀な武器を作ってしまえる人です。そこまではいいのですが」
「……聞いてる限りだと凄い人だと思うけど何かあるの?」
「いざ戦いになると、自身の魔力特性【狂化】により大変狂暴になってしまうので……、気を付けてください」
確か【狂化】は、肉体強化に特化した特性で……、戦士型等の分類に縛られず五感を含めた全ての能力が上がる変わりに、制御が出来ないと理性を失い暴走してしまう危険な物だと聞いた事あるけど、実際に見た事は無いから実感がわかない。
でもカエデちゃんがそこまで注意をするって事は、もしストラフィリアで戦う事があったら近づかないように気を付けた方が良さそうかも……?
「シンさんって人は、トキさんと一緒にいて平気なの?」
「あの人は、相性が非常に良いので大丈夫ですね……」
「そうなんだ?」
「はい……、ではお姉様お喋りはこれ位にしてそろそろ行きましょうか」
カエデちゃんがストラフィリアへと転移する扉の前に立ち、ダイヤルを回して合わせて扉を開けるとそのまま中に入って行く。
それに続いて入って見えた景色は。まだ日が高いのにお酒を飲んで笑い合っている男女の集団が沢山いる冒険者ギルドだった。
「初めて見ると驚きますよね、何でも仕事前に強いお酒を飲んで身体を温めてから行く文化が冒険者の間であるみたいなんです」
冒険者ギルドの中はお酒臭さとお肉が焼ける美味しそうな匂いが混ざり異様に食欲を誘うけど、ここにいるだけでお酒に酔いそうだから早く外に出たい。
レースはこの国にいて大丈夫なんだろうか……。
「……私はお酒飲んだ事無いから分からないけどそれって大丈夫なの?」
「多分大丈夫なんだと思いますが、私も飲んだことが無いので……」
「それならレースを助ける事が出来たら皆で試しに飲んでみる?」
「確かに年齢的には十歳から成人なので飲めますが……、私は遠慮しときます、もし変な酔い方したら二人に迷惑かけそうなので」
「そう?ならレースと二人で飲んでみるね」
前の世界ではお父様が食後にお酒を飲んでいたけど、少し飲んだら直ぐに寝てしまう人だったから私が酔うとしてもそんな感じだと思う。
そういう意味ではカエデちゃんが酔うとどういうなるのかなって気になるけど無理強いは出来ない。
「取り合えず冒険者ギルドから出て、シンさん達が滞在している宿に向かいますので付いて来て下さい」
……カエデちゃんと一緒に冒険者ギルドを出ると、辺り一面雪に覆われて白く染まった街並みと遠くにとても大きなお城が見える。
あそこにレースがいるのかもしれないと思うと今すぐ向かいたいけど今は最高幹部の二人と合流するのが先だとはやる気持ちを抑えながら二人で宿に向かうのだった。
0
お気に入りに追加
130
あなたにおすすめの小説
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
美しい姉と痩せこけた妹
サイコちゃん
ファンタジー
若き公爵は虐待を受けた姉妹を引き取ることにした。やがて訪れたのは美しい姉と痩せこけた妹だった。姉が夢中でケーキを食べる中、妹はそれがケーキだと分からない。姉がドレスのプレゼントに喜ぶ中、妹はそれがドレスだと分からない。公爵はあまりに差のある姉妹に疑念を抱いた――
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
「クズスキルの偽者は必要無い!」と公爵家を追放されたので、かけがえのない仲間と共に最高の国を作ります
古河夜空
ファンタジー
「お前をルートベルク公爵家から追放する――」それはあまりにも突然の出来事だった。
一五歳の誕生日を明日に控えたレオンは、公爵家を追放されてしまう。魔を制する者“神託の御子”と期待されていた、ルートベルク公爵の息子レオンだったが、『継承』という役立たずのスキルしか得ることができず、神託の御子としての片鱗を示すことが出来なかったため追放されてしまう。
一人、逃げる様に王都を出て行くレオンだが、公爵家の汚点たる彼を亡き者にしようとする、ルートベルク公爵の魔の手が迫っていた。「絶対に生き延びてやる……ッ!」レオンは己の力を全て使い、知恵を絞り、公爵の魔の手から逃れんがために走る。生き延びるため、公爵達を見返すため、自分を信じてくれる者のため。
どれだけ窮地に立たされようとも、秘めた想いを曲げない少年の周りには、人、エルフ、ドワーフ、そして魔族、種族の垣根を越えたかけがえの無い仲間達が集い―― これは、追放された少年が最高の国を作りあげる物語。
※他サイト様でも掲載しております。
ヤケになってドレスを脱いだら、なんだかえらい事になりました
杜野秋人
恋愛
「そなたとの婚約、今この場をもって破棄してくれる!」
王族専用の壇上から、立太子間近と言われる第一王子が、声高にそう叫んだ。それを、第一王子の婚約者アレクシアは黙って聞いていた。
第一王子は次々と、アレクシアの不行跡や不品行をあげつらい、容姿をけなし、彼女を責める。傍らに呼び寄せたアレクシアの異母妹が訴えるままに、鵜呑みにして信じ込んだのだろう。
確かに婚約してからの5年間、第一王子とは一度も会わなかったし手紙や贈り物のやり取りもしなかった。だがそれは「させてもらえなかった」が正しい。全ては母が死んだ後に乗り込んできた後妻と、その娘である異母妹の仕組んだことで、父がそれを許可したからこそそんな事がまかり通ったのだということに、第一王子は気付かないらしい。
唯一の味方だと信じていた第一王子までも、アレクシアの味方ではなくなった。
もう味方はいない。
誰への義理もない。
ならば、もうどうにでもなればいい。
アレクシアはスッと背筋を伸ばした。
そうして彼女が次に取った行動に、第一王子は驚愕することになる⸺!
◆虐げられてるドアマットヒロインって、見たら分かるじゃんね?って作品が最近多いので便乗してみました(笑)。
◆虐待を窺わせる描写が少しだけあるのでR15で。
◆ざまぁは二段階。いわゆるおまいう系のざまぁを含みます。
◆全8話、最終話だけ少し長めです。
恋愛は後半で、メインディッシュはざまぁでどうぞ。
◆片手間で書いたんで、主要人物以外の固有名詞はありません。どこの国とも設定してないんで悪しからず。
◆この作品はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆過去作のヒロインと本作主人公の名前が丸被りしてたので、名前を変更しています。(2024/09/03)
◆9/2、HOTランキング11→7位!ありがとうございます!
9/3、HOTランキング5位→3位!ありがとうございます!
屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。
彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。
父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。
わー、凄いテンプレ展開ですね!
ふふふ、私はこの時を待っていた!
いざ行かん、正義の旅へ!
え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。
でも……美味しいは正義、ですよね?
2021/02/19 第一部完結
2021/02/21 第二部連載開始
2021/05/05 第二部完結
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる