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第二章 開拓同行願い
1話 新たな日常
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ダートが村に来てから一ヶ月が経った。
以前までは診療所に来る人は重症患者が多かったのだけれど今はちょっとした怪我だけでも来る人がいて忙しく感じる。
最初は若い女性が助手として派遣されて来た物珍しさから来た人が多かったけれど、何せ可愛らしい見た目に珍しい髪色、そして人前ではあの丁寧な喋り方だ……。
そこがどうやら村人達に受けが良かったらしい。
ただ問題としては……
「ダートちゃん今日も来たぜー!」
「……彼女なら今日は非番ですよ」
このような感じで診療所に用が無くても来る人が多くなり対応に困る時がある。
ダートと一緒に住むようになって以降、当時は名前を呼ぶ気が無かったので服屋のおばさんと呼んでいたけど確か名前はマローネだったかな……、その人やコルクが良く家に来るようになって三人で良くお茶会をしているのが見慣れた日々になりつつあった。
そんな中で彼のように彼女目当てで遊びに来る人が増えて来ているのはどうしたものかと思う。
「まじかよぉ……、まぁ今日は先生に用があるからいいけどさ」
「え……?」
どうやら今日はぼくにも用事があるようだ。
珍しいと感じてしまう……最近はぼくに用事がある人が少なかったからっていうのもあるけどいったいどうしたのだろうか。
「あのさ、次の開拓で深くまで行くから護衛について来て欲しいんだわ」
護衛について来て欲しい……どうしてだろうか。
戦えないわけでは無いけど……、正直言うと戦いが得意ではないから誘われても困ってしまう。
状況が変わり続ける戦場という物に上手く適応する事が出来ないというのもあるけれど、何よりもそこまで体力が無いから付いていくだけ迷惑になるだけだ。
ここは断った方が彼の為だと思う。
「お断りします」
「まじかっ!ついて来てくれねぇの!?」
断られるとは思わなかったのか彼は驚いた顔をしている。
この村に住むには一部の者を除いて森を切り拓く事を義務付けられているからこういう反応をされてもしょうがない。
ぼくの場合は診療所を経営して護衛に当たる人の治療を優先する事で免除されているが……
「まじかぁ……、俺達の義務を放棄するのはダメだろ」
「すいませんが、ぼくはその義務を免除されてるので……」
どうやら彼はその事を知らないらしい、また面倒事がやって来た気がする。
先月の事といい今回の事と言いどうしてこうなるのだろう。
「免除って……ふざけんじゃねぇよ!俺達が命懸けで護衛したり他の奴等が汗水垂らして森を切り拓いてんだぞ!」
「ふざけるなと言われてもぼくにはぼくの仕事があるので」
彼はどうやら護衛側らしい……、けどそのように声を荒げられても彼等は命を懸けるのが仕事だ。
それに開拓に従事している側もそれを理解してこの村にいるのだからそれをぼくに言われても困るしぼくは命をかけてまで開拓を行なおうとは思わない。
「……あくまで自分は関係ないって感じだな?」
これは下手な事を言うと事態が悪化する気がする。
ここ一か月ダートに言われ続けて来たけど……どうやらぼくは自身で思っている以上にコミュニケーション能力が高くないらしく言わなくていいことを言ってしまう事が多いらしい。
トラブルが起きそうなら何も言わずに黙る事を覚えろという風にも言われてはいるしここは黙って様子を見ておいた方が良いと思う。
「だんまりかよっ!……この事隊長に伝えさせて貰うからなっ!」
「次は患者として来てくださいね」
「てめぇ……こんなところ二度と来るかよ!」
彼はそういうと勢いよく診療所から飛び出して行く。
それとすれ違うようにダートが困惑した顔で帰って来た……、これはまずい所を見られてしまったのかもしれない。
「レース……、おめぇ次は何をやらかしたんだ?」
「彼が勝手に機嫌を損ねて出て行った感じで……」
「何をしてねぇのに機嫌を損ねる訳がねぇだろうが……」
とりあえずぼくが何かをやったと最初に疑うのは止めて貰いたいのだけれど……、彼女の中では既にそういうイメージがついてしまっているのかもしれない。
どうしたものかと困った顔をしていると彼女は診療所のドアに休業の札を下げて閉めると待合室のソファーに座って話しかける。
「折角の休みなのに、レースを一人にする度にこれじゃあ安心して休めねぇじゃねぇかよ……で?何があったんだよ」
「実は……」
先程あった事を彼女に話すけれど今回はぼくの行動に落ち度はない筈だと信じたい。
「あぁ、そりゃ今回はそいつがわりぃと思うけど……、おめぇはおめぇで最後の言葉は余計だろ」
「診療所としては患者として来てもらいたいのは当然だと思うけど……」
「頭に血が昇ってる奴にそんな事言ったら逆効果だろうが……、そういう時は無視しときゃいいんだよ」
それは相手に失礼だと思うけど本当にそれで良いのだろうか……。
「まぁ……過ぎた事はしょうがねぇけど、別に行ってやっても良かったんじゃねぇか?」
「行っても役に立てないから……」
「治癒術師ってだけで役に立つと思うけどな……それにお前が行くなら俺も行くから問題ねぇし」
確かにそれなら一緒に行った方が良かったかもしれない、一人なら無理でも二人なら出来る事もあると思うから……、そう思うと悪い事をしてしまったかもしれない。
次会う事があるならダートと一緒に行ってみようか。
「そういえば君はぼくの護衛だったね……すっかり忘れてたよ」
「レースおめぇ……、まぁこの村に来たは良いけどこれと言って護衛が必要な事ねぇからなぁ……忘れられても無理はねぇか」
…そう言いながら笑う彼女を見てぼくもつられて笑ってしまう。
何だかんだ彼女と一緒にいる日常にも慣れて来た中で新たな変化を感じているぼくがいて、それがまた新たな非日常を連れてくる嫌な予感がした。
その予感が当たらなければ良いと思っていてもそういう時に限って当たる者だ。
二人で笑っていると診療所のドアを叩く音が鳴る……どうやら非日常が歩いてやっててきたようだ。
以前までは診療所に来る人は重症患者が多かったのだけれど今はちょっとした怪我だけでも来る人がいて忙しく感じる。
最初は若い女性が助手として派遣されて来た物珍しさから来た人が多かったけれど、何せ可愛らしい見た目に珍しい髪色、そして人前ではあの丁寧な喋り方だ……。
そこがどうやら村人達に受けが良かったらしい。
ただ問題としては……
「ダートちゃん今日も来たぜー!」
「……彼女なら今日は非番ですよ」
このような感じで診療所に用が無くても来る人が多くなり対応に困る時がある。
ダートと一緒に住むようになって以降、当時は名前を呼ぶ気が無かったので服屋のおばさんと呼んでいたけど確か名前はマローネだったかな……、その人やコルクが良く家に来るようになって三人で良くお茶会をしているのが見慣れた日々になりつつあった。
そんな中で彼のように彼女目当てで遊びに来る人が増えて来ているのはどうしたものかと思う。
「まじかよぉ……、まぁ今日は先生に用があるからいいけどさ」
「え……?」
どうやら今日はぼくにも用事があるようだ。
珍しいと感じてしまう……最近はぼくに用事がある人が少なかったからっていうのもあるけどいったいどうしたのだろうか。
「あのさ、次の開拓で深くまで行くから護衛について来て欲しいんだわ」
護衛について来て欲しい……どうしてだろうか。
戦えないわけでは無いけど……、正直言うと戦いが得意ではないから誘われても困ってしまう。
状況が変わり続ける戦場という物に上手く適応する事が出来ないというのもあるけれど、何よりもそこまで体力が無いから付いていくだけ迷惑になるだけだ。
ここは断った方が彼の為だと思う。
「お断りします」
「まじかっ!ついて来てくれねぇの!?」
断られるとは思わなかったのか彼は驚いた顔をしている。
この村に住むには一部の者を除いて森を切り拓く事を義務付けられているからこういう反応をされてもしょうがない。
ぼくの場合は診療所を経営して護衛に当たる人の治療を優先する事で免除されているが……
「まじかぁ……、俺達の義務を放棄するのはダメだろ」
「すいませんが、ぼくはその義務を免除されてるので……」
どうやら彼はその事を知らないらしい、また面倒事がやって来た気がする。
先月の事といい今回の事と言いどうしてこうなるのだろう。
「免除って……ふざけんじゃねぇよ!俺達が命懸けで護衛したり他の奴等が汗水垂らして森を切り拓いてんだぞ!」
「ふざけるなと言われてもぼくにはぼくの仕事があるので」
彼はどうやら護衛側らしい……、けどそのように声を荒げられても彼等は命を懸けるのが仕事だ。
それに開拓に従事している側もそれを理解してこの村にいるのだからそれをぼくに言われても困るしぼくは命をかけてまで開拓を行なおうとは思わない。
「……あくまで自分は関係ないって感じだな?」
これは下手な事を言うと事態が悪化する気がする。
ここ一か月ダートに言われ続けて来たけど……どうやらぼくは自身で思っている以上にコミュニケーション能力が高くないらしく言わなくていいことを言ってしまう事が多いらしい。
トラブルが起きそうなら何も言わずに黙る事を覚えろという風にも言われてはいるしここは黙って様子を見ておいた方が良いと思う。
「だんまりかよっ!……この事隊長に伝えさせて貰うからなっ!」
「次は患者として来てくださいね」
「てめぇ……こんなところ二度と来るかよ!」
彼はそういうと勢いよく診療所から飛び出して行く。
それとすれ違うようにダートが困惑した顔で帰って来た……、これはまずい所を見られてしまったのかもしれない。
「レース……、おめぇ次は何をやらかしたんだ?」
「彼が勝手に機嫌を損ねて出て行った感じで……」
「何をしてねぇのに機嫌を損ねる訳がねぇだろうが……」
とりあえずぼくが何かをやったと最初に疑うのは止めて貰いたいのだけれど……、彼女の中では既にそういうイメージがついてしまっているのかもしれない。
どうしたものかと困った顔をしていると彼女は診療所のドアに休業の札を下げて閉めると待合室のソファーに座って話しかける。
「折角の休みなのに、レースを一人にする度にこれじゃあ安心して休めねぇじゃねぇかよ……で?何があったんだよ」
「実は……」
先程あった事を彼女に話すけれど今回はぼくの行動に落ち度はない筈だと信じたい。
「あぁ、そりゃ今回はそいつがわりぃと思うけど……、おめぇはおめぇで最後の言葉は余計だろ」
「診療所としては患者として来てもらいたいのは当然だと思うけど……」
「頭に血が昇ってる奴にそんな事言ったら逆効果だろうが……、そういう時は無視しときゃいいんだよ」
それは相手に失礼だと思うけど本当にそれで良いのだろうか……。
「まぁ……過ぎた事はしょうがねぇけど、別に行ってやっても良かったんじゃねぇか?」
「行っても役に立てないから……」
「治癒術師ってだけで役に立つと思うけどな……それにお前が行くなら俺も行くから問題ねぇし」
確かにそれなら一緒に行った方が良かったかもしれない、一人なら無理でも二人なら出来る事もあると思うから……、そう思うと悪い事をしてしまったかもしれない。
次会う事があるならダートと一緒に行ってみようか。
「そういえば君はぼくの護衛だったね……すっかり忘れてたよ」
「レースおめぇ……、まぁこの村に来たは良いけどこれと言って護衛が必要な事ねぇからなぁ……忘れられても無理はねぇか」
…そう言いながら笑う彼女を見てぼくもつられて笑ってしまう。
何だかんだ彼女と一緒にいる日常にも慣れて来た中で新たな変化を感じているぼくがいて、それがまた新たな非日常を連れてくる嫌な予感がした。
その予感が当たらなければ良いと思っていてもそういう時に限って当たる者だ。
二人で笑っていると診療所のドアを叩く音が鳴る……どうやら非日常が歩いてやっててきたようだ。
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