63 / 77
第二章 修行、そして旅に出る
21話 セイラとマチザワ
しおりを挟む
桜の樹に巻き付いたカー君がミシミシと音を立てて絞めつける。
そして毒の息を吐き出そうと口を大きく開いて、息を大きく吸い込んだ時だった。
「……爬虫類如きが、わっちの体に触れるなぞ、愚かなものじゃな」
「カーティス、避けろ!」
「……くぅっ!?」
花弁が舞ったかと思うと、刃のように鋭い光を放ちながらカー君に向かって飛んで行く。
そして彼の身体を切り裂いて、朱い血の花が咲かせると、呻き声をもらして地響きと共に大蛇の巨体が地面に倒れ込んで動かなくなる。
「綺麗な花に触れると怪我をするのを知らんのか?愚かなものよのぅ」
「ふふ、残念だったわね……、まぁ最初からプリムラスグロリア様を狙うのは驚いたけど、まずはこれで一人……、後はあなた達二人よ」
「数はこちらが有利になりましたな!」
セイラが、両手に持った二本の槍を構えて走って来る。
最初はゆっくりとした速さだったのに、徐々に速度を増して行き一筋の光になったかと思うと……
「シャルネ!ボケーっと突っ立ってんじゃねぇ!死ぬぞ!」
「え?」
金属同士がぶつかり合う音がしたかと思うと、目の前に飛び込んだゼンさんが、双剣で槍を受け止めているのが見えて……
「私の韋駄天に対応するなんてさすがね」
「さすがも何も、最高速度に到達する前に潰せば怖くねぇよ……むしろ怖いのは、シャルネ!あの時森でやった時みたいに魔力を直接セイラに向けて飛ばせ!」
「え、あっ!うん!」
プリムラスグロリアの分身達から奪った魔力を直接、投げるようにして飛ばすと、セイラを守るようにマチザワが地面を滑るように移動して盾で受ける。
そんな事をしても吹き飛ばされるだけだから無駄なのに……
「おぉ、凄い威力ですぞ!これはその衝撃を利用させて頂きませんとな!」
「シャルネ!マチザワの武器は剣じゃなくて、手に持ってる心器の大盾──」
「助言をするなんて余裕があるのね、私なんてあなたにとっては雑魚って事?」
「んな訳はねぇよ!おまえ等のヤバさは俺が一番知ってんだ!シャルネ!いいか、その盾に攻撃をしたら直ぐに距離を離せ!」
「そんないっぺんに言われても分から……、えぇ!?」
大盾が魔力の塊に弾かれて高速で回転しながら飛んで行く。
瞬間、盾に繋がっている鎖がじゃらじゃらと音を鳴らしながら伸びると、マチザんが剣を地面に突き立てる。
そして、後ろに引っ張られる力に抗うように歯を食いしばったかと思うと剣を中心に身体を回転させて……
「側面から大盾が飛んできた!?」
「衝撃を遠心力に変えただけですぞ!」
「え、あ……どうし……、あっ!そうだ!」
素手で受け止めたら凄い痛い気がする。
だから大鎌で直接叩き落してみよう……そう思って、勢いよく飛んでくる大盾に向けて刃を振り下ろす。
「……ぬぅ!?何て言う馬鹿力!」
「うっそ、マチザワのあの一撃を叩き落すとかどんな腕力してるのよ!」
「どんなって、そんなだよばぁか!カーティス!おまえ何時までやられた振りしてんだ!さっさと人の姿に戻って戦いやがれ!」
「結構傷が深いのに戦えという何て、結構人使いが荒いじゃないか」
「……っ!?」
大蛇から一瞬で人の姿に戻ったカー君が、スコップを取り出すと地面に突き立て、地面を直接持ち上げてひっくり返す。
距離を離そうとしたセイラが、ゼンさんの妨害により脚を取られて体勢を崩して背中から転倒して武器を手放してしまう。
けど、咄嗟に身体のバネを使って起き上がろうとするけど、ゼンさんの容赦ない追撃で剣を肩に刺し動けないように固定した。
「……くぅっ!」
「セイラ、おめぇはそこで寝てろ!無理に動いたら腕が無くなるからな!」
「あんた……、嫁入り前の女を傷者にして!責任取って貰うから!」
「はぁ?責任も何も、この試験が終わったらババアが治すから傷跡も残らねぇだろ?」
「……バレたか、あぁあ!本気出す前にやられちゃったぁ!もう悔しぃ!!ごめんなさいプリムラスグロリア様、マチザワ!イチ抜けしちゃった!」
セイラが悔しそうに声を上げると、身体の力を抜いてその場で大人しくなる。
それを確認したゼンさんが、剣を手放すと彼女が両手に持っていた槍を手に取り構える。
「な、なんと!?セイラが一瞬でやられるとは……、それにしてもカーティス殿、プリムラスグロリア様の一撃を受けて動けるとは、何という凄まじい耐久力!」
「わっちの巫女であるセイラが一瞬でのぅ……、実戦から離れすぎて鈍ったんじゃな
……確かにマチザワが言うように凄いのぅあの魔族、わっちのカウンターを受けて動けるとはのぅ」
「……これでも結構無理しているんだけどね」
「その割には余裕そうに見えるのは気のせいですかな?」
「全然余裕じゃないよ、けどさ……二人が頑張ってるんだから頑張るのは当然じゃないかな」
真剣な表情を浮かべたカー君が小さく何かを呟くと、魔力で作られた紫色の毒霧が表れて、プリムラスグロリアに向かって行く。
肌に触れて爛れて行く姿が凄い痛々しいけれど、そこから直ぐに再生して元に戻ってしまった。
「毒なら君の防御は意味をなさないんじゃないかな、いくら防御力が高くても、こういうのは無理だろう?」
「……っ!こういう時セイラがいたら毒なんぞ、浄化出来るというのに!」
「バーカ!だからセイラから先に潰したんだろうが!おまえ等の戦い方を知ってるのがここにいるんだぜ?それなら対策を練るのは当然だろ!」
「かっか!良いのぅ……これはわっち等の作戦負けかもしれんなぁ……、だがのぅその程度の毒、蓄えた生命力を使えば怖くはないぞ?」
「この私、マチザワもおりますからな、簡単にはやられませ……ん、ぞ?」
マチザワ、いや……マチザワさんの防御が硬くて、プリムラスグロリアにダメージを与える事が出来ないなら、【暴食と施し】を使って生命力を奪ってしまえばいいんじゃないかな。
そう思ってゆっくりと近づいて、肩に手を触れて能力を使う。
「身体の力が抜け……、ぐ、ふぬぅ!!」
「きゃ!」
「シャルネ殿、その程度では私はやられはせ──」
「うるせぇ、さっさと寝ろ、この耐久お化け」
「ぐふぅ!」
……何時の間にか背後に回っていたゼンさんによって投擲された短槍が、マチザワさんの背中に刺さる。
そして怯んだところを狙って組み付くと、首を絞めて意識を刈り取り無力化した後、『ババア、後はお前だけだ、俺達三人でこれからぼっこぼこにしてやるから覚悟しろ!なぁにが豊穣神だ!プリムラスグロリアとかっていう綺麗でカッコいい名前しながらも、やってることはただのビッチ神じゃねぇかよ!気持ち悪い!その精神叩き直してやるよ!』と、プリムラスグロリアさんに向けて言いすぎな言葉をぶつけるのだった。
そして毒の息を吐き出そうと口を大きく開いて、息を大きく吸い込んだ時だった。
「……爬虫類如きが、わっちの体に触れるなぞ、愚かなものじゃな」
「カーティス、避けろ!」
「……くぅっ!?」
花弁が舞ったかと思うと、刃のように鋭い光を放ちながらカー君に向かって飛んで行く。
そして彼の身体を切り裂いて、朱い血の花が咲かせると、呻き声をもらして地響きと共に大蛇の巨体が地面に倒れ込んで動かなくなる。
「綺麗な花に触れると怪我をするのを知らんのか?愚かなものよのぅ」
「ふふ、残念だったわね……、まぁ最初からプリムラスグロリア様を狙うのは驚いたけど、まずはこれで一人……、後はあなた達二人よ」
「数はこちらが有利になりましたな!」
セイラが、両手に持った二本の槍を構えて走って来る。
最初はゆっくりとした速さだったのに、徐々に速度を増して行き一筋の光になったかと思うと……
「シャルネ!ボケーっと突っ立ってんじゃねぇ!死ぬぞ!」
「え?」
金属同士がぶつかり合う音がしたかと思うと、目の前に飛び込んだゼンさんが、双剣で槍を受け止めているのが見えて……
「私の韋駄天に対応するなんてさすがね」
「さすがも何も、最高速度に到達する前に潰せば怖くねぇよ……むしろ怖いのは、シャルネ!あの時森でやった時みたいに魔力を直接セイラに向けて飛ばせ!」
「え、あっ!うん!」
プリムラスグロリアの分身達から奪った魔力を直接、投げるようにして飛ばすと、セイラを守るようにマチザワが地面を滑るように移動して盾で受ける。
そんな事をしても吹き飛ばされるだけだから無駄なのに……
「おぉ、凄い威力ですぞ!これはその衝撃を利用させて頂きませんとな!」
「シャルネ!マチザワの武器は剣じゃなくて、手に持ってる心器の大盾──」
「助言をするなんて余裕があるのね、私なんてあなたにとっては雑魚って事?」
「んな訳はねぇよ!おまえ等のヤバさは俺が一番知ってんだ!シャルネ!いいか、その盾に攻撃をしたら直ぐに距離を離せ!」
「そんないっぺんに言われても分から……、えぇ!?」
大盾が魔力の塊に弾かれて高速で回転しながら飛んで行く。
瞬間、盾に繋がっている鎖がじゃらじゃらと音を鳴らしながら伸びると、マチザんが剣を地面に突き立てる。
そして、後ろに引っ張られる力に抗うように歯を食いしばったかと思うと剣を中心に身体を回転させて……
「側面から大盾が飛んできた!?」
「衝撃を遠心力に変えただけですぞ!」
「え、あ……どうし……、あっ!そうだ!」
素手で受け止めたら凄い痛い気がする。
だから大鎌で直接叩き落してみよう……そう思って、勢いよく飛んでくる大盾に向けて刃を振り下ろす。
「……ぬぅ!?何て言う馬鹿力!」
「うっそ、マチザワのあの一撃を叩き落すとかどんな腕力してるのよ!」
「どんなって、そんなだよばぁか!カーティス!おまえ何時までやられた振りしてんだ!さっさと人の姿に戻って戦いやがれ!」
「結構傷が深いのに戦えという何て、結構人使いが荒いじゃないか」
「……っ!?」
大蛇から一瞬で人の姿に戻ったカー君が、スコップを取り出すと地面に突き立て、地面を直接持ち上げてひっくり返す。
距離を離そうとしたセイラが、ゼンさんの妨害により脚を取られて体勢を崩して背中から転倒して武器を手放してしまう。
けど、咄嗟に身体のバネを使って起き上がろうとするけど、ゼンさんの容赦ない追撃で剣を肩に刺し動けないように固定した。
「……くぅっ!」
「セイラ、おめぇはそこで寝てろ!無理に動いたら腕が無くなるからな!」
「あんた……、嫁入り前の女を傷者にして!責任取って貰うから!」
「はぁ?責任も何も、この試験が終わったらババアが治すから傷跡も残らねぇだろ?」
「……バレたか、あぁあ!本気出す前にやられちゃったぁ!もう悔しぃ!!ごめんなさいプリムラスグロリア様、マチザワ!イチ抜けしちゃった!」
セイラが悔しそうに声を上げると、身体の力を抜いてその場で大人しくなる。
それを確認したゼンさんが、剣を手放すと彼女が両手に持っていた槍を手に取り構える。
「な、なんと!?セイラが一瞬でやられるとは……、それにしてもカーティス殿、プリムラスグロリア様の一撃を受けて動けるとは、何という凄まじい耐久力!」
「わっちの巫女であるセイラが一瞬でのぅ……、実戦から離れすぎて鈍ったんじゃな
……確かにマチザワが言うように凄いのぅあの魔族、わっちのカウンターを受けて動けるとはのぅ」
「……これでも結構無理しているんだけどね」
「その割には余裕そうに見えるのは気のせいですかな?」
「全然余裕じゃないよ、けどさ……二人が頑張ってるんだから頑張るのは当然じゃないかな」
真剣な表情を浮かべたカー君が小さく何かを呟くと、魔力で作られた紫色の毒霧が表れて、プリムラスグロリアに向かって行く。
肌に触れて爛れて行く姿が凄い痛々しいけれど、そこから直ぐに再生して元に戻ってしまった。
「毒なら君の防御は意味をなさないんじゃないかな、いくら防御力が高くても、こういうのは無理だろう?」
「……っ!こういう時セイラがいたら毒なんぞ、浄化出来るというのに!」
「バーカ!だからセイラから先に潰したんだろうが!おまえ等の戦い方を知ってるのがここにいるんだぜ?それなら対策を練るのは当然だろ!」
「かっか!良いのぅ……これはわっち等の作戦負けかもしれんなぁ……、だがのぅその程度の毒、蓄えた生命力を使えば怖くはないぞ?」
「この私、マチザワもおりますからな、簡単にはやられませ……ん、ぞ?」
マチザワ、いや……マチザワさんの防御が硬くて、プリムラスグロリアにダメージを与える事が出来ないなら、【暴食と施し】を使って生命力を奪ってしまえばいいんじゃないかな。
そう思ってゆっくりと近づいて、肩に手を触れて能力を使う。
「身体の力が抜け……、ぐ、ふぬぅ!!」
「きゃ!」
「シャルネ殿、その程度では私はやられはせ──」
「うるせぇ、さっさと寝ろ、この耐久お化け」
「ぐふぅ!」
……何時の間にか背後に回っていたゼンさんによって投擲された短槍が、マチザワさんの背中に刺さる。
そして怯んだところを狙って組み付くと、首を絞めて意識を刈り取り無力化した後、『ババア、後はお前だけだ、俺達三人でこれからぼっこぼこにしてやるから覚悟しろ!なぁにが豊穣神だ!プリムラスグロリアとかっていう綺麗でカッコいい名前しながらも、やってることはただのビッチ神じゃねぇかよ!気持ち悪い!その精神叩き直してやるよ!』と、プリムラスグロリアさんに向けて言いすぎな言葉をぶつけるのだった。
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
散々利用されてから勇者パーティーを追い出された…が、元勇者パーティーは僕の本当の能力を知らない。
アノマロカリス
ファンタジー
僕こと…ディスト・ランザウスは、経験値を倍増させてパーティーの成長を急成長させるスキルを持っていた。
それにあやかった剣士ディランは、僕と共にパーティーを集めて成長して行き…数々の魔王軍の配下を討伐して行き、なんと勇者の称号を得る事になった。
するとディランは、勇者の称号を得てからというもの…態度が横柄になり、更にはパーティーメンバー達も調子付いて行った。
それからと言うもの、調子付いた勇者ディランとパーティーメンバー達は、レベルの上がらないサポート役の僕を邪険にし始めていき…
遂には、役立たずは不要と言って僕を追い出したのだった。
……とまぁ、ここまでは良くある話。
僕が抜けた勇者ディランとパーティーメンバー達は、その後も活躍し続けていき…
遂には、大魔王ドゥルガディスが収める魔大陸を攻略すると言う話になっていた。
「おやおや…もう魔大陸に上陸すると言う話になったのか、ならば…そろそろ僕の本来のスキルを発動するとしますか!」
それから数日後に、ディランとパーティーメンバー達が魔大陸に侵攻し始めたという話を聞いた。
なので、それと同時に…僕の本来のスキルを発動すると…?
嘘つきレイラ
織部
ファンタジー
1文800文字程度。通勤、通学のお供にどうぞ。
双子のように、育った幼馴染の俺、リドリーとレイラ王女。彼女は、6歳になり異世界転生者だといい、9歳になり、彼女の母親の死と共に、俺を遠ざけた。
「この風景見たことが無い?」
王国の継承順位が事件とともに上がっていく彼女の先にあるものとは……
※カクヨム様、小説家になろう様でも掲載しております。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
烙印騎士と四十四番目の神・Ⅲ 封じられし災い編
赤星 治
ファンタジー
バルブラインの異変、突如として魔力壁が消えたゼルドリアス、未知の脅威。
様々な問題がひしめく中、ジェイクはガーディアンとして戦えるように成長していく。そして、さらなる世界の謎が立ちはだかる。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる