君の名は? ~悪役令嬢が、妹王女とともにここぞとばかりに言いたいことを言ってみた~

「マリア・ディートリヒ!
 王太子の名のもとに、貴様との婚約を破棄す…」
「あ、はい、了承しました。
 願ってもないことでございます!」
 
思わず了解してしまった公爵令嬢。
それに面食らっている王太子に、思ってもみないところから援護が…。
そしてさらに驚愕の事実も発覚することに…
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