眠姦学校

るふぃーあ

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12 乗宮あこ2-2

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「あこ、よくがんばったわね」

女性は泣いていた。
乗宮の目から、ふたたび涙が溢れ出た。

「お母さん・・・・・・おかあさん、おかあさん!・・・・・・う、うわあああああああああん!」

飛びついて、泣きじゃくる。
見たこともないほどの大声で、顔をくしゃくしゃにして、乗宮は泣いていた。

「おかあさん、おかあさん、おかあさん」
「あこ、本当によくがんばったわね。かあさん、信じてたから」
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
「あこが謝ることなんてないわ。・・・・・・お母さん、あこのこと、ずっと信じてた。これからも。あこはきっと大丈夫」
「いやだ、おかあさん、行かないで、ずっとここにいて、一緒にいて」
「うん、一緒にいるわ。ずっと一緒だから」
「絶対だよ、ずっと、ずっとだよ」

それでも泣き止まない乗宮のショートヘアを、女性が優しげに撫でていた。
俺とみつるは、ふたりに近づいた。

「乗宮の、お母さん」
「あこのこと、よろしくね、みつるくん」
「はい」

知り合いなんだろうか。
同じ中学だし、そういうこともあるか。あるいは親同士が、とか。

「あの、お母さん、は」

俺が言うと、女性は寂しそうに苦笑した。

「わたしね、交通事故にあったの。あこと口喧嘩しちゃって、仲直りできないまま、外出先で、ね」
「飲酒運転の暴走車に轢かれたんだ。信号無視、横断歩道の真ん中で」

みつるが言った。
どうしてそんなことを知っているのか。
いや、これは乗宮の作り出したみつるだから、知っててもいいのか。

「あことお父さん、二人を残していくのはとても心残りだけど・・・・・・あこが元気にしているところを見られて、嬉しかったわ。ありがとう、からすまくん」
「いえ」

ん?
これは夢、だよな。

そう分かっていても、目の前の女性はとても幸せそうな顔をしていて、俺は頷かざるを得なかった。

「あなたにも、よろしくねからすまくん。あこ、実はあなたのことも結構好き___」
「お、お母さん!」

真っ赤な顔で、乗宮が叫ぶ。
その様子を見て、俺とみつる、乗宮のお母さんは3人で笑った。

「も、もう・・・・・・」
「まあいいじゃねえか。さとや、いい奴だしな。それに乗宮が元気だと、俺たちは嬉しいよ」
「ああ」

乗宮は、涙を拭いた。
そして、正面からみつるの顔を見た。

「わたし・・・・・・時生くんが好き。みつるくん、好き。好き、大好きだよ」
「ありがとう。でも俺、今は他に好きな奴がいるんだ」
「うん知ってる。でも振り向かせてみせる。絶対」
「待ってるぜ」

しゅううう。
乗宮の母親の姿が消えた。
そしてみつるの姿も。

消えてしまったのを見て、乗宮は呆然としていたが、やがてひとり残された俺を振り返った。

「・・・・・・夢、なんだよね、これ」
「ああ」
「試合も、本当は行われてない」
「ああ」
「そっか。・・・・・・お母さんも、だよね」
「ああ。俺たちはまだミスドにいて、みつるも母親も、ただの夢、幻覚、あるいは妄想だ」

俺は、手のひらに炎を生み出してみせた。
次に氷。空中へと放り投げると、粉々に砕けて雪の粒のように舞い落ちた。
以前、木津川が見せてくれた魔法。

「これ、カラスマが作った空間なの?」
「分からん。たまに夢を見ると、こうなる」
「なんでもできちゃうの?この、夢の空間の中では」
「まあな」

俺はバスケットゴールを作り出した。
ボールを手に超ハイジャンプ、現実では絶対にありえないほどに跳躍して、ダンクシュートを決める。

「な」
「すごい」

ボールを渡すと、乗宮もジャンプしてみた。
だがうまく跳躍できない。

「無理だよ、あんな高いの」
「そう思うからダメなんだ。できる、と思えばできる」
「うーん、でもさ」

再びジャンプ。
やっぱり届かない。全く。

「無理だよ、絶対」
「なら、これではどうだ?」

俺がポケットから取り出したもの。
T字型の「飛びコプター」だ。

俺はそれを、乗宮の頭に取り付けた。

「・・・・・・カラスマ、これって」
「これでどこまでも飛べる。やってみ」
「うん、まあ、分かった。・・・・・・飛びコプター!」

威勢のいい掛け声とともに、乗宮の身体が空を舞った。
バスケットゴールどころか、その倍以上までロケットのように飛び上がり。体育館の天井を貫いて。

「おりゃあああああああ!」

ごっすん!
強烈なダンクシュートで、ゴールの背骨がポッキリと折れた。

「うわ、なにこれ超楽しい!めっちゃ爽快!」
「だろ」

乗宮がまた別のゴールを生み出した。
今度のは、通常の3倍くらいある高さのゴール。
彼女はふわりと浮き上がって、空中を駆ける。
マイケル・ジョーダンのように、エアウォークのように。

だん!
強烈なダンクシュート。

「すげー!20メートルは飛んだよ!幅跳びなら世界記録だな!」
「グランドキャニオンでも跳べるくらいに跳んだな」
「ははは!それいいな!」

風景が変わって、地面に巨大な裂け目が現れた。
教科書かどこかで見たような、グランドキャニオン風の光景。

「さ、さすがに、これは」
「こえーな」

底を覗き込む。
夢の中だと分かっていても、足がすくんだ。

「カラスマ、一緒に跳んでよ」
「え、俺も?」
「せーの。・・・・・・えい!」

乗宮に腕を掴まれて、助走もほどほどに俺たちは空中へと舞った。
ぐんぐんと、空を目指して進む。

だが、途中で失速した。
そのまま、巨大な渓谷の奈落へと墜落していく。

「ひあああああああああ!」
「おわああああああ!落ちる!落ちるうううううう!」

真っ暗な闇の中へ、堕ちていく。どこまでも。
恐怖心は途中で笑いへと代わり、俺と乗宮は空中を馬鹿笑いしながら、真っ逆さまに落下していった。
空中で乗宮を捕まえ、お姫様抱っこで地面へと降り立つ。しゅたっ。

上の方を眺めた。真っ暗闇の中、遙か上空に裂け目が見えていた。

「あーあ、こんな場所まで落ちてきてしまって、どうやって戻るんだよカラスマ」
「さあな」
「さあなって、じゃあなんで跳んだんだよ」
「いや、跳んだのお前だし」

乗宮の体重が、心地よかった。
夢の中の乗宮は、全然重くなかった。ふわりとしていた。空から落ちてきた少女のように。

「・・・・・・なあカラスマ」
「ん」
「誰が好きなの?」
「森下」
「はあ。やっぱり」

抱っこされたまま、ため息をついた。

「そんなに可愛いかな、森下って」
「めっちゃ可愛い」
「だよな。分かる」

つう、と涙が流れた。

「泣くことねーだろ」
「もっと可愛く生まれたかった。時生に好きになってもらえるくらい」
「・・・・・・」

本当は、あいつは。
森下じゃなくて。

だめだ。
俺がここで言うのは。
あいつが、自分で言わないと。言わないだろうけど。

「なあカラスマ」
「なんだよ」
「どうやって、ここから出るんだ?」
「出るって____」

あ。
夢の中から、か。

しまった。考えてなかった。
いつもは授業終了のチャイムで目覚めたり、電車で揺れたり、木津川はアラームを鳴らしてたりしてたな。

外部からの刺激がないと、醒めないんだろうか。このまま。
ミスドで外部からの刺激って、どうすればいいんだ?

「・・・・・・このまま、覚めなくてもいい」
「だけど」
「この世界で、夢の中で、ずっと暮らしてたい。カラスマと」
「それって____」

抱っこされたまま。
乗宮は俺の首に腕を回し、唇を押し付けてきた。

濃厚な味がした。
夢の中でキスするのは初めてでもなんでもないが、強い味わいがした。
それはまるで、ミスドのレモンティーのような。

「・・・・・・乗宮」
「へへ。・・・・・・ほら、眠りから覚めるって、キス、だろ?」

頬を赤らめ、上気した乗宮の顔は、とても可愛かった。

もう一度。
さらにもう一度。

何度も、唇を押し付けあった。
グランドキャニオンの裂け目の底で、俺は乗宮と口づけあい、吸い付きあい、舌を絡めあった。

たまらず、身体をまさぐった。
ほとんど余分な肉のない乗宮の肉体は、カモシカのようにしなやかだった。
乗宮も、俺の身体をまさぐってきた。互いに競うように、互いの身体を貪った。

「お客様」

地面へと押し倒し、ぐい、と脚を広げた。
腰の部分へと、腰を割って入れる。

「い、いいよな、乗宮」
「・・・・・・うん」
「お客様」

ずぶ。
乗宮の身体を、貫く感覚。
ああ、とても夢とは思えない。まるで夢のようだ。

「俺、乗宮と繋がってる」
「き、気持ちいい、カラスマ、気持ちいいよ、これ」
「俺も」

貫いたまま、また俺たちは唇を重ね合った。

もういい、もういいんだ。
永遠にここで暮らせばいい。ふたりっきりで。死ぬまで。

俺はさらなる刺激を送り込むべく、乗宮の中へ挿入した部分を動かして_____

「お客さん!」

ドン。
強い衝撃。
誰かが、俺の肩を揺さぶっていた。

ゆっくりと、意識が覚めていく。
ぼんやりと開いた視界の中に、ミスドの店員さん(女性)の顔が見えた。

「・・・・・・ん」
「あ、あの、て、店内でそのようなことは、その、お家に帰っていただいて、ゆっくりと」

だんだん、記憶が戻ってきた。
ああ、そうか。俺たちはミスドにいたんだっけか。

唇の部分に、温かさと重みを感じた。
乗宮だった。まだ俺たちは、唇を押し付けあったままだった。

他の客たちが、俺たちを見て失笑していた。
眠ったままキスし合っている、バカな高校生カップルを。

がば、と跳ね起きた。
乗宮の手を離し、唇を剥がす。
つう、と唾液の線が糸を引いた。

乗宮も、うっすらと目を開けた。
一瞬寝ぼけた顔をしたが、周囲の状況を悟り、え、え、と真っ赤になる。

「す、すみません、つい寝ぼけて」
「いえ。・・・・・・仲が、よろしいんですね」

店員さん(若い女性)は苦笑したまま、カウンターへと戻っていった。
他の客は、まだちらちらとこちらを眺めていた。若いっていいよなあ、とか言いながら。

うう。は、恥ずかしいぜ。

「のりみや」
「う、うちら、ほ、本当に、き、キス、して」
「・・・・・・帰るぞ」
「・・・・・・うん」

お兄ちゃんたち、今からお楽しみかい?いいねぇ、とか笑われる中、俺と乗宮は音速でトレイを片づけ、店を後にした。


「あー、恥ずかしかった」
「お前が言い出したんだからな。キスしたら、目覚めるって」
「ま、実際覚めたじゃん。ある意味」
「ん、まあ、そうだけど」

前を歩く、乗宮の細い後ろ姿。
それはいつもより、ずっと色っぽく見えた。

ああ、今すぐ暗がりに連れ込んで、後ろからハグしたい。んで突いてやりたい。突きまくってやりたい。
乗宮のキュッと締まった短いスカートを視姦していると、彼女はくる、と振り向いた。



「なあカラスマ」
「ん」
「さっきの夢、覚えてんだよな?」
「ブザービーターとかお母さんとか、みつるに告ったのとかグランドキャニオンとかか?」
「・・・・・・やっぱり、覚えてたんだ。てか、同じ夢を見てたの?どうやって?」
「さあな。言っただろ、たまにそうなる」
「へえ」

また前を向く。

「・・・・・・不思議っつーか、便利なのか不便なのか分からないな。カラスマのことも好きだって、言ってないのに言っちゃった」
「だな」
「カラスマが、森下こはるのことを好き、てのも」
「それは忘れてくれ」
「はは、忘れないよ。・・・・・・ねぇ、カラスマ」
「ん?」
「その、うちらさ」

また振り向いた。
立ち止まり、顔を覗き込んでくる。真近で。

「・・・・・・キス、本当にしちゃってたんだよね?夢の中だけじゃなく」
「それで起こされたんだからな」
「あーあ、ファーストキッスはカラスマと、かぁ」
「悪かったな、俺で」
「はは。・・・・・・その、付き合ってみる?わたし、と」
「え」

それは。
彼女はくる、とまた前を向いた。表情を見せたくない、とばかりに。

「俺は別に、いいけど」
「あーっ、あんま嬉しそうじゃない!てか残念がってる!」
「そ、そんなんじゃねーよ。・・・・・・たださ」

天を仰いだ。
せっかく告白?みたいな、付き合うか、て言われてるのに。もったいない。
でも、いい加減な気持ちじゃだめだ。だって、乗宮は。

「やっぱり俺にとって、乗宮ってみつるのことが好き、て存在なんだ」
「うん、わたしも。カラスマは時生くんの友人」
「だったら」
「だから、協力しよう」
「協力?」
「そ」

乗宮はにこ、と笑い、手を後ろに回して組んだ。

「カラスマは森下こはるを、わたしは時生みつるをターゲットにする。一緒に勉強会とかしたり、デートしたりして、今までより仲良くなる。で、互いに互いの、本当に好きな人に振り向いてもらえるように、協力しあう」
「漫画とかドラマでよくありがちな展開だな」
「でも有効でしょ?それとも、カラスマはこはるちゃんと仲良くなれる自信あるの?このままこはるちゃんと時生くんが付き合い続ける方がいい?」
「それは・・・・・・」

無理、だろうな。
森下と仲良くなって、みつるより好きになってもらって、あいつから奪い取るなんて。どう考えても無理ゲーだ。

「・・・・・・みつるが森下を裏切る、あるいは心変わりするとは思えんけど」
「こはるちゃんもそう。あの子、ああ見えて芯が強いし、絶対に無理だと思うよ。でも何もしなければ、ずっとこのままだ」
「しかし、それってふたりに、いや周囲に嘘をついてることに」
「何か問題ある?付き合うって、そんな難しく考えなくていいじゃん。お互い本気じゃないし、浮気だってし放題。言いたいこと言えるし、互いに好きな人が分かってるし、あとは寂しい時に相談し合ったり、慰め合ったりすればそれでいい。違う?」
「んー、それって、付き合ってるのかな」
「恋人っていうより、同志、って感じかな」
「同志、ね」
「そ。恋人同士じゃなくて、恋人同志」
「漢字違いかよ」

まあ、それでもいいか。
初めてできたカノジョが偽の彼女って、なんか寂しいけど。

「だから、お互いに隠し事は不要だよ。どうせまた夢で会ったら、本音を言い合うんだろうしさ」
「分かった。ヤラせてくれ乗宮。さっきの続きをリアルで」
「ぶー。あんなの、夢の中だけだよーだ」
「夢の中ならいいんだな」
「ん、まあ、その、け、結構、気持ち良かったし?まあ、たまになら、いいかなって」

くっそ。照れる乗宮って、こんなに可愛かったのか。くそ。
もぢもぢする様子も、なんだか可愛すぎて勃起がとまらん。

「乗宮、おまえ処女だろ」
「か、カラスマこそ、童貞だろ?」
「ああ。リアルではどんな感じだろうな」
「せ、セックスとか、しないからな。絶対に。き、キスくらいまで、だからな」
「ああ」

くる、と振り向き、また歩き出す乗宮。

「・・・・・・カラスマ、あのさ」
「うん」
「たまにでいいから、また・・・・・・お母さんに、会わせてくれる?」
「会えるさ」
「うん。・・・・・・ありがと」

振り向いた瞳に涙が溜まっていた。

誰もいない、夜道で。
俺は乗宮を抱き寄せ、改めて唇を寄せ合った。
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