後輩のカノジョ

るふぃーあ

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<入院10日目>

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<入院10日目>

「うまく行ってるんですか。良かったですね」
「ええ、まあ」

舞と高梨さんはLIMEで繋がっているらしく、昨日の件も伝わっているようだ。
どこまで詳細な内容かは分からないが。

「じゃあ、要らないんじゃないですか?これ」
「別腹って言ったじゃないですか」

舞さんの可愛さはうなぎ登りだが、それと高梨さんの下着を見せてもらうのは別件である。
見たい。どうしても。

清拭に入ってきた高梨さんは、約束通り紫色の大人なブラとショーツを身に着けてきていた。

「どこを触ってもいい、って約束でしたよね」
「絶対そんな約束していないと思いますが。・・・・・・まあ、約束を破ったのはわたしなので」

というわけで、清拭中の高梨さんを好き放題に触らせてもらった。
ピンクのナース服の前ボタンを全て外し、ブラを丸見えにする。だがあえて脱がせない。動くたびにヒラヒラと、ブラが見え隠れするのが良いのだ。

スカートを持ち上げると、下もちゃんと紫色のショーツだった。大人の色合いと、陰毛が透けて見えるレース生地に鼻血が噴出してしまった。

「・・・・・・もう。本当に鼻血が出る人なんて、いるんですね」

処置をしてくれる高梨さんの胸を揉み、尻を触り、ショーツから指を入れて陰毛に触れる。
さすがにクリやヴァギナに指を入れることはしなかった。そこは超えてはいけないラインだ。

「さあ、満足されましたか?」
「もうダメです。高梨さん、して下さい。お願いします」
「・・・・・・しょうがない人ですね」

清拭の時に使う手袋を脱ぎ、俺の固くなった陰茎を上下にこすってくれた。
たったの十数秒、それだけで精液が噴出してしまう。

口は使ってくれなかったが、俺は満足していた。

「高梨さん」
「はい」
「俺、高梨さんにしてもらって、すごく嬉しかったです。またしてくれませんか」
「・・・・・・それは」
「今週中に退院になりますよね。もう、あと何回会えるのか分かりません。だから、ちゃんと素直に言います。・・・・・・して欲しい、退院してからでもいいです。最後まで、は、やっぱりダメだろうけど」
「・・・・・・」
「旅行とか行って、ホテルでパジャマになって、ダブルベッドでだらだらしてビール飲んで、ベランダから花火見て、高梨さんの身体をいじったり、いじられたりしたい。高梨さんが嫌だっていうことは絶対しないって約束します。手や口でして欲しい、俺もしたいです。高梨さんを、気持ち良くさせてあげたい」
「・・・・・・」
「乱暴なことは絶対しないです。高梨さんが嫌なら、寝る部屋は別々でもいいです。あなたともっと話したい、もっと声を聞いていたいんです。飽きたら捨ててもらっていいし、ストーカーとかそんなのにはならないです」
「・・・・・・舞さんのこと、は」
「舞さんは、今はすごく大切に思っています。最初はちょっとウザったいなって思ったけど、純粋で俺のことを好きだと言ってくれます。俺もその気持ちに応えたい、それは嘘じゃないです。でも、俺には高梨さんと、萌絵さんと過ごしたいって思う気持ちがあります。言わなかったらかっこ良く見えるかもだけど、格好悪くても気持ちを知ってもらいたい、伝えたいんです。もしこのままフラれても、あなたのことは最高の女性だって心から言えます。そんな人と時間を過ごしたい、それって自然なことですよね?舞さんには、言えないけど」
「・・・・・・どうして」
「え?」
「どうして、亮くんより先にマッチングで知り合ってくれなかったんですか?どうして、亮くんに言って欲しいことばっかり言うんですか?どうして、浮気されてつらい思いをして、絶対浮気しない、そう誓ったわたしに、浮気させようとするんですか。どうして」
「高梨さん」
「どうして、舞さんなんですか?舞さんと、おじいさんに気に入られちゃうんですか。どうしてわたしのいる病院に入院して来たんですか?どうして、亮くんの先輩なんですか。どうして・・・・・・」

高梨さんの瞳から、涙がこぼれた。
ナースコールが鳴る音がして、高梨さんはPHSを取り出して話し始めた。
毅然としたいつもの顔に戻ると、着衣を直す。

「・・・・・・済みません、勤務中なので。ナースステーションに戻ります」
「高梨さん、俺は」
「もう誘わないで下さい。もう、誘惑しないで下さい。もう連絡しないで。・・・・・・もう、声を、聞かせないで」

そう言うと、彼女は部屋を出ていった。
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