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<入院6日目>
しおりを挟む<入院6日目>
14時の面会時間。
「こ、こんにちは」
元坂嬢は、今日もやってきた。
扉をロックさせる。昨日の二の舞はごめんだ。
「昨日は中途半端でしたから、今日はちゃんと、最後までします!」
なぜ彼女のほうが気合を入れているのか。
「でも、宮田さん」
「ん?」
「わたし、あまりやり方が分からないのです。昨日もなんとなくしてみて、やっぱり難しいなって思いました。だから、教えてくれませんか?宮田さんが満足できる方法を」
「わかった。・・・・・・じゃ、服を脱いで」
「はい」
昨日のようにブラやショーツをちらりと見せるのもいいが、目の前で女性が脱ぐのを見るのは興奮が高まる。
たとえ元坂嬢のようなひょろひょろ低身長、胸ぺったんだろうと、徐々に脱いでいく姿を見るのは心が踊る。
果たして、今日はオレンジ色のブラとショーツだった。色っぽさは薄いが、若くて健康的で良い。
「ベッドの上に。俺の脚の間に寝そべるんだ」
「こう、ですか?」
俺が座って股を開いたところに寝そべり、股間がすぐ目の前に来るようにさせる。
「じゃ、しますね」
「よろしく」
ブラとパンティだけの女性が、股を開いて座った俺の股間を握っている。
上目つかいでペニスをコスっているのを眺めると、心の中でなにかのスイッチが入るような音がした。
元坂嬢は際立った美しさはないが、整った顔立ちは十分に美少女の範囲内と言える。
胸も薄く、くびれもヒップも子供のような体型であり、なんだか女子高生に性行為をさせているかのようだ。
そう考えると、イケナイ気持ちがむくむくと持ち上がってきた。
「た、立って、大きくなって、来ました」
「先端を舐めて」
「はい」
言われるがまま、元坂嬢は舌を俺の亀頭へ差し出した。
ぺろぺろと、本当にただ舐めているだけだ。だがそれもいい。
「もっと奥へ入れて」
「口の中全体に含むんだ」
「そう、もっと舌を使って」
注文をつけながら、俺は元坂嬢にフェラチオを要求した。
昨晩大量に抜いてもらったところだが、一晩経って十分にチャージされていた。
「出ます。・・・・・・口の中で受けて」
がし、と左手で彼女の黒髪を掴むと、ぐいぐいと数回動かし、口の中へと放出する。
そのまま、頭を前後に動かした。
「ぶあっ、げっ、ゲホゲホっ」
喉奥へ精液をぶち撒けられ、元坂嬢の顔が苦悶に歪む。
唾液とともに精液がこぼれ落ちた。
「口の中で、と言いましたよね」
「で、でも」
「ベッドにこぼれたじゃないですか」
「す、すみません。苦しくって」
「今度はちゃんとお願いします」
「はい、気をつけます」
しおしお、となる小さな頭を、左手でゆっくり撫でた。
「でも、してくれて嬉しかったです。ありがとう」
「お役に立てましたか?」
「ええ、とても。男にとってはすごく苦しくて、嬉しいことですから」
「良かった。私、男の人ってよく分からなくて。おじいちゃ・・・・・・お爺様はそんなこと知らなくていい、と言いますし、お父様もお母様も、まだ舞は知らなくてもいいからって」
お父様、お母様呼び、か。
お嬢様だなあ。
「ありがとう。もう服着てもらっていいですよ」
鍵はしてあるが、こんな下着姿にしているところを見つかったらさすがにヤバい。
賢者タイムが続く間に、証拠を隠滅しなくては。
「宮田さん。・・・・・・あの」
「なんですか?」
元坂嬢はスーツの上下を着直すと、俺に向き直った。
「これって、毎日したほうがいいんでしょうか」
「さすがに毎日はいいです。俺もそこまで欲求不満じゃありませんから」
本音では、毎日でもしたいけど。
「そうですか。・・・・・・良かった」
元坂嬢はホッと笑顔になった。
「あ、でも、宮田さんがしんどくなったらまた言って下さい。今日みたいなのでよければ、またお手伝いさせていただきます」
「お願いします。たぶん、また数日で溜まってきちゃうので」
「じゃあ、今日は金曜日だから、また3日後、月曜日でいいでしょうか?」
「はい」
「それでは、準備して参りますね。あ、でも毎日来ますから、しんどくなったら仰って下さい」
「はい」
「ではまた明日。失礼します」
達成感なのか、今日はなんだか晴れやかな顔で元坂嬢は病室から出ていった。
が、ドアの鍵をしていることを忘れていたらしく、何度かガタガタと扉を揺すっていた。
・・・・・・本当にドジなんだなあ。
見舞いに来た社長が、「あの子は何をやらせてもドジでな。会計をさせると計算を間違える、庶務に回すとコピー機を壊す、困ったもんだ」とそれは嬉しそうな顔で俺に話してきた。
目に入れても痛くない、可愛い孫娘、というところか。
・・・・・・そんな孫に、俺は今日なにをさせたのやら。
まあいいや。自分からなんでもする、って言ってたんだし。
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