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マスオ、王都に向かう1
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ミッテルンの街を占拠して、半年が経った。
気温が下がり、街の中の木々が茶色く色づいた。
マスオは精力的に活動した。兵を増やし、子を孕ませ、武器を作らせ、訓練を惜しまず、食料を増産させた。
捕虜の人間やエルフたちにはホブゴブリンの子を孕ませ、シオリたちにはワーウルフを、ヒメにはワーベアを産ませた。クイーンハーピィの卵からは多くのハイハーピィが生まれた。
ゴブリンにあちこちの村や集落を襲わせ、村娘を襲って数を増やさせた。
コボルドとダークエルフ、奴隷エルフたちに武器を鍛造させ。
ハーピィたちに樹海のリゴールの樹を植樹させ、回復の実を収穫して。
自らもユニコーンの角を作っては折り、折っては溜め込んで。
シオリとエミとテニスコートを作ったりして、テニスした後3人でお風呂に入ったりして、汗ばむ身体に種付けして。
ショーコにお茶の作法を習ったりして。
ハツミの希望でエルフの里の図書を管理させ、魔石に対する文献を探させて。
ハツミも、図書管理を命じたミッシュロルミも、そしてエルフの里を管理させていたマーサルヴァの妹、マイリアステラも、魔石による変身能力という文献はない、と報告してきた。
他にも調べ物を頼んだりしている間に仲良くなり、マーサルヴァに内緒で、妹マイリアステラとも逢瀬を重ねたり。
ファティナに産ませ、孕ませ、産ませ、孕ませ、また産ませ。他のエルフやダークエルフたちに真実を語らせ、ちゃんとお口でご奉仕できるまでに調教して。
それでもなお、勇者ナオヤたちも、ロンガロンド王国の兵士たちも現れなかった。
(さすがにおかしい)
マスオは思案した。
ミッテルンは人口5000人、ロンガロンド王国の中でも裕福な街であり、街道に面して交易の拠点となっていた場所である。なおかつ樹海に対する防壁の役割を担っていた。それは王国にとっても失うべからざる重要拠点であるはず。
それを放置する、あるいは放棄するのは変だ。
迎賓館にあった詳細な地図を睨み付けた。
ここミッテルンの街は、ロンガロンド王国の南西の端、西にひろく広がる樹海と王国、それに南側と東側、4つの境界点に位置している。やはり失っていいはずがない。樹海のある西側はともかく、これでは東のクィア君主国にも南のリンデン同盟にも無防備だ。
マスオはマーサルヴァを呼びつけると、偵察に出る、と告げた。
「偵察、ですか」
「ああ」
毎晩のように愛でている瑞々しい身体を服の上から撫で回しながら、マスオは計画を話した。
単身王都ロンドへと赴き、王城へ潜入し、どうなっているかを探り出す。
「ライカン様おひとりでは、危険すぎます」
「一人だからいいのさ」
いざとなれば、マスオはどうとでも逃げおおせる自信があった。
グリフォンやバットの姿で飛んで逃げてもいいし、レイスとなって王都の住民の命すべてを吸い尽くしてやってもいい。勇者ナオヤに見つかるなら返り討ちにしてやる。
念のため、ファティナの透明マントを持参することにした。
「留守を頼む」
「ご無事で」
マスオは朝早くに街を出た。狼の姿となり、一路街道を疾走する。
途中でいくつかの村、あるいは集落を見かけたが、全て無視した。
誰にも見つからずに走り続けること3日間、マスオは王都ロンドへとたどり着いた。
「身分証を見せろ。・・・・・・よし、通れ」
殺して奪った旅商人の許可証に金貨を添えて差し出すと、王都の城門を守る衛兵はあっさりと通してくれた。
兵士たちの表情には緊張のかけらすらなかった。とても戦争に備えている兵士とは思えないほどに。
(これが、王都か)
さすがに大きい。以前アカネが言っていたように、ミッテルンの街とは比べ物にならない大きさと人口だ。
王都の中の雰囲気は、平和の一言だった。
民衆にはミッテルン陥落のことなど伝わっていないのだろうか。あるいは、同じ国の中であっても無関心なのか。
商いの声は朗らかで、街の人々にも笑顔は絶えなかった。
(あいつらはどこだ。・・・・・・王城か)
街の中心部にある王城へと近づくと、夜を待ってコウモリに変身し、城の中へと近づいた。
夜陰に紛れた黒いコウモリは兵士たちに見咎められず、魔法的な障壁やアラームもなかった。これほど無警戒でいいのか、と敵ながら心配になってしまう。
あちこちの窓を眺めながら夜空を飛んでいると、ふと見知った顔ぶれが目に留まった。
(あいつらだ)
ナオヤたちは、赤いカーペットが豪華に敷かれた城の廊下を歩いていた。
装備はほとんど所持していないようだ。一瞬暗殺してやろうか、とも思う。だがここで襲うのは下策だろう。マスオは見失わないよう、慎重に窓から窓へと行方を追った。
やがて、彼らは大きなテーブルのある部屋へと入っていった。マスオは会議室のような部屋の窓のすぐ外へ、そっとぶら下がった。
「はやく・・・・・・べきだと言ってるんです!」
ナオヤの苛立った声が聞こえてきた。
さすが、コウモリは聴力がいい。
「ミッテルンには、まだシオリたちが囚われているんだ!一刻も早く、救い出して_____」
「されど、兵が足りませぬ」
別の声が聞こえた。低く、落ち着いた年配男性の声。
しかし、とナオヤが反論する声が響く。
「兵士は秋までに何とかする、そう仰ったはず!武器と装備も!だからこそこの半年間、待っていたのです!」
「ですが勇者殿、兵士は畑で生えてきたりはしないのですぞ。今は北からメイデン王国が、東からクィアー君主国が圧迫してきている。特にクィアー君主国とは小規模な衝突も始まっている。国境の兵士も増員せざるを得ない」
なるほどなあ、マスオは納得した。
道理で、兵が送られて来ないわけだ。
「それに、武具も揃っておりませぬ。樹海のエルフ族に発注したはずが、一切連絡が取れないのです」
「だが」
「あの戦いで、我々は大勢の兵士を失った。これ以上失えば、国家の存亡にも関わることになります」
「では、まだ待て、と?」
「あのオーガ、いやワーウルフを仕留め損なったのは失敗でしたな、勇者殿」
反論する声には、少し皮肉の色が混じっていた。
くっ、とナオヤが声に詰まる。
「・・・・・・とどめを刺すところだったんだ。だが、突然捕虜の女たちのひとりがクマに変身して、あいつを」
「いずれにせよ、討伐に失敗したことは確かです。我々とてミッテルンは奪還したい、あの街がなくなって、南のリンデン同盟との交易も樹海からの特産品も滞り、王都へ入ってくる金貨も食料も減っている。あの街は南のリンデン同盟、東のクィアー君主国への備えでもあった。それが失われたままではあまりに痛い」
「だったら」
「だが、大量のゾンビどもに守られたあの街を奪還するには、少なく見積もっても4千の兵士が必要です。それをすぐ用意できるだけの余裕は、いま我が国にはありませぬ。どうか、伝承に歌われた偉大なる勇者の真の力を、今ここで見せていただきたい」
「・・・・・・我々だけで奪還せよ、と?」
「いかがですかな?」
「・・・・・・いいでしょう。王国の力は借りず、わたしたちだけでやります」
ナオヤは踵を返すと、会議室を出ていった。
斧タカヒコ、槍マサヒトにアカネ、白河サキもそれに続く。
「・・・・・・ったく、あいつら、全部俺たちのせいにしやがってよ」
「まあ、しょうがありませんね。実際のところ、ボスを討ち漏らしたのは我々ですから。我々の手で始末をつけなければなりません」
「それにしても、兵士のひとりも出さないってのはケチだよね」
「でも、わたしたちだけで勝てるかな、あの強いオーガに」
口々に言いつつ、彼らは廊下を去っていった。
さて、どうするか。マスオは思案した。
このまま会議室の盗聴を続けるか、あるいは勇者ナオヤたちを追いかけるか?
会議室ではまだ大臣らしき人物や、ナオヤと話をしていた役人らしき人物の声がボソボソと漏れ聞こえていた。重要情報があるかもしれない。
反面、王国側にはいまミッテルンを攻め落とす気がない、ということが判明した。ならば。
マスオはゆっくりと舞い降り、城門近くの木の枝に止まった。
果たして、数分もせずに勇者一行が現れ、王城を出て近くの宿へと吸い込まれていった。
マスオはワーバットにしてヴァンパイア、外見上は子供にしか見えない存在へと姿を変え、あとをつけた。他の客に紛れ、宿のドアをくぐる。
(わお)
気温が下がり、街の中の木々が茶色く色づいた。
マスオは精力的に活動した。兵を増やし、子を孕ませ、武器を作らせ、訓練を惜しまず、食料を増産させた。
捕虜の人間やエルフたちにはホブゴブリンの子を孕ませ、シオリたちにはワーウルフを、ヒメにはワーベアを産ませた。クイーンハーピィの卵からは多くのハイハーピィが生まれた。
ゴブリンにあちこちの村や集落を襲わせ、村娘を襲って数を増やさせた。
コボルドとダークエルフ、奴隷エルフたちに武器を鍛造させ。
ハーピィたちに樹海のリゴールの樹を植樹させ、回復の実を収穫して。
自らもユニコーンの角を作っては折り、折っては溜め込んで。
シオリとエミとテニスコートを作ったりして、テニスした後3人でお風呂に入ったりして、汗ばむ身体に種付けして。
ショーコにお茶の作法を習ったりして。
ハツミの希望でエルフの里の図書を管理させ、魔石に対する文献を探させて。
ハツミも、図書管理を命じたミッシュロルミも、そしてエルフの里を管理させていたマーサルヴァの妹、マイリアステラも、魔石による変身能力という文献はない、と報告してきた。
他にも調べ物を頼んだりしている間に仲良くなり、マーサルヴァに内緒で、妹マイリアステラとも逢瀬を重ねたり。
ファティナに産ませ、孕ませ、産ませ、孕ませ、また産ませ。他のエルフやダークエルフたちに真実を語らせ、ちゃんとお口でご奉仕できるまでに調教して。
それでもなお、勇者ナオヤたちも、ロンガロンド王国の兵士たちも現れなかった。
(さすがにおかしい)
マスオは思案した。
ミッテルンは人口5000人、ロンガロンド王国の中でも裕福な街であり、街道に面して交易の拠点となっていた場所である。なおかつ樹海に対する防壁の役割を担っていた。それは王国にとっても失うべからざる重要拠点であるはず。
それを放置する、あるいは放棄するのは変だ。
迎賓館にあった詳細な地図を睨み付けた。
ここミッテルンの街は、ロンガロンド王国の南西の端、西にひろく広がる樹海と王国、それに南側と東側、4つの境界点に位置している。やはり失っていいはずがない。樹海のある西側はともかく、これでは東のクィア君主国にも南のリンデン同盟にも無防備だ。
マスオはマーサルヴァを呼びつけると、偵察に出る、と告げた。
「偵察、ですか」
「ああ」
毎晩のように愛でている瑞々しい身体を服の上から撫で回しながら、マスオは計画を話した。
単身王都ロンドへと赴き、王城へ潜入し、どうなっているかを探り出す。
「ライカン様おひとりでは、危険すぎます」
「一人だからいいのさ」
いざとなれば、マスオはどうとでも逃げおおせる自信があった。
グリフォンやバットの姿で飛んで逃げてもいいし、レイスとなって王都の住民の命すべてを吸い尽くしてやってもいい。勇者ナオヤに見つかるなら返り討ちにしてやる。
念のため、ファティナの透明マントを持参することにした。
「留守を頼む」
「ご無事で」
マスオは朝早くに街を出た。狼の姿となり、一路街道を疾走する。
途中でいくつかの村、あるいは集落を見かけたが、全て無視した。
誰にも見つからずに走り続けること3日間、マスオは王都ロンドへとたどり着いた。
「身分証を見せろ。・・・・・・よし、通れ」
殺して奪った旅商人の許可証に金貨を添えて差し出すと、王都の城門を守る衛兵はあっさりと通してくれた。
兵士たちの表情には緊張のかけらすらなかった。とても戦争に備えている兵士とは思えないほどに。
(これが、王都か)
さすがに大きい。以前アカネが言っていたように、ミッテルンの街とは比べ物にならない大きさと人口だ。
王都の中の雰囲気は、平和の一言だった。
民衆にはミッテルン陥落のことなど伝わっていないのだろうか。あるいは、同じ国の中であっても無関心なのか。
商いの声は朗らかで、街の人々にも笑顔は絶えなかった。
(あいつらはどこだ。・・・・・・王城か)
街の中心部にある王城へと近づくと、夜を待ってコウモリに変身し、城の中へと近づいた。
夜陰に紛れた黒いコウモリは兵士たちに見咎められず、魔法的な障壁やアラームもなかった。これほど無警戒でいいのか、と敵ながら心配になってしまう。
あちこちの窓を眺めながら夜空を飛んでいると、ふと見知った顔ぶれが目に留まった。
(あいつらだ)
ナオヤたちは、赤いカーペットが豪華に敷かれた城の廊下を歩いていた。
装備はほとんど所持していないようだ。一瞬暗殺してやろうか、とも思う。だがここで襲うのは下策だろう。マスオは見失わないよう、慎重に窓から窓へと行方を追った。
やがて、彼らは大きなテーブルのある部屋へと入っていった。マスオは会議室のような部屋の窓のすぐ外へ、そっとぶら下がった。
「はやく・・・・・・べきだと言ってるんです!」
ナオヤの苛立った声が聞こえてきた。
さすが、コウモリは聴力がいい。
「ミッテルンには、まだシオリたちが囚われているんだ!一刻も早く、救い出して_____」
「されど、兵が足りませぬ」
別の声が聞こえた。低く、落ち着いた年配男性の声。
しかし、とナオヤが反論する声が響く。
「兵士は秋までに何とかする、そう仰ったはず!武器と装備も!だからこそこの半年間、待っていたのです!」
「ですが勇者殿、兵士は畑で生えてきたりはしないのですぞ。今は北からメイデン王国が、東からクィアー君主国が圧迫してきている。特にクィアー君主国とは小規模な衝突も始まっている。国境の兵士も増員せざるを得ない」
なるほどなあ、マスオは納得した。
道理で、兵が送られて来ないわけだ。
「それに、武具も揃っておりませぬ。樹海のエルフ族に発注したはずが、一切連絡が取れないのです」
「だが」
「あの戦いで、我々は大勢の兵士を失った。これ以上失えば、国家の存亡にも関わることになります」
「では、まだ待て、と?」
「あのオーガ、いやワーウルフを仕留め損なったのは失敗でしたな、勇者殿」
反論する声には、少し皮肉の色が混じっていた。
くっ、とナオヤが声に詰まる。
「・・・・・・とどめを刺すところだったんだ。だが、突然捕虜の女たちのひとりがクマに変身して、あいつを」
「いずれにせよ、討伐に失敗したことは確かです。我々とてミッテルンは奪還したい、あの街がなくなって、南のリンデン同盟との交易も樹海からの特産品も滞り、王都へ入ってくる金貨も食料も減っている。あの街は南のリンデン同盟、東のクィアー君主国への備えでもあった。それが失われたままではあまりに痛い」
「だったら」
「だが、大量のゾンビどもに守られたあの街を奪還するには、少なく見積もっても4千の兵士が必要です。それをすぐ用意できるだけの余裕は、いま我が国にはありませぬ。どうか、伝承に歌われた偉大なる勇者の真の力を、今ここで見せていただきたい」
「・・・・・・我々だけで奪還せよ、と?」
「いかがですかな?」
「・・・・・・いいでしょう。王国の力は借りず、わたしたちだけでやります」
ナオヤは踵を返すと、会議室を出ていった。
斧タカヒコ、槍マサヒトにアカネ、白河サキもそれに続く。
「・・・・・・ったく、あいつら、全部俺たちのせいにしやがってよ」
「まあ、しょうがありませんね。実際のところ、ボスを討ち漏らしたのは我々ですから。我々の手で始末をつけなければなりません」
「それにしても、兵士のひとりも出さないってのはケチだよね」
「でも、わたしたちだけで勝てるかな、あの強いオーガに」
口々に言いつつ、彼らは廊下を去っていった。
さて、どうするか。マスオは思案した。
このまま会議室の盗聴を続けるか、あるいは勇者ナオヤたちを追いかけるか?
会議室ではまだ大臣らしき人物や、ナオヤと話をしていた役人らしき人物の声がボソボソと漏れ聞こえていた。重要情報があるかもしれない。
反面、王国側にはいまミッテルンを攻め落とす気がない、ということが判明した。ならば。
マスオはゆっくりと舞い降り、城門近くの木の枝に止まった。
果たして、数分もせずに勇者一行が現れ、王城を出て近くの宿へと吸い込まれていった。
マスオはワーバットにしてヴァンパイア、外見上は子供にしか見えない存在へと姿を変え、あとをつけた。他の客に紛れ、宿のドアをくぐる。
(わお)
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