異世界モンスターに転生したので同級生たちに復讐してやります

るふぃーあ

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マスオ、勇者と戦う4

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***


丸一日の間、マスオは眠っていた。
激しい高熱が出て、悶え苦しみ、うなされた。王の間で寝かされ、ゴブリナやコボルナたちが入れ替わりでタオルに水を浸し、全身を冷やしてくれた。

樹海から運んできた回復の果実を、ゴブリナたちが口へ押し込んでくれた。吐き気が止まらなかったが、必死の思いで咀嚼し、飲み下した。
夜が明ける頃には、もう痛みも消え、食欲も回復していた。

(腕は・・・・・・まだだめだな)

肩口で切断された腕は、5センチほど生え始めていたものの、完全回復にはほど遠いものだった。
今襲われたら終わりだ、そう思った。あいつらはいつ頃街に戻り、被害を報告するだろうか。
ナオヤは王子として転生した身だ。回復は手厚く、討伐隊も速やかに編成されるだろう。今度は大規模な軍勢が差し向けられる可能性がある。あるいは、もっと強敵を連れて。

(しばらくオーガの身体は無理だな)

ホブゴブリンへと変身する。
たちまち腕も元通りになった。どういう仕組みかは分からない。

よろよろと起き上がり、奥の間へと向かう。
エミやシオリが一斉に礼をした。
その奥、寝所の一番奥のベッドに、彼女が寝かされていた。

アカネ。
憎むべき弓使い。
こいつには、日本にいる頃から「お世話」になった。

(おーちーろー)

あの掛け声。
定かではないが、言い出したのはアカネだ、そうマスオは確信していた。いつも蔑むような目で見下し、タカヒコらとつるんでマスオをバカにしていた。パシリに使われたこともある。
それにゴブリナの仇であることは明白だ。こいつにはいくら罪を償わせても足りない。

アカネへと脚を踏み出すと、目の前で誰かが腕を広げた。
ショーコ。

「お願い、彼女は怪我をしているの。どうか_____」

ぶん。
腕を振り払う。

「きゃっ!」

ガツン。
ショーコは壁に叩きつけられた。失神してずるずる、と床に倒れる。こめかみから血が流れていた。

これでも手加減したつもりだ。こいつにも、まだまだ子を孕んでもらわねばならない。
だが、王に対する不敬は許されない。身の程を知れ。

寝かされているアカネへと近づく。
既に武装は解除されていた。弓と身につけていた短剣、それに高級そうな革鎧。髪飾りに指輪も、身につけていたものは装備を解除されていた。

爪の先でつつくと、ゆっくりとアカネは目を開いた。

「あ・・・・・たし・・・・・・どうして・・・・・・」

そして、ハッとマスオを見上げる。
険しい顔で自分を見下ろす、巨大なホブゴブリンを。

「あ、あんた、は」
「グルルルッ」

アカネ。
そう言いたかったが、日本語にはならなかった。

「あ、あんた、みんなを」
「ううん、ナオヤくんたちは無事。・・・・・・でも」

逃げた。
アカネを置いて。

そこまでは、エミも言えなかった。
だが、アカネは察したらしい。

「そっか。・・・・・・あとはみんな無事、なんだ」
「・・・・・・うん」
「ありがと、エミ。・・・・・・わたしだけ、なんだ」

捕まったのは。
そして、今からどうなるか。だいたい分かっている。

「・・・・・・あんたの思い通りにはならない。舌を噛んで死んでやる」

へえ。やってみろよ。
マスオは口の端を歪めた。
びりり、と音を立て、アカネの服を破る。

「ああ・・・・・・」

エミは顔を背け、耳を塞いだ。
シオリとハツミは立ち上がり、奥の間のさらに奥へと姿を消した。見たくない、というように。

「あんたの、あんたみたいな怪物の、思い通りに、なんか。・・・・・・な、ならない、ん、だから!あ、ああああ!ああああああああああ!」

ビリ。ビリビリ。
あっけなく下着まで破り捨てられた。かなり高級なものを身に着けていたようだ。

「い、いやああああ!やめて、やめてええええ!マサヒト!マサヒトぉ!ナオヤぁ!たすけて、助けてえええええ!」

ごぶり。
マスオが体内へと侵入する。
乙女ではない、その肉体。破瓜の痛みはなかった。
だが、これほど巨大な陰茎を押し込まれたこともなかった。

身体を貫く痛みに、アカネは舌を噛むことなど忘れ、ただ絶叫を上げた。
イボイボと節くれだった陰茎が膣壁を削り、痛めつけた。

「イヤああああああああっ!」
「グルオオオオオ」

早くも押し寄せた射精感に、マスオは喉を鳴らし、アカネの腰を強く抱き寄せた。

「ひっ!だめ、だめえ!中は、中には出さないで!やめてえええ!いや、いやあ!中は、なかはいやあああああ!」

どぶっ。
牛乳パック2本分もの液体が、アカネの膣と子宮を満たした。
中に収まりきらず、たちまち両足を伝って外へ溢れ出す。

「あああ・・・・・・出されて・・・・・・こんな、怪物に・・・・・・」

つう、と涙が伝う。
だが、マスオは感じていた。アカネの膣がヒクヒクと蠢き、腰が震えているのを。

こいつ、この状況で感じてやがる。
なら、遠慮することはないな。
放っても全く衰えないモノを、再びマスオは動かし始めた。

「ま、待って、やめて、おねがい、もうやめて、やめてえぇぇ・・・・・・」

アカネは弱々しく、マスオの胸板を腕で押し返した。
だが、抵抗と言うにはあまりに脆弱だ。マスオは構うことなく、先程にも増して激しく腰を動かした。

「だ、だめ、お願い、中には、中には出さないで・・・・・・え、あ、あぶっ!」

口の中に、巨大なペニスが突っ込まれた。
先程と同じくらいの量の精液を、その口の中へと放出する。

どうだ。
お望み通り、中には出さないでやったぞ。さあ、飲めよ。

喉の一番奥へと突き刺し、食道を満たし胃袋へ入る勢いで放出してやった。

「うっ・・・・・・ぐ、お・・・・・・っ」

アカネは白目を剥き、嘔吐するとあっけなく失神した。
なんだ、たったの2回か。あっけない。
念のため、もう一発膣内へ放出しておいてやった。早く孕まないかな。その時の表情が楽しみだ。

マスオは満足してアカネから離れると、耳を塞いだままのエミに近づいた。
腕を掴み、持ち上げる。

「い、痛っ・・・・・・ご、ごめんなさい」

マスオはエミを睨みつけた。
こいつ、さっきの戦いで、何か言ってたな。
確か、逃げて、だったか。

「グル」
「ご、ごめんなさい!許して、許して下さい!お願いします!」

ひれ伏すエミの両脚を広げ、イキリ勃ったままのモノを押し込む。
こいつは産んだばかりだ。また次の種を仕込まないとな。
ぶるっ、と腰が震え、樹液を体奥へと送り込んだ。

次はショーコだ。
壁に叩きつけられ、まだ失神したままだ。
こいつも、さっきナオヤたちに声援を送っていた。確かアカネにも。

(ナオヤたちが救助してくれると、期待してたんだろうな)

さっきの戦いはギリギリだった。少しでも間違っていたら、今ごろマスオの首は胴体と離れていただろう。
遠慮する必要は全くない。マスオは子を残しておかねばならなかった。自分が生きた証を、少しでも多くのメスに。
失神したままのショーコの身体を開き、貫く。

「あ、あああ」

途中で目が覚めたようだ。構わずに続ける。
どぶり。
多少薄くなった体液を、ショーコの中へ送り込んだ。

(死ぬことを意識したから、かな)

別の間へと逃げていたハツミとシオリも追いかけ、続けて犯すと、マスオは少し冷静になった。
死を眼前にすると、生き物は生存戦略に走るのかもしれない。

異様な性欲を解消して、マスオはようやく満足して眠りにつくことができた。


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