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こんなにも…
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車の中で賢斗の告白を受けてから1ヶ月が過ぎ、俺は店長から声をかけてもらい正社員として働くことになった。今日はそのお祝いに賢斗がうちに来ることになっている。賢斗がうちに来るのは久々だ。俺は主人の帰りを待つ犬のようにそわそわとドアが開く瞬間を待っている。
「おじゃましまーす」
ドアが開いて賢斗の声がした。俺はソファに寝転がって雑誌を開いた。別に雑誌が読みたかったわけじゃない。何となく、賢斗が来るのを楽しみに待っていたことを悟られたくなくて雑誌を開いた。
「彰良さん!おめでとうございます!彰良さん甘いのとか食べてるイメージ無いんですけど一応これ、ケーキっす。冷蔵庫入れといていいすか?」
「マジ?嬉しい。今日の夜一緒に食べようか。」
普段甘いものを自分から好んで食べることはしないが賢斗からの贈り物なら喜んで食べる。賢斗は荷物を置くと俺の横に並んだ。
「彰良さん、今日セックスしますか?」
「うん、いいの?」
「はい。ちゃんと準備してきました」
「え、してきたの?一緒にやろうって言ったのに」
賢斗は首をブンブンと振って「絶対に嫌!あんなん見られるの恥ずかしすぎる」と言った。
俺達はあれからそういった行為を一切していなかったし口にも出していなかった。したい気持ちはあったが賢斗のことを考えてゆっくり進めていきたい気持ちがあった。だから今日、賢斗の方から言ってきてくれたのはとても嬉しい。
「準備大変やったやろ?」と言うと賢斗は「僕もずっとしたかったんで…」と言ってキスしてきた。それから俺の首筋に彼の唇が触れた。乳首を触る手のまだ慣れていない、初々しい感じがたまらなく可愛い。俺はその手をとってもう一度キスした。
賢斗の手の中でペニスが大きくなるのを感じながら俺は賢斗の髪に触れ、それからキスをした。お互いの身体に触れ合い、少しづつ火照り、呼吸が乱れていく。賢斗のペニスに触れると熱く、硬くなっている。俺は賢斗の膝の上に寝そべり、それを咥えて舌でなぞりながら動かした。口の中でカウパーが溢れ出し、大きくなるのが分かる。
「それ、ヤバい…」
賢斗が声を震えさせているのを聞いてペニスの根元から先端まで優しく舌で撫でてそれからまた咥える。
「ヤバいヤバい…!」
賢斗は俺の頭を押さえて「もう、これ以上はだめです…!」と言った。それから「僕もします」と言って俺のペニスを咥えた。最初は慣れない感じがかわいいと思いながら見ていたが途中でペニスを咥えた賢斗と目が合って思わず声が漏れそうになり下唇を噛んだ。
「もういいよ、賢斗。入れたくなる…」
賢斗は口を離すと「入れて欲しいです」と言った。「大丈夫です。ちゃんと準備したから…大丈夫なはず…」
「大丈夫。ゆっくりする。」
賢斗の身体を抱きしめてキスするとこんなにも愛おしいものは他にないと思えた。
「おじゃましまーす」
ドアが開いて賢斗の声がした。俺はソファに寝転がって雑誌を開いた。別に雑誌が読みたかったわけじゃない。何となく、賢斗が来るのを楽しみに待っていたことを悟られたくなくて雑誌を開いた。
「彰良さん!おめでとうございます!彰良さん甘いのとか食べてるイメージ無いんですけど一応これ、ケーキっす。冷蔵庫入れといていいすか?」
「マジ?嬉しい。今日の夜一緒に食べようか。」
普段甘いものを自分から好んで食べることはしないが賢斗からの贈り物なら喜んで食べる。賢斗は荷物を置くと俺の横に並んだ。
「彰良さん、今日セックスしますか?」
「うん、いいの?」
「はい。ちゃんと準備してきました」
「え、してきたの?一緒にやろうって言ったのに」
賢斗は首をブンブンと振って「絶対に嫌!あんなん見られるの恥ずかしすぎる」と言った。
俺達はあれからそういった行為を一切していなかったし口にも出していなかった。したい気持ちはあったが賢斗のことを考えてゆっくり進めていきたい気持ちがあった。だから今日、賢斗の方から言ってきてくれたのはとても嬉しい。
「準備大変やったやろ?」と言うと賢斗は「僕もずっとしたかったんで…」と言ってキスしてきた。それから俺の首筋に彼の唇が触れた。乳首を触る手のまだ慣れていない、初々しい感じがたまらなく可愛い。俺はその手をとってもう一度キスした。
賢斗の手の中でペニスが大きくなるのを感じながら俺は賢斗の髪に触れ、それからキスをした。お互いの身体に触れ合い、少しづつ火照り、呼吸が乱れていく。賢斗のペニスに触れると熱く、硬くなっている。俺は賢斗の膝の上に寝そべり、それを咥えて舌でなぞりながら動かした。口の中でカウパーが溢れ出し、大きくなるのが分かる。
「それ、ヤバい…」
賢斗が声を震えさせているのを聞いてペニスの根元から先端まで優しく舌で撫でてそれからまた咥える。
「ヤバいヤバい…!」
賢斗は俺の頭を押さえて「もう、これ以上はだめです…!」と言った。それから「僕もします」と言って俺のペニスを咥えた。最初は慣れない感じがかわいいと思いながら見ていたが途中でペニスを咥えた賢斗と目が合って思わず声が漏れそうになり下唇を噛んだ。
「もういいよ、賢斗。入れたくなる…」
賢斗は口を離すと「入れて欲しいです」と言った。「大丈夫です。ちゃんと準備したから…大丈夫なはず…」
「大丈夫。ゆっくりする。」
賢斗の身体を抱きしめてキスするとこんなにも愛おしいものは他にないと思えた。
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