いたずらてんしとうれしいのほし

戸波ミナト

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いたずらてんしとうれしいのほし

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「どうもありがとう おつかれさま」

てんしとサンタさんとトナカイさんは
おつかれさまのパーティーをひらきます
サイダーのあわがパチパチはじけ
アップルパイはほかほかさくさく
おいしいりょうりとおいしいおかし
うれしいのほしもとびだして
きゃらきゃらきゃらとわらいます

「それでも、こら、いたずらっこ
 わしらのおやつをくすねたな」

サンタさんがえがお半分でしかるから
おみやげのアップルパイはちょっとおおきめたくさんめ
サンタさんとトナカイさんは
うれしいのほしたちをひきつれて
サンタの国へ帰っていきます

ひとりになったいたずらてんし
「お手伝いもたのしかったな」
ほおを真っ赤につぶやくと
うれしさにあふれた胸からぴょこん
うれしいのほしがとびだしました
「こどもたちのびっくりするかお
 とってもわくわくしたね
 さあ、つぎはどんなびっくりをとどけよう?」
いたずらっこから生まれたほしは やっぱりいたずらっこのようです


そうして
いたずらっこのてんしと
いたずらっこのうれしいのほしは
今日もどこかでだれかをびっくりさせています
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