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エウディさんのあの言葉は、私に向けて?バカな事は考えない、チャンスを見つけたら逃げろ。それから、またね。
今は無理をせず、チャンスを見つける。それから、多分エウディさんはまた助けに来てくれる。助けてもらうとして、この館に入り込むのも逃げるのも無理……、なら、私は抵抗せずレックスと船に乗ればいい。
次の日、船出は穏やかだった。お付きの人は少なく、しかし船は大きい。
「貸切だ。前はグール達がメインだったが、今回は俺とサヤのための船だ」
レックスは船出までが不調のピークで、そこから徐々に回復していった。多少増えたスキンシップのせいでは無いと思う。くだんの怨詛が抜けてきたのか、陸で使用していたエネルギーが不要になったからか、彼はゆっくりと私をもてなす……。長い長い前戯の様に。
二日経った夜。早くて明日の夜、遅くても明後日中にイベントは始まってしまう。そんな時、四六時中側にいたレックスがクロノさんに呼び出された。クロノさんはこの日の昼に乗船してきて、私の検査をしていた。
彼は「エウディはまだ捕まっていません。なのでご安心ください」と小さな声で告げてきた。ご安心して、レックスの物になるなんて真っ平だと思ったが、そのクロノさんのお陰で私は30分の一人歩きが許された。
レックスが「……医者の許可がでたら、一緒に風呂でも入るか?」と冗談めかしたので、「うん、じゃあちょっと緊張してるから、独身最後の散歩でもしてきていい?」と切り出したら、アッサリと通ったのだ。
しかし、当ては無い。何となく船の甲板を一回り。ダメなら海に飛び込もうか。流石の私でもこの高さで、視界が何故か効かない南の海域で飛んだら多分助かりはしない。後15分。もう一周する前に、船全体を見て見る事にした。海の中は見えない、でも船やその周辺程度なら心で見れる……。
彼の姿を感じた。胸がどくんと脈打つ。嘘、だ。
怪しまれない様に、船の後ろ側、私達の部屋の一番遠くに来た。
「アル、バートさん?」
『ちょお、顔見にきた』
本能型のアルバートさんが、スクリューの泡に紛れてうまく並走している。一歩間違えれば命はない。
「そんなとこ、危ない、です」
『もしサヤがここまで飛んで来るんやったら、絶対怪我させへんで?』
危ないと心配したのはアルバートさんの身だ。だけど、私は彼の元に飛ぶことに不安は無かった。
「……私の話を聞かなくて、勝手に幸せになれとか言って、去って行ったのに。今更じゃ無いですか?私、どれだけっ!」
今言っても仕方ない。今は時間が無い。分かっているのに、色んな想いが溢れて仕方ない。
『ほんまやな。アホな男やろ。サヤが泣いとる聞いてのこのこ出て来てもうたわ』
「……アルバートさんは、ずるいです」
私は躊躇なく飛んだ。落下時間は長く、その間にアルバートさんは上半身が人型に戻った。その耳にも口にも鎖は無い。
……!
全身でバネの様に弾性を持たせて、私は痛みも音もなくアルバートさんの腕の中に着地した。そのまま水中まで沈む。暗い海でも身体の馴染みは良くて、苦しさは感じなかった。ただし、ドレスが水を吸って重い。
沈み切った所で、彼は一瞬だけ私を抱きしめた。抱き返す事も思いつかない位の短時間で、私は自分の心を知ってしまう。ここにずっと帰りたかった。
……空気を吸わなきゃ。意識して吸わないと。水面に上がろうとした私にアルバートさんは口付けで空気を送ってくれた。
あの時の感覚が戻ってきて、かぁっと血がのぼる。でも、本能型に戻ったアルバートさんは何も気にせず『ほな帰るで、首に捕まり』と言って背中に乗せた。
水中の中、船からは見えにくい場所を走る様に泳いで、私達は南の海を奥に進んで行った。
胸が痛い。やっぱり自分はこの人が好きだ。
アルバートさんの首に巻きつけてる腕に少しだけ力を込めると、彼は少しだけスピードアップした。
何度か空気を貰いながら、恐らく船からの視界からとうに外れた頃、小さな岩島まで来た。以前の島とは違い、そこそこの大きさがあって、身が隠せる洞穴まである。
「ここで待ち合わせや」
アルバートさんは私をしまに上げて、彼も人間型に戻った。
洞穴は本能型の彼が隠れるには少し小さい。
「そのままやと冷えるか。って言うても、それ脱ぐわけにはいかへんやんな?」
「大丈夫です。下にインナーワンピース着てるので」
重い華やかなドレスを脱ぐと一気に体は軽くなった。ただし、脱いだ方が寒い。
「こっちや」
洞穴の中で、私はアルバートさんに温めてもらう。包み込まれるように抱きしめられると、それだけで心臓が口から出そうになった。
「んな顔すんなや。こっちまで恥ずかしなるやん」
「す、すみません」
無理無理無理無理。これは魅了のせい?それとも純粋な気持ち?
はっと気がついて、アルバートさんの香りを嗅ぐ。意識して嗅いでも、あのグールの香りはしない……?
「サヤ?どしたんや?」
突然匂いを嗅ぐという怪しい動きをした私にアルバートさんは少し心配そうに尋ねた。
「アルバートさんは……魅了の香りが、しない?」
「今はそうかもしれへんな」
「どうしてですか?」
私が側にいる。鎖は無い。何かがあったはずだ。
「今は帝国とは違う奴らと取引しとんねん。そっから給餌……純粋な命のエネルギーだけもろとるから、満たされまくってて生物として魅了の必要が無い。ほんで、少し資質も深まったし完全に止められるようになってん」
「そんな事ができるなんて……」
「すごい奴らがおるもんやな」
「じゃあ、食欲とか発作とかは?」
「今はあらへん」
良かった。本当に良かった。管理下から外れた、という事はエウディさんのようにお尋ね者になったのかもしれない。それでも、彼なら例えば未開の地などで生活すれば不便はあっても困る事は無い。彼なら逃げ切れる。
「自分、結構泣き虫やな」
「え、あ」
アルバートさんに涙を舐め取られて、私は泣いていた事に気がついた。
「もう、必要無いんじゃ?」
「もろとるエネルギーも無限や無いし、節約させてもらうわ。……結局また泣かしてしもた」
舌先が温かく、私はもっと泣きたくなった。
「……取引がどんなのか伺っても?可能ならお手伝いしたい、です」
新しい取引は帝国の敵に回っても良いと思うような仕事のはず。それに、私は彼のそばに居たい。
「自分、やらならあかん事あるやろ。記憶取り戻したり」
「そうですけど、私は……アルバートさんの側に居たいです」
「サヤ……」
「魅了されて無くても、私はやっぱりアルバートさんが好き、です」
エネルギーの節約のためだけでも、側において欲しい。
もしかしたら、エネルギーの必要がなくなって私への想いがアルバートさんには無くなったかもしれない。それでも。
応えてもらえないだろう、と覚悟しながら彼に口付ける。軽いキスに彼はやはり応えてはくれない……。
刹那私は彼に抱き寄せられた。
そして、彼の腕の中で私は彼に深く口付けられた。
「ほんま、不思議やわ。空腹感じひんのに、止められへんとか」
陸上で、私は彼に空気をもらいながら何度も口付けを交わした。海の中と違い、空気は足りなくなって息が上がる。彼の唇は私の首筋に下がり、レックスからもらったネックレスは噛みちぎられた。バラバラと龍の鱗と真珠が落ちる音の中、彼は私の首筋を強く吸った。
「アルバートさん?どうして?」
応えてもらった嬉しさより、困惑が勝った。このまま結ばれる事の喜びより、彼の心が欲しくて。
「……今日、船の上におった時みたいな顔させとうて、自分諦めたんちゃうんじゃ。なんで、幸せになっとらへんねんっ!」
「……っ」
勝手な人。貴方の側以外で心から笑えるはず無いのに。
どの幻覚の愛撫とも違う、快感と緊張で目を瞑ったが、アルバートさんはそれ以上は進まなかった。
「アル、バートさん?」
「……ここまで、やな。あいつらに見せるつもりはあらへんし」
あいつら?
「サヤ、俺もう自分の心から逃げきれへんと思うわ」
アルバートさんがそう言った瞬間、洞穴の中に彼らが現れた。
「なーんーでー、途中でやめるかなぁ?ちょーいい感じだったじゃない?据え膳食わぬは男の恥って言葉知らない?」
「ねぇさんだけ覗けるのずるい!」
「ちょっと、リード!デリカシーなさ過ぎですわ!」
「ひゃっ!」
現れたのは、エウディさん、リードさん、そして……フィフィさん?
「船戻るで」
混乱のまま、私はアルバートさんに抱き上げられた。
今は無理をせず、チャンスを見つける。それから、多分エウディさんはまた助けに来てくれる。助けてもらうとして、この館に入り込むのも逃げるのも無理……、なら、私は抵抗せずレックスと船に乗ればいい。
次の日、船出は穏やかだった。お付きの人は少なく、しかし船は大きい。
「貸切だ。前はグール達がメインだったが、今回は俺とサヤのための船だ」
レックスは船出までが不調のピークで、そこから徐々に回復していった。多少増えたスキンシップのせいでは無いと思う。くだんの怨詛が抜けてきたのか、陸で使用していたエネルギーが不要になったからか、彼はゆっくりと私をもてなす……。長い長い前戯の様に。
二日経った夜。早くて明日の夜、遅くても明後日中にイベントは始まってしまう。そんな時、四六時中側にいたレックスがクロノさんに呼び出された。クロノさんはこの日の昼に乗船してきて、私の検査をしていた。
彼は「エウディはまだ捕まっていません。なのでご安心ください」と小さな声で告げてきた。ご安心して、レックスの物になるなんて真っ平だと思ったが、そのクロノさんのお陰で私は30分の一人歩きが許された。
レックスが「……医者の許可がでたら、一緒に風呂でも入るか?」と冗談めかしたので、「うん、じゃあちょっと緊張してるから、独身最後の散歩でもしてきていい?」と切り出したら、アッサリと通ったのだ。
しかし、当ては無い。何となく船の甲板を一回り。ダメなら海に飛び込もうか。流石の私でもこの高さで、視界が何故か効かない南の海域で飛んだら多分助かりはしない。後15分。もう一周する前に、船全体を見て見る事にした。海の中は見えない、でも船やその周辺程度なら心で見れる……。
彼の姿を感じた。胸がどくんと脈打つ。嘘、だ。
怪しまれない様に、船の後ろ側、私達の部屋の一番遠くに来た。
「アル、バートさん?」
『ちょお、顔見にきた』
本能型のアルバートさんが、スクリューの泡に紛れてうまく並走している。一歩間違えれば命はない。
「そんなとこ、危ない、です」
『もしサヤがここまで飛んで来るんやったら、絶対怪我させへんで?』
危ないと心配したのはアルバートさんの身だ。だけど、私は彼の元に飛ぶことに不安は無かった。
「……私の話を聞かなくて、勝手に幸せになれとか言って、去って行ったのに。今更じゃ無いですか?私、どれだけっ!」
今言っても仕方ない。今は時間が無い。分かっているのに、色んな想いが溢れて仕方ない。
『ほんまやな。アホな男やろ。サヤが泣いとる聞いてのこのこ出て来てもうたわ』
「……アルバートさんは、ずるいです」
私は躊躇なく飛んだ。落下時間は長く、その間にアルバートさんは上半身が人型に戻った。その耳にも口にも鎖は無い。
……!
全身でバネの様に弾性を持たせて、私は痛みも音もなくアルバートさんの腕の中に着地した。そのまま水中まで沈む。暗い海でも身体の馴染みは良くて、苦しさは感じなかった。ただし、ドレスが水を吸って重い。
沈み切った所で、彼は一瞬だけ私を抱きしめた。抱き返す事も思いつかない位の短時間で、私は自分の心を知ってしまう。ここにずっと帰りたかった。
……空気を吸わなきゃ。意識して吸わないと。水面に上がろうとした私にアルバートさんは口付けで空気を送ってくれた。
あの時の感覚が戻ってきて、かぁっと血がのぼる。でも、本能型に戻ったアルバートさんは何も気にせず『ほな帰るで、首に捕まり』と言って背中に乗せた。
水中の中、船からは見えにくい場所を走る様に泳いで、私達は南の海を奥に進んで行った。
胸が痛い。やっぱり自分はこの人が好きだ。
アルバートさんの首に巻きつけてる腕に少しだけ力を込めると、彼は少しだけスピードアップした。
何度か空気を貰いながら、恐らく船からの視界からとうに外れた頃、小さな岩島まで来た。以前の島とは違い、そこそこの大きさがあって、身が隠せる洞穴まである。
「ここで待ち合わせや」
アルバートさんは私をしまに上げて、彼も人間型に戻った。
洞穴は本能型の彼が隠れるには少し小さい。
「そのままやと冷えるか。って言うても、それ脱ぐわけにはいかへんやんな?」
「大丈夫です。下にインナーワンピース着てるので」
重い華やかなドレスを脱ぐと一気に体は軽くなった。ただし、脱いだ方が寒い。
「こっちや」
洞穴の中で、私はアルバートさんに温めてもらう。包み込まれるように抱きしめられると、それだけで心臓が口から出そうになった。
「んな顔すんなや。こっちまで恥ずかしなるやん」
「す、すみません」
無理無理無理無理。これは魅了のせい?それとも純粋な気持ち?
はっと気がついて、アルバートさんの香りを嗅ぐ。意識して嗅いでも、あのグールの香りはしない……?
「サヤ?どしたんや?」
突然匂いを嗅ぐという怪しい動きをした私にアルバートさんは少し心配そうに尋ねた。
「アルバートさんは……魅了の香りが、しない?」
「今はそうかもしれへんな」
「どうしてですか?」
私が側にいる。鎖は無い。何かがあったはずだ。
「今は帝国とは違う奴らと取引しとんねん。そっから給餌……純粋な命のエネルギーだけもろとるから、満たされまくってて生物として魅了の必要が無い。ほんで、少し資質も深まったし完全に止められるようになってん」
「そんな事ができるなんて……」
「すごい奴らがおるもんやな」
「じゃあ、食欲とか発作とかは?」
「今はあらへん」
良かった。本当に良かった。管理下から外れた、という事はエウディさんのようにお尋ね者になったのかもしれない。それでも、彼なら例えば未開の地などで生活すれば不便はあっても困る事は無い。彼なら逃げ切れる。
「自分、結構泣き虫やな」
「え、あ」
アルバートさんに涙を舐め取られて、私は泣いていた事に気がついた。
「もう、必要無いんじゃ?」
「もろとるエネルギーも無限や無いし、節約させてもらうわ。……結局また泣かしてしもた」
舌先が温かく、私はもっと泣きたくなった。
「……取引がどんなのか伺っても?可能ならお手伝いしたい、です」
新しい取引は帝国の敵に回っても良いと思うような仕事のはず。それに、私は彼のそばに居たい。
「自分、やらならあかん事あるやろ。記憶取り戻したり」
「そうですけど、私は……アルバートさんの側に居たいです」
「サヤ……」
「魅了されて無くても、私はやっぱりアルバートさんが好き、です」
エネルギーの節約のためだけでも、側において欲しい。
もしかしたら、エネルギーの必要がなくなって私への想いがアルバートさんには無くなったかもしれない。それでも。
応えてもらえないだろう、と覚悟しながら彼に口付ける。軽いキスに彼はやはり応えてはくれない……。
刹那私は彼に抱き寄せられた。
そして、彼の腕の中で私は彼に深く口付けられた。
「ほんま、不思議やわ。空腹感じひんのに、止められへんとか」
陸上で、私は彼に空気をもらいながら何度も口付けを交わした。海の中と違い、空気は足りなくなって息が上がる。彼の唇は私の首筋に下がり、レックスからもらったネックレスは噛みちぎられた。バラバラと龍の鱗と真珠が落ちる音の中、彼は私の首筋を強く吸った。
「アルバートさん?どうして?」
応えてもらった嬉しさより、困惑が勝った。このまま結ばれる事の喜びより、彼の心が欲しくて。
「……今日、船の上におった時みたいな顔させとうて、自分諦めたんちゃうんじゃ。なんで、幸せになっとらへんねんっ!」
「……っ」
勝手な人。貴方の側以外で心から笑えるはず無いのに。
どの幻覚の愛撫とも違う、快感と緊張で目を瞑ったが、アルバートさんはそれ以上は進まなかった。
「アル、バートさん?」
「……ここまで、やな。あいつらに見せるつもりはあらへんし」
あいつら?
「サヤ、俺もう自分の心から逃げきれへんと思うわ」
アルバートさんがそう言った瞬間、洞穴の中に彼らが現れた。
「なーんーでー、途中でやめるかなぁ?ちょーいい感じだったじゃない?据え膳食わぬは男の恥って言葉知らない?」
「ねぇさんだけ覗けるのずるい!」
「ちょっと、リード!デリカシーなさ過ぎですわ!」
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