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怯えてみたけど、全員が知ってると言うわけでは無さそうだった。直後に雨情がやってきたが、新しい義眼にウッチウキ。
私とリオネット様のあれやこれやを知っていたら、そんな反応はできないタイプだと思う。人の着替えだけで逃げ出す人だし。
「ほんでな!この義眼、透視もできれば魔力量も見れるし録画もできんねん!リオネット様、様様様や!」
「うん」
「せやから、カリンはもう気にしたらあかんにゃで?」
「うん、ありがとう」
雨情がテンション高く、興奮気味に少しオーバーに語るのは、私が負い目を感じないようにするためだって事が私にも分かった。本当にめちゃくちゃお人好し。
「後な、リオネット様に雇てもらえるようになってん。性能調査だけやのうて、俺の能力も高く評価してくれはってな」
「うん」
「……めっちゃコレがええ」
その指は丸く、お金のマークを示している。
側から聞いているとリオネット様に魔改造されてませんか?と問いたい気持ちもあるが、本人が大満足ならもうそれで良い。
リオネット様は私を助けたお礼っぽく言いながらも、何となくそれが無くても気に入って側に置いていたと思う。
その後、リオネット様監修のストレッチも兼ねたトレーニングのプログラムを渡されて、そのまま一コマ付き合ってもらった。
身体はやはり鈍っていたけれど、雨情のサポートは上手くてかなり効率よくこなせる。一週間有れば、最終日にはナルさんに指導してもらえるレベルにはなれそう。
他に異変は感じられず、アンズと遊んだり、魔法の本を読んだりして1日を過ごした。
夜が近づくと少し緊張する。
ただ、夕食は皆それぞれ忙しいという理由で、バラバラに用意されていて、少し引っかかった。
そして夜。遅くまで待っていたがリオネット様は部屋に来なかった。
きっと何か忙しいに違いない、と自分を無理矢理納得させてみるけれど、その『きっと』は多分間違いだろうと思う。わたしが戻ってきてからのリオネット様は、なんだかとても感情的でおかしい。
翌日、朝食は皆が揃い、昨日の訓練のデータの話や王都や領土の動きなどそんな会話ばかり。
2人きりでも無い上に、昼間はアンズが起きているし、と理由は考えられるけれど、それにしてもリオネット様が素っ気なさすぎる。というか、目すら合わない。
話の流れ上、微笑んでこちらを向く事はあっても、目線は首辺りで止まってやや伏し目がち。そして、やはり夜になっても部屋には来なかった。
繋がった日から3日も経つと、私に刻んでもらったリオネット様の印は薄くなってくる。もう待てない。
その日の夜は私からリオネット様に会いに行った。
食堂にいるかと思ったけれど、食堂では無かった。部屋か……。ハードル高いな。今更ながら、夜にそういう相手の部屋に自ら行く事の意味に恥ずかしさを感じる。
最近私が沼にハマっているのは、そういう恥ずかしさじゃ無いんだ。リオネット様に与えられた辱めを彼に愛でてもらうのが好きなだけ。
万一寝ている可能性もあるので、部屋は爪で引っ掻く様にノックした。寝ていたなら、寝れる様になったから来なくなったという大義名分を手に入れられる。
「カリンですか?」
「……はい」
「どうぞ」
起きてた。そして、入っても良いらしい。扉を開けると、手元の灯だけで、彼は部屋でお茶を飲んでいた様だった。
「どうかされましたか?」
「あ、跡が」
「跡が?」
「リオネット様につけてもらった跡が消えかけてるので、上書きして欲しい、です」
久しぶりに目ががあっただけで、身体が熱くなる。視線で操られて、ネグリジェの裾をたくし上げて見せた。
「見えませんよ?」
そう言いながら、椅子をポンポンっと彼は叩いた。下着を脱いで椅子に座り、彼に見やすい様に足を上げる。
「ちゃんと言えましたね。良い子だ」
脚の付け根と、おへその下、裾は更にたくし上げて、胸の膨らみの境目。強めに吸われて、身体は彼を求め始める。
「後は?」
「右の脇腹と、背中側の腰、です」
両手で触れてもらいながら、最後まで行く。ピリっとした痛みが気持ちいい。
「……首は?」
全てを上書きしてもらった後、リオネット様がそう言った。
上書きしてもらいやすいように、今日はネグリジェにしていて、それで首を絞められたらその跡はとても目立ってしまう。それ位、リオネット様も分かっているはず。
「見える場所は……、嫌です」
「誰に?」
「誰って、皆です。ファイさん達や、雨情やナルさんや……」
リオネット様は部屋の扉を開けた。
「……今日はお帰りください」
「え?」
「私の方の跡はまだくっきりと残っています」
今日も愛してはもらえない?
ショックの過ぎて何も言えずに、促されるまま部屋を出た。
「良い夢を」
部屋を出てすぐ、そう言われて振り返った時には扉が閉じられている。
良い夢なんて見られるはずない。
私はその場で座り込んでしまった。
翌日以降もリオネット様に変わりは無かった。一体何が彼にとって気に入らなかったのか?
言ってくれなきゃ分からないのに。
「カリン様の状態は以前通り、もしくはむしろ改善したと言って差し支えありません。ダガーとマインゴーシュの使い方だけでなく、クナイ単体での幅が広がったのが良かったのかと。もちろん、お一人で森を歩かれるのは危険ですが」
「明日が終われば出発できるって事だね」
「はい」
ナルさんのお見合いパーティーの前日に、ナルさんと軽い試合形式で揉んでもらった。爪ではなくて剣でお願いして、そして全く勝てないというレベルです。
「明日は……、支度が少しあるのと早めに到着する様、兄から言われております。訓練が必要でしたら午前中に」
「明日はアンズと追いかけっこにするよ。お見合い頑張ってっていうのも変だけど、もしかしたら上手く行く可能性もあるかもだし」
「……それはあり得ません」
「そうなの?」
「……はい」
すごく辛そうな目でナルさんは私を見た。そんな悲痛な会なのか。なんか、私の知らない世界だ。
ナルさんは跪いて、私の手を取った。左手の爪のあたり、口が触れる直前で彼は止まる。私が、リオネット様以外の口が触れる事に強い嫌悪感を感じている事を彼も感じてくれていた。
「我が忠誠は我が君のために」
「ありがとう」
リオネット様と仲直りできたら、ナルさんとの関係を解消する方法を相談しよう……。使令にしても下僕にしても、とにかく重すぎる。
ナルさんと分かれて廊下を歩いていると、視線を感じた。キョロキョロせず、狙いを定めて振り返ると……、雨情が隠れていた。
「何やってるの?」
「しもた。見つかった」
「……雨情。雨情の目だと見つかる場所から見なくても私の事見られるの知ってるんだけど」
「待って!待ったって!もうちょいや」
「へ?」
「あ、いけた。これで録画切れたわ。もうええで」
「何が?」
「いや、最近カリンとリオネット様上手く行ってへんの?」
いきなりの直球!
「な、何が?」
「ナルニッサ様もなんや変やし、お前らもギクシャクしとるしなぁ、思て。人の恋路に口出すんは趣味や無いんやけど、リオネット様のカリンへの執着マジヤバいなwでは、すまんくなってきとるで」
リオネット様が?
「……、あ、そういうプレイ?」
「や、違っ」
「違わんやろ、その嬉しそうな顔!めっちゃにやけてとるやん」
これは恥ずかしい。
「まぁ、ええけどな。リオネット様、ちょっと限界っぽいし、なんとかしたりーや」
「そんだけ」と言って雨情は言ってしまった。ツッコミを入れる余裕も無く、頭が白くなった。
限界って何?避けてるのはリオネット様じゃない!
私とリオネット様のあれやこれやを知っていたら、そんな反応はできないタイプだと思う。人の着替えだけで逃げ出す人だし。
「ほんでな!この義眼、透視もできれば魔力量も見れるし録画もできんねん!リオネット様、様様様や!」
「うん」
「せやから、カリンはもう気にしたらあかんにゃで?」
「うん、ありがとう」
雨情がテンション高く、興奮気味に少しオーバーに語るのは、私が負い目を感じないようにするためだって事が私にも分かった。本当にめちゃくちゃお人好し。
「後な、リオネット様に雇てもらえるようになってん。性能調査だけやのうて、俺の能力も高く評価してくれはってな」
「うん」
「……めっちゃコレがええ」
その指は丸く、お金のマークを示している。
側から聞いているとリオネット様に魔改造されてませんか?と問いたい気持ちもあるが、本人が大満足ならもうそれで良い。
リオネット様は私を助けたお礼っぽく言いながらも、何となくそれが無くても気に入って側に置いていたと思う。
その後、リオネット様監修のストレッチも兼ねたトレーニングのプログラムを渡されて、そのまま一コマ付き合ってもらった。
身体はやはり鈍っていたけれど、雨情のサポートは上手くてかなり効率よくこなせる。一週間有れば、最終日にはナルさんに指導してもらえるレベルにはなれそう。
他に異変は感じられず、アンズと遊んだり、魔法の本を読んだりして1日を過ごした。
夜が近づくと少し緊張する。
ただ、夕食は皆それぞれ忙しいという理由で、バラバラに用意されていて、少し引っかかった。
そして夜。遅くまで待っていたがリオネット様は部屋に来なかった。
きっと何か忙しいに違いない、と自分を無理矢理納得させてみるけれど、その『きっと』は多分間違いだろうと思う。わたしが戻ってきてからのリオネット様は、なんだかとても感情的でおかしい。
翌日、朝食は皆が揃い、昨日の訓練のデータの話や王都や領土の動きなどそんな会話ばかり。
2人きりでも無い上に、昼間はアンズが起きているし、と理由は考えられるけれど、それにしてもリオネット様が素っ気なさすぎる。というか、目すら合わない。
話の流れ上、微笑んでこちらを向く事はあっても、目線は首辺りで止まってやや伏し目がち。そして、やはり夜になっても部屋には来なかった。
繋がった日から3日も経つと、私に刻んでもらったリオネット様の印は薄くなってくる。もう待てない。
その日の夜は私からリオネット様に会いに行った。
食堂にいるかと思ったけれど、食堂では無かった。部屋か……。ハードル高いな。今更ながら、夜にそういう相手の部屋に自ら行く事の意味に恥ずかしさを感じる。
最近私が沼にハマっているのは、そういう恥ずかしさじゃ無いんだ。リオネット様に与えられた辱めを彼に愛でてもらうのが好きなだけ。
万一寝ている可能性もあるので、部屋は爪で引っ掻く様にノックした。寝ていたなら、寝れる様になったから来なくなったという大義名分を手に入れられる。
「カリンですか?」
「……はい」
「どうぞ」
起きてた。そして、入っても良いらしい。扉を開けると、手元の灯だけで、彼は部屋でお茶を飲んでいた様だった。
「どうかされましたか?」
「あ、跡が」
「跡が?」
「リオネット様につけてもらった跡が消えかけてるので、上書きして欲しい、です」
久しぶりに目ががあっただけで、身体が熱くなる。視線で操られて、ネグリジェの裾をたくし上げて見せた。
「見えませんよ?」
そう言いながら、椅子をポンポンっと彼は叩いた。下着を脱いで椅子に座り、彼に見やすい様に足を上げる。
「ちゃんと言えましたね。良い子だ」
脚の付け根と、おへその下、裾は更にたくし上げて、胸の膨らみの境目。強めに吸われて、身体は彼を求め始める。
「後は?」
「右の脇腹と、背中側の腰、です」
両手で触れてもらいながら、最後まで行く。ピリっとした痛みが気持ちいい。
「……首は?」
全てを上書きしてもらった後、リオネット様がそう言った。
上書きしてもらいやすいように、今日はネグリジェにしていて、それで首を絞められたらその跡はとても目立ってしまう。それ位、リオネット様も分かっているはず。
「見える場所は……、嫌です」
「誰に?」
「誰って、皆です。ファイさん達や、雨情やナルさんや……」
リオネット様は部屋の扉を開けた。
「……今日はお帰りください」
「え?」
「私の方の跡はまだくっきりと残っています」
今日も愛してはもらえない?
ショックの過ぎて何も言えずに、促されるまま部屋を出た。
「良い夢を」
部屋を出てすぐ、そう言われて振り返った時には扉が閉じられている。
良い夢なんて見られるはずない。
私はその場で座り込んでしまった。
翌日以降もリオネット様に変わりは無かった。一体何が彼にとって気に入らなかったのか?
言ってくれなきゃ分からないのに。
「カリン様の状態は以前通り、もしくはむしろ改善したと言って差し支えありません。ダガーとマインゴーシュの使い方だけでなく、クナイ単体での幅が広がったのが良かったのかと。もちろん、お一人で森を歩かれるのは危険ですが」
「明日が終われば出発できるって事だね」
「はい」
ナルさんのお見合いパーティーの前日に、ナルさんと軽い試合形式で揉んでもらった。爪ではなくて剣でお願いして、そして全く勝てないというレベルです。
「明日は……、支度が少しあるのと早めに到着する様、兄から言われております。訓練が必要でしたら午前中に」
「明日はアンズと追いかけっこにするよ。お見合い頑張ってっていうのも変だけど、もしかしたら上手く行く可能性もあるかもだし」
「……それはあり得ません」
「そうなの?」
「……はい」
すごく辛そうな目でナルさんは私を見た。そんな悲痛な会なのか。なんか、私の知らない世界だ。
ナルさんは跪いて、私の手を取った。左手の爪のあたり、口が触れる直前で彼は止まる。私が、リオネット様以外の口が触れる事に強い嫌悪感を感じている事を彼も感じてくれていた。
「我が忠誠は我が君のために」
「ありがとう」
リオネット様と仲直りできたら、ナルさんとの関係を解消する方法を相談しよう……。使令にしても下僕にしても、とにかく重すぎる。
ナルさんと分かれて廊下を歩いていると、視線を感じた。キョロキョロせず、狙いを定めて振り返ると……、雨情が隠れていた。
「何やってるの?」
「しもた。見つかった」
「……雨情。雨情の目だと見つかる場所から見なくても私の事見られるの知ってるんだけど」
「待って!待ったって!もうちょいや」
「へ?」
「あ、いけた。これで録画切れたわ。もうええで」
「何が?」
「いや、最近カリンとリオネット様上手く行ってへんの?」
いきなりの直球!
「な、何が?」
「ナルニッサ様もなんや変やし、お前らもギクシャクしとるしなぁ、思て。人の恋路に口出すんは趣味や無いんやけど、リオネット様のカリンへの執着マジヤバいなwでは、すまんくなってきとるで」
リオネット様が?
「……、あ、そういうプレイ?」
「や、違っ」
「違わんやろ、その嬉しそうな顔!めっちゃにやけてとるやん」
これは恥ずかしい。
「まぁ、ええけどな。リオネット様、ちょっと限界っぽいし、なんとかしたりーや」
「そんだけ」と言って雨情は言ってしまった。ツッコミを入れる余裕も無く、頭が白くなった。
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