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その後の話
犬の回想 1
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オレはご主人様の『犬』だ。
この人が幸せであること。
それだけがオレの願い。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
閑静な住宅街の一軒家。
古そうな和風の平家ではあるが、家の中が広いのは響さんの荷物を運び込んだ時に見たから知っている。建物はよく手入れされているし、人工芝を敷いた庭も綺麗だ。専門家でも雇っているのか、庭木の形の美しさが目を惹きつける。
道幅が狭く、一方通行なのが難点だろうか。車でこの家へ辿り着くためには、ぐるりと回らなくてはならない。
その敷地に入り車を停めて待っていると、指定の時間通りにカラカラと引き戸の玄関が開いた。
出てきたのは還暦が近いとは思えないほど綺麗な男だ。綺麗と言っても『女性的』という意味ではない。完璧に整えられた髪、涼やかな目、キリッとした眉、通った鼻筋、皮肉そうに笑むことが多い唇。背は高く、しなやかな筋肉がその身を覆うから、オーダーメイドのスーツがよく似合う。2人きりで対峙すると大抵の男は後ずさりたくなるであろう気迫に、何度背が震えただろう。
八嶋 響。オレの主人様。
響さんを追いかけるように、短髪に筋肉質の男が慌てた様子で外へ出てきた。響さんに負けない大柄な身体。ボサボサの髪、無精髭、前が全開のシャツ。痛むのかヨロヨロとして、片手で腰を摩っている。
あの人のことだ。おそらく態と忘れ物をしたのだろう。何かを受け取った後、礼を言うように唇が動き、男の跳ねた髪を撫でて揶揄うように笑った。
モヤリとしたものが胸を襲うが、いつものことだから気にしないように蓋をする。
慌てたように男が自分の頭を押さえている。さらに鎖骨の辺りをトン、と指で触れられた男は眉をギュッと寄せると、不本意そうにシャツのボタンを3つ閉めた。顔が赤いからキスマークでも指摘されたのだろう。
響さんの幼なじみ…『山神』という男だ。
この男はおかしい。
引っ越しの日、手伝いを終えたオレに『お茶でも飲んでいってくれ』と声を掛けてきた。まぁそれは普通だろう。その後『晩飯を食べてくか?』はまだ分かる。
ところが、『君もここに住むか? 部屋なら余ってるし』と言われて愕然とした。『毎朝ここまで迎えに来るのは大変だろう?』と。大らかと言うべきか、鈍感と言うべきか。
オレは知っていた。『やっと好きな男と暮らせる』。響さんは言葉にこそしなかったが、本当に楽しみにしていたのだ。
心が揺れなかった、と言えば嘘になるが、その日はお茶だけ頂いて、夕食の誘いから丁重にお断りした。
ガチャ、とドアが開き、後部座席に響さんが乗り込んだ。
「社長、おはようございます」
ここに引っ越してから、『響さん』と呼ぶことを禁じられてしまった。
「おはよう」
挨拶が返されたから、今日は機嫌がいい。
機嫌が悪いと『ああ』しか言ってもらえないことがあるのだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
高3の冬。
オレの父親は事業に失敗し、母親を連れて死んだ。
不景気のせい。とはいえ、他に生き残った同業の会社もあったのだから、父が不運であり、時勢を読めなかったのが悪いのだ。銀行員が何度か自宅まで来ていたが、思い返すと両親が泣いていた『あの日』に融資が打ち切られたのだろう。
顔は覚えていないが、父の友人だという男の助けでなんとか両親を火葬して、祖父母が眠る墓へと弔った。
その人によると、自動車事故だったから、両親が備えてくれていたオレ宛の保険金がおりるらしい。
事故を装っての心中だと気付かれていたかもしれないが、当時は詳しい調査がされなかったようだ。
大学受験は推薦だったから既に終わっていた。合格通知が届いていたが、同封されていた資料によると、入学金から卒業までの学費は保険金で賄えそうだった。
だが、保険がおりるには時間がかかる。
振り込み期間には間に合わないだろう。
このまま高校を卒業して、就職先を探すしかないか。
あまりの衝撃に、感情が麻痺していたのだと思う。
『大好きな両親がこの世からいなくなってしまった悲しみ』や『両親の助けになれなかった後悔』よりも、自分の『これから』を計算していたのだから。
ところがその夜、家に2人の男がやってきた。
派手な色のシャツに黒いスーツ。いかにも暴力を生業にしているような風体の男はニヤニヤと笑い、対して、部下らしきもう1人の若い男はシンプルなスーツに無表情。
「不動産は銀行に抑えられちまったからなぁ。今夜中に金目のものは全部売り払うとして、保険金を入れても、お前の父親が残した借金を返してもらうには、あとすこーし足りないんだよなぁ。ベッドで客を20、いや30人程とって、あとはAVに5~6本出てもらえばいいから」
ニヤついたジジイがオレの生まれ育った家を荒らしていく。
バリン、ガシャン、と音を立て、家族3人で撮った写真のフレームも、母さんが大事にしていたトロフィーも、父さんが買ってきた土産の置物も、あっけなく壊れていく。
今思えばあれは、オレの『抵抗しようという意思』を徹底的に『壊す』ためのパフォーマンスだったのかもしれない。
ジジイは呆然と動けないオレの腕を引くと、黒スーツの男が運転する車へ乗せた。
この状況は『現実』の筈なのに、どこか遠く感じて受け止められない。
後部座席。オレの隣に座った男に顎を掴み上げられ、胸や腹をぐにぐに揉まれる。その痛みのせいでやっと思考が身体に戻ってきた気がしたが、抑え込むようにオレの肩を掴んだ手は強引で、ジジイのわりに力が強くて逃れようとすら思えなかった。
「女は…知ってそうだな。男が相手なら…後ろは初物だろうから客に高値で食わせて…いや、顔の造作は悪くねぇが筋肉質すぎるな。響にじっくり調教させて、楽しんでから売るか」
部活で鍛えた身体は男の望むものではなかったらしいが、『調教』という恐ろしい響きに背筋が震えた。『悲しみ』という感情が死んでいても、身体の痛みや恐怖心は消えないようだった。
今なら分かる。親の負の遺産は全ての相続を放棄すれば引き継ぐ必要はないし、未成年者は親の連帯保証人になれないのだと。
だが、当時の自分にそんな知識はなかった。
地下駐車場のある新しそうなビル。連れて行かれた部屋で待っていたのは、息を呑むほど綺麗な男だった。たくさんのライトとビデオ撮影用と思われるカメラに囲まれた大きなベッド。目的が『それ』しか考えられない部屋。いや、部屋の隅にソファが置かれており、入ってきたドアの他に、もう一つ透明なガラスのドアがある。
この人は、おそらくニヤついたジジイが『響』と呼んでいた人物だろう。聞こえた話によると、ソファにどしりと座ったジジイの甥らしいが、顔も雰囲気も全く似ていなかった。
『このジジイの遊びに付き合う必要がある。不快だろうが耐えろ』
立ち尽くしていたオレの耳元で囁いた男は20代後半くらいに見える。綺麗な顔に似合わず、オレが思っていたようにソファの男を『ジジイ』呼ばわりするから、パニックに陥っていた頭が少し落ち着いた。
「名前は…榊 大河だったな」
「はい」
「早生まれの17歳。高校3年…もうすぐ卒業か」
「はい。あと3ヶ月で卒業予定でした」
「『でした』…か。冷静だな」
透明なガラスドアの向こうは外から見えていた通り、トイレとシャワー、小さな洗面台があるだけのシンプルなものだった。
響という男に服を全て奪われたオレは、シャワーの壁に手を突き、屈んで脚を開くように立たされている。尻を男に差し出すような間抜けな格好だ。
ソファに座った男は何が面白いのか、ニヤニヤと透明なガラス越しにこちらを眺めている。
「力を抜け」
「ぐっ…、」
自分の身体ではあるが、特に意識したことのない場所…尻穴の内部を『洗浄』されたのは初めての経験だった。変わった形状のシャワーノズルから大量の湯をゆっくりと注がれ酷く不快だったが、『腹の中身を全部カメラの前で撒き散らしたいか?』と問われれば、黙って従うほかなかった。
この人が幸せであること。
それだけがオレの願い。
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閑静な住宅街の一軒家。
古そうな和風の平家ではあるが、家の中が広いのは響さんの荷物を運び込んだ時に見たから知っている。建物はよく手入れされているし、人工芝を敷いた庭も綺麗だ。専門家でも雇っているのか、庭木の形の美しさが目を惹きつける。
道幅が狭く、一方通行なのが難点だろうか。車でこの家へ辿り着くためには、ぐるりと回らなくてはならない。
その敷地に入り車を停めて待っていると、指定の時間通りにカラカラと引き戸の玄関が開いた。
出てきたのは還暦が近いとは思えないほど綺麗な男だ。綺麗と言っても『女性的』という意味ではない。完璧に整えられた髪、涼やかな目、キリッとした眉、通った鼻筋、皮肉そうに笑むことが多い唇。背は高く、しなやかな筋肉がその身を覆うから、オーダーメイドのスーツがよく似合う。2人きりで対峙すると大抵の男は後ずさりたくなるであろう気迫に、何度背が震えただろう。
八嶋 響。オレの主人様。
響さんを追いかけるように、短髪に筋肉質の男が慌てた様子で外へ出てきた。響さんに負けない大柄な身体。ボサボサの髪、無精髭、前が全開のシャツ。痛むのかヨロヨロとして、片手で腰を摩っている。
あの人のことだ。おそらく態と忘れ物をしたのだろう。何かを受け取った後、礼を言うように唇が動き、男の跳ねた髪を撫でて揶揄うように笑った。
モヤリとしたものが胸を襲うが、いつものことだから気にしないように蓋をする。
慌てたように男が自分の頭を押さえている。さらに鎖骨の辺りをトン、と指で触れられた男は眉をギュッと寄せると、不本意そうにシャツのボタンを3つ閉めた。顔が赤いからキスマークでも指摘されたのだろう。
響さんの幼なじみ…『山神』という男だ。
この男はおかしい。
引っ越しの日、手伝いを終えたオレに『お茶でも飲んでいってくれ』と声を掛けてきた。まぁそれは普通だろう。その後『晩飯を食べてくか?』はまだ分かる。
ところが、『君もここに住むか? 部屋なら余ってるし』と言われて愕然とした。『毎朝ここまで迎えに来るのは大変だろう?』と。大らかと言うべきか、鈍感と言うべきか。
オレは知っていた。『やっと好きな男と暮らせる』。響さんは言葉にこそしなかったが、本当に楽しみにしていたのだ。
心が揺れなかった、と言えば嘘になるが、その日はお茶だけ頂いて、夕食の誘いから丁重にお断りした。
ガチャ、とドアが開き、後部座席に響さんが乗り込んだ。
「社長、おはようございます」
ここに引っ越してから、『響さん』と呼ぶことを禁じられてしまった。
「おはよう」
挨拶が返されたから、今日は機嫌がいい。
機嫌が悪いと『ああ』しか言ってもらえないことがあるのだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
高3の冬。
オレの父親は事業に失敗し、母親を連れて死んだ。
不景気のせい。とはいえ、他に生き残った同業の会社もあったのだから、父が不運であり、時勢を読めなかったのが悪いのだ。銀行員が何度か自宅まで来ていたが、思い返すと両親が泣いていた『あの日』に融資が打ち切られたのだろう。
顔は覚えていないが、父の友人だという男の助けでなんとか両親を火葬して、祖父母が眠る墓へと弔った。
その人によると、自動車事故だったから、両親が備えてくれていたオレ宛の保険金がおりるらしい。
事故を装っての心中だと気付かれていたかもしれないが、当時は詳しい調査がされなかったようだ。
大学受験は推薦だったから既に終わっていた。合格通知が届いていたが、同封されていた資料によると、入学金から卒業までの学費は保険金で賄えそうだった。
だが、保険がおりるには時間がかかる。
振り込み期間には間に合わないだろう。
このまま高校を卒業して、就職先を探すしかないか。
あまりの衝撃に、感情が麻痺していたのだと思う。
『大好きな両親がこの世からいなくなってしまった悲しみ』や『両親の助けになれなかった後悔』よりも、自分の『これから』を計算していたのだから。
ところがその夜、家に2人の男がやってきた。
派手な色のシャツに黒いスーツ。いかにも暴力を生業にしているような風体の男はニヤニヤと笑い、対して、部下らしきもう1人の若い男はシンプルなスーツに無表情。
「不動産は銀行に抑えられちまったからなぁ。今夜中に金目のものは全部売り払うとして、保険金を入れても、お前の父親が残した借金を返してもらうには、あとすこーし足りないんだよなぁ。ベッドで客を20、いや30人程とって、あとはAVに5~6本出てもらえばいいから」
ニヤついたジジイがオレの生まれ育った家を荒らしていく。
バリン、ガシャン、と音を立て、家族3人で撮った写真のフレームも、母さんが大事にしていたトロフィーも、父さんが買ってきた土産の置物も、あっけなく壊れていく。
今思えばあれは、オレの『抵抗しようという意思』を徹底的に『壊す』ためのパフォーマンスだったのかもしれない。
ジジイは呆然と動けないオレの腕を引くと、黒スーツの男が運転する車へ乗せた。
この状況は『現実』の筈なのに、どこか遠く感じて受け止められない。
後部座席。オレの隣に座った男に顎を掴み上げられ、胸や腹をぐにぐに揉まれる。その痛みのせいでやっと思考が身体に戻ってきた気がしたが、抑え込むようにオレの肩を掴んだ手は強引で、ジジイのわりに力が強くて逃れようとすら思えなかった。
「女は…知ってそうだな。男が相手なら…後ろは初物だろうから客に高値で食わせて…いや、顔の造作は悪くねぇが筋肉質すぎるな。響にじっくり調教させて、楽しんでから売るか」
部活で鍛えた身体は男の望むものではなかったらしいが、『調教』という恐ろしい響きに背筋が震えた。『悲しみ』という感情が死んでいても、身体の痛みや恐怖心は消えないようだった。
今なら分かる。親の負の遺産は全ての相続を放棄すれば引き継ぐ必要はないし、未成年者は親の連帯保証人になれないのだと。
だが、当時の自分にそんな知識はなかった。
地下駐車場のある新しそうなビル。連れて行かれた部屋で待っていたのは、息を呑むほど綺麗な男だった。たくさんのライトとビデオ撮影用と思われるカメラに囲まれた大きなベッド。目的が『それ』しか考えられない部屋。いや、部屋の隅にソファが置かれており、入ってきたドアの他に、もう一つ透明なガラスのドアがある。
この人は、おそらくニヤついたジジイが『響』と呼んでいた人物だろう。聞こえた話によると、ソファにどしりと座ったジジイの甥らしいが、顔も雰囲気も全く似ていなかった。
『このジジイの遊びに付き合う必要がある。不快だろうが耐えろ』
立ち尽くしていたオレの耳元で囁いた男は20代後半くらいに見える。綺麗な顔に似合わず、オレが思っていたようにソファの男を『ジジイ』呼ばわりするから、パニックに陥っていた頭が少し落ち着いた。
「名前は…榊 大河だったな」
「はい」
「早生まれの17歳。高校3年…もうすぐ卒業か」
「はい。あと3ヶ月で卒業予定でした」
「『でした』…か。冷静だな」
透明なガラスドアの向こうは外から見えていた通り、トイレとシャワー、小さな洗面台があるだけのシンプルなものだった。
響という男に服を全て奪われたオレは、シャワーの壁に手を突き、屈んで脚を開くように立たされている。尻を男に差し出すような間抜けな格好だ。
ソファに座った男は何が面白いのか、ニヤニヤと透明なガラス越しにこちらを眺めている。
「力を抜け」
「ぐっ…、」
自分の身体ではあるが、特に意識したことのない場所…尻穴の内部を『洗浄』されたのは初めての経験だった。変わった形状のシャワーノズルから大量の湯をゆっくりと注がれ酷く不快だったが、『腹の中身を全部カメラの前で撒き散らしたいか?』と問われれば、黙って従うほかなかった。
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