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その後の話
浴衣リベンジ 3
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2人の全身を撮影し終えたところで、次の部屋に移るようだ。
凛と彩人は着物を脱がされ、長襦袢という薄地の着物姿にされている。
凛は赤。彩人は白だ。
黒い板張りの部屋で、リョウが2人に麻縄を掛け始めた。縛りながら興奮しているのか、その顔は紅潮している。
2人とも肘ごと後ろ手に縛られている。
その細い麻縄はリョウが手を動かす度に、胸から下半身に向かって繊細な模様を描き、布地に細かな皺を作っていく。
肩まで露わにされているせいで、首から胸元に向かう縄が肌をチクチク刺すようだ。
凛が時折、身体を強ばらせるのが見えた。
緊縛の入門レベルだとリョウさんは言っているが、パソコンの画面越しに見ると、背景に昔の拷問器具のようなものが置かれているせいで、まるで折檻されている遊女のようだ。
ゾクリとするような倒錯的な美を感じる。
物語の中で、男に会うため店から抜け出そうとした女が捕まり、半裸で縛られるシーンがあった。挿絵では、梁から縄で吊るされた女が苦悶に顔を歪ませていた。
竜瑚は縛る過程から、完成した姿まで、写真に収め続けている。
光を調整し、時折2人の顔や身体に陰影を付けながら撮影しているようだ。
オレは指示されるとおり、機材を動かす。
凛は、未だ激しい痒みに襲われているらしく、ハァハァと呼吸が荒いまま、腿を擦り合わせて必死に耐えている。
その姿は、挿絵の女の姿と重なる。
そのツラさを堪える表情を見て、思わず勃ってしまった。
ユウさんによって凛の身体が後ろに倒された。
再び裾を捲られ、大きく脚を開かされると、両脚の間にある白い褌が濡れて、肌の色が透ける様がよく見えた。
その布もろとも中に『ぶち込みたい』衝動に耐える。
時折、彩人は竜瑚とカメラのレンズ越しに見つめ合っているようだ。
カシャ、カシャ、とシャッターが切られ続け、ようやく撮影が終わった。
「ほら」、と
カメラを一台渡される。
「そろそろ凛に挿れて、イカせてやれ」
震える凛の身体を先ほどの布団に運ぶ。
2人きりの狭い空間。
脚を開かせ、褌の腰紐からぐしょ濡れの布をずるりと引き抜くと、とろーっと透明な糸を引いた。
勃ちっぱなしになっている凛のちんぽから、トロトロと流れ出す先走りの液体だ。
『乳首も苛めてあげたい』と思い、肩まで降りた布をさらに下ろして胸元を広げようとするが食い込んだ縄が邪魔をする。
仕方なく襦袢の前を開くことは諦め、そのまま布の上から弄ることにした。
凛のちんぽを擦り上げると、刺激で穴がギュッと締まる。すると『ずいき』の汁がジュッと絞り出されてくる。それを手のひらに受け止め、襦袢の上から乳首に塗り込んでみた。
布に染み込んだせいで、ずっと痒みに襲われるみたいだ。そういえば、と洗面器に溜まった液体もさらに塗り込む。
摘みやすくぷっくり腫れた乳首をキュッキュッと優しくつねりながら、先端を擦ってみるとすごい声で鳴いた。
「ああああ!!」
竜瑚に借りたカメラで、そのくねる肢体を動画で撮る。
首を激しく振りながら
「もう挿れて!!」
と叫ぶ凛。
ナカから『ずいき』をズルリと取り出してみると、紐状に解けそうに見えた。
ふと、これをちんぽに巻きつけたら凛が悦ぶのではないかと思い付いた。
彼の身体を縛る縄を手本に、キツくならないよう注意して所々縛りながら、凛のちんぽを飾りつけるように巻いてみた。
完成した姿をカメラで写真に収めておく。
やっぱり効いたみたいだ。
「あ”、あ”……!!」
イヤイヤと首を振り、激しく腰が暴れたせいで、緩すぎた『それ』はすっぽりと抜けてしまった。
縛りながら巻いた紐は、籠状になっている。
今度はそれをオレのちんぽに嵌めてみた。
少しキツイがいい感じだ。
その時、
ムズムズとした痒みがちんぽに襲いかかってきた。ジンジンと熱くなってくる。
オレも凛と同じ体質だったらしい。
「『薬』ほどじゃないけど、効くなぁ、コレは…。凛。いま楽にしてあげる…」
紐が巻き付いたオレのちんぽは、いつもより腫れて大きく見えた。
それを、凛の穴にグボリと埋め込む。
「あ”あ”あ”あ”あ”!!」
痒みで真っ赤に腫れ上がり、すっかり熟れきったナカが、オレの大きさと紐の凹凸に擦り上げられて堪らないのだろう。絶叫して涙と涎が流れ出す、凛の紅潮した顔を連写で写真に収める。
ちんぽに巻いた紐が解けないようゆっくり出し入れし、ボコボコが凛の尻穴をくぱくぱ拡げる様子を動画に撮ると、凛の脚がオレの腰に絡みついてきた。
「しゃしん…いゃだ…。いいから…、はやく、うごいて…。おまえも…げんかい…だろ?」
ペロリと唾液に濡れた唇を舐める凛が、『撮影しなくては』と踏みとどまっていたオレの理性を簡単に消しとばした。
そこからの記憶がない。
おそらく狂った獣のように、ひたすらひたすら腰を動かし、凛の奥を目指して突き上げては射精し続けたのだと思う。
気がつくと、目の前の白い脚と尻がビクビクと痙攣し、ぐったりと意識を失った凛がいた。
赤い襦袢は、凛から何度も噴き出した精液で、尻の下にある褌と布団は尻穴から漏れ出した泡っぽいオレの精液でグジョグジョになっている。
ナカもビクビクと痙攣しているのがちんぽに伝わってきた。
ゆっくり引き抜くと、再び解けた『ずいき』の紐がナカに残ってしまった。
ズルズルズルズル、
所々縛り目が残る長い紐を引き抜くと、
意識がないまま凛の全身がビクンビクン跳ねた。
「おー。やっと戻ってきたかー」
『さすが、若いだけあるな』と、竜瑚が風呂上がりの浴衣姿で部屋に入ってきた。
「凛を風呂に入れてあげたいけど、この布団…どうしよう…」
「あー。まぁ、『こういう用途』の布団なんだから大丈夫だろ。内線でスタッフを呼べばいいって言われてるからな。オレが手配しとくから任せろ」
『陰』の風呂はユウとリョウが使ってるから、『陽』で入ってこい、と背中を叩かれた。
凛の縄を何とか解き、抱き上げ、竜瑚の言葉に甘えた。
爽やかで涼しい風が吹く。
縁側に座り、オレの腿に凛の頭を載せて横にさせている。浴衣1枚では湯冷めしそうだから、押し入れにあったタオルケットを凛の身体に掛けておいた。
凛の髪が、風にサラサラ揺れている。
彼自身が噴射したもので顔と髪がドロドロになっていたから、シャンプーでよく洗ってドライヤーでふわふわに乾かした。
苛めすぎたお詫びに、頭皮マッサージをしたら、ふにゃりと顔が緩んで可愛かった。
風呂上がりの火照った身体に冷たい麦茶が美味い。
なんと、脱衣室に数種類の飲み物が入った冷蔵庫が用意されていたのだ。
「んぅ……」
凛が目を覚ました。
目を開いたまま、緑が美しい日本庭園に見惚れたようだ。
「ほら、凛。飲んで」
麦茶を口移しで飲ませると、喉が渇いていたのだろう。『もっと、もっと』と求められる。
「ん…、」
喉の渇きがようやく落ち着いたようだ。
ちゅ、ちゅ、と
しばらく口付け合う。
そのまま寝ぼけてぐにゃりと柔らかい凛を抱き寄せると、彼も背中に手を回して抱き返してくれた。
シンプルなデザインの浴衣は、あの日ホテルで着たものによく似ていた。
先ほどまでの、遊女のように艶やかで色っぽい凛もよかった。
だが、こんな風にお揃いの浴衣を着て、穏やかな気持ちで抱き合う方が『幸せだ』と感じる。
凛はオレの腿に頭を載せ直すと、心地よさそうに再び目を閉じた。
「すー。すー」と穏やかな寝息が聞こえてくる。
滝と川の音が落ち着く。
風が本当に気持ちいい。
この場所に住めたらいいのに。
オレも睡魔に負けそうだ。
だが、ここで熟睡させたら風邪を引かせてしまう気がする。
凛を起こさないようにそっと抱き上げ、『陽』の『健全な』布団へ運ぶ。
想像した通り、畳がいい匂いだ。
横向きに寝かせ、その身体を後ろから抱きしめて眠りに落ちた。
夕飯の豪華な懐石弁当を食べ終わった後、竜瑚にカメラを返しながら撮った写真を見せていたら、気になっていた事を思い出した。
竜瑚によると、無くなっていた『ずいき』の1本は、リョウさんの尻に埋め込まれていたらしい。
その時の写真を見せてもらったら、捻った褌を尻の谷間に食い込ませ、抜け落ちないようきっちり固定されているのがわかった。
彼の顔が、凛と彩人を縛りながら紅潮していたのはその為だったようだ。
『ユウの仕業』なのだと竜瑚が苦笑いしていた。
彼は、『ナカの痒みに耐えながら縄を使う恋人』の姿を愉しんでいたらしい。
お返しにリョウはユウを縛って動けなくさせた後、目の前で『ずいき』をアナルから出し入れする様を見せつけ、焦らしまくったそうだ。
結果どうなったかは、夕飯に起きてこない2人が物語っていた。
後日、竜瑚からもらった画像データを使って凛の写真集とA3ポスターを作った。
もちろん他人には見せたくないから、プリンターと高画質プリント用紙を買って自作した。
それと、オレは全く気づかなかったのだが、あのホテルの客室には至る所にカメラが仕掛けられていたらしい。
主に設備の管理と防犯の為らしいのだが、客が希望すれば、録画したそのデータを購入できるそうだ。
その映像と、竜瑚が撮ってくれた動画を収めたディスクをもらってきた。
いずれも凛に捨てられそうになったので、土下座してお願いしたら『宝物』にすることを許してもらえた。
凛と彩人は着物を脱がされ、長襦袢という薄地の着物姿にされている。
凛は赤。彩人は白だ。
黒い板張りの部屋で、リョウが2人に麻縄を掛け始めた。縛りながら興奮しているのか、その顔は紅潮している。
2人とも肘ごと後ろ手に縛られている。
その細い麻縄はリョウが手を動かす度に、胸から下半身に向かって繊細な模様を描き、布地に細かな皺を作っていく。
肩まで露わにされているせいで、首から胸元に向かう縄が肌をチクチク刺すようだ。
凛が時折、身体を強ばらせるのが見えた。
緊縛の入門レベルだとリョウさんは言っているが、パソコンの画面越しに見ると、背景に昔の拷問器具のようなものが置かれているせいで、まるで折檻されている遊女のようだ。
ゾクリとするような倒錯的な美を感じる。
物語の中で、男に会うため店から抜け出そうとした女が捕まり、半裸で縛られるシーンがあった。挿絵では、梁から縄で吊るされた女が苦悶に顔を歪ませていた。
竜瑚は縛る過程から、完成した姿まで、写真に収め続けている。
光を調整し、時折2人の顔や身体に陰影を付けながら撮影しているようだ。
オレは指示されるとおり、機材を動かす。
凛は、未だ激しい痒みに襲われているらしく、ハァハァと呼吸が荒いまま、腿を擦り合わせて必死に耐えている。
その姿は、挿絵の女の姿と重なる。
そのツラさを堪える表情を見て、思わず勃ってしまった。
ユウさんによって凛の身体が後ろに倒された。
再び裾を捲られ、大きく脚を開かされると、両脚の間にある白い褌が濡れて、肌の色が透ける様がよく見えた。
その布もろとも中に『ぶち込みたい』衝動に耐える。
時折、彩人は竜瑚とカメラのレンズ越しに見つめ合っているようだ。
カシャ、カシャ、とシャッターが切られ続け、ようやく撮影が終わった。
「ほら」、と
カメラを一台渡される。
「そろそろ凛に挿れて、イカせてやれ」
震える凛の身体を先ほどの布団に運ぶ。
2人きりの狭い空間。
脚を開かせ、褌の腰紐からぐしょ濡れの布をずるりと引き抜くと、とろーっと透明な糸を引いた。
勃ちっぱなしになっている凛のちんぽから、トロトロと流れ出す先走りの液体だ。
『乳首も苛めてあげたい』と思い、肩まで降りた布をさらに下ろして胸元を広げようとするが食い込んだ縄が邪魔をする。
仕方なく襦袢の前を開くことは諦め、そのまま布の上から弄ることにした。
凛のちんぽを擦り上げると、刺激で穴がギュッと締まる。すると『ずいき』の汁がジュッと絞り出されてくる。それを手のひらに受け止め、襦袢の上から乳首に塗り込んでみた。
布に染み込んだせいで、ずっと痒みに襲われるみたいだ。そういえば、と洗面器に溜まった液体もさらに塗り込む。
摘みやすくぷっくり腫れた乳首をキュッキュッと優しくつねりながら、先端を擦ってみるとすごい声で鳴いた。
「ああああ!!」
竜瑚に借りたカメラで、そのくねる肢体を動画で撮る。
首を激しく振りながら
「もう挿れて!!」
と叫ぶ凛。
ナカから『ずいき』をズルリと取り出してみると、紐状に解けそうに見えた。
ふと、これをちんぽに巻きつけたら凛が悦ぶのではないかと思い付いた。
彼の身体を縛る縄を手本に、キツくならないよう注意して所々縛りながら、凛のちんぽを飾りつけるように巻いてみた。
完成した姿をカメラで写真に収めておく。
やっぱり効いたみたいだ。
「あ”、あ”……!!」
イヤイヤと首を振り、激しく腰が暴れたせいで、緩すぎた『それ』はすっぽりと抜けてしまった。
縛りながら巻いた紐は、籠状になっている。
今度はそれをオレのちんぽに嵌めてみた。
少しキツイがいい感じだ。
その時、
ムズムズとした痒みがちんぽに襲いかかってきた。ジンジンと熱くなってくる。
オレも凛と同じ体質だったらしい。
「『薬』ほどじゃないけど、効くなぁ、コレは…。凛。いま楽にしてあげる…」
紐が巻き付いたオレのちんぽは、いつもより腫れて大きく見えた。
それを、凛の穴にグボリと埋め込む。
「あ”あ”あ”あ”あ”!!」
痒みで真っ赤に腫れ上がり、すっかり熟れきったナカが、オレの大きさと紐の凹凸に擦り上げられて堪らないのだろう。絶叫して涙と涎が流れ出す、凛の紅潮した顔を連写で写真に収める。
ちんぽに巻いた紐が解けないようゆっくり出し入れし、ボコボコが凛の尻穴をくぱくぱ拡げる様子を動画に撮ると、凛の脚がオレの腰に絡みついてきた。
「しゃしん…いゃだ…。いいから…、はやく、うごいて…。おまえも…げんかい…だろ?」
ペロリと唾液に濡れた唇を舐める凛が、『撮影しなくては』と踏みとどまっていたオレの理性を簡単に消しとばした。
そこからの記憶がない。
おそらく狂った獣のように、ひたすらひたすら腰を動かし、凛の奥を目指して突き上げては射精し続けたのだと思う。
気がつくと、目の前の白い脚と尻がビクビクと痙攣し、ぐったりと意識を失った凛がいた。
赤い襦袢は、凛から何度も噴き出した精液で、尻の下にある褌と布団は尻穴から漏れ出した泡っぽいオレの精液でグジョグジョになっている。
ナカもビクビクと痙攣しているのがちんぽに伝わってきた。
ゆっくり引き抜くと、再び解けた『ずいき』の紐がナカに残ってしまった。
ズルズルズルズル、
所々縛り目が残る長い紐を引き抜くと、
意識がないまま凛の全身がビクンビクン跳ねた。
「おー。やっと戻ってきたかー」
『さすが、若いだけあるな』と、竜瑚が風呂上がりの浴衣姿で部屋に入ってきた。
「凛を風呂に入れてあげたいけど、この布団…どうしよう…」
「あー。まぁ、『こういう用途』の布団なんだから大丈夫だろ。内線でスタッフを呼べばいいって言われてるからな。オレが手配しとくから任せろ」
『陰』の風呂はユウとリョウが使ってるから、『陽』で入ってこい、と背中を叩かれた。
凛の縄を何とか解き、抱き上げ、竜瑚の言葉に甘えた。
爽やかで涼しい風が吹く。
縁側に座り、オレの腿に凛の頭を載せて横にさせている。浴衣1枚では湯冷めしそうだから、押し入れにあったタオルケットを凛の身体に掛けておいた。
凛の髪が、風にサラサラ揺れている。
彼自身が噴射したもので顔と髪がドロドロになっていたから、シャンプーでよく洗ってドライヤーでふわふわに乾かした。
苛めすぎたお詫びに、頭皮マッサージをしたら、ふにゃりと顔が緩んで可愛かった。
風呂上がりの火照った身体に冷たい麦茶が美味い。
なんと、脱衣室に数種類の飲み物が入った冷蔵庫が用意されていたのだ。
「んぅ……」
凛が目を覚ました。
目を開いたまま、緑が美しい日本庭園に見惚れたようだ。
「ほら、凛。飲んで」
麦茶を口移しで飲ませると、喉が渇いていたのだろう。『もっと、もっと』と求められる。
「ん…、」
喉の渇きがようやく落ち着いたようだ。
ちゅ、ちゅ、と
しばらく口付け合う。
そのまま寝ぼけてぐにゃりと柔らかい凛を抱き寄せると、彼も背中に手を回して抱き返してくれた。
シンプルなデザインの浴衣は、あの日ホテルで着たものによく似ていた。
先ほどまでの、遊女のように艶やかで色っぽい凛もよかった。
だが、こんな風にお揃いの浴衣を着て、穏やかな気持ちで抱き合う方が『幸せだ』と感じる。
凛はオレの腿に頭を載せ直すと、心地よさそうに再び目を閉じた。
「すー。すー」と穏やかな寝息が聞こえてくる。
滝と川の音が落ち着く。
風が本当に気持ちいい。
この場所に住めたらいいのに。
オレも睡魔に負けそうだ。
だが、ここで熟睡させたら風邪を引かせてしまう気がする。
凛を起こさないようにそっと抱き上げ、『陽』の『健全な』布団へ運ぶ。
想像した通り、畳がいい匂いだ。
横向きに寝かせ、その身体を後ろから抱きしめて眠りに落ちた。
夕飯の豪華な懐石弁当を食べ終わった後、竜瑚にカメラを返しながら撮った写真を見せていたら、気になっていた事を思い出した。
竜瑚によると、無くなっていた『ずいき』の1本は、リョウさんの尻に埋め込まれていたらしい。
その時の写真を見せてもらったら、捻った褌を尻の谷間に食い込ませ、抜け落ちないようきっちり固定されているのがわかった。
彼の顔が、凛と彩人を縛りながら紅潮していたのはその為だったようだ。
『ユウの仕業』なのだと竜瑚が苦笑いしていた。
彼は、『ナカの痒みに耐えながら縄を使う恋人』の姿を愉しんでいたらしい。
お返しにリョウはユウを縛って動けなくさせた後、目の前で『ずいき』をアナルから出し入れする様を見せつけ、焦らしまくったそうだ。
結果どうなったかは、夕飯に起きてこない2人が物語っていた。
後日、竜瑚からもらった画像データを使って凛の写真集とA3ポスターを作った。
もちろん他人には見せたくないから、プリンターと高画質プリント用紙を買って自作した。
それと、オレは全く気づかなかったのだが、あのホテルの客室には至る所にカメラが仕掛けられていたらしい。
主に設備の管理と防犯の為らしいのだが、客が希望すれば、録画したそのデータを購入できるそうだ。
その映像と、竜瑚が撮ってくれた動画を収めたディスクをもらってきた。
いずれも凛に捨てられそうになったので、土下座してお願いしたら『宝物』にすることを許してもらえた。
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