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独白
男Bの独白 2
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中学校を卒業した15歳の春、シオン君と僕は別々にされた。
『会社』に連れて行かれた僕は、その日の夜カメラの前で知らないおじさんに強姦された。
シオン君が必死に止めてくれていた、『施設のお兄さん』が僕にしていた行為の本当の意味がやっとわかった。
僕の身体は男達に汚され続けた。
時々あの職員の男も僕を犯しに来た。
イヤなのに薬を使われると感じてしまう身体。
僕のお尻は『おまんこ』で、おちんちんは『クリトリス』と呼びなさいと言われた。『おちんぽ様』を頂いたら『ありがとうございます』『うれしいです』と言うよう『躾』られた。
『エサ』と呼ばれるものを床の上で食べさせられても全く味がしなかった。首輪をされた喉はいつも息苦しい。
ーーー心と身体が離れていく。
シオン君と食べた給食はおいしかった。
……母さんが作ってくれたシチューが恋しい。
『もう死にたい』と毎日思っていたけれど、
これ以上の地獄はないって思っていたけど、
3年経ったある日、僕は『イベント会場』に連れて行かれた。
ステージの上で大勢の観客に見られながら
仰向けになった男に、『おまんこ』を犯された。
目隠しをされ、脚を開いた状態で固定されたせいで、身体の奥まで男の長大な『おちんぽ様』が入り込む。
そのまま『クイズ』が始まった。
問題に答えるためには『ご主人様のおちんぽ様を、いいと言うまでおまんこで締めなさい』と言われた。
男を満足させられたら、男が手を上げて解答権がもらえる、と。
『正解しないと辛い目に遭う』と脅されたから、僕は必死でナカを締めた。
男はなかなか手を上げなかった。
当時は気づいていなかったが、おそらく主催者の意向か、僕達が泣きながら必死に締めつける様を男達は楽しんでいたのだろう。
長くかかりすぎてジジイのスポンサーが眠くなるからと、後にセンサーに変わったそうだ。
クイズの内容はくだらない、酷いものだった。
録音されていた悲鳴と喘ぎ声を会場に大音量で流されて、『自分の声が聞こえたら答えろ』と言われたり、『乳首に塗られたものは何だ?』と精液を筆で塗られたり、『クリトリスに塗られたものは何だ?』とハッカ油をちんこに塗られたりした。
尿道にまで入り込むように、わざと細い筆も使われたせいでズキズキ痛くて、僕が泣くと観客は大笑いで喜んだ。
クイズが終わったとき、僕は3個の『宝珠』と8個のローターをお腹に入れられていた。
『卵を産め』と言われて、観客に見られながらがんばったけど、奥まで入った1個がどうしても出てこなくて苦しい。
『ご主人様にせっかく頂いた子種を溢した罰』だと言われて、縄で縛られ鞭打たれた。
身体は縄で縛られて動けないのに、口にも、尻にも、『おちんぽ様』をいっぱい入れられた。ローターは奥に入り込んだまま出てこない。『奥が震えて気持ちいい』と振動を最大にされている。
『いただきます』『おまんこ気持ちいい』『ありがとうございます』『うれしいです』
壊れたロボットみたいに心にもない言葉を言わされる。
『僕』の心はいつものように身体を置いて、遠くにいる。
犯されて、犯されて、犯されて、犯される『僕』の身体を『僕』は上から見ているんだ。
ようやくすべてが終わった。
「!!!!!!」
声にならない悲鳴が聞こえて、びっくりして身体に戻ろうとしたら、
ずっとずっと会いたいと思っていたシオン君が、
『僕』の汚れた身体を抱きしめて泣いていた。
シオン君には知られたくなかった。
見られたくなかった。
僕のこんな姿を。
汚くて、臭くて、どうしようもない僕の身体を。
『僕』は
ーーー『僕』を殺した。
『会社』に連れて行かれた僕は、その日の夜カメラの前で知らないおじさんに強姦された。
シオン君が必死に止めてくれていた、『施設のお兄さん』が僕にしていた行為の本当の意味がやっとわかった。
僕の身体は男達に汚され続けた。
時々あの職員の男も僕を犯しに来た。
イヤなのに薬を使われると感じてしまう身体。
僕のお尻は『おまんこ』で、おちんちんは『クリトリス』と呼びなさいと言われた。『おちんぽ様』を頂いたら『ありがとうございます』『うれしいです』と言うよう『躾』られた。
『エサ』と呼ばれるものを床の上で食べさせられても全く味がしなかった。首輪をされた喉はいつも息苦しい。
ーーー心と身体が離れていく。
シオン君と食べた給食はおいしかった。
……母さんが作ってくれたシチューが恋しい。
『もう死にたい』と毎日思っていたけれど、
これ以上の地獄はないって思っていたけど、
3年経ったある日、僕は『イベント会場』に連れて行かれた。
ステージの上で大勢の観客に見られながら
仰向けになった男に、『おまんこ』を犯された。
目隠しをされ、脚を開いた状態で固定されたせいで、身体の奥まで男の長大な『おちんぽ様』が入り込む。
そのまま『クイズ』が始まった。
問題に答えるためには『ご主人様のおちんぽ様を、いいと言うまでおまんこで締めなさい』と言われた。
男を満足させられたら、男が手を上げて解答権がもらえる、と。
『正解しないと辛い目に遭う』と脅されたから、僕は必死でナカを締めた。
男はなかなか手を上げなかった。
当時は気づいていなかったが、おそらく主催者の意向か、僕達が泣きながら必死に締めつける様を男達は楽しんでいたのだろう。
長くかかりすぎてジジイのスポンサーが眠くなるからと、後にセンサーに変わったそうだ。
クイズの内容はくだらない、酷いものだった。
録音されていた悲鳴と喘ぎ声を会場に大音量で流されて、『自分の声が聞こえたら答えろ』と言われたり、『乳首に塗られたものは何だ?』と精液を筆で塗られたり、『クリトリスに塗られたものは何だ?』とハッカ油をちんこに塗られたりした。
尿道にまで入り込むように、わざと細い筆も使われたせいでズキズキ痛くて、僕が泣くと観客は大笑いで喜んだ。
クイズが終わったとき、僕は3個の『宝珠』と8個のローターをお腹に入れられていた。
『卵を産め』と言われて、観客に見られながらがんばったけど、奥まで入った1個がどうしても出てこなくて苦しい。
『ご主人様にせっかく頂いた子種を溢した罰』だと言われて、縄で縛られ鞭打たれた。
身体は縄で縛られて動けないのに、口にも、尻にも、『おちんぽ様』をいっぱい入れられた。ローターは奥に入り込んだまま出てこない。『奥が震えて気持ちいい』と振動を最大にされている。
『いただきます』『おまんこ気持ちいい』『ありがとうございます』『うれしいです』
壊れたロボットみたいに心にもない言葉を言わされる。
『僕』の心はいつものように身体を置いて、遠くにいる。
犯されて、犯されて、犯されて、犯される『僕』の身体を『僕』は上から見ているんだ。
ようやくすべてが終わった。
「!!!!!!」
声にならない悲鳴が聞こえて、びっくりして身体に戻ろうとしたら、
ずっとずっと会いたいと思っていたシオン君が、
『僕』の汚れた身体を抱きしめて泣いていた。
シオン君には知られたくなかった。
見られたくなかった。
僕のこんな姿を。
汚くて、臭くて、どうしようもない僕の身体を。
『僕』は
ーーー『僕』を殺した。
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