愛を請うひと

くろねこや

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本編

16-6 ふざけたショー 6

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「気を取り直しまして、第三部を始めたいと思います。その名も『ミックスミルク味比べ♪』」

コップ2杯の『ミルク』が運ばれてきた。

それは、ただのミルクではないだろう。
毎日男達に飲まされているからわかる。

不思議なことに、男根から直接飲まされていた時よりも、コップというガラスの器に入れられただけで、その気持ち悪さが格段にアップしている。

しかも『ミックス』。

「8名のスポンサー様には2グループに分かれていただき、『ミルク』を集めていただきました。コップの中身がどちらのご主人様グループのものか当ててもらいます」

さらにおぞましい言葉が続く。

「しかし、それだけでは簡単にわかってしまうことでしょう。そこで、メス奴隷から先ほど搾乳いたしました新鮮な『ミルク』をミックスいたしました」

(正解するわけがないだろう)

「スタート!」

(飲みたくない…)

「早くしないと強制的に飲んでもらいますよ」

司会者の声に、一つにまとめられたままの両手でグラスを持ち上げ、心を殺して1杯目を一気にゴクゴク飲み込む。

生温なまぬるいそれは喉に引っかかるが、毎日毎日飲まされていたおかげで飲み込むコツを身体が覚えていた。

飲み終わった後、口の中から鼻に抜ける臭いに吐きそうだ。
かすかに甘い匂いが混ざっているのも気持ち悪い。

2杯目も、味覚を封印するように息を止め、ただ飲み込むのどにだけ意識を集中する。

先ほどの経験から、嗅覚きゅうかくを感じる前に息を止めたまま、唇に付いたものを舐め取り、口内で舌を動かして唾液を出し飲み込み、できる限り余韻よいんを消す。

「おっと、『凛ちゃん』いい飲みっぷりだ。もっとしっかり味わってほしかったですが、唇を舐める仕草がエロかったのでよしとしましょう」

精液の味と匂いに、ローターでかき混ぜられているナカがひどくうずく。
口と尻に『ミルク』を毎日飲まされていたからだろう。

「さぁ、他の2人も早く飲んでください」

飲めないでいる2人の背後から男達が忍び寄り、
開口器を付けられ、トロトロとゆっくりじっくり注がれている。
あれでは味と臭いがしっかり感じられて余計に気持ち悪いだろう。


「ヒントタイムです♪スポンサー様グループAとBそれぞれ1名様のペニスを舐める時間が奴隷たちに与えられます。ミルクを出していただければヒントになることでしょう」

最低でも2人は舐めさせられる。

オレは男Aと、社長を選択した。


クチュクチュと社長のペニスを舐める。

「はぁ、気持ちいいよ結城君」

(気持ち悪いわ、クソ社長)

喉奥にグッグッと押し込まれ射精された。
先ほどの『ミックスミルク』をこいつに吐きかけてやりたい。
だが、クイズの答えに確信が持てた。

次は男Aだ。
慣れているからか、コイツの感じるところを責めてやると、わりと早く口の中に出された。
先ほどの酷い飲み物に比べると、この男のモノはだいぶマシだ。
安心感さえ感じてしまった…。
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