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本編
16-3 ふざけたショー 3
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これから自分達に施されることをわざと見せるためか、目隠しと口枷を外され、椅子の背もたれを少し起こされる。
尻は上向きのままで固定されており、自身の下半身が近い。
会場は予想より遥かに広く、オレ達を囲むカメラ、客の数の多さに絶句した。
5つある大画面には、オレたち全員の顔と局部がそれぞれ映されており、それを見て興奮しているのだろう。客達の目は獲物を見るようにギラギラしている。
頭にまで回ったアルコールに緊張が加わり、ハァハァと熱い息が漏れる。
「っ!!!」
続いて視界に入ったものに絶句する。
乳首とちんこに取り付けられた『搾乳機』のようなものが黒い革ベルトで取り付けられているのだが、まるで卑猥なビキニのようだったのだ。
透明なカップが、ブラジャーのようなベルトで両胸に、腰から股を通したベルトでちんこにそれぞれ固定されており、その先から透明なチューブがどこかへ伸びている。
背中と腰の感覚でなんとなく予測はしていたものの、実際に目にすると酷い。
差し込まれていた漏斗が取り替えられる。今までに見たことのないサイズの『広口の漏斗』は、工業用ではないだろうか。
開かされた穴の直径は5cmはあり、Bによる拡張をされていなければ確実に裂けていただろう。
両隣からは苦悶の声が聞こえてくる。
上からみれば、直腸の粘膜どころか、ヒクつく穴の奥まで丸見えだろう。
膣鏡を入れられたときより苦しく、さらに羞恥心と恐怖心を与えられる。
漏斗を取り替えた男が、わざとフウッとナカに息を吹きかけてくる。
反応してなるものかと思うのに、反射的にビクビクと脚が跳ねてしまう。
続いてローションをトロリと開いた穴に流される。
オレが入れられるのは『宝珠』4つ、ローター2つだ。
「まずは『宝珠』をスポンサー様から入れていただきましょう」
それは、白い液体が封入されたカプセルだった。サイズはトレーニング同様、ゴルフボールくらいのものだ。
一番多いオレは最後だった。
穴を漏斗でぽっかり間抜けに開かされたまま放置されると、精神的にキツイ。
いよいよマスクで目元を隠した4人の男がオレの前にカプセルを持って並ぶ。最初の男はおそらく男Aだろう。
「ひとーつ」
司会者の声が、トレーニングの時のBと重なる。
「っ…」
ローションのヌルみと、球の重さのせいか、つるりと無抵抗で腹の中に入ってしまう。
漏斗はクスコより口が短いため、カプセルが中に入っていく感覚を長く味わうことになった。
「ふたーつ」
2人目の男がカプセルを落とす。
ふたつのカプセルが奥でコツリとぶつかり合う。
「みーっつ」
おそらくカプセルの中身は男達の精液だろう。
「よーっつ」
4人目の男から甘ったるい匂いがする。
どこかで嗅いだことがある…。
Bが何か言っていたような…。
(くそ!)
アルコールが頭をぼーっとさせる。
カプセルを落とした指で、4人目の男がさりげなく漏斗を咥え開かれた穴の輪郭をグルリとなぞる。
「結城くん、私ので孕むといい…」
ぞっとした。
(オレをクビにした社長だ)
漏斗が抜かれ、4人の男がそれぞれ手に持ったディルドを順番に挿し、奥に奥に押し込まれる。
1本1本違うそれは、男達の形を忠実に再現したものだろう。硬い素材で出来ているせいで、エラからシワに至るまで男根の形を詳細にナカへ伝えてくる。
抜き差しされるたび、自身の体温で温められていくせいで、本当に男達に犯されているようだった。
それは、奥でカプセルが溶けて潰れるまで続けられた。
「『凛ちゃん』はあと4つで着床完了です!がんばってください!」
ローターは数が少ないオレからだ。
すでに振動しているそれに触れた瞬間、先程まで大きく開かされていた尻穴は、口を開き受け入れてしまう。
ブーーーー、と音を立てる球は肉筒を痺れさせながらゆっくりと奥へ進んでいき、男達のディルドでさらに押し込まれる。
ヒモのついていないローターが押し込まれると、Bのせいで奥から取れなくなった日の恐怖を思い出す。
ヒクつく秘部を食い入るように見ている男達の中で、オレの顔だけを見つめてくるAと視線を交わし必死で耐えた。
さんざん異物とアルコールに溶かされたそこは、2つのローターをパクパクと食い締め続ける。
尻は上向きのままで固定されており、自身の下半身が近い。
会場は予想より遥かに広く、オレ達を囲むカメラ、客の数の多さに絶句した。
5つある大画面には、オレたち全員の顔と局部がそれぞれ映されており、それを見て興奮しているのだろう。客達の目は獲物を見るようにギラギラしている。
頭にまで回ったアルコールに緊張が加わり、ハァハァと熱い息が漏れる。
「っ!!!」
続いて視界に入ったものに絶句する。
乳首とちんこに取り付けられた『搾乳機』のようなものが黒い革ベルトで取り付けられているのだが、まるで卑猥なビキニのようだったのだ。
透明なカップが、ブラジャーのようなベルトで両胸に、腰から股を通したベルトでちんこにそれぞれ固定されており、その先から透明なチューブがどこかへ伸びている。
背中と腰の感覚でなんとなく予測はしていたものの、実際に目にすると酷い。
差し込まれていた漏斗が取り替えられる。今までに見たことのないサイズの『広口の漏斗』は、工業用ではないだろうか。
開かされた穴の直径は5cmはあり、Bによる拡張をされていなければ確実に裂けていただろう。
両隣からは苦悶の声が聞こえてくる。
上からみれば、直腸の粘膜どころか、ヒクつく穴の奥まで丸見えだろう。
膣鏡を入れられたときより苦しく、さらに羞恥心と恐怖心を与えられる。
漏斗を取り替えた男が、わざとフウッとナカに息を吹きかけてくる。
反応してなるものかと思うのに、反射的にビクビクと脚が跳ねてしまう。
続いてローションをトロリと開いた穴に流される。
オレが入れられるのは『宝珠』4つ、ローター2つだ。
「まずは『宝珠』をスポンサー様から入れていただきましょう」
それは、白い液体が封入されたカプセルだった。サイズはトレーニング同様、ゴルフボールくらいのものだ。
一番多いオレは最後だった。
穴を漏斗でぽっかり間抜けに開かされたまま放置されると、精神的にキツイ。
いよいよマスクで目元を隠した4人の男がオレの前にカプセルを持って並ぶ。最初の男はおそらく男Aだろう。
「ひとーつ」
司会者の声が、トレーニングの時のBと重なる。
「っ…」
ローションのヌルみと、球の重さのせいか、つるりと無抵抗で腹の中に入ってしまう。
漏斗はクスコより口が短いため、カプセルが中に入っていく感覚を長く味わうことになった。
「ふたーつ」
2人目の男がカプセルを落とす。
ふたつのカプセルが奥でコツリとぶつかり合う。
「みーっつ」
おそらくカプセルの中身は男達の精液だろう。
「よーっつ」
4人目の男から甘ったるい匂いがする。
どこかで嗅いだことがある…。
Bが何か言っていたような…。
(くそ!)
アルコールが頭をぼーっとさせる。
カプセルを落とした指で、4人目の男がさりげなく漏斗を咥え開かれた穴の輪郭をグルリとなぞる。
「結城くん、私ので孕むといい…」
ぞっとした。
(オレをクビにした社長だ)
漏斗が抜かれ、4人の男がそれぞれ手に持ったディルドを順番に挿し、奥に奥に押し込まれる。
1本1本違うそれは、男達の形を忠実に再現したものだろう。硬い素材で出来ているせいで、エラからシワに至るまで男根の形を詳細にナカへ伝えてくる。
抜き差しされるたび、自身の体温で温められていくせいで、本当に男達に犯されているようだった。
それは、奥でカプセルが溶けて潰れるまで続けられた。
「『凛ちゃん』はあと4つで着床完了です!がんばってください!」
ローターは数が少ないオレからだ。
すでに振動しているそれに触れた瞬間、先程まで大きく開かされていた尻穴は、口を開き受け入れてしまう。
ブーーーー、と音を立てる球は肉筒を痺れさせながらゆっくりと奥へ進んでいき、男達のディルドでさらに押し込まれる。
ヒモのついていないローターが押し込まれると、Bのせいで奥から取れなくなった日の恐怖を思い出す。
ヒクつく秘部を食い入るように見ている男達の中で、オレの顔だけを見つめてくるAと視線を交わし必死で耐えた。
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