10 / 175
本編
10 飼育
しおりを挟む
気がつくと、『あの日』のようにベッドに拘束されていた。酸欠で気を失ったのか、記憶が曖昧だ。
おそらくラブホテルの一室だろう。
天井が鏡張りになっており、酷い顔の男が映っている。
「目ぇ覚めた?」
男Bだ。
「酷い目にあったね。あんな男に気に入られたばっかりに、奥さんと離婚させられるなんて」
まだ離婚はしていない。
「あれ?わかってないのかな」
オレが代わりに書いてハンコ押して、提出済みだよ、と笑った。
「オレ『代筆』得意なんだ。『代理人』が提出したはずだから安心してね」
頭が真っ白になった。
「心配いらないよ。もうキミは外に出ることなんてできないんだから」
オレたちが飼ってあげるから感謝してよね♡
絶望したオレは、考えることをやめた。
もうどれくらい経ったのだろう。
いつの間にか妻との結婚指輪がなくなっていた。その代わり、
『凛ちゃん』という札のついた馬鹿げた首輪をされ、四つ足で生活させられている。右足首には枷が付けられ、逃走防止の鎖でつながれていた。
乳首にはクリップを必ず付けられ、日によって、鈴、鎖、ローターなど様々なものをぶら下げられる。
その毎日の様子をカメラに記録されている。
今日の晩ご飯も『ミルク』だった。
男Bが『ミルク』と呼ぶそれは、男達の性器から口の中に直接注がれる。
ドロドロと喉に引っかかり、独特の匂いにえずくが、突っ込まれたモノによって吐き出すことは許されない。苦しみながら何度かに分けて飲み込む。
『ミルク』の後は必ず謎の薬を飲まされ、男A、男B、男Cの順に犯される。
薬とシャワーの時だけが『まともな水』を飲める貴重な時間だった。
男Aは太く長い。Bは細めだが異様に長く、Cは有り得ない太さと長さだ。
初めてCに突っ込まれた時、身体を裂かれる痛みに泣き叫び流血したが、『その薬』を飲むと筋肉が弛緩するのか、『何をされても』抵抗なくナカに咥え込んでしまう。
時には男根だけでなく、異物をたくさん飲み込まされることもあった。
2人の男を同時に受け入れさせられることもあった。
知らない男が混じっている日もあった。
開かれすぎて、尻の穴が戻らなくなったこともある。さすがに二週間くらい薬を塗られ休むことを許されたが、縦に割れたという穴の形を『オンナノコみたいだ』と揶揄われるのは辛かった。
『薬』を使われ、放置されたこともある。
身体が火照ってナカを擦ってもらわないと苦しくて、自分から男を求めてしまい愕然とした。
体力が尽き、意識を失う瞬間はなぜか必ずAの存在を体内に感じた。
その日の全てが終わった後は、排泄の時間だ。
透明な和式トイレに用を足させられる。
身体が震え中腰にはなれず、膝をつき脚を開く。
カメラが下から覗き込むように前後から設置されており、尿道や肛門が口を開ける様子から一部始終撮影されるのだ。
しかも必ず薬の効果が切れて意識がしっかりした状態でさせられる。
現在の様子をパソコンの画面に映され、見ることを強要されるのも苦痛だ。
尻から男達に出されたものが迸り、酷い音がすると、言葉でも貶められる。
毎週3回行われる有料生配信も苦痛だった。
リアルタイムで送られてくるコメントによってメニューが変わり、卑猥なことをされたり、言わされたり、させられたりする。
何かをされる時は必ず、『ありがとうございます』『うれしいです』『気持ちいいです』『ごちそうさまでした』と言わされる。
言わない、指示に従わないと厳しい『躾』が待っているのだ。
おそらくラブホテルの一室だろう。
天井が鏡張りになっており、酷い顔の男が映っている。
「目ぇ覚めた?」
男Bだ。
「酷い目にあったね。あんな男に気に入られたばっかりに、奥さんと離婚させられるなんて」
まだ離婚はしていない。
「あれ?わかってないのかな」
オレが代わりに書いてハンコ押して、提出済みだよ、と笑った。
「オレ『代筆』得意なんだ。『代理人』が提出したはずだから安心してね」
頭が真っ白になった。
「心配いらないよ。もうキミは外に出ることなんてできないんだから」
オレたちが飼ってあげるから感謝してよね♡
絶望したオレは、考えることをやめた。
もうどれくらい経ったのだろう。
いつの間にか妻との結婚指輪がなくなっていた。その代わり、
『凛ちゃん』という札のついた馬鹿げた首輪をされ、四つ足で生活させられている。右足首には枷が付けられ、逃走防止の鎖でつながれていた。
乳首にはクリップを必ず付けられ、日によって、鈴、鎖、ローターなど様々なものをぶら下げられる。
その毎日の様子をカメラに記録されている。
今日の晩ご飯も『ミルク』だった。
男Bが『ミルク』と呼ぶそれは、男達の性器から口の中に直接注がれる。
ドロドロと喉に引っかかり、独特の匂いにえずくが、突っ込まれたモノによって吐き出すことは許されない。苦しみながら何度かに分けて飲み込む。
『ミルク』の後は必ず謎の薬を飲まされ、男A、男B、男Cの順に犯される。
薬とシャワーの時だけが『まともな水』を飲める貴重な時間だった。
男Aは太く長い。Bは細めだが異様に長く、Cは有り得ない太さと長さだ。
初めてCに突っ込まれた時、身体を裂かれる痛みに泣き叫び流血したが、『その薬』を飲むと筋肉が弛緩するのか、『何をされても』抵抗なくナカに咥え込んでしまう。
時には男根だけでなく、異物をたくさん飲み込まされることもあった。
2人の男を同時に受け入れさせられることもあった。
知らない男が混じっている日もあった。
開かれすぎて、尻の穴が戻らなくなったこともある。さすがに二週間くらい薬を塗られ休むことを許されたが、縦に割れたという穴の形を『オンナノコみたいだ』と揶揄われるのは辛かった。
『薬』を使われ、放置されたこともある。
身体が火照ってナカを擦ってもらわないと苦しくて、自分から男を求めてしまい愕然とした。
体力が尽き、意識を失う瞬間はなぜか必ずAの存在を体内に感じた。
その日の全てが終わった後は、排泄の時間だ。
透明な和式トイレに用を足させられる。
身体が震え中腰にはなれず、膝をつき脚を開く。
カメラが下から覗き込むように前後から設置されており、尿道や肛門が口を開ける様子から一部始終撮影されるのだ。
しかも必ず薬の効果が切れて意識がしっかりした状態でさせられる。
現在の様子をパソコンの画面に映され、見ることを強要されるのも苦痛だ。
尻から男達に出されたものが迸り、酷い音がすると、言葉でも貶められる。
毎週3回行われる有料生配信も苦痛だった。
リアルタイムで送られてくるコメントによってメニューが変わり、卑猥なことをされたり、言わされたり、させられたりする。
何かをされる時は必ず、『ありがとうございます』『うれしいです』『気持ちいいです』『ごちそうさまでした』と言わされる。
言わない、指示に従わないと厳しい『躾』が待っているのだ。
1
お気に入りに追加
116
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる