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本編 3 番外編
依頼と本と、気持ち悪い玩具(後編)
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アレウス王子の服を着せられていたオレは、この部屋へ着くとすぐゴブリンに囲まれた。
全部で6体。
乱暴に剥がされた上着のボタンは弾け飛び、スラックスはブーツと共に引き抜かれる。
残されたのはボタンを失って前が開いたシャツと、肌が透けそうな薄布でできた白い紐パン。
ちなみにこの下着は衣装として用意されていたものだ。
手首を掴まれ、身体を力一杯に引き倒されそうになった瞬間、ダンッと重い音が響いた。玉座に座った慎一郎が手に持たされていた杖の底を床に叩きつけたようだ。
『キィ…』と心なし元気のない声とともに、オレを掴んでいたその手が丁寧なものへと変わったのは、監視するようにこっちを見ている魔王様の視線が凍りつきそうに冷たいことに気付いたからかもしれない。
床の上で四つん這いにさせられたオレは、両手両足を4体のゴブリンに抑えつけられる。
1番身体の大きな個体が近づいて来て、腰布を持ち上げたソレをオレの顔の前でブルンと振った。
家に送られてきたディルドより3回りくらいデカい。
近くで見せないでほしい。
うぅ、気持ち悪い。
閉じていた唇を、左右から伸びてきた指に開かされた。指どころか爪まで汚そうにペイントされていて感心する。
よく見ると爪が短い。肌を傷つけないよう配慮されているようだ。
慎一郎が言っていた『集合体恐怖症』という言葉が頭にチラつく。
逃げ出したい。
でも後頭部まで押さえつけられては逃げようもない。
これは…舐めろってことだよね?
今回の依頼は慎一郎とのセックスを見せるだけじゃなかった?
さらに近づいてくるグロいちんぽ。
『ごめんね』
さっき会長が謝った理由、分厚い封筒を渡された意味がやっと分かった。
唇につんと触れたソレは思ったより柔らかく、見ないように注意しながら抵抗を諦めて口に入れてみると臭くない。恐る恐る舌で触れてみると慣れた味。見た目は酷いのに新品のディルドみたいな味や匂いがした。吐き気はしなくてホッとする。
タマも柔らかそうにフルフル揺れるし、陰毛らしきものも疎に生えている。ぽこんと出た腹のてっぺん、臍の周りにも毛があるのがよく見えた。
後頭部をぐいと引かれて、左からもう一本ちんぽを差し出される。見てみるとやはり形が違う。
右隣のヤツも、サイズだけじゃなくてボツボツやシミ、色も変えてある。
こだわってるなぁ。
でもやはり生理的に受け付けない形状で、思わず目を瞑ってしまう。
気持ち悪いボコボコボツボツが唇から舌、喉を擦ってくる。
本物じゃないと分かってる。
でも、薄暗い部屋、手に触れるゴワゴワの絨毯、ひんやりした空気、手足を抑えつけてくるゴブリンたちの手の熱さ。
複数のちんぽに喉奥まで犯され、
おかしな気分にさせられる。
嫌な記憶が呼び覚まされる。
ディルドには射精する機能もあるらしい。
ぬこぬこと交互に口内を犯してくるゴブリンの気持ち悪いちんぽたちから、ビュルルルと粘液が噴出された。
ドロドロで喉に張り付く。息が苦しい。
顔にもたっぷりかけられて、先端で塗りつけるように鼻や閉じた瞼をヌルヌルと弄ばれた。ザーメンみたいに白く濁っているが、独特の臭いや味がしないからまだ冷静でいられる。
次は尻の穴を犯されるようだ。
オレの腰に手が伸ばされる。
見た目と違って器用な指が、下着の紐をするりと解く。左右同時に解かれれば、ただの布切れとなって開かされた脚の間に落ちていった。
冷えた空気が尻を撫でる。
左右から引かれ、ぐにりと開かれた尻たぶ。
尻穴が歪められてくぱりと口を開く。
滑りを伴って侵入してくる指たち。
不衛生そうな色。
ここに来る前、慎一郎にしつこく弄られたからよく解れているのだろう。
ぬぷぬぷと湿った音を立てながら、複数の指が出入りしていく。ちんぽと同じようにボコボコ気持ち悪い舌も侵入してくる。
「んっ…、」
堪らず再び目を閉じると、濡れた長くて悍ましい形状のモノがずぷりと体内へ埋め込まれてきたのがよく分かってしまう。
加温機能はあるようだが、作り物だから体温ほどは熱くないし、人間の舌ほど細かく動かされないのが救いだろうか。
「ぁ…、ぁ…、ぁぁ…、」
ぬこぬこ、じゅぶじゅぶ、ぬぷぬぷ、
長時間、ひたすら繰り返される複数の指と舌の抽挿。
「んぁ、」
じゅぽっ、
ようやく下拵えが完了したのか、節ばった指と細長い舌が同時に引き抜かれていった。
あぁ、さっきの大きな個体が最初の相手らしい。
嫌だ。
大丈夫。
これはニセモノだ。
ただのディルド。
ペニバンを着けた相手にズボズボされるようなもの。
慎一郎の顔が見たくなって、階段の上へ視線を移す。ゴブリンたちはオレの下半身に夢中だから隔てるものは何もない。
「慎…、ジーン」
眉間を寄せた魔王様がそこにいた。
事前に渡された台本に従うなら、オレが彼に触れてもらえるのは最後。
ゴブリンとオークに輪姦されて、助けを求めた時。やっとあの椅子から降りてきてくれるのだ。
「っ!!!」
ぐぷっ。
粘度が高いローションの音。
そう。ローションだ。
唾液でも精液でもない。
無味無臭の、ただのローション。
ナカを擦る、気持ち悪いボコボコ。
それなのに
「あっ…!! んぶぅ…、」
後ろから挿入されてすぐ、再び口も異形に犯される。
前から、後ろから、
ぐぽっ、ぐぽっ、
ゴスッ、ゴスッ、
「ぉ…、ごぉ…、」
閉じられず塞がれた口から汚い音が漏れてしまう。
舌に、上顎に、喉に、ボコボコが酷く当たる。
後ろのゴブリンは大きな身体に合った、太々しいカリ首で前立腺を押し潰してくる。
「ぉ…、ぉ…、ぉ…、」
苦しい。
気持ちいい。
気持ち悪い。
気持ちいい。
相反する感情に、頭がおかしくなりそうだ。
◇
「はぁ、はぁ、はぁ、」
ゴブリン6匹の相手をして、ようやく解放されたが、次に現れたのは鬼とイノシシの間のような頭を持つオークという巨体のモンスターだった。
どうしよう。やっぱりこのまま続けるんだよね?
玉座へ目をやると、魔王の冷たい目がこちらを見ていた。
…続けるんだな。
目の前に出されたオークのデカいちんぽ。
紫がかったダークグレーのソレは、ブツブツボコボコしていないからいい。
「…オークは…豚のに似てるね。色が濃くて分かりにくいけど、毛や斑模様までちゃんとある」
ぐるんとネジみたいに巻いた先端。
ぷりぷりとしていて、少しデフォルメされてるから、思ったほどグロくない。
押し付けられたソレに舌を這わせると、やっぱりディルドの匂いと味がした。
安心して口内へ招き入れる。
棘みたいに硬い毛が唇にチクチク刺さる。
後ろもすっかり熱っぽく解れているから、押し当てられたネジ巻きちんぽも簡単に挿入されてしまった。
どうしても本物と比べてしまう。
さすが、性感を高めるためにデザインされたディルドだ。
太さも長さも結構あるけど、イイトコロによく当たるし、背徳感がない分、ただ快楽に身を任せることができた。
気持ちいい。
ボコボコ、ネジネジが気持ちいい。
時々チクチク、硬い毛が内部を刺してくる。
その僅かな痛みさえ気持ちいい。
口の中に突っ込まれていた方のネジ巻きが一度ブルンと動くと同時に、
ビュー、ビュー、ビュー、
大量の液体が噴射される。
粘りはあるけど、やっぱり無味無臭だ。
安心して注がれる液体を飲み込める。
ゴキュッと塞がれたままの喉が鳴る。
「オェ…、」
喉から引き抜かれる時にネジ巻きが引っかかって嘔吐いた。
「ぉ…ごっ!!」
口が解放されると同時に、遠慮は無用とばかりに後ろの突き込みが激しくなった。
「あっ、あっ、あっ、あっ、」
まるで喘ぐために作られた人形のように声が出てしまう。
ネジ巻きちんぽ、気持ちいい。
ごぢゅ、ごぢゅ、ごぢゅ、
大量に腹の中へ注がれていた6体分のゴブリンザーメンローションが外へ掻き出されていく。
ドロドロと内腿を伝う粘液にさえ感じてしまう。
『ブゴー!!!』
急に後ろから降ってきた雄叫びに、思わず驚いてナカを締めてしまう。
その瞬間、
ビュルルル、ビュー、ビュー、ビュルルル、
止まらないかと思うほど大量の液体が腹の中に注がれる。
「あぁぁ!!あっ、あぁ!!」
粘液を迸らせながら暴れ回るネジ巻きちんぽに、思わず声が出てしまう。
やばい。これやばい。
ばかになる。
こすらないで。
あたまがばかになる。
おなかくるしい。
もうとまって。ださないで。
くるしくてつらい。
きもちい。
◇
ズルリ、ズリン。
ぶぼっ、ごぷっ、ごぽぽ…、
3体目のオークちんぽが尻の穴から引き抜かれ、噴き出すように溢れる大量の液体。
ようやく終わった。
脱力したオレの身体は、床へと崩れ落ちた。
毛足の長い絨毯は高そうなのに、後ろから流れ出た大量の液体でドロドロに汚れてしまっている。
弁償しろって言われたらどうしよう。
荒い息を整えながら現実的なことを考えていたその時だった。
ぴと。
次に押し当てられたちんぽは、柔らかくて熱い。
おかしい。
まるで人肌の…。
慌てて振り返ると、オークによく似た人間の男が、自身の性器を下履きの狭間から剥き出しにしていた。
それは、人間の生ちんぽ。
本物の、男の、性器だ。
え?
頭が真っ白になる。
「…や、」
異形によって散々開かされた穴は、拒むこともできないまま男に無抵抗で口を開こうとしてしまう。
「しん…、」
こちらを見下ろしていた冷たい目。
呆れられたのかな。
こんな化け物にも感じて、
知らない男のちんぽまで飲み込もうとしちゃう、節操のないオレの身体に。
「い…やだ」
ギュッと手を握り込む。
「たすけて」
ゴブリンに掴まれたままの手首は少しも動かない。
「ごっ!!!」
その時、背後から潰されたカエルのような音が聞こえた。
拘束の手が緩む。
「あ…、」
オレにちんぽを突っ込もうとしていた男は、遠くへ飛ぶほど蹴り飛ばされていた。
魔王…いや、慎一郎によって。
『ギィ……』『ブゴ…』
小さな鳴き声をあげると、周りにいたゴブリンとオークたちはおずおずと遠ざかっていく。
蹴り飛ばされた男は、魔王の側近…竜人族の男に引き摺られてどこかへ消えていった。
「城へ我らを招き入れたのは、己が子を犯すためか」
魔王のセリフ?
あ…、台本にあった。
そうだ。
この男は。
この国の王。
オレの父親。
『父親に犯されかけた』
違う。
ただの設定だ。
オレのじゃない。
『ナディール』の父親。
身体が勝手にガクガク震える。
克服したと思っていたのに。
「お前は私のものだ」
魔王ジーンが、オレの前に…膝をついた。
「私の花嫁」
伸ばされた腕。
いつの間にか泣いていたオレを、
安心する匂いが包み込む。
「はい。僕は、あなたのものです」
このセリフは王子ナディールのもの。
それなのに、口付けを受けたオレは心から笑っていた。
身体を抱き上げられ、玉座へと連れていかれる。
膝の上に乗せられたオレは、慎一郎の腕に支えられ、ちんぽへと下される。
「ぁあ…、」
ほぅっと、息が漏れてしまう。
慎一郎のだ。
安心する。
オレの大好きなちんぽ。
「うれしい」
思わず頬が緩み、目の前にある唇へと口付けていた。
心と連動するようにキュンキュン締めてしまうから、ナカで慎一郎のがさらに大きく育っていくのを感じる。
『はぁ、はぁ、』と荒い息を吐きながら、ちゅ、ちゅ、と唇を合わせることを止められない。
動いてほしい。
座面に膝をつき必死に尻を浮かそうとするけど、がくがく震えて脚に力が入らない。
オレの望みを察した慎一郎が腰を持ち上げて抽挿を始めてくれる。
じゅぷじゅぷ音を立てながら、激しく肉杭を抜き挿しされる度、ごぽりごぽりとオークに出された大量の粘液が掻き出され、その幹を伝うように流れ出す。
「ナカに出して。あなたのものだという証をください」
膝に抱き上げられたナディールは、魔王ジーンを恐れるという設定だったのに、セリフを飛ばしてしまったと気付いたのは、
「くっ、」「あぁぁぁ!!!」
2人同時に放った後のことだった。
◇
新刊は無事に書店へ並ぶことができたらしい。
発売前に出版社から届けられたサンプルを慎一郎と2人で読んだけど、店頭販売していいのかちょっと心配になる内容だったんだ…。R指定的な意味で。
小説の中のオレ…じゃない、ナディールはかなりエグい目に遭わされていたから。
美人な側妃似の末っ子、しかも四男だった王子は、幼いころから王妃に虐げられていた。
しかも家臣や騎士たちから何度も何度も輪姦されるわ、長男と次男、父親からも身体を狙われるわ。モンスターたちの侵攻を受ける前から、ずっと身内から酷い扱いを受けていた。
なんで末っ子の王子が城に残ってたのか疑問だったんだけど、王に命じられていたからだった。
長男は脳筋でモンスターにボコられて死亡してたし、王妃と次男は『民を避難させねば』と言いながら真っ先に逃げ出した。三男だけはナディールに優しかったけど、王の命令で隣国に婿入りさせられていたんだ。
王は正妃に盛られた毒で狂っていたみたい。ナディールを抱きたいからって、モンスターたちに味方して城へ招き入れ、邪魔をする正妃や宰相を国から追い出した後、オークに紛れて機会を狙っていたらしい。
魔王の嫁にされてからも酷かった。正妃が流した情報に踊らされた国民は、魔王と一緒にいるナディールを裏切り者扱いするんだ。本当の裏切り者は王だったのに。
でもナディールは、身を捧げてまで守った国民からバッシングを受けてもめげないし、輪姦されながらもモンスターの性器を観察し、恥ずかしい淫語たっぷりにコメントするという、心が強くて好奇心旺盛かつビッチなキャラクターになっていた…。
しかも『ゴブリンの汚ちんぽ様おいしいれす』とか、『オークのネジネジおちんぽ様きもちいい』とか言わされてた。
「あなたの言葉が採用されましたね」
「え?」
慎一郎? 嘘だ。…え、マジ? オレ、飛んでた時、本当にこんなこと言っちゃってたの? …お前とシてる時もたまに言ってる?
そうか。『おちんぽ様』って『奴隷』にされてた頃さんざん言わされてたんだよな。
ごめんな、ナディール。オレのせいで。
そういえばナディールの父親…王様役の男だけど、人間型のディルドを着ける予定だったのに、生でオレに突っ込もうとしたから慎一郎に思いっきり蹴り飛ばされたそうだ。ゴブリンやオークに犯される姿を見て、魔が差したのだとか。
ちなみに、あの日オレを犯したゴブリン6体とオーク3体のちんぽディルドは、慎一郎のコレクションに加えられているらしい。……薄布の紐パンと一緒に。
しかも、オレの紐パン姿にハマってしまったのだろう。それからは玩具に合わせたエッチな下着を何枚も何枚もプレゼントされることになる。
そんな慎一郎がモデルになった魔王様はというと。
クールな見た目と裏腹に、すっかり溺愛系のヤンデレと化していた。正妃をはじめ、ナディールのことを悪く言った人間は全員、王子に内緒で皆殺しにしてしまうんだ。
最後のページ。
描かれたイラストは、魔王ジーンに抱かれて幸せそうに微笑むナディールの姿だった。
あれから気になって全巻読んでみたけど、『クリ嫁』シリーズには、やっぱり汚くて嫌な人間ばかりが出てくる。
でも何故か、必ず1人だけは優しい人がいて安心するんだ。この巻だと三男かな。兄たちと王の手からナディールを守ってくれたり、隙あらば犯しにくるヤツらから助けてくれたり、魔王の嫁にされた後も隣国から助けに来てくれたりする。
魔王に溺愛されているのを知って、『幸せになるんだよ』って最後に抱きしめるのが泣けるんだ。
でも、本を読んで気付いたことがある。
あのホテルでやり残したことがあったんだ。
それは、王様役の男を引き摺っていった竜人族…魔王の側近のことだ。
慎一郎のことばかり見ていたから、ずっと背後に控えていたらしいその存在に気付いていなかった。
『錨みたいな形のゴツゴツした巨根』。
あの場では見ることができなかったが、作中には竜人族の性器が細かく描写されていた。
人狼族の男との浮気を疑われて魔王と喧嘩したナディールは、お仕置きとしてその凶悪ちんぽに『あんあん』言わされていた。
どうせディルドなんだし、ちょっと竜人族とのプレイも体験してみたかったかも…と思ったのだ。
ところが、本の発売からしばらく。
まるでオレの心を読んだかのように『新商品だよ。2人で楽しんでね』と、黒田会長から荷物が送られてきた。
『竜人族のちんぽディルド』。
ちんぽに被せて使うサックタイプらしい。
手紙によると『面白い細工がしてある』そうだ。
「本当に変わった形だなぁ」
今夜さっそく試してほしくなったオレは、慎一郎の顔を見ながらディックの太い首を抱きしめて、その頬にキスをしてみた。
…どうやら作戦は成功したようだ。
夜を待たずに、これからお仕置きしてもらえるみたい。
べろりべろりと顔を舐めてくれるディックから引き剥がすように手を引かれ、抱き上げられた。
「…覚悟してくださいね」
耳へと囁かれた慎一郎の言葉に思わず笑みを溢してしまうと、その唇はすぐに塞がれることになった。
全部で6体。
乱暴に剥がされた上着のボタンは弾け飛び、スラックスはブーツと共に引き抜かれる。
残されたのはボタンを失って前が開いたシャツと、肌が透けそうな薄布でできた白い紐パン。
ちなみにこの下着は衣装として用意されていたものだ。
手首を掴まれ、身体を力一杯に引き倒されそうになった瞬間、ダンッと重い音が響いた。玉座に座った慎一郎が手に持たされていた杖の底を床に叩きつけたようだ。
『キィ…』と心なし元気のない声とともに、オレを掴んでいたその手が丁寧なものへと変わったのは、監視するようにこっちを見ている魔王様の視線が凍りつきそうに冷たいことに気付いたからかもしれない。
床の上で四つん這いにさせられたオレは、両手両足を4体のゴブリンに抑えつけられる。
1番身体の大きな個体が近づいて来て、腰布を持ち上げたソレをオレの顔の前でブルンと振った。
家に送られてきたディルドより3回りくらいデカい。
近くで見せないでほしい。
うぅ、気持ち悪い。
閉じていた唇を、左右から伸びてきた指に開かされた。指どころか爪まで汚そうにペイントされていて感心する。
よく見ると爪が短い。肌を傷つけないよう配慮されているようだ。
慎一郎が言っていた『集合体恐怖症』という言葉が頭にチラつく。
逃げ出したい。
でも後頭部まで押さえつけられては逃げようもない。
これは…舐めろってことだよね?
今回の依頼は慎一郎とのセックスを見せるだけじゃなかった?
さらに近づいてくるグロいちんぽ。
『ごめんね』
さっき会長が謝った理由、分厚い封筒を渡された意味がやっと分かった。
唇につんと触れたソレは思ったより柔らかく、見ないように注意しながら抵抗を諦めて口に入れてみると臭くない。恐る恐る舌で触れてみると慣れた味。見た目は酷いのに新品のディルドみたいな味や匂いがした。吐き気はしなくてホッとする。
タマも柔らかそうにフルフル揺れるし、陰毛らしきものも疎に生えている。ぽこんと出た腹のてっぺん、臍の周りにも毛があるのがよく見えた。
後頭部をぐいと引かれて、左からもう一本ちんぽを差し出される。見てみるとやはり形が違う。
右隣のヤツも、サイズだけじゃなくてボツボツやシミ、色も変えてある。
こだわってるなぁ。
でもやはり生理的に受け付けない形状で、思わず目を瞑ってしまう。
気持ち悪いボコボコボツボツが唇から舌、喉を擦ってくる。
本物じゃないと分かってる。
でも、薄暗い部屋、手に触れるゴワゴワの絨毯、ひんやりした空気、手足を抑えつけてくるゴブリンたちの手の熱さ。
複数のちんぽに喉奥まで犯され、
おかしな気分にさせられる。
嫌な記憶が呼び覚まされる。
ディルドには射精する機能もあるらしい。
ぬこぬこと交互に口内を犯してくるゴブリンの気持ち悪いちんぽたちから、ビュルルルと粘液が噴出された。
ドロドロで喉に張り付く。息が苦しい。
顔にもたっぷりかけられて、先端で塗りつけるように鼻や閉じた瞼をヌルヌルと弄ばれた。ザーメンみたいに白く濁っているが、独特の臭いや味がしないからまだ冷静でいられる。
次は尻の穴を犯されるようだ。
オレの腰に手が伸ばされる。
見た目と違って器用な指が、下着の紐をするりと解く。左右同時に解かれれば、ただの布切れとなって開かされた脚の間に落ちていった。
冷えた空気が尻を撫でる。
左右から引かれ、ぐにりと開かれた尻たぶ。
尻穴が歪められてくぱりと口を開く。
滑りを伴って侵入してくる指たち。
不衛生そうな色。
ここに来る前、慎一郎にしつこく弄られたからよく解れているのだろう。
ぬぷぬぷと湿った音を立てながら、複数の指が出入りしていく。ちんぽと同じようにボコボコ気持ち悪い舌も侵入してくる。
「んっ…、」
堪らず再び目を閉じると、濡れた長くて悍ましい形状のモノがずぷりと体内へ埋め込まれてきたのがよく分かってしまう。
加温機能はあるようだが、作り物だから体温ほどは熱くないし、人間の舌ほど細かく動かされないのが救いだろうか。
「ぁ…、ぁ…、ぁぁ…、」
ぬこぬこ、じゅぶじゅぶ、ぬぷぬぷ、
長時間、ひたすら繰り返される複数の指と舌の抽挿。
「んぁ、」
じゅぽっ、
ようやく下拵えが完了したのか、節ばった指と細長い舌が同時に引き抜かれていった。
あぁ、さっきの大きな個体が最初の相手らしい。
嫌だ。
大丈夫。
これはニセモノだ。
ただのディルド。
ペニバンを着けた相手にズボズボされるようなもの。
慎一郎の顔が見たくなって、階段の上へ視線を移す。ゴブリンたちはオレの下半身に夢中だから隔てるものは何もない。
「慎…、ジーン」
眉間を寄せた魔王様がそこにいた。
事前に渡された台本に従うなら、オレが彼に触れてもらえるのは最後。
ゴブリンとオークに輪姦されて、助けを求めた時。やっとあの椅子から降りてきてくれるのだ。
「っ!!!」
ぐぷっ。
粘度が高いローションの音。
そう。ローションだ。
唾液でも精液でもない。
無味無臭の、ただのローション。
ナカを擦る、気持ち悪いボコボコ。
それなのに
「あっ…!! んぶぅ…、」
後ろから挿入されてすぐ、再び口も異形に犯される。
前から、後ろから、
ぐぽっ、ぐぽっ、
ゴスッ、ゴスッ、
「ぉ…、ごぉ…、」
閉じられず塞がれた口から汚い音が漏れてしまう。
舌に、上顎に、喉に、ボコボコが酷く当たる。
後ろのゴブリンは大きな身体に合った、太々しいカリ首で前立腺を押し潰してくる。
「ぉ…、ぉ…、ぉ…、」
苦しい。
気持ちいい。
気持ち悪い。
気持ちいい。
相反する感情に、頭がおかしくなりそうだ。
◇
「はぁ、はぁ、はぁ、」
ゴブリン6匹の相手をして、ようやく解放されたが、次に現れたのは鬼とイノシシの間のような頭を持つオークという巨体のモンスターだった。
どうしよう。やっぱりこのまま続けるんだよね?
玉座へ目をやると、魔王の冷たい目がこちらを見ていた。
…続けるんだな。
目の前に出されたオークのデカいちんぽ。
紫がかったダークグレーのソレは、ブツブツボコボコしていないからいい。
「…オークは…豚のに似てるね。色が濃くて分かりにくいけど、毛や斑模様までちゃんとある」
ぐるんとネジみたいに巻いた先端。
ぷりぷりとしていて、少しデフォルメされてるから、思ったほどグロくない。
押し付けられたソレに舌を這わせると、やっぱりディルドの匂いと味がした。
安心して口内へ招き入れる。
棘みたいに硬い毛が唇にチクチク刺さる。
後ろもすっかり熱っぽく解れているから、押し当てられたネジ巻きちんぽも簡単に挿入されてしまった。
どうしても本物と比べてしまう。
さすが、性感を高めるためにデザインされたディルドだ。
太さも長さも結構あるけど、イイトコロによく当たるし、背徳感がない分、ただ快楽に身を任せることができた。
気持ちいい。
ボコボコ、ネジネジが気持ちいい。
時々チクチク、硬い毛が内部を刺してくる。
その僅かな痛みさえ気持ちいい。
口の中に突っ込まれていた方のネジ巻きが一度ブルンと動くと同時に、
ビュー、ビュー、ビュー、
大量の液体が噴射される。
粘りはあるけど、やっぱり無味無臭だ。
安心して注がれる液体を飲み込める。
ゴキュッと塞がれたままの喉が鳴る。
「オェ…、」
喉から引き抜かれる時にネジ巻きが引っかかって嘔吐いた。
「ぉ…ごっ!!」
口が解放されると同時に、遠慮は無用とばかりに後ろの突き込みが激しくなった。
「あっ、あっ、あっ、あっ、」
まるで喘ぐために作られた人形のように声が出てしまう。
ネジ巻きちんぽ、気持ちいい。
ごぢゅ、ごぢゅ、ごぢゅ、
大量に腹の中へ注がれていた6体分のゴブリンザーメンローションが外へ掻き出されていく。
ドロドロと内腿を伝う粘液にさえ感じてしまう。
『ブゴー!!!』
急に後ろから降ってきた雄叫びに、思わず驚いてナカを締めてしまう。
その瞬間、
ビュルルル、ビュー、ビュー、ビュルルル、
止まらないかと思うほど大量の液体が腹の中に注がれる。
「あぁぁ!!あっ、あぁ!!」
粘液を迸らせながら暴れ回るネジ巻きちんぽに、思わず声が出てしまう。
やばい。これやばい。
ばかになる。
こすらないで。
あたまがばかになる。
おなかくるしい。
もうとまって。ださないで。
くるしくてつらい。
きもちい。
◇
ズルリ、ズリン。
ぶぼっ、ごぷっ、ごぽぽ…、
3体目のオークちんぽが尻の穴から引き抜かれ、噴き出すように溢れる大量の液体。
ようやく終わった。
脱力したオレの身体は、床へと崩れ落ちた。
毛足の長い絨毯は高そうなのに、後ろから流れ出た大量の液体でドロドロに汚れてしまっている。
弁償しろって言われたらどうしよう。
荒い息を整えながら現実的なことを考えていたその時だった。
ぴと。
次に押し当てられたちんぽは、柔らかくて熱い。
おかしい。
まるで人肌の…。
慌てて振り返ると、オークによく似た人間の男が、自身の性器を下履きの狭間から剥き出しにしていた。
それは、人間の生ちんぽ。
本物の、男の、性器だ。
え?
頭が真っ白になる。
「…や、」
異形によって散々開かされた穴は、拒むこともできないまま男に無抵抗で口を開こうとしてしまう。
「しん…、」
こちらを見下ろしていた冷たい目。
呆れられたのかな。
こんな化け物にも感じて、
知らない男のちんぽまで飲み込もうとしちゃう、節操のないオレの身体に。
「い…やだ」
ギュッと手を握り込む。
「たすけて」
ゴブリンに掴まれたままの手首は少しも動かない。
「ごっ!!!」
その時、背後から潰されたカエルのような音が聞こえた。
拘束の手が緩む。
「あ…、」
オレにちんぽを突っ込もうとしていた男は、遠くへ飛ぶほど蹴り飛ばされていた。
魔王…いや、慎一郎によって。
『ギィ……』『ブゴ…』
小さな鳴き声をあげると、周りにいたゴブリンとオークたちはおずおずと遠ざかっていく。
蹴り飛ばされた男は、魔王の側近…竜人族の男に引き摺られてどこかへ消えていった。
「城へ我らを招き入れたのは、己が子を犯すためか」
魔王のセリフ?
あ…、台本にあった。
そうだ。
この男は。
この国の王。
オレの父親。
『父親に犯されかけた』
違う。
ただの設定だ。
オレのじゃない。
『ナディール』の父親。
身体が勝手にガクガク震える。
克服したと思っていたのに。
「お前は私のものだ」
魔王ジーンが、オレの前に…膝をついた。
「私の花嫁」
伸ばされた腕。
いつの間にか泣いていたオレを、
安心する匂いが包み込む。
「はい。僕は、あなたのものです」
このセリフは王子ナディールのもの。
それなのに、口付けを受けたオレは心から笑っていた。
身体を抱き上げられ、玉座へと連れていかれる。
膝の上に乗せられたオレは、慎一郎の腕に支えられ、ちんぽへと下される。
「ぁあ…、」
ほぅっと、息が漏れてしまう。
慎一郎のだ。
安心する。
オレの大好きなちんぽ。
「うれしい」
思わず頬が緩み、目の前にある唇へと口付けていた。
心と連動するようにキュンキュン締めてしまうから、ナカで慎一郎のがさらに大きく育っていくのを感じる。
『はぁ、はぁ、』と荒い息を吐きながら、ちゅ、ちゅ、と唇を合わせることを止められない。
動いてほしい。
座面に膝をつき必死に尻を浮かそうとするけど、がくがく震えて脚に力が入らない。
オレの望みを察した慎一郎が腰を持ち上げて抽挿を始めてくれる。
じゅぷじゅぷ音を立てながら、激しく肉杭を抜き挿しされる度、ごぽりごぽりとオークに出された大量の粘液が掻き出され、その幹を伝うように流れ出す。
「ナカに出して。あなたのものだという証をください」
膝に抱き上げられたナディールは、魔王ジーンを恐れるという設定だったのに、セリフを飛ばしてしまったと気付いたのは、
「くっ、」「あぁぁぁ!!!」
2人同時に放った後のことだった。
◇
新刊は無事に書店へ並ぶことができたらしい。
発売前に出版社から届けられたサンプルを慎一郎と2人で読んだけど、店頭販売していいのかちょっと心配になる内容だったんだ…。R指定的な意味で。
小説の中のオレ…じゃない、ナディールはかなりエグい目に遭わされていたから。
美人な側妃似の末っ子、しかも四男だった王子は、幼いころから王妃に虐げられていた。
しかも家臣や騎士たちから何度も何度も輪姦されるわ、長男と次男、父親からも身体を狙われるわ。モンスターたちの侵攻を受ける前から、ずっと身内から酷い扱いを受けていた。
なんで末っ子の王子が城に残ってたのか疑問だったんだけど、王に命じられていたからだった。
長男は脳筋でモンスターにボコられて死亡してたし、王妃と次男は『民を避難させねば』と言いながら真っ先に逃げ出した。三男だけはナディールに優しかったけど、王の命令で隣国に婿入りさせられていたんだ。
王は正妃に盛られた毒で狂っていたみたい。ナディールを抱きたいからって、モンスターたちに味方して城へ招き入れ、邪魔をする正妃や宰相を国から追い出した後、オークに紛れて機会を狙っていたらしい。
魔王の嫁にされてからも酷かった。正妃が流した情報に踊らされた国民は、魔王と一緒にいるナディールを裏切り者扱いするんだ。本当の裏切り者は王だったのに。
でもナディールは、身を捧げてまで守った国民からバッシングを受けてもめげないし、輪姦されながらもモンスターの性器を観察し、恥ずかしい淫語たっぷりにコメントするという、心が強くて好奇心旺盛かつビッチなキャラクターになっていた…。
しかも『ゴブリンの汚ちんぽ様おいしいれす』とか、『オークのネジネジおちんぽ様きもちいい』とか言わされてた。
「あなたの言葉が採用されましたね」
「え?」
慎一郎? 嘘だ。…え、マジ? オレ、飛んでた時、本当にこんなこと言っちゃってたの? …お前とシてる時もたまに言ってる?
そうか。『おちんぽ様』って『奴隷』にされてた頃さんざん言わされてたんだよな。
ごめんな、ナディール。オレのせいで。
そういえばナディールの父親…王様役の男だけど、人間型のディルドを着ける予定だったのに、生でオレに突っ込もうとしたから慎一郎に思いっきり蹴り飛ばされたそうだ。ゴブリンやオークに犯される姿を見て、魔が差したのだとか。
ちなみに、あの日オレを犯したゴブリン6体とオーク3体のちんぽディルドは、慎一郎のコレクションに加えられているらしい。……薄布の紐パンと一緒に。
しかも、オレの紐パン姿にハマってしまったのだろう。それからは玩具に合わせたエッチな下着を何枚も何枚もプレゼントされることになる。
そんな慎一郎がモデルになった魔王様はというと。
クールな見た目と裏腹に、すっかり溺愛系のヤンデレと化していた。正妃をはじめ、ナディールのことを悪く言った人間は全員、王子に内緒で皆殺しにしてしまうんだ。
最後のページ。
描かれたイラストは、魔王ジーンに抱かれて幸せそうに微笑むナディールの姿だった。
あれから気になって全巻読んでみたけど、『クリ嫁』シリーズには、やっぱり汚くて嫌な人間ばかりが出てくる。
でも何故か、必ず1人だけは優しい人がいて安心するんだ。この巻だと三男かな。兄たちと王の手からナディールを守ってくれたり、隙あらば犯しにくるヤツらから助けてくれたり、魔王の嫁にされた後も隣国から助けに来てくれたりする。
魔王に溺愛されているのを知って、『幸せになるんだよ』って最後に抱きしめるのが泣けるんだ。
でも、本を読んで気付いたことがある。
あのホテルでやり残したことがあったんだ。
それは、王様役の男を引き摺っていった竜人族…魔王の側近のことだ。
慎一郎のことばかり見ていたから、ずっと背後に控えていたらしいその存在に気付いていなかった。
『錨みたいな形のゴツゴツした巨根』。
あの場では見ることができなかったが、作中には竜人族の性器が細かく描写されていた。
人狼族の男との浮気を疑われて魔王と喧嘩したナディールは、お仕置きとしてその凶悪ちんぽに『あんあん』言わされていた。
どうせディルドなんだし、ちょっと竜人族とのプレイも体験してみたかったかも…と思ったのだ。
ところが、本の発売からしばらく。
まるでオレの心を読んだかのように『新商品だよ。2人で楽しんでね』と、黒田会長から荷物が送られてきた。
『竜人族のちんぽディルド』。
ちんぽに被せて使うサックタイプらしい。
手紙によると『面白い細工がしてある』そうだ。
「本当に変わった形だなぁ」
今夜さっそく試してほしくなったオレは、慎一郎の顔を見ながらディックの太い首を抱きしめて、その頬にキスをしてみた。
…どうやら作戦は成功したようだ。
夜を待たずに、これからお仕置きしてもらえるみたい。
べろりべろりと顔を舐めてくれるディックから引き剥がすように手を引かれ、抱き上げられた。
「…覚悟してくださいね」
耳へと囁かれた慎一郎の言葉に思わず笑みを溢してしまうと、その唇はすぐに塞がれることになった。
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