61 / 132
幕間 2
ある加害者(もしくは被害者)のその後 1
しおりを挟む
「紘一!!おかえりなさい!」
「お兄ちゃん、おかえり!」
拘置所を出ると、そこには両親と妹が待ってくれていた。
父さんは何も言わず、ギューッと力いっぱい抱きしめてくれた。
記憶にあるより細く小さくなったその身体は、泣いているのだろう。震えていた。
僕は『不起訴』になった。
何故か間宮は病院からいなくなっていた。
ヤツの太腿をナイフで刺した、事件の夜。
自首したこともあり、僕はそのまま警察に連れて行かれ、事情聴取が始まったのだが…。
『間宮から性暴力を受けていた』と証言し、蹴られてできた腹のアザを見せるため、シャツの裾を捲ろうと椅子から立ち上がった瞬間、ふらついて椅子から転げ落ちてしまった。
最近ずっと腹が痛かった。
だがその瞬間の痛みはあまりにひどくて、意識を失った僕は、すぐに病院へ運び込まれた。
毎日異物を挿入させられ、長期間にわたる荒淫と過剰な内部洗浄によって、僕の腸には酷い炎症が起きていたそうだ。
最後に蹴られたのがトドメになったらしい。
幸いなことに、薬を使い安静にしていれば治るらしく、手術は必要なかった。
僕の身体はヤツの痕跡だらけだった。
複数の打撲痕、精液。
前日の夜に付けられた歯形やキスマーク、プレイと称してキツく拘束された縄の痕が残されていた。
僕が証言した『間宮による性暴力』の証拠として意識を失っている間に裸の身体を撮影され、精液の採取、腸内洗浄が行われたらしい。
治療のため、留置所ではなくそのまま病院で警察から聴取を受けることになった。
ヤツのスマホとクラウド上に保存された数多くの動画、『卑猥な形のナイフ』という証拠品もあり、僕は加害者ではあったが被害者ともみなされた。
間宮が行方不明になったからか、事件がテレビで報じられ騒ぎになったからか、治療が終わっても自宅に帰れず、拘置所に送られた。
検察官による聴取も行われたが、間宮本人が見つからないままヤツの親と示談が成立したらしく『不起訴』となった。
むしろ、僕の方が被害が大きいとして、向こうの親から賠償金が支払われることになっていた。
ただ一つ、不思議なことがあった。
病院にいる時から不起訴になるまで、兼城さんという弁護士さんが側にいてくれたのだが、後日聞くと両親は頼んでいないという。書類上は僕が依頼したことになっているそうだ。
僕が友人になった週刊誌のフリーライターは、約束通り事件を記事にしてくれていた。
掲載された内容は、
僕が大学1年の頃から間宮に性暴力を受け続けた『被害者』で、ヤツから『肉便器』と呼ばれていたこと。
間宮はナイフで刺されても仕方ない自業自得の『加害者』だったということ。
凶器となったナイフの卑猥な形状。それを間宮によって体内に持たされていたこと。
間宮に脅されて同じチームに引っ張られ、事件の夜まで関係を強要されていたこと。
多くの真実と僅かな嘘が混じった、僕に同情的なものだった。
僕以外にもヤツの被害者が複数いたらしく、そのあたりが原因で連れ去られたか、姿を眩ましたのではないかと推測されて記事は締めくくられていた。
『好感度を売りにしてた、しかも日本代表に選ばれそうだった男が大きく転落した方が、記事としてはセンセーショナルで購買意欲をそそるんだよ。しばらくお前も世間に注目されるから気をつけろよ』と言っていた。
工藤選手の名誉を回復するため、大学3年の時に起きた暴力事件の真相にも触れてもらうはずだったが、本人の希望で記事から削除したそうだ。
間宮の家は沈黙している。
行方不明のアイツは『元々いなかったもの』とされているようだった。
間宮家が経営する会社の株価が急落したらしいから、僕と戦うよりも示談で済ませ、『素行の悪い息子の存在をなかったこと』にして、いかに早く事件を沈静化させるかに注力したのだろう。
間宮は、『愛されていない子ども』だったのかもしれない。
僕の両親なら、僕を信じて、最後まで戦ってくれたと思うから。
酷く迷惑をかけたはずなのに、家族は僕を迎えに来てくれた。
それどころか、勾留中ほぼ毎日交代で面会に来てくれた。
面会室で、
『お前はひとりじゃない。…それを二度と忘れるな』
そう言って父さんが涙を流すのを、初めて見た。
僕はその時初めて声を上げて泣いた。
『ごめんなさい』と謝り続ける僕に、
抱きしめようと手を伸ばした父さんは、それを阻んだアクリル板に手のひらを当てた。
僕もそこに手のひらを合わせ、泣き続けた。
『間宮を再起不能にする』
追い詰められていた僕の頭には、それしかなかった。
その結果、僕が大学生の頃から間宮達にされていたことを家族に知られ、酷い迷惑をかけてしまった。
この優しい家族を悲しませたくないからこそ、耐え続けたはずだったのに。
事件のせいで、実家にもマスコミが押し寄せたと聞いた。
父さんは休職し、母さんはパートを辞めたらしい。妹は家を離れているので問題なく大学に通えていると聞いて安心した。
僕が勾留されている間、両親は拘置所近くのウィークリーマンションに住んでいたそうだ。
僕が『不起訴』となり、世間も僕に同情的だから、父さんは無事に復職できそうだと言っている。
週刊誌の記事をおそらく読んだはずだ。
プロバスケ選手として活躍していたはずの息子が、ずっと男達から性暴力を受けていた。
警察から知らされた内容より、赤裸々で過激な内容だっただろう。
酷いショックを与えてしまったと思う。
それでも僕を嫌悪することなく、
両親も、妹も、『ツラかったね』と抱きしめてくれるのだ。
なぜこの温もりを忘れていたんだろう。
もっと早く、打ち明ければよかった。
その時だった。
「久しぶりだな。園田」
父さんの後ろから聞こえた、懐かしい声。
そこには…
うそだ。
「…佐伯先生?」
中学時代の先生。
僕の初恋の人がいた。
実家に帰った僕は、何故か自室で先生と2人きり向き合って座っていた。
部屋に向かう僕達に父さんは何かを言いかけたが、母さんと妹の奏が止めてくれた。
僕の部屋は、大学に進学する時に家を出た日のまま、時を止めたように綺麗に保たれていた。
「…園田。オレはお前に伝えたいことがあるんだ」
正座した先生は、勇気を振り絞るように固く拳を膝の上で握り締め、真剣な顔で僕を見ている。
「オレはお前のことがずっと好きだった。まだ中学生だったお前に欲情した自分から目を逸らしたくて、ちょうど『好きだ』と告白してくれた彼女を利用してしまったんだ…」
嘘だ。
そんな都合の良い言葉が聴けるわけない。
「お前が中学校を卒業してすぐ、その気持ちに気づいた。不誠実な気持ちのまま彼女とは一緒にいられなくて、離婚した」
僕は、本当は刑務所に入れられていて、幻覚を見ているのではないか。
先生が僕の頬に手を伸ばした。
触れる直前で止められた指先。
「好きだ。園田」
僕は思わず、その手に頬を寄せていた。
「……僕も、先生が好きです」
拘置所に入れられた僕は、男による性暴力の被害者でもあったからか、個室が与えられていた。
ベッドと、机と、トイレしかない部屋で、
僕は一番幸せだった頃のことを思い出していた。
中学生のころ、先生と一緒にいた日々を。
あぁ。まだ僕は、彼のことが好きなんだ。
そう気付かされてから、本当にツラかった。
彼は奥さんや子どもに囲まれて幸せに暮らしていると思っていたから。
彼に引き寄せられた身体は、そのままその腕に包み込まれた。
懐かしい匂いに涙が零れた。
「先生、僕もずっと…。あの頃から、ずっと好きでした…」
工藤選手に憧れた時も確かにあった。
それでも、どんな目に遭わされても、これまでずっとバスケを続けてこられたのは、先生との思い出が僕を支えてくれていたからだ。
『がんばったな』
『今のはよかったぞ』
『もう少し腰を落として』
『上手いぞ。あと1本』
先生と別れてから、高校、大学、プロになってからも、彼がくれた言葉が時々頭に浮かんだ。
記憶の中の彼が、僕にアドバイスをくれて、たくさん褒めてくれた。
僕の涙が止まるまで、先生はずっと抱きしめてくれた。
先生と2人、部屋から出ると、
『おめでとう、お兄ちゃん』
と小声で妹が僕に囁いた。
僕の表情と、僕の背中に添えられた彼の手に気づいたのだろう。
奏には当時から僕が先生に恋をしていたことを知られていた。まだ小学生だったのに、彼女は僕より大人だった。
『ありがとう。奏』
囁きを返すと、にこっと微笑んでくれた。
なんと先生は、僕の両親へ先に告白していたらしい。
先生は事件を知って、居ても立っても居られず、両親から話を聴こうと実家へ駆けつけたそうだ。
家を囲むマスコミを掻き分けてまで来てくれたのだと母さんが言っていた。
その時に、
『何故そこまで息子のことを思ってくれるのか』と母が問い、
先生は正直な気持ちを伝えてくれたそうだ。
父さんは先生を殴ったが、妹の奏が…僕のあの頃の気持ちを両親と、先生に話してしまったらしい。
僕のいないところで話が進んでいて、
かなり恥ずかしい…。
家族公認で(父はまだ渋っているが)僕と先生はお付き合いすることになった。
「お兄ちゃん、おかえり!」
拘置所を出ると、そこには両親と妹が待ってくれていた。
父さんは何も言わず、ギューッと力いっぱい抱きしめてくれた。
記憶にあるより細く小さくなったその身体は、泣いているのだろう。震えていた。
僕は『不起訴』になった。
何故か間宮は病院からいなくなっていた。
ヤツの太腿をナイフで刺した、事件の夜。
自首したこともあり、僕はそのまま警察に連れて行かれ、事情聴取が始まったのだが…。
『間宮から性暴力を受けていた』と証言し、蹴られてできた腹のアザを見せるため、シャツの裾を捲ろうと椅子から立ち上がった瞬間、ふらついて椅子から転げ落ちてしまった。
最近ずっと腹が痛かった。
だがその瞬間の痛みはあまりにひどくて、意識を失った僕は、すぐに病院へ運び込まれた。
毎日異物を挿入させられ、長期間にわたる荒淫と過剰な内部洗浄によって、僕の腸には酷い炎症が起きていたそうだ。
最後に蹴られたのがトドメになったらしい。
幸いなことに、薬を使い安静にしていれば治るらしく、手術は必要なかった。
僕の身体はヤツの痕跡だらけだった。
複数の打撲痕、精液。
前日の夜に付けられた歯形やキスマーク、プレイと称してキツく拘束された縄の痕が残されていた。
僕が証言した『間宮による性暴力』の証拠として意識を失っている間に裸の身体を撮影され、精液の採取、腸内洗浄が行われたらしい。
治療のため、留置所ではなくそのまま病院で警察から聴取を受けることになった。
ヤツのスマホとクラウド上に保存された数多くの動画、『卑猥な形のナイフ』という証拠品もあり、僕は加害者ではあったが被害者ともみなされた。
間宮が行方不明になったからか、事件がテレビで報じられ騒ぎになったからか、治療が終わっても自宅に帰れず、拘置所に送られた。
検察官による聴取も行われたが、間宮本人が見つからないままヤツの親と示談が成立したらしく『不起訴』となった。
むしろ、僕の方が被害が大きいとして、向こうの親から賠償金が支払われることになっていた。
ただ一つ、不思議なことがあった。
病院にいる時から不起訴になるまで、兼城さんという弁護士さんが側にいてくれたのだが、後日聞くと両親は頼んでいないという。書類上は僕が依頼したことになっているそうだ。
僕が友人になった週刊誌のフリーライターは、約束通り事件を記事にしてくれていた。
掲載された内容は、
僕が大学1年の頃から間宮に性暴力を受け続けた『被害者』で、ヤツから『肉便器』と呼ばれていたこと。
間宮はナイフで刺されても仕方ない自業自得の『加害者』だったということ。
凶器となったナイフの卑猥な形状。それを間宮によって体内に持たされていたこと。
間宮に脅されて同じチームに引っ張られ、事件の夜まで関係を強要されていたこと。
多くの真実と僅かな嘘が混じった、僕に同情的なものだった。
僕以外にもヤツの被害者が複数いたらしく、そのあたりが原因で連れ去られたか、姿を眩ましたのではないかと推測されて記事は締めくくられていた。
『好感度を売りにしてた、しかも日本代表に選ばれそうだった男が大きく転落した方が、記事としてはセンセーショナルで購買意欲をそそるんだよ。しばらくお前も世間に注目されるから気をつけろよ』と言っていた。
工藤選手の名誉を回復するため、大学3年の時に起きた暴力事件の真相にも触れてもらうはずだったが、本人の希望で記事から削除したそうだ。
間宮の家は沈黙している。
行方不明のアイツは『元々いなかったもの』とされているようだった。
間宮家が経営する会社の株価が急落したらしいから、僕と戦うよりも示談で済ませ、『素行の悪い息子の存在をなかったこと』にして、いかに早く事件を沈静化させるかに注力したのだろう。
間宮は、『愛されていない子ども』だったのかもしれない。
僕の両親なら、僕を信じて、最後まで戦ってくれたと思うから。
酷く迷惑をかけたはずなのに、家族は僕を迎えに来てくれた。
それどころか、勾留中ほぼ毎日交代で面会に来てくれた。
面会室で、
『お前はひとりじゃない。…それを二度と忘れるな』
そう言って父さんが涙を流すのを、初めて見た。
僕はその時初めて声を上げて泣いた。
『ごめんなさい』と謝り続ける僕に、
抱きしめようと手を伸ばした父さんは、それを阻んだアクリル板に手のひらを当てた。
僕もそこに手のひらを合わせ、泣き続けた。
『間宮を再起不能にする』
追い詰められていた僕の頭には、それしかなかった。
その結果、僕が大学生の頃から間宮達にされていたことを家族に知られ、酷い迷惑をかけてしまった。
この優しい家族を悲しませたくないからこそ、耐え続けたはずだったのに。
事件のせいで、実家にもマスコミが押し寄せたと聞いた。
父さんは休職し、母さんはパートを辞めたらしい。妹は家を離れているので問題なく大学に通えていると聞いて安心した。
僕が勾留されている間、両親は拘置所近くのウィークリーマンションに住んでいたそうだ。
僕が『不起訴』となり、世間も僕に同情的だから、父さんは無事に復職できそうだと言っている。
週刊誌の記事をおそらく読んだはずだ。
プロバスケ選手として活躍していたはずの息子が、ずっと男達から性暴力を受けていた。
警察から知らされた内容より、赤裸々で過激な内容だっただろう。
酷いショックを与えてしまったと思う。
それでも僕を嫌悪することなく、
両親も、妹も、『ツラかったね』と抱きしめてくれるのだ。
なぜこの温もりを忘れていたんだろう。
もっと早く、打ち明ければよかった。
その時だった。
「久しぶりだな。園田」
父さんの後ろから聞こえた、懐かしい声。
そこには…
うそだ。
「…佐伯先生?」
中学時代の先生。
僕の初恋の人がいた。
実家に帰った僕は、何故か自室で先生と2人きり向き合って座っていた。
部屋に向かう僕達に父さんは何かを言いかけたが、母さんと妹の奏が止めてくれた。
僕の部屋は、大学に進学する時に家を出た日のまま、時を止めたように綺麗に保たれていた。
「…園田。オレはお前に伝えたいことがあるんだ」
正座した先生は、勇気を振り絞るように固く拳を膝の上で握り締め、真剣な顔で僕を見ている。
「オレはお前のことがずっと好きだった。まだ中学生だったお前に欲情した自分から目を逸らしたくて、ちょうど『好きだ』と告白してくれた彼女を利用してしまったんだ…」
嘘だ。
そんな都合の良い言葉が聴けるわけない。
「お前が中学校を卒業してすぐ、その気持ちに気づいた。不誠実な気持ちのまま彼女とは一緒にいられなくて、離婚した」
僕は、本当は刑務所に入れられていて、幻覚を見ているのではないか。
先生が僕の頬に手を伸ばした。
触れる直前で止められた指先。
「好きだ。園田」
僕は思わず、その手に頬を寄せていた。
「……僕も、先生が好きです」
拘置所に入れられた僕は、男による性暴力の被害者でもあったからか、個室が与えられていた。
ベッドと、机と、トイレしかない部屋で、
僕は一番幸せだった頃のことを思い出していた。
中学生のころ、先生と一緒にいた日々を。
あぁ。まだ僕は、彼のことが好きなんだ。
そう気付かされてから、本当にツラかった。
彼は奥さんや子どもに囲まれて幸せに暮らしていると思っていたから。
彼に引き寄せられた身体は、そのままその腕に包み込まれた。
懐かしい匂いに涙が零れた。
「先生、僕もずっと…。あの頃から、ずっと好きでした…」
工藤選手に憧れた時も確かにあった。
それでも、どんな目に遭わされても、これまでずっとバスケを続けてこられたのは、先生との思い出が僕を支えてくれていたからだ。
『がんばったな』
『今のはよかったぞ』
『もう少し腰を落として』
『上手いぞ。あと1本』
先生と別れてから、高校、大学、プロになってからも、彼がくれた言葉が時々頭に浮かんだ。
記憶の中の彼が、僕にアドバイスをくれて、たくさん褒めてくれた。
僕の涙が止まるまで、先生はずっと抱きしめてくれた。
先生と2人、部屋から出ると、
『おめでとう、お兄ちゃん』
と小声で妹が僕に囁いた。
僕の表情と、僕の背中に添えられた彼の手に気づいたのだろう。
奏には当時から僕が先生に恋をしていたことを知られていた。まだ小学生だったのに、彼女は僕より大人だった。
『ありがとう。奏』
囁きを返すと、にこっと微笑んでくれた。
なんと先生は、僕の両親へ先に告白していたらしい。
先生は事件を知って、居ても立っても居られず、両親から話を聴こうと実家へ駆けつけたそうだ。
家を囲むマスコミを掻き分けてまで来てくれたのだと母さんが言っていた。
その時に、
『何故そこまで息子のことを思ってくれるのか』と母が問い、
先生は正直な気持ちを伝えてくれたそうだ。
父さんは先生を殴ったが、妹の奏が…僕のあの頃の気持ちを両親と、先生に話してしまったらしい。
僕のいないところで話が進んでいて、
かなり恥ずかしい…。
家族公認で(父はまだ渋っているが)僕と先生はお付き合いすることになった。
8
お気に入りに追加
109
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる