痛みと快楽

くろねこや

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本編 1

15-1 ご主人様(2人目)

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次のご主人様は、『クソイベント』の時、綱引きで尻の穴にヤスリみたいな結び目を3つも抜き挿しして、トゲバイブでえぐってきた男だ。

おそらく嫌がったり、痛がったり、苦しんだりする様子を見るのが好きなのだろう。

ひょろっと背が高くて、神経質そうに目を動かす癖がある。


『長期契約の印』として、始めからガンガン腰を打ち付けられた。『福太郎さんの形』になっていたオレのナカがあっという間に改造されてしまう。

感じる場所だけをピンポイントで狙った激しい突きに、オレのちんぽが反応しても、ピチピチの下着は勃起を許さない。


中出しされて荒い息を整えるまで待ってもらえずに、『ご主人様のディルド』を突っ込まれる。

「ぐっ!!、ぁえっ!?」

『それ』は、ちんぽの形をしていなかった。
アナルビーズだ。
『いち、にい、さん、』とカウントされながら挿れられた球は、10個連なっており、根元に行くほど凶悪なサイズをしている。『それ』を休みなく、奥の奥までズッポリと嵌め込まれた。

「ひゅ…」

正常な息ができない。

そのままロックされてしまった。



新しいご主人様は、その鍵を尻ポケットにしまって『楽しみだ』と笑った…。






家にはご主人様の友人だという男達が入れ替わりで毎日やってくる。



部屋には大きな穴があいた壁があった。

低い位置にあるその穴に四つん這いで上半身を通すよう命令される。
腹から下は壁の向こう側に残したまま。
手首を枷で拘束され、身体と壁の隙間をエアクッションで埋められてしまえば、身動きが取れず後ろが全く見えなくなる。

これから何をされるのかわからない恐怖と、ゾクリする奇妙な感覚に襲われる。

漏らすと汚いからと、バケツに繋がったカテーテルを尿道に通され、ピッチリした下着を戻された。下着に小さく空けられていた穴は、この為のものだったのだ。

上半身を預ける台と、足元にクッションマットが用意してあったのは、彼らの僅かな優しさだろうか。
いや、奴隷オモチャで長く遊びたいから、簡単に壊れないようにしているだけだろう。



毎日、あらゆる物を使って尻穴をもてあそばれる。

下半身に与えられる感覚と、聴こえてくる音、男達の言葉が行為の内容を伝えてくる。




冷たくて硬い物を、いくつ入るか、どこまで太い物が入るかと試された。重さとぶつかり合う音からガラス瓶だと分かった。

限界だと脚をばたつかせても、指で穴のフチを伸ばされ、さらに次の大きさの瓶を挿れられてしまう。

最後に挿れられた極太の瓶を引き抜かれ、限界まで伸び拡がり口を開いたその穴に、トクトクと何かの液体が腹いっぱい注がれた。カァッと熱くなったからおそらくアルコールだろう。

『熟成させる』と言う男に太い栓をされて数時間放置された後、そこから瓶に戻させられた生温い液体で男達は乾杯するようだ。ペット用のエサ皿に注がれたその液体に、ご主人様の精液が混ぜられ、濁ってドロドロになった『それ』を舌で舐めて飲むよう命令された。






次の日。

粘度の高い液体をトロトロ注がれ滑りを良くした後、先端がクネクネ動く長いものを入れられる。
カメラがついているらしい『それ』は内視鏡のように動きを操作できるらしく、男達がコントローラーを奪い合ってジャンケンしている。

クネクネしながら奥へ進む『それ』に内壁がゾリゾリ擦られる度、曲がり角に当たる度、腸が引き伸ばされる激痛で身体がガクガク震え跳ねる様を笑われた。

『汚い下水管を掃除』してやっているのだと言われ、なんども『ありがとうございます、ご主人様』と言わされる。声を出すと腹の痛みが増し、冷や汗が止まらない。






また次の日。

棒状の冷たくプルンとした何かを、結腸まで押し込まれた後、それが『餌』だったのか、ぬるぬるヌメヌメした長く太い生き物にヌーっと深くまで侵入はいり込まれた。

2日間もの時間を使って、横幅も奥行きもたっぷりと開発されたせいで、信じられないほど腹の奥まで『それ』の存在を感じる。

長い『それ』が体を激しく回転させながらウネウネビチビチと腹の中で暴れ回る。

それでも体内に入りきらない部分が、尻の谷間や股にヌルヌルペタリと絡みつく。


餌を食べ尽くしたのか弱ったのか『それ』が動かなくなると、男達がズルリと引き摺り出そうとする。『それ』は逆らうようにまた酷く暴れて奥に潜ってくる。

弱った『それ』が完全に動かなくなると、引き抜いて空いた穴に、また新しく元気な『それ』を入れられる。


2番目の『それ』は異常に太く、暴れる力も先ほどの比ではなかった。

人間や機械にはない、予測できない動き。
おぞましく気持ち悪いはずなのに、快感で思わず尻が動き脚がぴんと伸びてしまう。

『それ』に腹の奥を犯されてアヘる顔をあざけり笑われながら、それは何度も何度も繰り返し続けられた。
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